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「和」の新たな未来のカタチを再創造し、CREATIVEに創り出してく。 倭物やカヤから、この秋、素敵なコラボレーションが生まれました。
新進気鋭の着物・オブジェ作家である重宗玉緒さんとのコラボレーションで生まれる和洋服が、新しい「和」の世界を開きます。重宗玉緒さんの創作のテーマはずばり「生と死」「光と闇」。カヤのアイテムをキャンバスに描き出す世界観と表現力に、誰もがきっと驚くでしょう。
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カヤとのコラボが実現した重宗玉緒さん。 彼女のキャリアのスタートは、大正から昭和初期にかけてのウィンテージ着物に魅せられて始めた着物制作でした。着物や帯の制作は、仕立て以外の地入れ・染め・蒸し・水元のすべての工程を作家自身で行うところから開始し、さまざまな手法にトライしながら、唯一無二の個性ある着物や帯、小物などを生み出し続けています。
現在では着物や浴衣に始まる活動は次第に幅を広げ、自身の作品の撮影やファッションショーのディレクション、スタイリング、フロップスタイリングなどを一貫して手掛けるなど、作品作りを中心としながらも、活動の幅を広げています。
重宗玉緒の作品は、繊細で美しい柄の表現が特徴。正絹の手描き友禅の着物をはじめ、手描きの元絵からパターンを作り、型染・スクリーン捺染・インクジェットプリントなど、さまざまな手法を用いて職人さんとの協力で作られているとのこと。近くで見ると、その細やかなタッチと、独自の色使い、ストーリー性のある世界観に引き込まれてしまいます。
ここからは重宗玉緒さんとカヤのコラボで実現した、着物柄をよりカジュアルに、日常の中でも楽しめるアイテムをご紹介。重宗玉緒さんのオリジナルの柄6点のそれぞれのコンセプトを紹介しながら、ラインナップをご覧いただきます。
モダン着物ワンピース《重宗玉緒×倭物やカヤ》￥13,200税込
玉緒さん：私は大正末期〜昭和初期に作られたアンティーク着物のデザインの面白さを知って着物を好きになり、自分で下絵を描き、デザインするようになったのですが、リアルで美しい金魚のアンティーク着物は本当に素敵なんです。自分も着てみたいな、1枚手に入れたいな、と思いましたが、金魚はみんな大好きだからなのかお値段が高騰していて手が届かなくて。それなら自分で作ろう！と思って描いた図案です。
金魚の大胆な構図を活かした、まるで着物のようなシルエットのワンピース。ウエストが帯風の仕立てになっており、紐を結べばより和装の雰囲気を味わうことができます。帽子やブーツなどのアイテムを合わせれば、レトロな魅力がいっそう引き立ちますね。
モダン着物羽織《重宗玉緒×倭物やカヤ》￥16,500税込
玉緒さん：これもアンティーク着物の図案でよく見る、リアルで美しい鳥の着物が欲しくて、自分で作りました。 アンティーク着物のデザインはとても素晴らしいですが、それをそのまま真似して作るのではなく、踏襲しながらモダンにアップデートしたデザインを作ることを意識しています。 鳩も一羽ずつ手描きして、ベースの模様と組み合わせてデザインしました。
堂々と着物全体を包み込むように舞う鳩が力強い印象。市松模様（チェッカーフラッグ）との響き合いで、柄全体に躍動感を感じます。身にまとえば、心まで羽ばたくような自由を感じられるかもしれませんね。
帯ベルト《重宗玉緒×倭物やカヤ》￥5,500税込
玉緒さん：これは「メメント・モリ＝死を想像せよ」というテーマに沿って制作した、楽しく遊んでいる女性の隣に骸骨が佇む4枚のコラージュ絵画連作を素材にデザインしたものです。示唆を含んだ少し怖いテーマであっても、ポップさ、面白さを探してデザインするようにしています。
重宗玉緒さんが日頃創作のテーマとされている「生と死」「光と闇」、死を想像せよというメッセージの「メメント・モリ」が深く表現された作品ですね。 両面に異なるデザインが施された帯ベルトは、お手持ちの洋服も、巻いて結ぶだけで簡単に和装風の帯スタイルが楽しめるアイテムです。
さて、着物・オブジェ作家である重宗玉緒とのコラボレーションを紹介してまいりました。 3つの個性ある柄の由来や、作家の思いを感じていただけたのではないでしょうか。 カヤと重宗玉緒のコラボアイテムは、倭物の魅力を現代に伝えるカヤと、重宗玉緒さんだけが生み出すことのできる「和」の個性が魔法のようにフュージョンし生まれた唯一無二のアイテムたち。
日本文化がこんなにもクリエイティブに進化することができるのか！という驚きと希望に満ち溢れたコラボレーションとなりました。
次回の記事では、残る3つの柄についての紹介と、さらに作品作りの裏側に迫ってみたいと思います。ぜひ第2弾もお楽しみに！
