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「日本のいいところといえば?」 こう聞かれたとき、あなたなら何と答えますか?
いくつも思い浮かぶものの、なかなか「これ!」と言い切るってむずかしいですよね。 観光地などによくある「FUJIYAMA」「NINJA・SAMURAI」「SUSHI」などといった海外から見たザ・日本のイメージに寄せられてしまうなんてこともありそうですが、実際外国人は日本のどこに魅力を感じているのでしょうか。 様々な観点から考察していきましょう。
2016年のリオオリンピック閉会式でアニメやキャラクターの映像が流れ、安倍元総理がマリオの格好をして登場しましたが、「次のオリンピックは日本で開催する」と印象付けるのにこれ以上ない演出だったと世界中で称賛されました。
ご存知の通り、実際に日本のアニメや漫画は海外での認知度が高く、現在は「ONE PIECE、ドラゴンボール、NARUTO、鬼滅の刃、進撃の巨人、セーラームーン」などのアニメが人気だそう。 中でもセーラームーンは日本アニメブームの火つけ役とも言われていて、未だに根強い人気を博しており、「セーラームーンのコスプレをしてコミケ(コミックマーケット)に参加するために日本に来た」なんて人も少なくないんだとか。
アニメでも人気のポケットモンスターは、2016年にアプリゲーム「ポケモンGO」をリリース。モバイルゲームとして下記の5項目で世界一位を記録し、ギネス世界記録に認定されました。
①配信から最初の1カ月のダウンロード数が最多 ②売上高1億ドル達成が過去最速 ③最初の1カ月の売上高が最高 ④最初の1カ月間の売上高で同時にトップを獲得した国・地域の数が最多 ⑤最初の1カ月間でダウンロード人気ランキングで同時にトップを獲得した国・地域の数が最多
リリースから5年で50億ドル(2016~2021年の為替レートを平均して109円とすると5400億円!!)を売り上げ、内36.6%でトップとなった国は日本ではなくアメリカだというから驚きです。
アニメーションやイラストレーションは日本が世界に誇るコンテンツであることは紛れもない事実であり誇らしいのですが、「日本のいいところ=アニメ・漫画・ゲーム」というと、なんか、うーん、、、、と思ってしまうのは私だけ?
日本は本当に治安がいいというのもよく聞く言葉ですね。 しかしながらその治安の良さによって、私たちが当たり前に思っていることも外国人からみるとびっくりすることが多いのだそう。
「子供がひとりで歩いて(通学して)いる!」
「電車やバスなどの車内で寝ている!」
「ズボンの後ろポケットに財布を入れている!」
「飲食店の座席に荷物を置いたまま席を立っている!」
「店の外に商品を出している!」
など、言われてみると、まぁ確かに。。。と思いますが、日本人の私たちからすると結構普通の光景ですよね。 ただ、海外旅行に行ったら財布をカバンに入れるとか、荷物を肌身離さないとかは当たり前にするので、そういうことなんでしょうね。
「世界で最も平和な国」と言われたりもする日本ですが、オーストラリアのシドニーに本社を置く経済平和研究所(IEP)が2008年から毎年発表している世界平和度指数(GPI) の2022年度ランキングで、日本は10位という結果でした。
日本は13年間、世界平和度指数の上位10カ国に入っており、犯罪率の低さ、国内紛争、政治的恐怖などで常に高い評価を受けています。 10位でも高いのかもしれませんが、思ったより低いと感じませんでしたか?
その理由として、日本と近隣諸国との関係の悪化や、自衛隊の規模・力の増大が懸念されているということです。査定基準が秩序や安寧だけではないので何とも言えませんが、世界から高い評価を受けているのは間違いありませんね。
そういった背景から、外国人観光客も安心して日本に訪れることができているのではないでしょうか。
それらの反応の中でも特に印象的だったのが、
「自動販売機だらけじゃないか!!」
??? どういうこと?
