人気のキーワード
★隙間時間にコラムを読むならアプリがオススメ★
ヨーロッパの人々にとって、クリスマスはとても大事な祝日。 街中はお店が閉まり、人がいなくて静かに。にぎやかなのは、おうちの中で、年に一度の大切な日は、家族や親戚、大切な人たちと集まり、食事を楽しんでプレゼントを交換します。クリスマスの数週間前から「クリスマスマーケット」が開催され、プレゼントを用意したり、それぞれが祝日を楽しんでいます。 今日はヨーロッパのクリスマスのお話をご紹介します。今年のクリスマスを素敵に過ごす為の参考になれればうれしいです!
アドベントは、クリスマスまでの準備期間のこと。 アドベントを含めて、ヨーロッパのクリスマスは4週間前から始まっています。北イタリアでは、アドベント期間に、「パネットーネ」という北イタリア伝統のクリスマスのお菓子を大切な人や家族に贈る習慣があるんです。
ドーム型をした大きな菓子パンとケーキのようなスイーツは、ドライフルーツがたっぷり練り込まれ、中はしっとり。カラフルな包装紙やクリスマスカラーのリボンに包んでプレゼントします。クリスマスが近づくにつれて、増えていくパネットーネをみるとクリスマス気分が高まっていきます。もちろん、クリスマスまで食べることはお預け。
クリスマスマーケットの本場、ドイツではカラフルでにぎやかなクリスマスマーケットが国内各地で開催されます。大きなクリスマスツリーが立ち、沢山の装飾された屋台が並び、温かい食べ物や飲み物、伝統の素朴なアイテムが並びます。そこには、沢山の人々が集まってクリスマスプレゼントを探したり、体温まるホットチョコレート、プレッツェルを味わって過ごします。特に大人が目を光らせるのが、可愛いプレゼント探しです。
このクリスマスマーケットで、大切な人たちに贈るためのこだわりのプレゼントを見つけるのです。 イタリアに住む筆者の娘は、ドイツ人の友人から伝統工芸品「ホルツシュピルーツオイク(Holzspielzeug:ホルツ=木、シュピールツオイク=おもちゃ)」をもらい喜んでいました。友人曰く、職人がハンドメイドで作った手作りの温もりが感じられる木のおもちゃは定番なんだそうです。(このアイテムもクリスマスマーケットで手に入れたものとのこと)
「サンタクロースが住んでいる」といわれるフィンランドでは、サンタクロースがクリスマスイブに家族を訪ねて、プレゼントを持ってきてくれるのです。羨ましい! 12月24日の夕方にサンタクロースが家庭を訪れ直接プレゼントを渡しにきます。サンタクロースが大忙しなことは誰もが知っていますが、子どもたちはサンタクロースに歌を1曲プレゼントして、膝の上に座って記念写真を撮ります。隣の家族へ遅刻させないために滞在は15分ほどと短い時間ではありますが、喜ぶ子どもたちの顔を見られるだけで幸せな気持ちになります。
ヨーロッパ雑貨店「欧州航路」では、クリスマスマーケットを開催しています。クリスマスアイテムやヨーロッパのアイテムが沢山お店に並びますので、この機会に是非お立ち寄りください。
羊毛フェルトのアドベントカレンダー。クリスマスに近づくにつれて、クリスマス色に装飾されたおうちをサンタクロースが登っていきます。日付の下にボタンがついており、そこにサンタクロースを引っかけてクリスマスまでの期間を一日一日数えることができます。
オランダの「ART UNLIMITED(アート・アンリミテッド)」社から直接仕入れたオランダ製のクリスマスカード。 サンタクロースやクリスマスツリー、動物や子どもたちが楽しんでいる姿がクラシックなデザインで描かれ遊び心が楽しめます。ヨーロッパの家庭では、その年にもらったクリスマスカードを棚の上などに並べて飾る習慣があります。今年は、大切な人へ心温まるクリスマスメッセージを送ってはいかがですか。カードは、額に入れてお部屋のインテリアにもおすすめです。
クリスマスのレトロなイラストがプリントされた巾着袋「ホリデーラッピング」。 さらにコットン素朴を使用したギフトラッピングは、きっと思い出に残る素敵なプレゼントになります。アクセサリー類や、小物、スイーツなど入れて、クリスマスのギフトをこだわりのラッピングで包みましょう。
ヨーロッパでは、サンタクロースを気遣うに素敵なプレゼントを用意して眠りにつきます。
イギリスの子どもたちはクリスマスイブの夜、サンタクロースを迎える贈り物を用意してからベッドへ入ります。それは、シェリー酒というお酒とミンスパイです。寒い冬の夜に、たくさんの子どもへプレゼントを送るので体を温めるためアルコールを用意します。朝起きて、空のシェリー酒のグラスと食べかけのミンスパイ、そしてクリスマスプレゼントを発見するのが25日朝の伝統行事です。
