あなたのラッキーナンバーは何？

この問いに答えられる人は意外と多いようです。なんとなく気になる数字ってありますよね。誕生日に関する数字や、車のナンバー、生活の中で何かと出くわす数字など…

ラッキーナンバーとは自分の人生を豊かにする最強の数字のこと。
自分に幸運をもたらしてくれる番号なので、自分で決めてOK。「この数字、なんだか好きだな！いいな！」そう思えば、それがあなたのラッキーナンバーです。
人気のある数字や、人に言われた数字にする必要はありません。あなた自身が決める番号であり、変更することもできます。

ただし、その数字の成り立ちや意味を知っておいたほうがいいでしょう。
数字の意味を知ることで、あなたの勝負運や仕事運、恋愛運がより上がるかもしれません。

ラッキーナンバーと似ていて、よく目にするのがエンジェルナンバー。
エンジェルナンバーとは、簡単に説明をすると気になる数字のこと。無意識だとしても、あなたはその数字のことを気にしています。その数字が自分の前に頻繁に現れるのではなくて、気にしているから覚えているのです。
ですから、ラッキーナンバーとエンジェルナンバーは同じようなものと思っていても問題ありません。なぜなら、ラッキーナンバーのことは常に気にしていますよね。

このコラムでは、次の解説を行います。

• 数字の起源
• 国ごとのラッキー・アンラッキーナンバー
• それぞれの数字が持つ意味

数字にまつわるラッキーアイテムのご紹介や、数字それぞれが持つ意味を一覧でご紹介していきます。
普段何気なく使っている数字の知られざる部分を知れば、きっと運気がアップするかも？

数字の起源

あなたは普段、数字を何種類使っていますか？

私達が普段使用している数字にもいくつかの種類があります。
漢字で表記する数字もあれば、ローマ数字もあります。

これらの数字の起源を紹介します。

【漢数字】のはじまり

漢数字は中国から伝来した数字です。
古代中国の甲骨文字にも数字は出てきており、使用され始めたのはなんと紀元前1300年頃と言われています。現代も使っている漢数字は1800年ほど前には既に成立していました。

日本語では「四」は「し」または「よん」、「七」は「しち」または「なな」と読みます。

実際に声に出して読んでみましょう。
上がる時は「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう」と読みますが、下がる時に「じゅう、きゅう、はち、なな、ろく、ご、よん、さん、に、いち」と読むこともあるので不思議です。

韓国語と中国語を一覧表で日本語と比較してみましょう。

数字	韓国語	中国語	日本語
1	イル	イー	イチ
2	イー	アー	ニ
3	サム	サン	サン
4	サー	スー	シ
5	オー	ウー	ゴ
6	ユッ	リィゥ	ロク
7	チル	チー	シチ
8	パル	パー	ハチ
9	クー	ジゥ	キュウ
10	シプ	シー	ジュウ

語源が同じなので、3つの言語ともとても良く似ています。
和語の読み方として「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とお」を使うこともあります。

【ローマ数字】のはじまり

紀元前8世紀から5世紀頃の古代ローマ時代の話です。
ローマ数字は羊飼いが羊の数を数えるために使いはじめたと言われています。羊を一匹ずつ縦棒で表しましたが、わかりやすくするために5匹ごとあるいは10匹ごとにＶやＸを目印として入れました。これをローマ字に当てはめて、現在の表記になりました。

今でも時計の文字盤などでお目にかかります。

【アラビア数字】のデザインの秘密

「アラビア数字」と言われて「？」と、思うかもしれません。
通常はアラビア数字とは表現されずに、単に「数字」と呼ばれています。つまり「0123456789」のことです。

2000年ほど前にインドで生まれて、アラビアで発展し、ヨーロッパに広まり、日本にも伝わって来ました。現在では多くの国で普通に使われています。
このアラビア数字のデザインの起源にはある秘密が隠されていることをご存知ですか？

実は、字の角の数と数字数字の大きさがイコールになっているんです。
実際に見てみましょう！

0は丸い形なので角がありません。1の角はひとつ、2の角はふたつです。各数字の丸の数を数えてみると、どれもそれぞれの数字と一致します。

現代の数字を見慣れているので無理があると感じるかもしれませんが、文字は時代とともに移り変わります。これだけ原型が残っているのも珍しいかもしれません。

ですから、今の文字だと線対称のような「2」と「5」は全く違うところからのスタートですね。「9」は最後に3回曲げていたようです。
「7」に小さな斜線を引く人は今でもいますが、それには重要な意味があったんですね。