実は、海外では窃盗被害などが懸念されるため自動販売機の設置台数が日本と比べてかなり少ないんです。 厳密に言うと、アメリカの普及台数は日本を上回っていますが、アメリカの国土面積が日本の26倍ということを考えれば、目にする回数としては日本の方が多いのでしょうね。
私たち日本人からすれば普通の光景ですが、同じ自販機に冷たい飲み物と温かい飲み物が同時に販売されていることも驚かれるようですよ。 自販機の前で記念撮影する外国人観光客が多いという事実の方が私にとってはびっくりですが。。。
日本でも海外でも貴重品を落としてしまった時の絶望感は同じですが、その後手元に戻ってくる確率は日本の方が高いというのはよく聞くエピソード。日本の治安の良さに慣れている私たちからしても、「本当に治安が良いな!」と実感できる代表的な例です。
なぜ手元にしっかりと戻ってくるのかというと、落とし物を見つけた人が警察にきちんと届けてくれるから。この当たり前の行動が、治安の良さに繋がっているんですね。
日本を訪れる一番の目的を訪ねると「食」と答える外国人観光客が圧倒的に多いでそうです。 2013年にはユネスコ無形文化遺産に「和食(washoku)」が登録されましたが、うどんやラーメンなどの日系大手チェーン店が海外に続々と出店したり、日本の漫画や映画を通じてさまざまな日本の食文化が広く知られるようになったりと、外国人にも日本食はますますなじみ深いものになっています。
ではその「食」の中で、いったい何が人気なんでしょうか。
日本食と言ったらSUSHI!もっともポピュラーで不動の人気です!
生で食べるということに最初は抵抗を持つものの、その美味しさに魅了される方が多いようです。 近年では「リーズナブルな金額で寿司が食べれる!」ということで回転ずし店が大人気!注文はタッチパネルのお店が多いため、言葉にも困らずリラックスしながらお寿司を楽しめるのがウケているのかもしれませんね。
いまやWAGYUとして海外でも大人気となっている和牛。 海外では「肉と言えば赤身」が一般的である為、脂身ばかりの肉のなにがいいのかとの意見も多いようですが、そこは日本が世界に誇るWAGYU、
「こんな肉食べたことがない!歯が要らないじゃないか!」 「肉のバターだ!」
と、一度食べたら病みつきになってしまう方が続出しているようです。 ただ、「高級すぎて食べられない」という声も多くありました。 そりゃそうですよね、国内でも高いですからね。。。
独自の進化を遂げている日本のラーメン。 しょうゆ、味噌、塩、とんこつとスープの味だけでなく、家系、二郎系などといったラーメン店独自の系統まで、その種類はどんどん増えていってます。
観光庁の「もっとも満足した飲食」アンケートで1位を獲得する年もあるなど、外国人のラーメン人気も増しています。 なかでもとんこつベースのスープが好まれる傾向にあるんだとか。 塩のさっぱり感やしょうゆ・味噌の日本風な味よりもコッテリした味わいが好まれるようですね。
中でも興味深ったのは、特定の料理ではなく「居酒屋に行きたい!」「居酒屋は最高だった!」という声も多かったこと。
それらの声をまとめると、 「1つのお店で和洋中なんでも食べれて、酒まで飲めるうえにボタンを押すだけで店員が来てくれてしかも何度呼んでも嫌な顔一つしないんだ!呼ばなくてもタッチパネルで注文して席まで持ってきて来てくれる店もある!それにチップも要らないなんて、本当にクレイジーだぜ!」 とのこと。
治安の話同様に、私たちにとって当たり前なんですが、言われてみると確かに素晴らしいサービスですよね。
日本に訪れた明確な目的とは別に、思わぬところで日本の良さを感じていることもあります。
「日本にはゴミが落ちていないんだ!」
「路上で喫煙している人がいなかった!」
「日本では外履きと上履きがあるんだ!しかもトイレではまた別のスリッパを履くんだぜ!常に清潔な状態を保っているんだ!」
