星の道しるべ――美濃焼き星座プレートと星座石

旅人と星座

太古のむかしからポリネシアの人びとに伝わるスターナビゲーションとよばれる星の航海術があるのをご存じでしょうか。

1976年、古代のカヌーを再現したホクレア号が、風や星空をたよりにハワイからタヒチまでの5000キロの航海に成功しました。この実験によって、古代ポリネシア人が自分たちの意思で太平洋を移動していたということが科学的に立証されたのです。

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それまでの間、太平洋の島の人びとがどこからどうやって移り住んでいったのかナゾに包まれていました。ホクレア号の成功は、「漂流の民」と揶揄されていたハワイの人たちに大きな自信をもたらしたのです。
記録によると、紀元前950年ごろにはもうすでにいまのポリネシア地域に人びとが住んでいたと考えられています。

現代のように特別な道具などなかった古代人たちは、スターナビゲーションという自然の道具を使って広い大海原を旅していたのです。

星座のはじまり

星座が古代の人びとの航海を応援したように、世界中の文明もまた星座の助けを借りながら発展してきました。
星座のはじまりには諸説ありますが、いまから約5,000年前にシュメール人やアガット人たちがつくり始めたと言われています。

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ネムルト山(トルコ東部の山。コンマゲネ王国の王アンティオコス1世が紀元前62年に建てた、王自身の座像を含む8~9メートルの巨大像が並ぶ。)

彼らの築いたメソポタミア文明は、ちょうどいまのイラクにあたる地域で発達しました。
農耕民族だった彼らは、農業をおこなうために星を観察し季節を知ることが必要だったため、よく星を眺めていたようです。とても高度な文明を築いていた彼らですが、夜空の星のことを「ひつじの群れ」にたとえていました。

こうした言い伝えが残っていることを知ると、5,000年も前の人たちが身近に感じられて不思議ですよね。
その後、ギリシャのロマンチックな神話と結びつくことで私たちになじみの深いギリシャ星座として定着しました。

星座はもともと空の位置をしめす目印としての役割があります。
昔は大まかな目印でよかった星座は、天文学の進化とともに世界で統一して使うことが必要になってきました。いまでは88星座の星は境界ごとに分けられ、その境界のなかの星の一つひとつが文字や番号で管理されています。

黄道12星座と星占い

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オリオン座やはくちょう座など、空を見上げればたくさんの星座があるのに、なぜ一年の星座は12に限られているのか不思議に思ったことはありませんか。
じつは太陽が1年をかけて動くときにこの12の星座を巡っているからなのです。
黄道とは太陽の通り道のことですので、12の星座を少しかっこよくいうと「黄道12星座」といいます。

黄道12星座は、メソポタミアの神官が使っていたものがベースになっています。
それがあらゆる時代の天文学者や星占術師たちの手により改良されていまのかたちになりました。

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ところで、こうした歴史に天文学者たちが登場するのはなぜでしょうか。

それは星で吉凶をよむ占星術が自然科学というれっきとした学問だったからです。
おもに国家の運命や種まきの時期などを知るために利用されていましたが、個人のための星占いが登場するのはそれよりずっと後になってからです。

私たちがよく知っている星占いが、黄道12星座と太陽をもとに占われていることがお分かりになりましたか。

星座石ってどんなもの?

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日本ではポピュラーな誕生石のほかに、占星術で使われている星座石というものがあります。古代の人々は、星座に植物や人、鉱物、時間など、自然のサイクルのなかに共鳴するものをあてはめました。
星座石はそれぞれの星座とそれにふさわしい特徴の鉱物を結びつけたものです。

その選定方法ですが、この12の石は占星術師たちが体験をもとに選んだといわれています。星座石はその星座の人を幸せに導くためのサポート役として選ばれた特別な守護石なのです。
キリスト教の司祭たちがそれぞれ自分に合った宝石を身につけているということは「聖書」にも出てきます。

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日ごろから石を身につけていたメソポタミアの神官や聖書の司祭たちは、石の持つ力を知っていて、密かにその恩恵にあずかっていたのかもしれません。

星座プレートと星座石の選び方、使い方

私たちの気分が一定ではないように、運気にも揺らぎがあります。
好調なときに選ぶものと、そうでないときに選ぶものとではおのずと違ってくるのは当然なのです。

すべてに必ずこうでなければいけないというきまりはありません。
むしろ、なんとなく「好き」「気になる」のほうを大事にするほうが違和感なくつき合えるはずです。

まずはこのステップを満たしてから次の選択方法に進んでみましょう。

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➀ 自分の星座

オーソドックスな選び方ですが、それだけに安心して決められますね。
自分の欠点を補いたいときは迷わずおススメする方法です。
これだけでも十分にパワーバランスがとれますよ。

