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大安吉日、笑門来福、大願成就、商売繁盛・・・ いかにも縁起のいい漢字が並んでいます。幸せになれそうな気がしませんか?
日本語では数多くの漢字を使用しますが、それぞれの漢字は意味を持っています。めでたい、縁起の良い意味を持つ漢字も少なくありません。
そこでこの記事では、縁起の良い漢字を集めてみました。さらにその中から代表的な漢字に関して説明を加え、どんなふうに名前に使われているかも調べました。
縁起の良い漢字についての話題なのですが、そもそも「縁起」とは何なのでしょうか?
縁起とは、仏教では万物が原因と結果(因縁)によって成り立っているという教えを指します。すなわち、一切の事物は固定的な実体を持たず、様々な原因や条件が寄り集まって成立しているということです。これは仏教の根本思想でもあります。また、日常生活では「吉凶の前兆・前触れ」という意味で使われる言葉です。
「縁起が良い」というように用いられ、「幸運」「繁栄」「長寿」などポジティブな意味を表すものです。
なお、縁起に関してはこちらの記事も参考にしてください。
縁起の良い花の由来とは?世界の花や、四季のお祝い・贈り物にぴったりな人気の花もご紹介!
縁起の良い一文字漢字はたくさんあります。 まずは縁起が良いように、百のおすすめの漢字を一覧表にまとめました。
一覧を見てみると、お祝いの時に見られるものや、人の名前で使われている漢字もありますね。あなたやご家族の名前の漢字は、入っていますか?
ここからは、縁起の良い一文字漢字の代表的なものをピックアップし、説明していきます。画数や線対称も気になるところですが、大切なのは漢字の持つ意味ですね。
さいわい、さち、しあわせ、幸福をもたらす、さいわいする、運よく、ありがたいことに。また、この字にはかわいがる、いつくしむなどの意味もあります。さらに、天子の外出(みゆき)あるいは山や海からの収穫(海の幸、山の幸)としても使われる漢字です。
人名としては次の読みで使われます:さち、ゆき、あき、き、ご、こう、さい、さき、たかたつ、とみ、とも、ひで、みゆき、むら、よし ただし、代表的な読み方は「さち」と「ゆき」です。幸子(さちこ、ゆきこ)が圧倒的に多いのですが、男性名としても「ゆき」は人気です。
「豊かさと喜び」。さいわい、しあわせをあたえる。天の助け。神から授かる助け。ひもろぎ、祭りのときのお供えの意味があります。企業名や店名でも人気の漢字で、地名でも多く使われています。福島、福井、福岡など
人名としては次の読みで使われます:ふく、とみ、さき、さち、たる、とし、むら、もと、よし 徳川十四代将軍の徳川家茂は当初徳川慶福(よしとみ)と名乗っていました。他にも福助、福太郎など古風な名前で使われていましたが、「福くん」の登場で人気の名前になりました。
「めでたい兆し」。よい、すぐれている、りっぱ、めでたい、さいわい、「大吉」のように御神籤にも使われる縁起の良い漢字の代表です。
人名としては次の読みで使われます:きち、よし、きつ、さち、とみ、はじめ 豊臣秀吉はあまりにも有名です。吉の上の部分は「士」と「土」の両方が使われます。
「吉祥」「良いしるし」。めでたいこと、喜ばしいこと、きざし、しるし、吉事の前兆、忌みあけの祭り。喪の一定期間の終わりにする祭り。人名や寺院に多い漢字です。 人名としては次の読みで使われます:さち、しょう、よし、あきら、さか、さき、さち、さむ、ただ、なが、ひろ、やす、ゆき 吉祥天女が有名で、祥子(さちこ、しょうこ)は人気の名前ですね。
「ことぶき」「ひさしい」寿命が長い、長寿、いのち、とし、よわい、としより、ことほぐ、いわう、尊者に杯をすすめ、健康を祝福したり喜びを祝うこと。またはその言葉。
人名としては次の読みで使われます:ひさし、じゅ、かず、いき、ことぶき、かつ、す、ず、たもつ、つね、とし、なが、ひさ、ひで、ひろし 福禄寿、寿老人など神様の名前にも使われます。寿々子(すずこ)も人気です。
