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ハワイでは古くから、あらゆる自然や現象に神が宿るとされてきました。神話やフラのメレ(歌詞)にも登場する火の女神ペレや、雪の女神ポリアフより、もっと前から存在する偉大な神々をご存じですか?
ハワイの人々の思想や風習にも大きな影響を与えている特別な神…「ハワイ四大神」についてお話したいと思います。
ハワイの神々の中で、人類創生に関わったとされるハワイ四大神。ここでは、そのルーツや特徴についてご紹介します。
ハワイ四大神とは、クー、ロノ、カネ、カナロアのこと。神話では「彼らはどこか遠い世界から精霊たちと一緒にやってきた」とされており、ハワイ固有の神ではありません。
古代ハワイアンのルーツとされるサモアやタヒチ、ニュージーランドなどポリネシア全域で、古くから同様の名前や特徴を持つ神々が信仰されています。
つまり、その昔ハワイアンがカヌーに乗ってハワイ諸島にやってきた際、故郷の信仰を持ち込み、ハワイの風土に合わせ変化したのではないかと考えられています。
ハワイ四大神は、戦い、豊穣、生命、海など、古代ハワイの生活の根幹をつかさどる特別な神として人々に信仰されてきました。
四大神と直接対話ができるのは王や首長のみ。高位のカフナ(司祭)がこれを仲介したといわれています。
個性豊かなハワイ四大神は、それぞれの異なる世界を支配していました。時には「キノラウ(化身)」と呼ばれる植物や動物に姿を変え、人々の前に現れることもあったそうです。
戦いの神として知られる「クー」は、同時に山、森、農業をつかさどります。カメハメハ王が軍神クーを崇拝していたことは大変有名。
また戦いの神として活躍する一方で、古代ハワイでは、種をまく時や薬草を摘む際、農業の神としてクーに祈りを捧げていたのだとか。
キノラウ(化身):ウルの木、ココナッツ、鷹
豊穣、平和、愛の神として知られる「ロノ」。ハワイでは10月中旬から4カ月間「マカヒキ(収穫祭)」と呼ばれ、軍神クーに代わり、豊穣と平和の神ロノが支配すると考えられてきました。
ハワイでは「ロノはマカヒキと共に、白い帆をたなびかせ、船に乗ってやってくる」と信じられていました。
そのため、たまたまマカヒキの時期、船に乗ってイギリスからやってきたクック船長が、ロノが来たと誤解され大歓迎を受けたというのは有名な話ですね。
キノラウ(化身):豚、ククイの木、イプ
「カネ」は「カーネ」とも呼ばれ、生命の神。他にも太陽、水、植物などをつかさどります。人間を創造し、その祖先とする四大神のリーダー的存在。
カネ・ワヒランや、カネ・ル・ホヌアなど多くの呼び名を持ち、カネ・ミロハイはペレやヒイアカの父であり空と大地を創ったとされています。
カネはハワイ語で「男性」の意味。タヒチやニュージーランドでは「タネ」と呼ばれています。
キノラウ(化身):サンゴ、フクロウ、タロ
「カナロア」は、海の生物、潮流、航海などをつかさどる神。死の世界の神でもあり、神話でいつもカネと一緒に登場します。
古代ハワイでは航海する際カナロアに祈りを捧げました。カナロアは、ハワイ以外のポリネシアの国々では最高位の神とされています。しかしハワイでは四大神の中でマイナーな印象がいなめません。
カナロアは、黄泉の国の神でもあることから、18世紀末以降にキリスト教の布教が進むと、サタン(悪魔)として扱われることも。
キノラウ(化身):クジラ、イカ、タコ
古代ハワイで絶大な力を持つ4人の神々は、ハワイの芸術や自然環境に対する考え方にも影響を及ぼしたといわれています。
ハワイの博物館やヘイアウなどで見かける木彫りの像をご存じですか?これらは「ティキ(ハワイ語でキー)」と呼ばれる神像。