国ごとのラッキー・アンラッキーナンバー

個人個人でラッキーナンバーとアンラッキーナンバーがあるように、世界の国々にもありますのでご紹介します。

日本

・日本のラッキーナンバーは7と8

7は七福神に代表されるように幸運をもたらします。
また8は漢数字の「八」の形が下の方が広がっているため、末広がりで縁起が良い数字です。

・日本のアンラッキーナンバーは4と9

日本では昔から不吉な数字を忌み数と呼び、避けてきました。
4と9はそれぞれ「死」「苦」を連想させることから、これらの数字を嫌っている、あるいは畏れている日本人は多いですよね。
実際にマンションの部屋番同などでは、不吉だからとこれらの数字は避けられることが多いようです。

中国

・中国のラッキーナンバーは8と9

8は「発」すなわち「発展する」「大きくなる」などを意味しますので、日本の「八」に似ています。
9は「悠久」の「久」として、中国では大人気の数字です。日本では忌み数とされる9も、海を渡るとラッキーナンバーとして大切にされています。

・中国のアンラッキーナンバーは4と5

4は中国でも日本と同じで発音が「死」を連想するため、5は「無」すなわち「何もない」という意味の「无（wú）」と発音が似ているため、不吉な数字とされています。

インド

・インドのラッキーナンバーは108

人間の煩悩の数であり、除夜の鐘は108回鳴ります。さすが、お釈迦様の生まれた国ですね。

・インドのアンラッキーナンバーは26

インドでは不吉な数はほとんどありませんが、強いてあげれば「26」です。
インドでの災害やテロなどはなぜか26日に起こることが多いそうです。例えば、2001年1月26日にグジャラート州で起きた大震災、2008年11月26日には死者・負傷者が大勢出てしまったムンバイでの同時多発テロの発生など…

アメリカ

・アメリカのラッキーナンバーは7

アメリカに限らずキリスト教圏では、ラッキーセブンと言われるほど7が好まれます。
キリストが世界を作り上げた7日目を神聖な日・安息日としたといわれていて、特別な数字です。

・アメリカのアンラッキーナンバーは191と13

一方でアメリカの忌み数は191です。理由は、191という数字にまつわる航空機事故が多発しているから。
1967年のX-15フライトNo.191、1979年のアメリカン・エアラインのフライトNo.191など、他にも多数の「191」にまつわるフライトの事故があります。

また、キリスト教圏のアメリカでは13も不吉な数とする人がいます。
有名な理由としては、キリストを裏切ったユダが最後の晩餐で13番目の席についたから、また、キリストが処刑されたのは金曜日だったとされていることから、「13日の金曜日」は不吉な日として忌み嫌われています。

それぞれの数字が持つ意味

あなたのラッキーナンバーは？
数字には、それぞれの特性があり意味があります。その意味を忘れないことが自分の勝負運を上げることにつながります。
数字に込められた意味を知り、身に着けることで運気をアップしませんか？

0「行動力-Action-」

無の状態から何かを生じさせる「行動力」を象徴する数字です。
あらゆる現象の原点です。

1「希望-Hope-」

全ては1から始まり、それは「希望」に満ちた数字です。
希望があるからこそ物事を始められます。

2「才能-Talent-」

素数の最初の数であり、偶数の根源でもあります。
自らが備え持つ「才能」の象徴です。

3「創造力-Creation-」

物事の基本となる3があるからこそ、さまざまなことを創り出せます。
まさに「創造力」の数字です。

4「信頼-Trust-」

安定して支え合うことができる数です。
そこには「信頼」する気持ちが宿ります。

5「自由-Freedom-」

星のマークの五芒星はいろんな方向へ輝きを放ちます。
「自由」に飛び立てる数字です。

6「愛-Love-」

2でも3でも割り切れる数は包容力があり「愛」の象徴です。
1日の時間も、月の数も6の倍数です。

7「直感-Intuition-」

人が一瞬でわかる個数は7であるため「直感」を表す数です。
マジックナンバー7と呼ばれています。

8「力-Power-」

前後左右と斜めの八方向からエネルギーや情報が集まります。
それが「力」の源です。

9「知恵-Wisdom-」

一桁では最大の数、そして陽の数である9は大いなる叡智を集めた数字です。
そこには「知恵」が溢れています。

ラッキーナンバーを身に着ける

それぞれの数字と数字が持つ意味が刻印された指輪は、力を発揮したいときのお守りとしてきっとあなたの味方になってくれます。
お友達や恋人とお揃いでつけても素敵ですね。

数字の意味を知ると見え方が変わる

普段何気なく使っている数字の様々な意味や歴史をご紹介しました。
毎日必ずどこかで目にする数字も、意味を知るだけで違ったものに見えてくるのではないでしょうか？

このコラムが、あなたの明日がちょっとでも変わるきっかけになれば幸いです♪

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