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南米料理と言うと、ブラジルの「シュラスコ」やペルーの「セビーチェ」など、日本でも人気の高い美味しい料理が沢山あります。ですが、同じ南米料理でもボリビアの料理はあまり一般的に知られていません。
今回は、あまりポピュラーではないボリビア料理について深掘りしていきます!
南米に位置するボリビアは、世界最貧国とされている国の一つ。ですがウユニ塩湖をはじめとした観光スポットも多い、伝統文化を大切に残している国です。
200年ほど前はペルーと同じ国とされていましたが、戦争などの影響で国境線が変わっていき、現在は海に面さない内陸国となりました。 その背景があるからか、ボリビア料理は同じ南米のペルー料理とよく似ています。
とはいえ、地域によってそれぞれ特徴があるので、大きく分けて3つの地域と料理の特徴をご紹介します。
標高3,000mに位置する首都ラパスのあるアンデス山脈地域です。 ボリビア人の約半数がこの地域に住んでいると言われています。
「最も天国に近い場所」として紹介されることの多いウユニ塩湖もこの地域にあるんですよ。寒い地域なので、お肉や芋を煮込んだ温かい料理が特徴的です。
国土の6割を占めるオリエンテと呼ばれる地域です。 周りに海がないボリビアですが、この地域では「トゥルーチャ」や「ぺへレイ」といった、日本でいうマスやイワシのような川魚がよく食べられます。
ボリビアで最も豊かな生態系が広がる、比較的暖かい地域です。 素材の味を活かすような肉や野菜を使ったシンプルな料理や、バナナやマンゴーも好んで食べられています。
ボリビアの主食では、お米やトウモロコシも良く食べられますが、その中でも特に食べられているのがお芋! なん十種類もの品種があると言われていて、日常的によく食べられています。
煮込んだり蒸かしたり、お芋の調理法は様々ですが、特にフライドポテト(パパス・フリータス)は人気が高いようで、ボリビア料理ではよく登場するんですよ!
llajua(ヤファ、リャファ)と呼ばれる、唐辛子、トマト、玉ねぎ、香草を使用したフレッシュなサルサソースがボリビア料理には欠かせない存在! お肉や油っぽい料理が多いので、さっぱりとしたサルサソースとは抜群に相性が良いんです。
レストランはもちろんですが、屋台なんかでも必ずと言っていい程常備してあります。 基本どんな料理にもよく合うので、辛い物が得意な方は是非お試しください。
周りに海のないボリビアでは、魚よりも肉の消費量が圧倒的です。 牛、豚、鶏の中でも、比較的安価な鶏肉は特に好まれています。
日本であまり馴染みのない食材と言うと、クイと呼ばれるネズミが有名です。 日常的に食べるほどではないようですが、ボリビアでは昔から貴重なたんぱく源として食べられてきました。
ネズミとは言っても、私たちが真っ先に思い浮かべるようなものではなく、食用として知られている「テンジクネズミ」というモルモットの一種です。
内臓だけ取って丸焼きにするのが一般的なので、観光客にとっては、いざ食べようとしても生前の姿を想像できてしまい、ちょっぴりハードルが高いかも?
