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2026年は午年。私たちにとって干支はとても身近で、年を表すだけでなく占いなどにも使われてきました。力強く草原を駆け回るイメージの午(馬)。
そこで今回は午年(うまどし)うまれの人について、性格や傾向、相性のいい干支などについて詳しく解説します。
十二支の7番目にあたる午年(うまどし)は、動物の「馬」を象徴とする年です。昔から、馬は人々との暮らしの中で、農作業を手伝い、乗り物として人を運び、多くの場面で人々を支え親しまれてきました。
また馬は広野を駆け回るイメージがある動物です。そこから由来し、午年は前向きなエネルギーを蓄え、いろいろなことを成功に導く年とされています。そんな午年うまれの人は、明るく活発な人が多いと言われています。
馬は“猪突猛進” と呼ばれるイノシシほどではないものの、走り出したらなかなか止まらず、前に突っ込んでいくところがあります。一方、人々とは長い間良い関係を築きあげており、馬に対して人はポジティブなイメージを抱いているのが特徴です。
そのような「馬」のイメージを重ねて、午年うまれは明るくて行動力があり、コミュニケーション力に優れている傾向があると言われています。
午年の男性の特徴は、ズバリ一言でいうと「モテるタイプ」。なぜなら、明るくて自由奔放な午年の男性は、恋愛関係になると力強くリードしてくれるからです。頼りになる人気者に惚れてしまう女性は多いことでしょう。
午年の女性は、まっすぐでエネルギッシュ、ちょっと押しの強い傾向があります。恋の駆け引きは得意でなく、好きになった人にはストレート勝負です。
午年うまれの人は、活発で社交性があります。人見知りすることがなく、誰にでも積極的に話しかけていけるため、交友関係が広く、愛されキャラの人気者といった一面をもつことも。また行動力があることも魅力で、責任感が強く途中で投げ出さない誠実さも持ち合わせている点は長所と言えるでしょう。
一方、午年うまれの人の短所はというと、気分屋で飽きっぽい性格とされることがあります。何事にも積極的に行動を起こす好奇心旺盛な反面、次々に興味のあることが見つかってしまうために、少々飽きっぽいとみられてしまうようです。
ほかにも熱中すると目の前のことに集中しすぎてしまうため、気づいたら自分一人だった、なんてことも。
午年の人は、持ち前の行動力を活かしチームリーダーとして人を引っ張る力を持っています。また明るい性格はメンバーからの信頼も得やすく、やる気を引き出してチームのなかで自分が輝けることでしょう。
チャレンジ精神が豊富な午年の人は、新しいことへの挑戦も積極的です。ほかの人が躊躇しがちな新規プロジェクトの立ち上げや新しい分野への挑戦も、臆することなくチャレンジできるのは午年の魅力。人付き合いも得意なので、大勢が集まるパーティーなどでは自然に人が集まってきて場の中心的な存在になります。
「子、丑、寅・・・」でおなじみの十二支の中で、「午」は7番目にあたります。日本では昔、十二支を時間や方角に例えてきました。そのなかで午は、時間でいうと昼の12時前後、方角においては真南といった立ち位置を担っています。
たとえば、現在でもお昼の12時のことを「正午」と呼びますよね。これは十二支を十二刻に当てはめたからです。「午」より前の時間は「午前」、後は「午後」としているのも、干支からきています。正午というと、一年を通して太陽が最も高く上る時間。太陽のエネルギーを最も受けられるのが午年の人、だからエネルギッシュで明るい人が多いと言われているのですね。
2026年は午年です。午年うまれの人は明るく活発で、行動力があると言われます。私たちが普段「干支(えと)」と呼んでいるのは、正しくは「十二支(じゅうにし)」のことで、年を「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」と12種類の動物で表したものです。
「干支」とは、ここに「十干(じっかん)」を組み合わせたものです。十干は「甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)」の10種があり、陰陽思想に基づいています。
十干という言葉はあまりなじみがないかもしれませんが、高校野球で有名な「甲子園球場」や慣用句の「甲乙つけがたい」も、十干の組み合わせがルーツです。「十二支」と「十干」を組み合わせてできる「干支」は全部で60通り。60歳で祝う還暦は、この干支が一巡して誕生年の干支に戻ることを指しています。