「あんなにトイレがきれいな国はないよ。オレの部屋よりきれいだったさ(笑)」
「日本でサッカーの観戦した後、周りの日本人がゴミを片付けていたんだ。応援していたチームが負けてもだぜ?アンビリーバブルな光景だったね」
「日本の学校は教室を生徒が掃除するんだろ?常に清潔にすることが学習に組み込まれているから日本は綺麗なんだよ」
思わずツッコミたくなる意見も含まれていますが、日本を訪れた際の印象として「綺麗・清潔だった」という声が非常に多いんです。
特にトイレに対するコメントが目立ったのですが、日本に来て温水洗浄便座(ウォシュレットやシャワートイレ)を体験したら、もうそれなしではいられなくなり、滞在中に家電用品店で便座を買って帰る方もいるそうです。 自宅に設置できるんでしょうかね(笑)
景色や景観に対してはもちろん、街や施設まで綺麗と感じてもらえることは嬉しく思いますね。
「ポップカルチャー」「治安」「食」「清潔さ」に対する外国人の声を紹介しましたが、本当に書ききれないほど多くの側面で日本の魅力を感じてもらっていました。
例えば、
「電車やバスが時刻通りに来るし、車内がとても静かで驚いたよ」
「たった5分の電車遅延でホームの電光掲示板に“5分遅れ”と表示され、駅員が謝罪のアナウンスをするんだ。自国ではいつ来るのかもわからないよ(笑)」
「何も買っていないのに店員に“ありがとうございます”といわれた」
「落し物が返ってきた。そんなこと自国では考えられない」
「買い物をしてお釣りをもらうとき、財布にしまいやすいようにお札と小銭を別々に渡してくれたんだ」
「食べる前に“いただきます“、食べ終わった後に”ごちそうさま“と言うんだ」
「車が来ていないのに赤信号だと横断しないんだ」
「飲食店の前に“食品サンプル”というものがあって、どんな料理なのかを一目で分からせてくれるんだ」
「買い物をした際に、紙袋にビニールのカバーをかけてくれた。その時雨が降っていたから中身が濡れないようにって。紙袋の上にだぜ?」
「チップを置いて店を出たら、店員が店の外まで走って追いかけてきたんだ。“忘れ物”ですって。チップでなかったとしても私ならラッキーだと思っていただくわ(笑)素晴らしい行いよ」
これらを見ると、外国人は、日本人の礼儀正しさ、几帳面さ、勤勉さといった日本人の性質や習慣に対して驚き、それを称されているとも受け取れます。 そして今回紹介した内容と通ずる部分があると感じませんか?
モラルやマナー、道徳心が治安を守り、鮮度や品質の管理技術、それを維持できる流通の速さや精度を向上させる勤勉さが生食を可能にし、モラル・マナーに加え、もてなし精神やサービス精神が清潔さを維持させている。 それを意図的にではなくとも、そういった性質や習慣が作品内で表現され、異なる文化への憧れや物珍しさがポップカルチャーの支持を得ている。
すなわち、日本人の生活習慣そのものが日本の魅力と言えるのはないか。 調べ進めていくことで私はそう感じました。
なんだか壮大な話になってしまいましたが、、、 今回は日本のいいところとは何かを掘り下げてみました。
お題が「日本のいいところ」でしたが、日本国、日本人ならではの問題点も少なからずあるでしょう。ただ、それを踏まえても「やっぱり日本っていいな♪」と思えました。
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「日本のいいところといえば?」
こう聞かれたとき、あなたなら何と答えますか?
いくつも思い浮かぶものの、なかなか「これ!」と言い切るってむずかしいですよね。
観光地などによくある「FUJIYAMA」「NINJA・SAMURAI」「SUSHI」などといった海外から見たザ・日本のイメージに寄せられてしまうなんてこともありそうですが、実際外国人は日本のどこに魅力を感じているのでしょうか。
様々な観点から考察していきましょう。
目次
日本のいいところといえば、やっぱり漫画やアニメ?