ボリビア料理で一番美味しいものと言ったらサルテーニャと言っても過言ではない! オーブンで焼かれたサクサクの生地に、旨味たっぷりの熱々スープが包まれた幸せの一品です。
片手で食べられる手軽さも人気な理由の一つのようで、食べ歩きしている人も多いのだとか。 ボリビアでは朝ごはんの定番として愛されています。
ピケマチョはとにかくボリューム満点! フライドポテト、牛肉、玉ねぎ、茹で卵など、具材がたっぷり入ったジャンキーな料理です。
ポテトとお肉がゴロゴロ入っているので、これだけでもかなりお腹いっぱいになります。 見た目も量も豪快なので、人数の多いパーティーなどでも大活躍です。
ちなみに、Piqueは「競争心」、Machoは「男らしい」という意味で、これだけボリュームのある料理を食べきれたら男らしいというのが由来になっているのだとか。
ピーナッツの香ばしさが香る、濃厚クリーミーなスープです。 ピーナッツはポタージュ状にしているので原型はとどめていませんが、食べてみるとふわっとピーナッツ香ばしさが香ってきます。
ボリビア人が大好きなポテトフライは、ソパ・デ・マニでも登場! スープが染み込んだポテトもこれまた絶品です。
味変としてサルサソースをかけてみても美味しいですよ♪
ボリビアを代表する料理の一つのシルパンチョは、「うまい、早い、安い」の吉野家的存在! うすーく伸ばした牛肉にパン粉をまぶして、カリカリに焼き上げた大きなお肉が特徴的です。
元々は、固いお肉を美味しく食べるために考えられた料理なのだとか。 ライスもポテトも入っていてボリューム満点なので、安く済ませたいけど、美味しいものをお腹いっぱい食べたい時におすすめです!
日本でボリビア料理が食べられる場所と言うと、ペルー料理とまとめた「南米料理店」になってしまう所がほとんどなのですが、私の実家の近所には奇跡的にボリビア料理専門店がありました。 今思うと、かなり珍しいお店だったのかもしれません。(調べたところ、数年前に閉店されていました。もしかしたらボリビアに帰っちゃったのかも…。また行きたかったな。)
もしかしたら少し日本人好みの味付けにアレンジされていたかもしれませんが、とっても美味しかったのを覚えています。 皆さんももしボリビア料理屋さんを見つけたら、是非食べに行ってみてくださいね!
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南米料理と言うと、ブラジルの「シュラスコ」やペルーの「セビーチェ」など、日本でも人気の高い美味しい料理が沢山あります。ですが、同じ南米料理でもボリビアの料理はあまり一般的に知られていません。
今回は、あまりポピュラーではないボリビア料理について深掘りしていきます!
目次
南米の隠れたグルメ国!ボリビアってどんな国?
南米に位置するボリビアは、世界最貧国とされている国の一つ。ですがウユニ塩湖をはじめとした観光スポットも多い、伝統文化を大切に残している国です。
200年ほど前はペルーと同じ国とされていましたが、戦争などの影響で国境線が変わっていき、現在は海に面さない内陸国となりました。
その背景があるからか、ボリビア料理は同じ南米のペルー料理とよく似ています。
とはいえ、地域によってそれぞれ特徴があるので、大きく分けて3つの地域と料理の特徴をご紹介します。
アンデス山脈地域
標高3,000mに位置する首都ラパスのあるアンデス山脈地域です。
ボリビア人の約半数がこの地域に住んでいると言われています。
「最も天国に近い場所」として紹介されることの多いウユニ塩湖もこの地域にあるんですよ。寒い地域なので、お肉や芋を煮込んだ温かい料理が特徴的です。
東部低地の地域
国土の6割を占めるオリエンテと呼ばれる地域です。
周りに海がないボリビアですが、この地域では「トゥルーチャ」や「ぺへレイ」といった、日本でいうマスやイワシのような川魚がよく食べられます。
ユンガス地方
ボリビアで最も豊かな生態系が広がる、比較的暖かい地域です。
素材の味を活かすような肉や野菜を使ったシンプルな料理や、バナナやマンゴーも好んで食べられています。
ボリビア料理の特徴とは
ボリビア料理でお芋は大活躍!
ボリビアの主食では、お米やトウモロコシも良く食べられますが、その中でも特に食べられているのがお芋!
なん十種類もの品種があると言われていて、日常的によく食べられています。
煮込んだり蒸かしたり、お芋の調理法は様々ですが、特にフライドポテト(パパス・フリータス)は人気が高いようで、ボリビア料理ではよく登場するんですよ!
ボリビア風サルサソースは欠かせない!
llajua(ヤファ、リャファ)と呼ばれる、唐辛子、トマト、玉ねぎ、香草を使用したフレッシュなサルサソースがボリビア料理には欠かせない存在!