ちなみに来年2026年は、「丙午(ひのえうま)」です。十干を組み合わせた干支の運勢をもう少し詳しく見ていきましょう。
甲午の人は完璧主義者といった傾向があり、エネルギッシュに自分の理想像を追い求める性格だとされています。時として自分の考えに固執しすぎてしまうことがあるため、周囲とぶつからないようにするといいでしょう。
丙午の人は、まるで夏の太陽のように明るく、パワーに満ち溢れています。情熱的でカリスマ性に強い傾向があり、リーダーシップを発揮できるでしょう。ときどき細かいことを見落とすこともあるので気をつけましょう。
戊午は、自然界に例えると真夏の山という意味を持ちます。そんな戊午の人は、動植物が躍動的に活動するのを どっしりと見守る夏山のように、ゆるぎない精神力をもって周りを引っ張っていくリーダー気質です。現実的でコツコツ努力しますが、人に頼るのはちょっと苦手な一面も。
庚午の人は、柔和な外見と強い精神力を持っています。目標を達成するために努力を重ねますが、それをひけらかすことはしません。冷静さと情熱のバランス型といえるでしょう。ただしひとりで問題を抱え込んでしまう傾向があるので、困ったときは周りに相談しましょう。
広い海のように、ゆったりとした心の持ち主である壬午の人は、豊かな感受性があります。誰も考えつかないようなアイデアを思いつくことも多く、周りをあっと驚かせることも。ただ斬新すぎるアイデアに誰もついてこられないことも多いので、「変わり者」と思われてしまうかも。
明るく活発で行動力のある午年の人と相性がよいのは、どの干支なのでしょうか。
古くから中国に伝わる五行思想で分類すると、午年は火の性質を持った陽火性です。火性の午年と相性がいいとされるのは、「寅(とら)」「未(ひつじ)」「戌(いぬ)」になります。
お互いに行動力があって活発な午年と寅年は、相性がいいとされています。五行・木性の寅は、「木は燃えて火を生む」という言葉があるように、火の力を強めてくれる関係です。また寅年は慎重さも持ち合わせているので、午年の良きブレーキ役になってくれることも。
穏やかで調和を好む未年は、午年とは正反対の性格でありながら、もっとも相性の良い十二支ともいわれています。午年が気を遣わずに自然体でいられる相手としてぴったりです。
真面目で人に素直に従う戌年の人は、何かと突っ込みがちな午年にとって、お互いに信頼できる相性の良さがあります。自分にはない戌年の良さを認められれば、最強のパートナーになるでしょう。
干支は、中国で古くから伝わる陰陽説と深い関係があります。十二支にはそれぞれ陰と陽、さらに五行思想があてはめられており、それによると午年は「子(ね)」「丑(うし)」「酉(とり)」との相性が良くないとされています。
子年の人は、午年の人と同じように行動力はありますが、目の前に壁が立ちはだかるとサッと身を引く要領の良さを持ちます。最後まで自分でやり抜きたい午年にとって、子年は責任力がないように映るため、一緒に行動しているとお互いのやり方に違和感を覚えるようです。
馬と牛はそもそも正反対のイメージがある動物ですよね。思い立ったらすぐ行動へ移す午年にとって、じっくり考えてから動く丑年はペースが合わずイライラしてしまいます。
酉年の人は、事前に準備をしっかりとして完ぺきにこなそうとするまじめな性格です。情熱と勢いで行動する午年とは何かと衝突を起こしやすいでしょう。
行動力があって好奇心旺盛な午年の人は、恋愛・友情・仕事ではどのような干支の人と相性がいいのでしょうか。
午年の人は、恋愛を重く考えすぎず恋を楽しむ傾向があります。もともと明るい性格なので恋のチャンスも多め。自分からアプローチするときも積極的です。ただ長続きさせるのがちょっと苦手なので、自由人なところを受け止めてくれる人がおすすめです。未年の人は忍耐強く午年の人を待っていてくれるので、相性はぴったり。
午年の人はグループの中心にいることが多く、多くの人に囲まれて過ごすことが多いでしょう。少し背伸びしてしまったり気分屋だったりする面があるので注意が必要。辰年の人は似ている部分が多く、一緒にいて楽な傾向があります。明るさと行動力が共通点の寅年も友達としての相性◎。
行動力のある午年は、短期間で成果を求められる仕事や、瞬発力が必要な仕事で活躍します。素直で忠実な戌年の人と信頼関係を結ぶと、リーダー格の午年のあとからしっかりフォローしながらついてきてくれることでしょう。
ここまで2026年の十二支である「午年」について詳しく紹介してきましたが、午年以外の人にとってはあまり興味がわかない話と思われるかもしれません。そんなあなたは、自分が生まれた年の干支以外にも、自身を守ってくれる干支があることを知っていますか?