なな、漢数字の七。人名としては次の読みで使われます:なな、しち、かず 「ななみ」は別の字を当てることもありますが、七美、七実も人気です。七福神、ラッキーセブンなど洋の東西を問わず縁起の良い数字です。縁起の良い漢数字は七の他にも、八、百、千、万、兆などがあります。
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今度は縁起の良い二文字熟語を紹介します。
幸福で長寿なこと。縁起の良い漢字同士の組み合わせです。福寿草は早春の花の少ない時期に咲く花として珍重されており、お正月には欠かせません。正月草とも呼ばれています。
めでたいしるし、良い前兆、東京の吉祥寺のように地名や寺院の名称にも使用され、深く愛されています。また、吉祥天は幸福・美・富をもたらす神様です。
瑞兆のひとつとして、吉兆をもたらす雲で彩雲とも呼ばれます。縁起が良い漢字なので芸術作品などにも使われます。
健やかに生きる願いが込められた漢字です。長寿のお祝いは総称して「賀寿」と言われています。「古稀」(七十歳)「喜寿」(七十七歳)「傘寿」(八十歳)「米寿」(八十八歳)「卒寿」(九十歳)「白寿」(九十九歳)などがありますね。 長寿と書いて「ながひさ」「のぶとし」「たつのぶ」という名前もあります。
運気を切り開き、幸運に向かうこと。お守りや屋号としても広く愛されている言葉です。
ゆたかに富むこと。ゆたかにあること。たっぷりあること。物質・人材だけでなく経験にも使われる言葉です。
非常に吉なこと。運勢や縁起がこの上なくよいこと。おみくじでも最も縁起の良い漢字です。
鶴と亀はいずれも寿命が長く、めでたいものとされ、縁起物として種々の飾りに用いられます。鶴は千年、亀は万年の寿命があるとされています。お祝いの席でも喜ばれる漢字です。
ここでは、縁起に良い漢字の中で、名前に用いるのにぴったりなものをいくつか紹介します。参考にしてください。
鳥が空高く舞い上がる様子から、大きく飛躍することや成功を意味します。翼を張って飛び巡る様子を表す漢字です。さらには天空を飛び走る意味があり、天翔ける(あまかける)天馬のイメージもあります。
人名としては次の読みで使われます:しょう、かける、かけ、か、と 「しょう」は男性、女性ともに人気のある名前で、翔子、翔太郎も縁起の良い名前です。 また、「か」「と」の読みから:美翔(みか)、彩翔(あやか)、翔音(かのん)、愛翔(まなと)、遼翔(はると)などと用いられます。
めでたいことや、光り輝く様子を表す漢字です。また、瑞西(スイス)瑞典(スウェーデン)のように国名に対する当て字としても使用されているようです。相手国に配慮してめでたい漢字を使うならわしがあります。もともとはしるしの玉として、天子が諸侯を奉ずる時に授けていたのが瑞です。転じて、めでたい印となりました。さらに、「みずみずしい」の意味もあり、瑞穂の国といえば日本の美称とされています。
人名としては次の読みで使われます:みず、たま 瑞穂(みずほ)、瑞希(みずき)、瑞輝(たまき)、瑞翔(みずと)など、組み合わせやすい漢字としても人気です。
真実や誠実、嘘偽りのない純粋さを表します。また、かりものでないほんもの、正しいこと、本質、自然の妙理を幅広く表す字として人気があります。
人名としては次の読みで使われます:まこと、しん、さね、ざね、あつ、さだ、さな、ただ、ただし、ちか、なお、ま、まき、まこ、まさ、ます、また、まな、み、みち、もと たくさんの読みを持つ漢字ですから、いろいろな素晴らしい名前に使えそうです。
うつくしい、うるわしい、きれい、おいしい、すぐれているなど、見た目だけでなく心の美しさも表す素晴らしい漢字です。