フランスの子どもたちは、お腹を空かせているのではないかと心配し、自分の靴の中にサンタクロースにはクッキー、トナカイにはニンジンを用意して眠りにつきます。目が覚めると食べ物はなくなり、代わりにプレゼントが靴の中に残されています。
サンタクロースを気遣って贈り物を用意する子どもたち、なんとも愛らしいですよね。
北イタリアでは、24日の真夜中に教会へ行き25日の0時に向けてミサが行われます。 そのため、25日に家族で集まり盛大なクリスマスランチを楽しみます。ミラノでは、「Faraona ripiena al fornoファラオーナ・リピエナ・アル・フォルノ」というチーズや栗、ひき肉、パン粉など詰め物をしたファラオーナ鳥の丸焼きを家族で囲んでいただきます。
南イタリアではサンセットが過ぎた24日に教会へ行き、24日のディナーで盛大にお祝いします。ナポリの伝統お菓子に「Struffoliストゥルッフォリ」があります。小さく丸いドーナッツのような柑橘の香りが漂うドルチェです。蜂蜜がたっぷりかかっているのが特徴です。 同じイタリアのクリスマスでも少しの違いがありますが、家族や大切な人とお祝いするのは同じで誰もが楽しみにしている日です。
温かい空間で、誰かと美味しいものを食べたり、プレゼントや手紙を交換したり。 日本でも人それぞれ、思い思いにクリスマスを楽しみますが、クリスマスの原点ともいえるヨーロッパのクリスマスの過ごし方を覗いてみると、「なぜ世界中で愛されているのか」その理由が少しわかったような気がしませんか?今年ももうじきクリスマスがやってきます。みなさんも素敵な思い出を作ってくださいね。
▼欧州航路 オンラインショップ▼
欧州航路 ショップリスト▼
欧州各地にはそれぞれの歴史に紐づく伝統に裏打ちされた、 ストーリーとそれにまつわる素敵なモノに溢れています。 そんな素敵なモノが生活のなかにあることで毎日がちょっと豊かに。 「日常の中の小さな幸せ」を感じてもらえるようなモノづくりを目指しています。
ヨーロッパの人々にとって、クリスマスはとても大事な祝日。
街中はお店が閉まり、人がいなくて静かに。にぎやかなのは、おうちの中で、年に一度の大切な日は、家族や親戚、大切な人たちと集まり、食事を楽しんでプレゼントを交換します。クリスマスの数週間前から「クリスマスマーケット」が開催され、プレゼントを用意したり、それぞれが祝日を楽しんでいます。
今日はヨーロッパのクリスマスのお話をご紹介します。今年のクリスマスを素敵に過ごす為の参考になれればうれしいです!
目次
本場のクリスマスシーズンの過ごし方
北イタリアでアドベント期間を大切に過ごす
アドベントは、クリスマスまでの準備期間のこと。
アドベントを含めて、ヨーロッパのクリスマスは4週間前から始まっています。北イタリアでは、アドベント期間に、「パネットーネ」という北イタリア伝統のクリスマスのお菓子を大切な人や家族に贈る習慣があるんです。
ドーム型をした大きな菓子パンとケーキのようなスイーツは、ドライフルーツがたっぷり練り込まれ、中はしっとり。カラフルな包装紙やクリスマスカラーのリボンに包んでプレゼントします。クリスマスが近づくにつれて、増えていくパネットーネをみるとクリスマス気分が高まっていきます。もちろん、クリスマスまで食べることはお預け。
ドイツのクリスマスマーケットでプレゼント探し
クリスマスマーケットの本場、ドイツではカラフルでにぎやかなクリスマスマーケットが国内各地で開催されます。大きなクリスマスツリーが立ち、沢山の装飾された屋台が並び、温かい食べ物や飲み物、伝統の素朴なアイテムが並びます。そこには、沢山の人々が集まってクリスマスプレゼントを探したり、体温まるホットチョコレート、プレッツェルを味わって過ごします。特に大人が目を光らせるのが、可愛いプレゼント探しです。
このクリスマスマーケットで、大切な人たちに贈るためのこだわりのプレゼントを見つけるのです。
イタリアに住む筆者の娘は、ドイツ人の友人から伝統工芸品「ホルツシュピルーツオイク(Holzspielzeug:ホルツ=木、シュピールツオイク=おもちゃ)」をもらい喜んでいました。友人曰く、職人がハンドメイドで作った手作りの温もりが感じられる木のおもちゃは定番なんだそうです。(このアイテムもクリスマスマーケットで手に入れたものとのこと)
北欧フィンランドでは、サンタクロースがおうちを訪れる
「サンタクロースが住んでいる」といわれるフィンランドでは、サンタクロースがクリスマスイブに家族を訪ねて、プレゼントを持ってきてくれるのです。羨ましい!