② 好きな人の星座、相性がいい星座(絆を深める・運気アップ)

好きな人がどんな人か知るために相手の星座のものを持つのはいい方法です。
ただし、持っていることが新鮮(プラス)と感じるのか、違和感(マイナス)として感じるのか、そっと問うてみてください。

星座石が感覚にうったえかけて教えてくれますよ。
では、好きな人の星座を持っていて違和感があるときはどうしたらいいでしょう。

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違和感のメッセージには2つあって、ひとつは「分かり合えない相手」ということ。
もうひとつは「ほかにぴったりな人があらわれる」ということです。

好きな人に関するものになぜ違和感を持つのかということにまずは疑問を持ってほしいと思います。
恋愛はおたがいの気持ちが一つになって成就するものです。
これらのメッセージをぜひ前向きにとらえてくださいね。

それから、相性がいいはずの星座に違和感を持つときは、ほかに運の流れをよくする星座があるはずですので、ぜひ先にお話ししたなんとなくの感覚にしたがって選んでみてください。
また、パートナーとの絆を深めたいときは、その星座のものを大切にあつかってくださいね。

③ 理想の星座(なりたい自分になる)

「こうなりたい」という目標があるなら身近に置く、持つことを心がけてみましょう。
人間はなじむと共鳴するという性質を持っています。
石の性質は変わることはありませんが理想に近づきたい人をサポートしてくますよ。

④ 大切な人に贈るギフト

大切な人が目標を持って頑張っているならそれを応援したいですよね。
夢を後押しするギフトをいただいたらどんな人でも嬉しいのではないでしょうか。
プレートは大切な人の星座にして間違いないですが、星座石は取り入れたい効果が喜ばれそうです。

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個人的に、ギフトはなにも行事マナーや特別なときだけじゃなくてもいいと思います。

しばらくスランプぎみで心配だった友人に贈ったところ泣いて喜んでくれたことがあります。もし自分自身が本当にまいってしまったときにふいに贈られたら嬉しいと思います。
物の行き交いというより、「気にかけてくれている」という気持ちをいただいた気分になるからです。

美濃焼きについて

美濃焼きは岐阜県の東部で作られる焼き物のことをいいます。(多治見・土岐・瑞浪・可児)

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織部 蓋物  約20cm, 東京国立博物館 東京

どんな焼き物なのか知らなくても、その名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

美濃焼きは1,300年以上の長い歴史を持ち日本の三大陶磁器のひとつといわれています。平安時代にはすでに完成された焼き物になっていましたが、さらに茶の湯の流行によってピークに達しました。

ところが、明治にはついにその勢いをなくしてしまいます。
たまたま発見された古い陶器のかけらから信長の時代の器を再現したことで美濃焼は再び息を吹き返しました。

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伝統的なものからカジュアルなものまでバリエーションが豊富で、全国シェアの50%以上を占めています。つねに時代に合った質感やデザインで生産されているため、私たちの生活にもなじみやすいところが魅力です。

美濃焼き星座プレートは食器と同じように作られていますので食品を入れても安心して使えますよ。

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個人的には小さな焼き菓子をのせてティータイムに使ったり、ストーンチップを敷いていつも使うリングを入れたりと日常的に使いたいです。
また、美濃焼プレートの夜空色がゴールドなど星を連想させるカラーに映えるので、陶器にピカピカの五円玉をのせて玄関に置く運気アップのおまじないに使うのもよさそうです。

ときどき思い出したように夜空を見上げると、いつもと変わらない星たちがまたたいています。
星のことを少し知るだけで、いままでとは違った見方ができるのではないでしょうか。

私たちは地球という船にのって宇宙を巡っている旅人のようなものです。
石に親しみを覚えたり、果てしない夜空に恐れやいいようのないなつかしさを感じてしまうのは、はるか昔の人たちの記憶が私たちのDNAに深く刻まれているからかもしれません。

古代の人びとが星の導きで海をひらき、ハワイの人たちがスターナビゲーションで再び自信をとりもどせたように、判断にまよったときは夜空を仰いでみてください。きっとよいかじ取りに協力してくれるはずです。
いつもの暮らしのなかで星座と天然の石たちが奏でるしらべをぜひ楽しんでみてください。

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