人名としては次の読みで使われます:み、よし、あい、うま、きよし、とみ、はる、び、ふみ、みつ、よ、よしみ 「み」の読みの名前は多く、男性にも使われます。ひろみ、ひでみ、よしみ、あゆみ、かつみ、なるみ、たまみ、ここみ、ななみ、なおみ、まさみ、まなみ、るみ、あけみ、はるみ、さとみ、あやみ、なみ 素敵な漢字と組み合わせてみましょう。
みやびやか、しとやかで気高い、上品で優美な意味があります。あでやか、正しい、美しいなど、素晴らしい漢字です。
人名としては次の読みで使われます:みやび、まさ、ただし、が、ただ、つね、なり、のり、ひとし、まさし、まさる、もと、よし 女性の名前として「みやび」は人気があります。また、「まさ」と読み、多くの漢字と組み合わせられます。近年では「大雅」「優雅」「風雅」「典雅」「諒雅」のように「が」の音も人気を集めているようです。
「言葉には力が宿る」という考え方があります。言葉は言の葉であり、言霊に通じ、霊力あるいは魂が言葉に宿ると思われているのです。実際にポジティブな言葉を発することでポジティブな気持ちになれることは、学問の場でも証明されています。その時にふさわしいのが縁起の良い漢字です。
ゲンとは仏教用語で、修行や祈りの後に得られる効果や効き目を指します。祈りを行えばその効果が得られるのです。つまり、縁起の良い漢字を使うことで「良い兆し」を招くという考え方です。
江戸時代の歌舞伎や浮世絵でも縁起の良い文字が好まれました。図案化されたりして、書や装飾に「寿」「福」「吉」などを掲げるのです。これにより福を呼び込むとされています。凧揚げの凧の図柄に文字を書いて空に揚げるのも同じ考え方です。 縁起の良い文字を身近においておくだけで、幸運が舞い込んできます。
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縁起の良い漢字は、古くから人々が「幸せになりたい」「健やかに生きたい」と願って選んできた特別な文字です。名前に込める想いや、お祝いの席で使われる言葉、日常の小さな飾りにまで、縁起の良さは息づいています。
あなたの名前や身の回りにある漢字にも、きっと素敵な意味が隠れているはず。少し意識してみるだけで、日々がより前向きで明るいものになるかもしれません。
お気に入りの縁起の良い漢字を見つけて、名前に、持ち物に、暮らしの中に取り入れてみましょう。きっと幸運が、すぐそばまでやってきますよ。
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いかにも縁起のいい漢字が並んでいます。幸せになれそうな気がしませんか?
日本語では数多くの漢字を使用しますが、それぞれの漢字は意味を持っています。めでたい、縁起の良い意味を持つ漢字も少なくありません。
そこでこの記事では、縁起の良い漢字を集めてみました。さらにその中から代表的な漢字に関して説明を加え、どんなふうに名前に使われているかも調べました。
目次
縁起とは
縁起の良い漢字についての話題なのですが、そもそも「縁起」とは何なのでしょうか?
縁起とは、仏教では万物が原因と結果(因縁)によって成り立っているという教えを指します。すなわち、一切の事物は固定的な実体を持たず、様々な原因や条件が寄り集まって成立しているということです。これは仏教の根本思想でもあります。また、日常生活では「吉凶の前兆・前触れ」という意味で使われる言葉です。
「縁起が良い」というように用いられ、「幸運」「繁栄」「長寿」などポジティブな意味を表すものです。
なお、縁起に関してはこちらの記事も参考にしてください。
縁起の良い花の由来とは?世界の花や、四季のお祝い・贈り物にぴったりな人気の花もご紹介!
縁起の良い漢字を一覧で紹介!
縁起の良い一文字漢字はたくさんあります。
まずは縁起が良いように、百のおすすめの漢字を一覧表にまとめました。
一覧を見てみると、お祝いの時に見られるものや、人の名前で使われている漢字もありますね。あなたやご家族の名前の漢字は、入っていますか?