「和」の新たな未来のカタチを再創造し、CREATIVEに創り出してく。
倭物やカヤから、この秋、素敵なコラボレーションが生まれました。
新進気鋭の着物・オブジェ作家である重宗玉緒さんとのコラボレーションで生まれる和洋服が、新しい「和」の世界を開きます。重宗玉緒さんの創作のテーマはずばり「生と死」「光と闇」。カヤのアイテムをキャンバスに描き出す世界観と表現力に、誰もがきっと驚くでしょう。
あなたもKIMONOテキスタイルの魔法に魅せられてみませんか？
伝統と創作の饗宴。着物作家・重宗玉緒
カヤとのコラボが実現した重宗玉緒さん。
彼女のキャリアのスタートは、大正から昭和初期にかけてのウィンテージ着物に魅せられて始めた着物制作でした。着物や帯の制作は、仕立て以外の地入れ・染め・蒸し・水元のすべての工程を作家自身で行うところから開始し、さまざまな手法にトライしながら、唯一無二の個性ある着物や帯、小物などを生み出し続けています。
現在では着物や浴衣に始まる活動は次第に幅を広げ、自身の作品の撮影やファッションショーのディレクション、スタイリング、フロップスタイリングなどを一貫して手掛けるなど、作品作りを中心としながらも、活動の幅を広げています。
重宗玉緒の作品は、繊細で美しい柄の表現が特徴。正絹の手描き友禅の着物をはじめ、手描きの元絵からパターンを作り、型染・スクリーン捺染・インクジェットプリントなど、さまざまな手法を用いて職人さんとの協力で作られているとのこと。近くで見ると、その細やかなタッチと、独自の色使い、ストーリー性のある世界観に引き込まれてしまいます。
カヤの和装カジュアルウエアで重宗玉緒の魔法の主人公になろう
ここからは重宗玉緒さんとカヤのコラボで実現した、着物柄をよりカジュアルに、日常の中でも楽しめるアイテムをご紹介。重宗玉緒さんのオリジナルの柄6点のそれぞれのコンセプトを紹介しながら、ラインナップをご覧いただきます。
金魚 -KINGYO-
モダン着物ワンピース《重宗玉緒×倭物やカヤ》￥13,200税込
玉緒さん：私は大正末期〜昭和初期に作られたアンティーク着物のデザインの面白さを知って着物を好きになり、自分で下絵を描き、デザインするようになったのですが、リアルで美しい金魚のアンティーク着物は本当に素敵なんです。自分も着てみたいな、1枚手に入れたいな、と思いましたが、金魚はみんな大好きだからなのかお値段が高騰していて手が届かなくて。それなら自分で作ろう！と思って描いた図案です。
金魚の大胆な構図を活かした、まるで着物のようなシルエットのワンピース。ウエストが帯風の仕立てになっており、紐を結べばより和装の雰囲気を味わうことができます。帽子やブーツなどのアイテムを合わせれば、レトロな魅力がいっそう引き立ちますね。
鳩-HATO-
モダン着物羽織《重宗玉緒×倭物やカヤ》￥16,500税込
玉緒さん：これもアンティーク着物の図案でよく見る、リアルで美しい鳥の着物が欲しくて、自分で作りました。
アンティーク着物のデザインはとても素晴らしいですが、それをそのまま真似して作るのではなく、踏襲しながらモダンにアップデートしたデザインを作ることを意識しています。
鳩も一羽ずつ手描きして、ベースの模様と組み合わせてデザインしました。
堂々と着物全体を包み込むように舞う鳩が力強い印象。市松模様（チェッカーフラッグ）との響き合いで、柄全体に躍動感を感じます。身にまとえば、心まで羽ばたくような自由を感じられるかもしれませんね。
Life
帯ベルト《重宗玉緒×倭物やカヤ》￥5,500税込
玉緒さん：これは「メメント・モリ＝死を想像せよ」というテーマに沿って制作した、楽しく遊んでいる女性の隣に骸骨が佇む4枚のコラージュ絵画連作を素材にデザインしたものです。示唆を含んだ少し怖いテーマであっても、ポップさ、面白さを探してデザインするようにしています。
重宗玉緒さんが日頃創作のテーマとされている「生と死」「光と闇」、死を想像せよというメッセージの「メメント・モリ」が深く表現された作品ですね。
両面に異なるデザインが施された帯ベルトは、お手持ちの洋服も、巻いて結ぶだけで簡単に和装風の帯スタイルが楽しめるアイテムです。
まとめ
さて、着物・オブジェ作家である重宗玉緒とのコラボレーションを紹介してまいりました。
3つの個性ある柄の由来や、作家の思いを感じていただけたのではないでしょうか。
カヤと重宗玉緒のコラボアイテムは、倭物の魅力を現代に伝えるカヤと、重宗玉緒さんだけが生み出すことのできる「和」の個性が魔法のようにフュージョンし生まれた唯一無二のアイテムたち。
日本文化がこんなにもクリエイティブに進化することができるのか！という驚きと希望に満ち溢れたコラボレーションとなりました。
次回の記事では、残る3つの柄についての紹介と、さらに作品作りの裏側に迫ってみたいと思います。ぜひ第2弾もお楽しみに！