ここからは自身の干支とつながるもう一つの干支、「向かい干支」について紹介していきましょう。
向かい干支とは、干支(十二支)を時計のように円に並べ、干支同士を対角線で結んだときに向かいに来る干支を指します。たとえば丑年の人の対角には未年、卯年の人の対角は酉年になります。
【向かい干支一覧】
実は向かい干支は「守り干支」とも呼ばれ、自身を守ってくれる干支だとされています。向かい干支同士は、互いに正反対の性質を持つため、似たもの同士というわけではありません。しかし、お互いの足りない部分を補い助け合える関係であることから、向かい干支は守り干支と呼ばれているのです。
午年の向かい干支は子年です。前の項で「午年と相性がよくない干支」として子年を挙げました。確かに、思い立ったら即実行の午年と、コツコツ真面目タイプの子年は正反対の性格であるため、どうしても対立しがちになります。しかしそんなふたりがお互いをリスペクトしてタッグを組むと、役割分担が上手にできる最強コンビになる可能性も秘めているでしょう。
2026年の午年は、十干・十二支を組み合わせてみると「丙午(ひのえうま)」の午年となります。では丙午うまれの人は、どのような性格を持ち合わせているのでしょうか。
丙午(ひのえうま)の「丙」は、陰陽五行思想の「火の兄(え)」を指し、空に輝く太陽の象徴、そして火のような力強さと強い正義感を持つ傾向があるとされています。また裏表がなく、何事にも自信を持って取り組めることは魅力のひとつです。
そして「午」は明るく好奇心旺盛、行動力を伴う性質を備えています。
「丙午」の人は、「丙」の正義感・自信と「午」のスピード感を併せ持った、前向きで太陽のように大きなスケールを持った性格が特徴です。リーダーとしての素質もあり、グループの中心で輝ける魅力的な人でもあります。
干支にまつわる迷信は、古くからいろいろありますよね。そのひとつ「丙午うまれの女性は気が強い」という言い伝えを、あなたは聞いたことありませんか。結論から言うと、「丙午うまれの女性は気が強い」というのは、何の根拠もない迷信です。ではなぜこのような迷信が広く知れ渡ってしまったのでしょうか。
丙午うまれの女性に関する迷信が世に広まったのは、江戸時代に流行した「八百屋お七」の戯作です。江戸の町娘・八百屋お七が恋する男性に会いたい一心で放火事件を起こし、やがて火刑に処された話が、歌舞伎などで上演されて人気を博したことがきっかけだと言われています。このお七が丙午うまれだとされていますが、実はウワサの域を出ていない信ぴょう性に乏しい説なのです。またお七の話が人気となったあと、これ以外にも気性の激しい丙午うまれの女を主人公にした戯作が作られた結果、「丙午うまれの女性は気が強い」「丙午の女は夫を不幸にする」といった迷信が世に広まってしまったのです。
日本では長い間、丙午の女性に関するウワサがまことしやかに伝えられてきました。その結果、明治の丙午(1906年)うまれの女性たちは、丙午うまれを理由に結婚を断られたり命を絶ったりするケースが相次ぎ、社会問題にもなりました。やがて迎えた1966年昭和の丙午では、出産を控える夫婦が急増し、出生数が前年度より25%も減少する現象(合計特殊出生率1.58)が起きています。
しかし昭和の丙午うまれの女性たちは、生まれ年を理由に結婚を断られる婚姻厄難に見舞われることはなかったと言われています。2026年は令和の丙午となりますが、迷信などは気にせず、自分たちのライフステージに当てはまる出産を迎えればいいでしょう。
自分の干支は、「己を守ってくれる象徴」として昔から扱われることが多く、干支をかたどったアイテムは幸運のお守りとして愛されていました。干支をモチーフにしたアイテムを、自分だけのお守りにしてみませんか?