2016年のリオオリンピック閉会式でアニメやキャラクターの映像が流れ、安倍元総理がマリオの格好をして登場しましたが、「次のオリンピックは日本で開催する」と印象付けるのにこれ以上ない演出だったと世界中で称賛されました。
ご存知の通り、実際に日本のアニメや漫画は海外での認知度が高く、現在は「ONE PIECE、ドラゴンボール、NARUTO、鬼滅の刃、進撃の巨人、セーラームーン」などのアニメが人気だそう。
中でもセーラームーンは日本アニメブームの火つけ役とも言われていて、未だに根強い人気を博しており、「セーラームーンのコスプレをしてコミケ(コミックマーケット)に参加するために日本に来た」なんて人も少なくないんだとか。
ポケットモンスターは世界でも大人気
アニメでも人気のポケットモンスターは、2016年にアプリゲーム「ポケモンGO」をリリース。モバイルゲームとして下記の5項目で世界一位を記録し、ギネス世界記録に認定されました。
①配信から最初の1カ月のダウンロード数が最多
②売上高1億ドル達成が過去最速
③最初の1カ月の売上高が最高
④最初の1カ月間の売上高で同時にトップを獲得した国・地域の数が最多
⑤最初の1カ月間でダウンロード人気ランキングで同時にトップを獲得した国・地域の数が最多
リリースから5年で50億ドル(2016~2021年の為替レートを平均して109円とすると5400億円!!)を売り上げ、内36.6%でトップとなった国は日本ではなくアメリカだというから驚きです。
アニメーションやイラストレーションは日本が世界に誇るコンテンツであることは紛れもない事実であり誇らしいのですが、「日本のいいところ=アニメ・漫画・ゲーム」というと、なんか、うーん、、、、と思ってしまうのは私だけ?
世界平和度指数ランキング上位の常連!治安の良さが最大の魅力!?
日本は本当に治安がいいというのもよく聞く言葉ですね。
しかしながらその治安の良さによって、私たちが当たり前に思っていることも外国人からみるとびっくりすることが多いのだそう。
日本人からしたら当たり前の光景が海外では驚かれる
「子供がひとりで歩いて(通学して)いる!」
「電車やバスなどの車内で寝ている!」
「ズボンの後ろポケットに財布を入れている!」
「飲食店の座席に荷物を置いたまま席を立っている!」
「店の外に商品を出している!」
など、言われてみると、まぁ確かに。。。と思いますが、日本人の私たちからすると結構普通の光景ですよね。
ただ、海外旅行に行ったら財布をカバンに入れるとか、荷物を肌身離さないとかは当たり前にするので、そういうことなんでしょうね。
「世界で最も平和な国」と言われたりもする日本ですが、オーストラリアのシドニーに本社を置く経済平和研究所(IEP)が2008年から毎年発表している世界平和度指数(GPI) の2022年度ランキングで、日本は10位という結果でした。
日本は13年間、世界平和度指数の上位10カ国に入っており、犯罪率の低さ、国内紛争、政治的恐怖などで常に高い評価を受けています。
10位でも高いのかもしれませんが、思ったより低いと感じませんでしたか?
その理由として、日本と近隣諸国との関係の悪化や、自衛隊の規模・力の増大が懸念されているということです。査定基準が秩序や安寧だけではないので何とも言えませんが、世界から高い評価を受けているのは間違いありませんね。
そういった背景から、外国人観光客も安心して日本に訪れることができているのではないでしょうか。
海外の人にとって、自動販売機は観光スポット?
それらの反応の中でも特に印象的だったのが、
「自動販売機だらけじゃないか!!」
???
どういうこと?
