今聴きたいラーガロック3選 ジャパニーズロック編

こんにちは。feiです。
前回はブリティッシュロック編① でしたが、皆さま聴いて頂けましたでしょうか?
きっと色々な気持ちで聴いてくれたと思います。

さて、第2回目はジャパニーズロック編です。
ジャパニーズロック=ラーガロックはなにかピンとこないところもありますが、やはり60年代から70年代にかけて色々な人達が挑戦してます。

今回はそのたくさんのジャパニーズラーガロックより3選です。
また、個人的な見解ではありますが、マニアック度とおすすめ度を★5つで記載してみましたので是非ご参考ください。

それでは最後までお楽しみ下さい。

①ザ・スパイダース
MR.TAX 1968年
マニア度 ★
おすすめ度 ★★★★

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GS【グループ・サウンズ】の一番有名なバンド ザ・スパイダースの曲より、ムッシュかまやつ【かまやつひろし】の日本発1人多重録音のオリジナル曲、MR.TAXという曲です。

この曲は明らかにビートルズのTAXMANの影響下にあるものですが、サイケデリック度からしますとこちらの方が上でしょう。
はじめにメトロノームから導かれて、そこにドラムが加わるというスリリングな展開に息をのみます。

さて、どこにシタール? 今回は間奏のギターソロ部分ですが、こちらはなんとエレクトリックシタールを使用しています。
ちょっと反則かもしれませんが、カッコいいのでお許しください。

エレキシタール

やはり、シタールの音が入ることでグッとサイケ度が増しますね。
補足ですが、スパイダース のメンバーは他に堺正章や井上順もいたグループとして有名です。

②フラワートラベリンバンド
アルバム●Satori より Satori part.3 1971年
マニア度  ★★★
おすすめ度  ★★★★★

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ジョー山中率いる海外志向が高かったバンドで、ギターの石間秀樹は当時は、珍しいインド音階を駆使したラーガ奏法の日本人第一人者でもあります。
このアルバムで、インド音楽のエッセンスを多大に導入してます

またアルバムジャケットもエスニック志向が全開ですね。おすすめ度大です。
出来ればアナログレコードを手にして頂きたいです。
見開きジャケットに痺れます。

 

③遠藤賢司  
シングル●猫が眠っている 1969年

マニア度  ★★★★
おすすめ度  ★★★★

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エンケンこと遠藤賢司のデビューシングルのB面に収録されたアシッドフォークロックです。
とにかく参加メンバーが凄くて、加藤和彦[タブラ]、西岡たかし[シタール]、早川義夫[鈴] が参加。
もうジャパニーズロック界の重鎮たちですね。

さて、楽曲の方はまずエンケンのギターの音色に注目。
おそらくギターが変則チューニングだと思うのですが、これがまたラーガ度倍増、他の楽器に耳がいきがちですが、是非ギターサウンドも聴いてみてください。
あとは最後方でのギターとシタールの掛け合い部分ですね。
きっと満足して頂けるはずです。

 

僕もオリジナルシングルレコード探したんですが、とにかく手に入らないレア盤なので、一度だけ復刻盤が出た時に真っ先に購入した思い出があります。

いかがでしたでしょうか?
この時代にも、こんなステキなラーガロックが日本にあったなんて、なんと民俗的なのでしょう。
それではまた次回お会いしましょう。

नमस्ते,!


筆者プロフィール:   @feizemin
中学の頃はクラシック音楽少年だったが親戚にビートルズのカセットテープを借りて聴いたその日よりロックミュージックに目覚める。
現在は営業部に所属している傍ら、プライベートでは自身のグループfeimoというオリジナルグループで日々オリジナルソングを作ってレコーディングなどおこない、音楽を通じて人々を幸福に出来るよう活動中。


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