ティキは古代ポリネシアから伝わった信仰のシンボル。木製だけでなく、石や鳥の羽根で作られたものもあります。ハワイでは四大神を表したティキが有名です。
ティキには、神のマナ(神秘の力)が宿るとされ崇拝されていましたが、現在では芸術品やオブジェ、お土産品として大人気。
ティキを模した雑貨や、ハワイ土産の定番「ハワイアンホースト(マカデミアナッツ)」のパッケージのデザインモチーフとしても使われています。
ハワイの人々は古くから、厳しい大自然の中で暮らしてきました。自然を敬い、そこに神を見出し、自然と共存しながら生きてきた歴史があります。
航海へ出る際は海の神カナロアに祈りを捧げ、山に薬草を取りに行く際はクーに祈り、清らかな水を飲むとカネに感謝し、ロノに豊作を祈願する…
ハワイには、決して神の怒りに触れぬよう、自然の恵みに感謝するという文化が根付いています。
古代ハワイには、ハワイの四大神にまつわるお祭りや儀式があります。中でも特に有名なものをご紹介します。
ハワイ四大神の祭りとして最も有名な「マカヒキ」。10月半ばから4ヵ月にわたり盛大に行われる、ロノを主神とする収穫祭のことです。
マカヒキの間は戦争も中断し、労働も禁止されます。人々はロノに感謝し貢物を捧げた後はゲームやスポーツなどを楽しみながら平和に過ごします。
ハワイ諸島統一を目指していたカメハメハ大王は、カフナ(司祭)の進言により、ハワイ島に軍神クーを祀る「プウコホラ・ヘイアウ(祭壇)」を建てました。
その際、ライバルである従兄弟のケオウア・クアフウラを生贄に捧げたことで、ハワイ島統一を成し遂げられた…といわれています。
このように軍神クーを祀るヘイアウでは、多くの人身御供(生贄)の儀式が行われていたのだとか。
人類の誕生にまつわる神話には諸説あります。今回は、ハワイ四大神による創生神話や有名な民話をいくつかご紹介します。
クー、ロノ、カネの神々は、まず土から「クム・ホヌア」という男を作り、妻として「ラロ・ホヌア」を与えて全世界を治める首長としました。
最初の人間である2人は、夫婦として幸せに暮らしていました。しかし妻のラロ・ホヌアが、アイア・ヌイ・ヌケア・ア・ク・ラワイア(白いくちばしの大きな海鳥)にそそのかされ、カネの神聖な果実を食べてしまったのです。果物を食べたラロ・ホヌアは発狂して海鳥となり、夫のクム・ホヌアは死を宣告されました。
この話、どこかで聞いたことありませんか?そうです、聖書にある「アダムとイブ」のお話と酷似していますよね。
当時の研究者たちは、ハワイの伝承を記録に残したつもりでした。しかし、その情報元はキリスト教に改宗したハワイアンたち。結果、物語は聖書の影響を色濃く残した内容となってしまった…というわけです。
クー、ロノ、カネ、カナロアの4人は、オアフ島のモーカプで人間を作ることにしました。カネが泥から人形を作り、カナロアが形を整え、クーとロノはカネの指示により泥人形に命を吹き込みました。
泥人形は人間の男になり「ウエラ・アヒ・ラニ・ヌイ」と名付けられました。成長した男はある日、自分の足元についてくる「黒い影」の存在に気づきます。
彼はいつも自分についてくる影に「アカ」と名付け、話しかけていました。見かねた神々は、彼が寝ている間に、彼の体を裂き中から女性を取り出しました。
目が覚めた男は、突然隣に現れた女性を見て「神々が、アカ(影)を女性に変えてくれたに違いない!」と喜び、「ケ・アカ・フリ・ラニ」と名付けました。そして2人はハワイの人々の祖先となりました。
なんとも…伝説とはいえ、影に名前を付けて仲良くなるなんて微笑ましいですね。