実は、海外では窃盗被害などが懸念されるため自動販売機の設置台数が日本と比べてかなり少ないんです。
厳密に言うと、アメリカの普及台数は日本を上回っていますが、アメリカの国土面積が日本の26倍ということを考えれば、目にする回数としては日本の方が多いのでしょうね。
私たち日本人からすれば普通の光景ですが、同じ自販機に冷たい飲み物と温かい飲み物が同時に販売されていることも驚かれるようですよ。
自販機の前で記念撮影する外国人観光客が多いという事実の方が私にとってはびっくりですが。。。
落とし物・忘れ物をしても、日本なら自分の手元に戻ってくる!
日本でも海外でも貴重品を落としてしまった時の絶望感は同じですが、その後手元に戻ってくる確率は日本の方が高いというのはよく聞くエピソード。日本の治安の良さに慣れている私たちからしても、「本当に治安が良いな!」と実感できる代表的な例です。
なぜ手元にしっかりと戻ってくるのかというと、落とし物を見つけた人が警察にきちんと届けてくれるから。この当たり前の行動が、治安の良さに繋がっているんですね。
美食大国!?世界に誇る日本の食文化
日本を訪れる一番の目的を訪ねると「食」と答える外国人観光客が圧倒的に多いでそうです。
2013年にはユネスコ無形文化遺産に「和食(washoku)」が登録されましたが、うどんやラーメンなどの日系大手チェーン店が海外に続々と出店したり、日本の漫画や映画を通じてさまざまな日本の食文化が広く知られるようになったりと、外国人にも日本食はますますなじみ深いものになっています。
ではその「食」の中で、いったい何が人気なんでしょうか。
海外の人が好む日本食3選
①不動の人気を誇る「寿司」
日本食と言ったらSUSHI!もっともポピュラーで不動の人気です!
生で食べるということに最初は抵抗を持つものの、その美味しさに魅了される方が多いようです。
近年では「リーズナブルな金額で寿司が食べれる!」ということで回転ずし店が大人気!注文はタッチパネルのお店が多いため、言葉にも困らずリラックスしながらお寿司を楽しめるのがウケているのかもしれませんね。
②一度食べたら病みつきになる「和牛」
いまやWAGYUとして海外でも大人気となっている和牛。
海外では「肉と言えば赤身」が一般的である為、脂身ばかりの肉のなにがいいのかとの意見も多いようですが、そこは日本が世界に誇るWAGYU、
「こんな肉食べたことがない!歯が要らないじゃないか!」
「肉のバターだ!」
と、一度食べたら病みつきになってしまう方が続出しているようです。
ただ、「高級すぎて食べられない」という声も多くありました。
そりゃそうですよね、国内でも高いですからね。。。
③これを目当てに来る人も!?「ラーメン」
独自の進化を遂げている日本のラーメン。
しょうゆ、味噌、塩、とんこつとスープの味だけでなく、家系、二郎系などといったラーメン店独自の系統まで、その種類はどんどん増えていってます。
観光庁の「もっとも満足した飲食」アンケートで1位を獲得する年もあるなど、外国人のラーメン人気も増しています。
なかでもとんこつベースのスープが好まれる傾向にあるんだとか。
塩のさっぱり感やしょうゆ・味噌の日本風な味よりもコッテリした味わいが好まれるようですね。
日本食とは少し違うけど...「居酒屋」も大人気!
中でも興味深ったのは、特定の料理ではなく「居酒屋に行きたい!」「居酒屋は最高だった!」という声も多かったこと。
それらの声をまとめると、
「1つのお店で和洋中なんでも食べれて、酒まで飲めるうえにボタンを押すだけで店員が来てくれてしかも何度呼んでも嫌な顔一つしないんだ!呼ばなくてもタッチパネルで注文して席まで持ってきて来てくれる店もある!それにチップも要らないなんて、本当にクレイジーだぜ!」
とのこと。
治安の話同様に、私たちにとって当たり前なんですが、言われてみると確かに素晴らしいサービスですよね。
日本にはゴミが落ちていない!?