毎年大人気のお浄めみくじシリーズ。干支の午(うま)をイメージした陶器のおきものの中におみくじが入っています。おみくじを引いた後はかわいいインテリアとしても。
自分の干支と、自分の背中や弱点を守護してくれるという「向かい干支」が一緒にデザインされた「向かい干支」のスマホケース。まさに抜け目なしの一品です。ケースの裏側には、神社で祈祷して頂いたお守りシールをつけています。
2026年は丙午(ひのえうま)と呼ばれる午年です。午年の人は明るく行動力があり、グループの中でリーダーシップを発揮できる性格といった傾向が見られます。相性のいい干支は寅(とら)・未(ひつじ)・戌(いぬ)。相性がイマイチとされる子年の人とは、信頼しあうことでお互いを補う最強タッグとなる可能性もあります。
一方「丙午の女は気が強い」という説は迷信なので、2026年に出産を控えている方は、安心して出産を迎えてくださいね。
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2026年は午年。私たちにとって干支はとても身近で、年を表すだけでなく占いなどにも使われてきました。力強く草原を駆け回るイメージの午(馬)。
そこで今回は午年(うまどし)うまれの人について、性格や傾向、相性のいい干支などについて詳しく解説します。
目次
午年うまれの人の特徴とは?明るく活発、情熱的に輝く自由人!
十二支の7番目にあたる午年(うまどし)は、動物の「馬」を象徴とする年です。昔から、馬は人々との暮らしの中で、農作業を手伝い、乗り物として人を運び、多くの場面で人々を支え親しまれてきました。
また馬は広野を駆け回るイメージがある動物です。
そこから由来し、午年は前向きなエネルギーを蓄え、いろいろなことを成功に導く年とされています。そんな午年うまれの人は、明るく活発な人が多いと言われています。
午年うまれの基本的な性格傾向とは?
馬は“猪突猛進” と呼ばれるイノシシほどではないものの、走り出したらなかなか止まらず、前に突っ込んでいくところがあります。
一方、人々とは長い間良い関係を築きあげており、馬に対して人はポジティブなイメージを抱いているのが特徴です。
そのような「馬」のイメージを重ねて、午年うまれは明るくて行動力があり、コミュニケーション力に優れている傾向があると言われています。
午年の男性
午年の男性の特徴は、ズバリ一言でいうと「モテるタイプ」。なぜなら、明るくて自由奔放な午年の男性は、恋愛関係になると力強くリードしてくれるからです。頼りになる人気者に惚れてしまう女性は多いことでしょう。
午年の女性
午年の女性は、まっすぐでエネルギッシュ、ちょっと押しの強い傾向があります。恋の駆け引きは得意でなく、好きになった人にはストレート勝負です。
午年うまれの人の長所
午年うまれの人は、活発で社交性があります。人見知りすることがなく、誰にでも積極的に話しかけていけるため、交友関係が広く、愛されキャラの人気者といった一面をもつことも。
また行動力があることも魅力で、責任感が強く途中で投げ出さない誠実さも持ち合わせている点は長所と言えるでしょう。
午年うまれの人の短所
一方、午年うまれの人の短所はというと、気分屋で飽きっぽい性格とされることがあります。何事にも積極的に行動を起こす好奇心旺盛な反面、次々に興味のあることが見つかってしまうために、少々飽きっぽいとみられてしまうようです。
ほかにも熱中すると目の前のことに集中しすぎてしまうため、気づいたら自分一人だった、なんてことも。
午年の人はどのようなシーンで輝く?