縁起の良い漢字の意味を解説
ここからは、縁起の良い一文字漢字の代表的なものをピックアップし、説明していきます。画数や線対称も気になるところですが、大切なのは漢字の持つ意味ですね。
幸
さいわい、さち、しあわせ、幸福をもたらす、さいわいする、運よく、ありがたいことに。また、この字にはかわいがる、いつくしむなどの意味もあります。さらに、天子の外出(みゆき)あるいは山や海からの収穫(海の幸、山の幸)としても使われる漢字です。
人名としては次の読みで使われます:さち、ゆき、あき、き、ご、こう、さい、さき、たかたつ、とみ、とも、ひで、みゆき、むら、よし
ただし、代表的な読み方は「さち」と「ゆき」です。幸子(さちこ、ゆきこ)が圧倒的に多いのですが、男性名としても「ゆき」は人気です。
福
「豊かさと喜び」。さいわい、しあわせをあたえる。天の助け。神から授かる助け。ひもろぎ、祭りのときのお供えの意味があります。企業名や店名でも人気の漢字で、地名でも多く使われています。福島、福井、福岡など
人名としては次の読みで使われます:ふく、とみ、さき、さち、たる、とし、むら、もと、よし
徳川十四代将軍の徳川家茂は当初徳川慶福(よしとみ)と名乗っていました。他にも福助、福太郎など古風な名前で使われていましたが、「福くん」の登場で人気の名前になりました。
吉
「めでたい兆し」。よい、すぐれている、りっぱ、めでたい、さいわい、「大吉」のように御神籤にも使われる縁起の良い漢字の代表です。
人名としては次の読みで使われます:きち、よし、きつ、さち、とみ、はじめ
豊臣秀吉はあまりにも有名です。吉の上の部分は「士」と「土」の両方が使われます。
祥
「吉祥」「良いしるし」。めでたいこと、喜ばしいこと、きざし、しるし、吉事の前兆、忌みあけの祭り。喪の一定期間の終わりにする祭り。人名や寺院に多い漢字です。
人名としては次の読みで使われます:さち、しょう、よし、あきら、さか、さき、さち、さむ、ただ、なが、ひろ、やす、ゆき
吉祥天女が有名で、祥子(さちこ、しょうこ)は人気の名前ですね。
寿
「ことぶき」「ひさしい」寿命が長い、長寿、いのち、とし、よわい、としより、ことほぐ、いわう、尊者に杯をすすめ、健康を祝福したり喜びを祝うこと。またはその言葉。
人名としては次の読みで使われます:ひさし、じゅ、かず、いき、ことぶき、かつ、す、ず、たもつ、つね、とし、なが、ひさ、ひで、ひろし
福禄寿、寿老人など神様の名前にも使われます。寿々子(すずこ)も人気です。
七
なな、漢数字の七。人名としては次の読みで使われます:なな、しち、かず
「ななみ」は別の字を当てることもありますが、七美、七実も人気です。七福神、ラッキーセブンなど洋の東西を問わず縁起の良い数字です。縁起の良い漢数字は七の他にも、八、百、千、万、兆などがあります。
ラッキーナンバーに関してはこちらをご覧ください。
あなたのラッキーナンバーは?-数字に込められた意味と歴史を知って運気アップ!-
縁起の良い二文字熟語
今度は縁起の良い二文字熟語を紹介します。
福寿
幸福で長寿なこと。縁起の良い漢字同士の組み合わせです。福寿草は早春の花の少ない時期に咲く花として珍重されており、お正月には欠かせません。正月草とも呼ばれています。
吉祥
めでたいしるし、良い前兆、東京の吉祥寺のように地名や寺院の名称にも使用され、深く愛されています。また、吉祥天は幸福・美・富をもたらす神様です。
瑞雲
瑞兆のひとつとして、吉兆をもたらす雲で彩雲とも呼ばれます。縁起が良い漢字なので芸術作品などにも使われます。
長寿
健やかに生きる願いが込められた漢字です。長寿のお祝いは総称して「賀寿」と言われています。「古稀」(七十歳)「喜寿」(七十七歳)「傘寿」(八十歳)「米寿」(八十八歳)「卒寿」(九十歳)「白寿」(九十九歳)などがありますね。
長寿と書いて「ながひさ」「のぶとし」「たつのぶ」という名前もあります。
開運
運気を切り開き、幸運に向かうこと。お守りや屋号としても広く愛されている言葉です。
豊富
ゆたかに富むこと。ゆたかにあること。たっぷりあること。物質・人材だけでなく経験にも使われる言葉です。
大吉
非常に吉なこと。運勢や縁起がこの上なくよいこと。おみくじでも最も縁起の良い漢字です。
鶴亀
鶴と亀はいずれも寿命が長く、めでたいものとされ、縁起物として種々の飾りに用いられます。鶴は千年、亀は万年の寿命があるとされています。お祝いの席でも喜ばれる漢字です。
名前におすすめ!縁起の良い漢字