クーが人間の妻をめとり村で平和に暮していました。ある年、雨がまったく降らず不作が続き、村人たちは飢餓に苦しんでいました。
人間のふりをしていたため、何もできずにいたクーは、子ども達が泣いているのを見て決意します。ついにクーは妻に別れを告げ、自らウルの木※に姿を変えて村人たちを飢餓から救ったのです。
これは軍神としてではなく、農業の神としての慈愛に満ちたクーのお話です。
※ウルの木、焼いて食べるとパンのような味がするためパンノキとも呼ばれます。大きな実がたくさん実るため、古代では主食のひとつとされていました。
ハワイ島渓谷に住む美女に一目惚れしたロノは、彼女と結婚。2人は幸せに暮らしていましたが、ある日妻の浮気を疑ったロノは彼女を殺してしまいます。
しかし浮気は誤解でした。悲しみに暮れたロノは、亡き妻の偲び「マカヒキ祭」を定め「いつか私は戻ってくる」と言い残し船に乗ってハワイを去っていきました。
これが「マカヒキの頃、ロノが船に乗ってやってくる」といわれる由来だとか。ハワイの神々が人間を好きになったり、嫉妬で殺してしまったり、反省したりと神でありながら人間味が溢れるところも魅力ですね。
ハワイでは、あらゆる自然の中に神が宿るという自然崇拝の信仰があります。ハワイ神話の中には実に多くの神が登場し、今もハワイの自然や人々の暮らしの中に息づいています。
今回は、ハワイの人々にとって特に偉大な存在である「ハワイ四大神」について詳しくお届けしました。
ハワイの思想や芸術などに大きな影響を与えた神々を知ることで、もっとハワイを近くに感じていただけると幸いです。
ハワイでは古くから、あらゆる自然や現象に神が宿るとされてきました。
神話やフラのメレ(歌詞)にも登場する火の女神ペレや、雪の女神ポリアフより、もっと前から存在する偉大な神々をご存じですか?
ハワイの人々の思想や風習にも大きな影響を与えている特別な神…
「ハワイ四大神」についてお話したいと思います。
目次
ハワイ神話 ハワイ四大神とは?
ハワイの神々の中で、人類創生に関わったとされるハワイ四大神。ここでは、そのルーツや特徴についてご紹介します。
ハワイ四大神の由来
ハワイ四大神とは、クー、ロノ、カネ、カナロアのこと。
神話では「彼らはどこか遠い世界から精霊たちと一緒にやってきた」とされており、ハワイ固有の神ではありません。
古代ハワイアンのルーツとされるサモアやタヒチ、ニュージーランドなどポリネシア全域で、古くから同様の名前や特徴を持つ神々が信仰されています。
つまり、その昔ハワイアンがカヌーに乗ってハワイ諸島にやってきた際、故郷の信仰を持ち込み、ハワイの風土に合わせ変化したのではないかと考えられています。
ハワイ四大神の特徴
ハワイ四大神は、戦い、豊穣、生命、海など、古代ハワイの生活の根幹をつかさどる特別な神として人々に信仰されてきました。
四大神と直接対話ができるのは王や首長のみ。高位のカフナ(司祭)がこれを仲介したといわれています。
ハワイ四大神の紹介
個性豊かなハワイ四大神は、それぞれの異なる世界を支配していました。
時には「キノラウ(化身)」と呼ばれる植物や動物に姿を変え、人々の前に現れることもあったそうです。
戦いの神「クー」
戦いの神として知られる「クー」は、同時に山、森、農業をつかさどります。カメハメハ王が軍神クーを崇拝していたことは大変有名。
また戦いの神として活躍する一方で、古代ハワイでは、種をまく時や薬草を摘む際、農業の神としてクーに祈りを捧げていたのだとか。
キノラウ(化身):ウルの木、ココナッツ、鷹
豊穣と平和の神「ロノ」
豊穣、平和、愛の神として知られる「ロノ」。ハワイでは10月中旬から4カ月間「マカヒキ(収穫祭)」と呼ばれ、軍神クーに代わり、豊穣と平和の神ロノが支配すると考えられてきました。