午年の人は、持ち前の行動力を活かしチームリーダーとして人を引っ張る力を持っています。また明るい性格はメンバーからの信頼も得やすく、やる気を引き出してチームのなかで自分が輝けることでしょう。
チャレンジ精神が豊富な午年の人は、新しいことへの挑戦も積極的です。ほかの人が躊躇しがちな新規プロジェクトの立ち上げや新しい分野への挑戦も、臆することなくチャレンジできるのは午年の魅力。
人付き合いも得意なので、大勢が集まるパーティーなどでは自然に人が集まってきて場の中心的な存在になります。
十二支の中でどんな立ち位置にいる?
「子、丑、寅・・・」でおなじみの十二支の中で、「午」は7番目にあたります。日本では昔、十二支を時間や方角に例えてきました。そのなかで午は、時間でいうと昼の12時前後、方角においては真南といった立ち位置を担っています。
たとえば、現在でもお昼の12時のことを「正午」と呼びますよね。これは十二支を十二刻に当てはめたからです。「午」より前の時間は「午前」、後は「午後」としているのも、干支からきています。正午というと、一年を通して太陽が最も高く上る時間。太陽のエネルギーを最も受けられるのが午年の人、だからエネルギッシュで明るい人が多いと言われているのですね。
十二支別 午年うまれの人の傾向とは?
2026年は午年です。午年うまれの人は明るく活発で、行動力があると言われます。
私たちが普段「干支(えと)」と呼んでいるのは、正しくは「十二支(じゅうにし)」のことで、年を「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」と12種類の動物で表したものです。
「干支」とは、ここに「十干(じっかん)」を組み合わせたものです。十干は「甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)」の10種があり、陰陽思想に基づいています。
十干という言葉はあまりなじみがないかもしれませんが、高校野球で有名な「甲子園球場」や慣用句の「甲乙つけがたい」も、十干の組み合わせがルーツです。「十二支」と「十干」を組み合わせてできる「干支」は全部で60通り。60歳で祝う還暦は、この干支が一巡して誕生年の干支に戻ることを指しています。
ちなみに来年2026年は、「丙午(ひのえうま)」です。十干を組み合わせた干支の運勢をもう少し詳しく見ていきましょう。
甲午(きのえうま・1954年、2014年生まれ)
甲午の人は完璧主義者といった傾向があり、エネルギッシュに自分の理想像を追い求める性格だとされています。時として自分の考えに固執しすぎてしまうことがあるため、周囲とぶつからないようにするといいでしょう。
丙午(ひのえうま・1966年生まれ)
丙午の人は、まるで夏の太陽のように明るく、パワーに満ち溢れています。情熱的でカリスマ性に強い傾向があり、リーダーシップを発揮できるでしょう。ときどき細かいことを見落とすこともあるので気をつけましょう。
戊午(つちのえうま・1978年生まれ)
戊午は、自然界に例えると真夏の山という意味を持ちます。そんな戊午の人は、動植物が躍動的に活動するのを どっしりと見守る夏山のように、ゆるぎない精神力をもって周りを引っ張っていくリーダー気質です。現実的でコツコツ努力しますが、人に頼るのはちょっと苦手な一面も。
庚午(かのえうま・1990年生まれ)
庚午の人は、柔和な外見と強い精神力を持っています。目標を達成するために努力を重ねますが、それをひけらかすことはしません。冷静さと情熱のバランス型といえるでしょう。ただしひとりで問題を抱え込んでしまう傾向があるので、困ったときは周りに相談しましょう。
壬午(みずのえうま・1942年、2002年生まれ)
広い海のように、ゆったりとした心の持ち主である壬午の人は、豊かな感受性があります。誰も考えつかないようなアイデアを思いつくことも多く、周りをあっと驚かせることも。ただ斬新すぎるアイデアに誰もついてこられないことも多いので、「変わり者」と思われてしまうかも。
午年の人と相性のいい干支は何?