ここでは、縁起に良い漢字の中で、名前に用いるのにぴったりなものをいくつか紹介します。参考にしてください。
翔(しょう・かける・とぶ)
鳥が空高く舞い上がる様子から、大きく飛躍することや成功を意味します。翼を張って飛び巡る様子を表す漢字です。さらには天空を飛び走る意味があり、天翔ける(あまかける)天馬のイメージもあります。
人名としては次の読みで使われます:しょう、かける、かけ、か、と
「しょう」は男性、女性ともに人気のある名前で、翔子、翔太郎も縁起の良い名前です。
また、「か」「と」の読みから:美翔(みか)、彩翔(あやか)、翔音(かのん)、愛翔(まなと)、遼翔(はると)などと用いられます。
瑞(ずい・みず)
めでたいことや、光り輝く様子を表す漢字です。また、瑞西(スイス)瑞典(スウェーデン)のように国名に対する当て字としても使用されているようです。相手国に配慮してめでたい漢字を使うならわしがあります。もともとはしるしの玉として、天子が諸侯を奉ずる時に授けていたのが瑞です。転じて、めでたい印となりました。さらに、「みずみずしい」の意味もあり、瑞穂の国といえば日本の美称とされています。
人名としては次の読みで使われます:みず、たま
瑞穂(みずほ)、瑞希(みずき)、瑞輝(たまき)、瑞翔(みずと)など、組み合わせやすい漢字としても人気です。
真(しん・ま)
真実や誠実、嘘偽りのない純粋さを表します。また、かりものでないほんもの、正しいこと、本質、自然の妙理を幅広く表す字として人気があります。
人名としては次の読みで使われます:まこと、しん、さね、ざね、あつ、さだ、さな、ただ、ただし、ちか、なお、ま、まき、まこ、まさ、ます、また、まな、み、みち、もと
たくさんの読みを持つ漢字ですから、いろいろな素晴らしい名前に使えそうです。
美(み、よし)
うつくしい、うるわしい、きれい、おいしい、すぐれているなど、見た目だけでなく心の美しさも表す素晴らしい漢字です。
人名としては次の読みで使われます:み、よし、あい、うま、きよし、とみ、はる、び、ふみ、みつ、よ、よしみ
「み」の読みの名前は多く、男性にも使われます。ひろみ、ひでみ、よしみ、あゆみ、かつみ、なるみ、たまみ、ここみ、ななみ、なおみ、まさみ、まなみ、るみ、あけみ、はるみ、さとみ、あやみ、なみ 素敵な漢字と組み合わせてみましょう。
雅(みやび、まさ)
みやびやか、しとやかで気高い、上品で優美な意味があります。あでやか、正しい、美しいなど、素晴らしい漢字です。
人名としては次の読みで使われます:みやび、まさ、ただし、が、ただ、つね、なり、のり、ひとし、まさし、まさる、もと、よし
女性の名前として「みやび」は人気があります。また、「まさ」と読み、多くの漢字と組み合わせられます。近年では「大雅」「優雅」「風雅」「典雅」「諒雅」のように「が」の音も人気を集めているようです。
漢字とゲン担ぎの関係
「言葉には力が宿る」という考え方があります。言葉は言の葉であり、言霊に通じ、霊力あるいは魂が言葉に宿ると思われているのです。実際にポジティブな言葉を発することでポジティブな気持ちになれることは、学問の場でも証明されています。その時にふさわしいのが縁起の良い漢字です。
ゲンとは仏教用語で、修行や祈りの後に得られる効果や効き目を指します。祈りを行えばその効果が得られるのです。つまり、縁起の良い漢字を使うことで「良い兆し」を招くという考え方です。
江戸時代の歌舞伎や浮世絵でも縁起の良い文字が好まれました。図案化されたりして、書や装飾に「寿」「福」「吉」などを掲げるのです。これにより福を呼び込むとされています。凧揚げの凧の図柄に文字を書いて空に揚げるのも同じ考え方です。
縁起の良い文字を身近においておくだけで、幸運が舞い込んできます。
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縁起の良い漢字は、古くから人々が「幸せになりたい」「健やかに生きたい」と願って選んできた特別な文字です。名前に込める想いや、お祝いの席で使われる言葉、日常の小さな飾りにまで、縁起の良さは息づいています。
あなたの名前や身の回りにある漢字にも、きっと素敵な意味が隠れているはず。少し意識してみるだけで、日々がより前向きで明るいものになるかもしれません。
お気に入りの縁起の良い漢字を見つけて、名前に、持ち物に、暮らしの中に取り入れてみましょう。きっと幸運が、すぐそばまでやってきますよ。
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