ハワイでは「ロノはマカヒキと共に、白い帆をたなびかせ、船に乗ってやってくる」と信じられていました。
そのため、たまたまマカヒキの時期、船に乗ってイギリスからやってきたクック船長が、ロノが来たと誤解され大歓迎を受けたというのは有名な話ですね。
キノラウ(化身):豚、ククイの木、イプ
生命の神「カネ」
「カネ」は「カーネ」とも呼ばれ、生命の神。他にも太陽、水、植物などをつかさどります。人間を創造し、その祖先とする四大神のリーダー的存在。
カネ・ワヒランや、カネ・ル・ホヌアなど多くの呼び名を持ち、カネ・ミロハイはペレやヒイアカの父であり空と大地を創ったとされています。
カネはハワイ語で「男性」の意味。タヒチやニュージーランドでは「タネ」と呼ばれています。
キノラウ(化身):サンゴ、フクロウ、タロ
海の神「カナロア」
「カナロア」は、海の生物、潮流、航海などをつかさどる神。死の世界の神でもあり、神話でいつもカネと一緒に登場します。
古代ハワイでは航海する際カナロアに祈りを捧げました。カナロアは、ハワイ以外のポリネシアの国々では最高位の神とされています。しかしハワイでは四大神の中でマイナーな印象がいなめません。
カナロアは、黄泉の国の神でもあることから、18世紀末以降にキリスト教の布教が進むと、サタン(悪魔)として扱われることも。
キノラウ(化身):クジラ、イカ、タコ
ハワイ四大神の影響
古代ハワイで絶大な力を持つ4人の神々は、ハワイの芸術や自然環境に対する考え方にも影響を及ぼしたといわれています。
芸術や文化への影響
ハワイの博物館やヘイアウなどで見かける木彫りの像をご存じですか?
これらは「ティキ(ハワイ語でキー)」と呼ばれる神像。
ティキは古代ポリネシアから伝わった信仰のシンボル。木製だけでなく、石や鳥の羽根で作られたものもあります。ハワイでは四大神を表したティキが有名です。
ティキには、神のマナ(神秘の力)が宿るとされ崇拝されていましたが、現在では芸術品やオブジェ、お土産品として大人気。
ティキを模した雑貨や、ハワイ土産の定番「ハワイアンホースト(マカデミアナッツ)」のパッケージのデザインモチーフとしても使われています。
自然環境への敬意
ハワイの人々は古くから、厳しい大自然の中で暮らしてきました。
自然を敬い、そこに神を見出し、自然と共存しながら生きてきた歴史があります。
航海へ出る際は海の神カナロアに祈りを捧げ、山に薬草を取りに行く際はクーに祈り、清らかな水を飲むとカネに感謝し、ロノに豊作を祈願する…
ハワイには、決して神の怒りに触れぬよう、自然の恵みに感謝するという文化が根付いています。
ハワイ四大神の祭りと儀式
古代ハワイには、ハワイの四大神にまつわるお祭りや儀式があります。中でも特に有名なものをご紹介します。
ロノの収穫祭「マカヒキ」
ハワイ四大神の祭りとして最も有名な「マカヒキ」。
10月半ばから4ヵ月にわたり盛大に行われる、ロノを主神とする収穫祭のことです。
マカヒキの間は戦争も中断し、労働も禁止されます。人々はロノに感謝し貢物を捧げた後はゲームやスポーツなどを楽しみながら平和に過ごします。
「プウコホラ・ヘイアウ」生贄の儀式
ハワイ諸島統一を目指していたカメハメハ大王は、カフナ(司祭)の進言により、ハワイ島に軍神クーを祀る「プウコホラ・ヘイアウ(祭壇)」を建てました。
その際、ライバルである従兄弟のケオウア・クアフウラを生贄に捧げたことで、ハワイ島統一を成し遂げられた…といわれています。
このように軍神クーを祀るヘイアウでは、多くの人身御供(生贄)の儀式が行われていたのだとか。
ハワイ四大神による創生神話・民話