日本に訪れた明確な目的とは別に、思わぬところで日本の良さを感じていることもあります。
「日本にはゴミが落ちていないんだ!」
「路上で喫煙している人がいなかった!」
「日本では外履きと上履きがあるんだ!しかもトイレではまた別のスリッパを履くんだぜ!常に清潔な状態を保っているんだ!」
「あんなにトイレがきれいな国はないよ。オレの部屋よりきれいだったさ(笑)」
「日本でサッカーの観戦した後、周りの日本人がゴミを片付けていたんだ。応援していたチームが負けてもだぜ?アンビリーバブルな光景だったね」
「日本の学校は教室を生徒が掃除するんだろ?常に清潔にすることが学習に組み込まれているから日本は綺麗なんだよ」
思わずツッコミたくなる意見も含まれていますが、日本を訪れた際の印象として「綺麗・清潔だった」という声が非常に多いんです。
特にトイレに対するコメントが目立ったのですが、日本に来て温水洗浄便座(ウォシュレットやシャワートイレ)を体験したら、もうそれなしではいられなくなり、滞在中に家電用品店で便座を買って帰る方もいるそうです。
自宅に設置できるんでしょうかね(笑)
景色や景観に対してはもちろん、街や施設まで綺麗と感じてもらえることは嬉しく思いますね。
結局何が魅力なの?
「ポップカルチャー」「治安」「食」「清潔さ」に対する外国人の声を紹介しましたが、本当に書ききれないほど多くの側面で日本の魅力を感じてもらっていました。
例えば、
「電車やバスが時刻通りに来るし、車内がとても静かで驚いたよ」
「たった5分の電車遅延でホームの電光掲示板に“5分遅れ”と表示され、駅員が謝罪のアナウンスをするんだ。自国ではいつ来るのかもわからないよ(笑)」
「何も買っていないのに店員に“ありがとうございます”といわれた」
「落し物が返ってきた。そんなこと自国では考えられない」
「買い物をしてお釣りをもらうとき、財布にしまいやすいようにお札と小銭を別々に渡してくれたんだ」
「食べる前に“いただきます“、食べ終わった後に”ごちそうさま“と言うんだ」
「車が来ていないのに赤信号だと横断しないんだ」
「飲食店の前に“食品サンプル”というものがあって、どんな料理なのかを一目で分からせてくれるんだ」
「買い物をした際に、紙袋にビニールのカバーをかけてくれた。その時雨が降っていたから中身が濡れないようにって。紙袋の上にだぜ?」
「チップを置いて店を出たら、店員が店の外まで走って追いかけてきたんだ。“忘れ物”ですって。チップでなかったとしても私ならラッキーだと思っていただくわ(笑)素晴らしい行いよ」
これらを見ると、外国人は、日本人の礼儀正しさ、几帳面さ、勤勉さといった日本人の性質や習慣に対して驚き、それを称されているとも受け取れます。
そして今回紹介した内容と通ずる部分があると感じませんか?
日本人の生活習慣そのものが日本の魅力
モラルやマナー、道徳心が治安を守り、鮮度や品質の管理技術、それを維持できる流通の速さや精度を向上させる勤勉さが生食を可能にし、モラル・マナーに加え、もてなし精神やサービス精神が清潔さを維持させている。
それを意図的にではなくとも、そういった性質や習慣が作品内で表現され、異なる文化への憧れや物珍しさがポップカルチャーの支持を得ている。
すなわち、日本人の生活習慣そのものが日本の魅力と言えるのはないか。
調べ進めていくことで私はそう感じました。
なんだか壮大な話になってしまいましたが、、、
今回は日本のいいところとは何かを掘り下げてみました。
お題が「日本のいいところ」でしたが、日本国、日本人ならではの問題点も少なからずあるでしょう。ただ、それを踏まえても「やっぱり日本っていいな♪」と思えました。
この記事が好きなあなたにおすすめ!
デニムが生まれたのはいつ?どこで?デニムの歴史を辿ってみた!
日本の文化が興味があるあなたにおすすめ!
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