お肉や油っぽい料理が多いので、さっぱりとしたサルサソースとは抜群に相性が良いんです。
レストランはもちろんですが、屋台なんかでも必ずと言っていい程常備してあります。
基本どんな料理にもよく合うので、辛い物が得意な方は是非お試しください。
ネズミの肉も食べるってホント?
周りに海のないボリビアでは、魚よりも肉の消費量が圧倒的です。
牛、豚、鶏の中でも、比較的安価な鶏肉は特に好まれています。
日本であまり馴染みのない食材と言うと、クイと呼ばれるネズミが有名です。
日常的に食べるほどではないようですが、ボリビアでは昔から貴重なたんぱく源として食べられてきました。
ネズミとは言っても、私たちが真っ先に思い浮かべるようなものではなく、食用として知られている「テンジクネズミ」というモルモットの一種です。
内臓だけ取って丸焼きにするのが一般的なので、観光客にとっては、いざ食べようとしても生前の姿を想像できてしまい、ちょっぴりハードルが高いかも?
ボリビアの定番料理4選!
ボリビアで一番人気?「サルテーニャ」
ボリビア料理で一番美味しいものと言ったらサルテーニャと言っても過言ではない!
オーブンで焼かれたサクサクの生地に、旨味たっぷりの熱々スープが包まれた幸せの一品です。
片手で食べられる手軽さも人気な理由の一つのようで、食べ歩きしている人も多いのだとか。
ボリビアでは朝ごはんの定番として愛されています。
食べきれたら男らしい!「ピケマチョ」
ピケマチョはとにかくボリューム満点!
フライドポテト、牛肉、玉ねぎ、茹で卵など、具材がたっぷり入ったジャンキーな料理です。
ポテトとお肉がゴロゴロ入っているので、これだけでもかなりお腹いっぱいになります。
見た目も量も豪快なので、人数の多いパーティーなどでも大活躍です。
ちなみに、Piqueは「競争心」、Machoは「男らしい」という意味で、これだけボリュームのある料理を食べきれたら男らしいというのが由来になっているのだとか。
ピーナッツ風味のスープ「ソパ・デ・マニ」
ピーナッツの香ばしさが香る、濃厚クリーミーなスープです。
ピーナッツはポタージュ状にしているので原型はとどめていませんが、食べてみるとふわっとピーナッツ香ばしさが香ってきます。
ボリビア人が大好きなポテトフライは、ソパ・デ・マニでも登場!
スープが染み込んだポテトもこれまた絶品です。
味変としてサルサソースをかけてみても美味しいですよ♪
うまい、早い、安い!「シルパンチョ」
ボリビアを代表する料理の一つのシルパンチョは、「うまい、早い、安い」の吉野家的存在!
うすーく伸ばした牛肉にパン粉をまぶして、カリカリに焼き上げた大きなお肉が特徴的です。
元々は、固いお肉を美味しく食べるために考えられた料理なのだとか。
ライスもポテトも入っていてボリューム満点なので、安く済ませたいけど、美味しいものをお腹いっぱい食べたい時におすすめです!
まとめ
日本でボリビア料理が食べられる場所と言うと、ペルー料理とまとめた「南米料理店」になってしまう所がほとんどなのですが、私の実家の近所には奇跡的にボリビア料理専門店がありました。
今思うと、かなり珍しいお店だったのかもしれません。(調べたところ、数年前に閉店されていました。もしかしたらボリビアに帰っちゃったのかも…。また行きたかったな。)
もしかしたら少し日本人好みの味付けにアレンジされていたかもしれませんが、とっても美味しかったのを覚えています。
皆さんももしボリビア料理屋さんを見つけたら、是非食べに行ってみてくださいね!
他の国の定番料理が気になる方はこちら!
グルメ大国「マレーシア」ってどんな料理があるか知ってる?
出張ではグルメも楽しんでました!
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