人類の誕生にまつわる神話には諸説あります。今回は、ハワイ四大神による創生神話や有名な民話をいくつかご紹介します。
【創生神話①】クム・ホヌアの伝説
クー、ロノ、カネの神々は、まず土から「クム・ホヌア」という男を作り、妻として「ラロ・ホヌア」を与えて全世界を治める首長としました。
最初の人間である2人は、夫婦として幸せに暮らしていました。しかし妻のラロ・ホヌアが、
アイア・ヌイ・ヌケア・ア・ク・ラワイア(白いくちばしの大きな海鳥)にそそのかされ、
カネの神聖な果実を食べてしまったのです。果物を食べたラロ・ホヌアは発狂して海鳥となり、夫のクム・ホヌアは死を宣告されました。
この話、どこかで聞いたことありませんか?そうです、聖書にある「アダムとイブ」のお話と酷似していますよね。
当時の研究者たちは、ハワイの伝承を記録に残したつもりでした。しかし、その情報元はキリスト教に改宗したハワイアンたち。結果、物語は聖書の影響を色濃く残した内容となってしまった…というわけです。
【創生神話②】ウエラ・アヒ・ラニ・ヌイの伝説
クー、ロノ、カネ、カナロアの4人は、オアフ島のモーカプで人間を作ることにしました。カネが泥から人形を作り、カナロアが形を整え、クーとロノはカネの指示により泥人形に命を吹き込みました。
泥人形は人間の男になり「ウエラ・アヒ・ラニ・ヌイ」と名付けられました。成長した男はある日、自分の足元についてくる「黒い影」の存在に気づきます。
彼はいつも自分についてくる影に「アカ」と名付け、話しかけていました。見かねた神々は、彼が寝ている間に、彼の体を裂き中から女性を取り出しました。
目が覚めた男は、突然隣に現れた女性を見て「神々が、アカ(影)を女性に変えてくれたに違いない!」と喜び、「ケ・アカ・フリ・ラニ」と名付けました。そして2人はハワイの人々の祖先となりました。
なんとも…伝説とはいえ、影に名前を付けて仲良くなるなんて微笑ましいですね。
【四大神にまつわる民話①】クーとウルの木
クーが人間の妻をめとり村で平和に暮していました。ある年、雨がまったく降らず不作が続き、村人たちは飢餓に苦しんでいました。
人間のふりをしていたため、何もできずにいたクーは、子ども達が泣いているのを見て決意します。ついにクーは妻に別れを告げ、自らウルの木※に姿を変えて村人たちを飢餓から救ったのです。
これは軍神としてではなく、農業の神としての慈愛に満ちたクーのお話です。
※ウルの木、焼いて食べるとパンのような味がするためパンノキとも呼ばれます。大きな実がたくさん実るため、古代では主食のひとつとされていました。
【四大神にまつわる民話②】ロノとマカヒキ
ハワイ島渓谷に住む美女に一目惚れしたロノは、彼女と結婚。2人は幸せに暮らしていましたが、ある日妻の浮気を疑ったロノは彼女を殺してしまいます。
しかし浮気は誤解でした。悲しみに暮れたロノは、亡き妻の偲び「マカヒキ祭」を定め「いつか私は戻ってくる」と言い残し船に乗ってハワイを去っていきました。
これが「マカヒキの頃、ロノが船に乗ってやってくる」といわれる由来だとか。
ハワイの神々が人間を好きになったり、嫉妬で殺してしまったり、反省したりと神でありながら人間味が溢れるところも魅力ですね。
ハワイ四大神のまとめ
ハワイでは、あらゆる自然の中に神が宿るという自然崇拝の信仰があります。
ハワイ神話の中には実に多くの神が登場し、今もハワイの自然や人々の暮らしの中に息づいています。
今回は、ハワイの人々にとって特に偉大な存在である「ハワイ四大神」について詳しくお届けしました。
ハワイの思想や芸術などに大きな影響を与えた神々を知ることで、もっとハワイを近くに感じていただけると幸いです。