明るく活発で行動力のある午年の人と相性がよいのは、どの干支なのでしょうか。
相性の良い干支
古くから中国に伝わる五行思想で分類すると、午年は火の性質を持った陽火性です。火性の午年と相性がいいとされるのは、「寅(とら)」「未(ひつじ)」「戌(いぬ)」になります。
寅年(とらどし)・陽木性
お互いに行動力があって活発な午年と寅年は、相性がいいとされています。五行・木性の寅は、「木は燃えて火を生む」という言葉があるように、火の力を強めてくれる関係です。また寅年は慎重さも持ち合わせているので、午年の良きブレーキ役になってくれることも。
未年(ひつじどし)・陰土性
穏やかで調和を好む未年は、午年とは正反対の性格でありながら、もっとも相性の良い十二支ともいわれています。午年が気を遣わずに自然体でいられる相手としてぴったりです。
戌年(いぬどし)・陽土性
真面目で人に素直に従う戌年の人は、何かと突っ込みがちな午年にとって、お互いに信頼できる相性の良さがあります。自分にはない戌年の良さを認められれば、最強のパートナーになるでしょう。
午年の人と相性がよくない干支って?
干支は、中国で古くから伝わる陰陽説と深い関係があります。十二支にはそれぞれ陰と陽、さらに五行思想があてはめられており、それによると午年は「子(ね)」「丑(うし)」「酉(とり)」との相性が良くないとされています。
子年(ねどし)・陽水性
子年の人は、午年の人と同じように行動力はありますが、目の前に壁が立ちはだかるとサッと身を引く要領の良さを持ちます。最後まで自分でやり抜きたい午年にとって、子年は責任力がないように映るため、一緒に行動しているとお互いのやり方に違和感を覚えるようです。
丑年(うしどし)・陰土性
馬と牛はそもそも正反対のイメージがある動物ですよね。思い立ったらすぐ行動へ移す午年にとって、じっくり考えてから動く丑年はペースが合わずイライラしてしまいます。
酉年(とりどし)・陰金性
酉年の人は、事前に準備をしっかりとして完ぺきにこなそうとするまじめな性格です。情熱と勢いで行動する午年とは何かと衝突を起こしやすいでしょう。
午年の人、恋愛・友情・仕事での相性傾向とは
行動力があって好奇心旺盛な午年の人は、恋愛・友情・仕事ではどのような干支の人と相性がいいのでしょうか。
午年の恋愛事情
午年の人は、恋愛を重く考えすぎず恋を楽しむ傾向があります。もともと明るい性格なので恋のチャンスも多め。自分からアプローチするときも積極的です。ただ長続きさせるのがちょっと苦手なので、自由人なところを受け止めてくれる人がおすすめです。未年の人は忍耐強く午年の人を待っていてくれるので、相性はぴったり。
午年の友だち事情
午年の人はグループの中心にいることが多く、多くの人に囲まれて過ごすことが多いでしょう。少し背伸びしてしまったり気分屋だったりする面があるので注意が必要。辰年の人は似ている部分が多く、一緒にいて楽な傾向があります。明るさと行動力が共通点の寅年も友達としての相性◎。
午年の仕事事情
行動力のある午年は、短期間で成果を求められる仕事や、瞬発力が必要な仕事で活躍します。素直で忠実な戌年の人と信頼関係を結ぶと、リーダー格の午年のあとからしっかりフォローしながらついてきてくれることでしょう。
向かい干支における相性
ここまで2026年の十二支である「午年」について詳しく紹介してきましたが、午年以外の人にとってはあまり興味がわかない話と思われるかもしれません。そんなあなたは、自分が生まれた年の干支以外にも、自身を守ってくれる干支があることを知っていますか?
ここからは自身の干支とつながるもう一つの干支、「向かい干支」について紹介していきましょう。
向かい干支って何?
向かい干支とは、干支(十二支)を時計のように円に並べ、干支同士を対角線で結んだときに向かいに来る干支を指します。たとえば丑年の人の対角には未年、卯年の人の対角は酉年になります。
【向かい干支一覧】
実は向かい干支は「守り干支」とも呼ばれ、自身を守ってくれる干支だとされています。向かい干支同士は、互いに正反対の性質を持つため、似たもの同士というわけではありません。
しかし、お互いの足りない部分を補い助け合える関係であることから、向かい干支は守り干支と呼ばれているのです。
午年と相性のいい向かい干支とは?
午年の向かい干支は子年です。前の項で「午年と相性がよくない干支」として子年を挙げました。確かに、思い立ったら即実行の午年と、コツコツ真面目タイプの子年は正反対の性格であるため、どうしても対立しがちになります。
しかしそんなふたりがお互いをリスペクトしてタッグを組むと、役割分担が上手にできる最強コンビになる可能性も秘めているでしょう。
2026年は丙午。 午年(丙午)うまれの人の傾向
2026年の午年は、十干・十二支を組み合わせてみると「丙午(ひのえうま)」の午年となります。では丙午うまれの人は、どのような性格を持ち合わせているのでしょうか。
丙(ひのえ)の特徴
丙午(ひのえうま)の「丙」は、陰陽五行思想の「火の兄(え)」を指し、空に輝く太陽の象徴、そして火のような力強さと強い正義感を持つ傾向があるとされています。また裏表がなく、何事にも自信を持って取り組めることは魅力のひとつです。
そして「午」は明るく好奇心旺盛、行動力を伴う性質を備えています。
「丙午」の人は、「丙」の正義感・自信と「午」のスピード感を併せ持った、前向きで太陽のように大きなスケールを持った性格が特徴です。
リーダーとしての素質もあり、グループの中心で輝ける魅力的な人でもあります。
「丙午うまれの女性は気が強い」というウワサ
干支にまつわる迷信は、古くからいろいろありますよね。そのひとつ「丙午うまれの女性は気が強い」という言い伝えを、あなたは聞いたことありませんか。結論から言うと、「丙午うまれの女性は気が強い」というのは、何の根拠もない迷信です。ではなぜこのような迷信が広く知れ渡ってしまったのでしょうか。
なぜ丙午のウワサが流行ったのか?
丙午うまれの女性に関する迷信が世に広まったのは、江戸時代に流行した「八百屋お七」の戯作です。
江戸の町娘・八百屋お七が恋する男性に会いたい一心で放火事件を起こし、やがて火刑に処された話が、歌舞伎などで上演されて人気を博したことがきっかけだと言われています。このお七が丙午うまれだとされていますが、実はウワサの域を出ていない信ぴょう性に乏しい説なのです。
またお七の話が人気となったあと、これ以外にも気性の激しい丙午うまれの女を主人公にした戯作が作られた結果、「丙午うまれの女性は気が強い」「丙午の女は夫を不幸にする」といった迷信が世に広まってしまったのです。
日本では長い間、丙午の女性に関するウワサがまことしやかに伝えられてきました。
その結果、明治の丙午(1906年)うまれの女性たちは、丙午うまれを理由に結婚を断られたり命を絶ったりするケースが相次ぎ、社会問題にもなりました。やがて迎えた1966年昭和の丙午では、出産を控える夫婦が急増し、出生数が前年度より25%も減少する現象(合計特殊出生率1.58)が起きています。
しかし昭和の丙午うまれの女性たちは、生まれ年を理由に結婚を断られる婚姻厄難に見舞われることはなかったと言われています。
2026年は令和の丙午となりますが、迷信などは気にせず、自分たちのライフステージに当てはまる出産を迎えればいいでしょう。
自分の干支のアイテムは幸運のお守り
自分の干支は、「己を守ってくれる象徴」として昔から扱われることが多く、干支をかたどったアイテムは幸運のお守りとして愛されていました。
干支をモチーフにしたアイテムを、自分だけのお守りにしてみませんか?
午みくじ
毎年大人気のお浄めみくじシリーズ。干支の午(うま)をイメージした陶器のおきものの中におみくじが入っています。おみくじを引いた後はかわいいインテリアとしても。
向かい干支スマホケース
自分の干支と、自分の背中や弱点を守護してくれるという「向かい干支」が一緒にデザインされた「向かい干支」のスマホケース。まさに抜け目なしの一品です。ケースの裏側には、神社で祈祷して頂いたお守りシールをつけています。
2026年は丙午。午年うまれの性格や相性のいい干支を知ろう
2026年は丙午(ひのえうま)と呼ばれる午年です。午年の人は明るく行動力があり、グループの中でリーダーシップを発揮できる性格といった傾向が見られます。
相性のいい干支は寅(とら)・未(ひつじ)・戌(いぬ)。相性がイマイチとされる子年の人とは、信頼しあうことでお互いを補う最強タッグとなる可能性もあります。
一方「丙午の女は気が強い」という説は迷信なので、2026年に出産を控えている方は、安心して出産を迎えてくださいね。
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