12月24日の夕方にサンタクロースが家庭を訪れ直接プレゼントを渡しにきます。サンタクロースが大忙しなことは誰もが知っていますが、子どもたちはサンタクロースに歌を1曲プレゼントして、膝の上に座って記念写真を撮ります。隣の家族へ遅刻させないために滞在は15分ほどと短い時間ではありますが、喜ぶ子どもたちの顔を見られるだけで幸せな気持ちになります。
クリスマスにおすすめのアイテム3選をご紹介
ヨーロッパ雑貨店「欧州航路」では、クリスマスマーケットを開催しています。クリスマスアイテムやヨーロッパのアイテムが沢山お店に並びますので、この機会に是非お立ち寄りください。
クリスマスまで待ち遠しい、フェルトのアドベントカレンダー
羊毛フェルトのアドベントカレンダー。クリスマスに近づくにつれて、クリスマス色に装飾されたおうちをサンタクロースが登っていきます。日付の下にボタンがついており、そこにサンタクロースを引っかけてクリスマスまでの期間を一日一日数えることができます。
オランダから届いたクリスマスポストカード
オランダの「ART UNLIMITED(アート・アンリミテッド)」社から直接仕入れたオランダ製のクリスマスカード。
サンタクロースやクリスマスツリー、動物や子どもたちが楽しんでいる姿がクラシックなデザインで描かれ遊び心が楽しめます。ヨーロッパの家庭では、その年にもらったクリスマスカードを棚の上などに並べて飾る習慣があります。今年は、大切な人へ心温まるクリスマスメッセージを送ってはいかがですか。カードは、額に入れてお部屋のインテリアにもおすすめです。
クリスマスのレトロなイラストがかわいい、素朴なラッピング巾着袋
クリスマスのレトロなイラストがプリントされた巾着袋「ホリデーラッピング」。
さらにコットン素朴を使用したギフトラッピングは、きっと思い出に残る素敵なプレゼントになります。アクセサリー類や、小物、スイーツなど入れて、クリスマスのギフトをこだわりのラッピングで包みましょう。
<番外編>ちょっと違う、ヨーロッパのクリスマスの楽しみ方
サンタクロースへプレゼントを贈る
ヨーロッパでは、サンタクロースを気遣うに素敵なプレゼントを用意して眠りにつきます。
イギリスの子どもたちはクリスマスイブの夜、サンタクロースを迎える贈り物を用意してからベッドへ入ります。それは、シェリー酒というお酒とミンスパイです。寒い冬の夜に、たくさんの子どもへプレゼントを送るので体を温めるためアルコールを用意します。朝起きて、空のシェリー酒のグラスと食べかけのミンスパイ、そしてクリスマスプレゼントを発見するのが25日朝の伝統行事です。
フランスの子どもたちは、お腹を空かせているのではないかと心配し、自分の靴の中にサンタクロースにはクッキー、トナカイにはニンジンを用意して眠りにつきます。目が覚めると食べ物はなくなり、代わりにプレゼントが靴の中に残されています。
サンタクロースを気遣って贈り物を用意する子どもたち、なんとも愛らしいですよね。
北と南で異なる、イタリアのクリスマスの美味しいもの
北イタリアでは、24日の真夜中に教会へ行き25日の0時に向けてミサが行われます。
そのため、25日に家族で集まり盛大なクリスマスランチを楽しみます。ミラノでは、「Faraona ripiena al fornoファラオーナ・リピエナ・アル・フォルノ」というチーズや栗、ひき肉、パン粉など詰め物をしたファラオーナ鳥の丸焼きを家族で囲んでいただきます。
南イタリアではサンセットが過ぎた24日に教会へ行き、24日のディナーで盛大にお祝いします。ナポリの伝統お菓子に「Struffoliストゥルッフォリ」があります。小さく丸いドーナッツのような柑橘の香りが漂うドルチェです。蜂蜜がたっぷりかかっているのが特徴です。
同じイタリアのクリスマスでも少しの違いがありますが、家族や大切な人とお祝いするのは同じで誰もが楽しみにしている日です。
年に一度のクリスマスを幸せな時間に
温かい空間で、誰かと美味しいものを食べたり、プレゼントや手紙を交換したり。
日本でも人それぞれ、思い思いにクリスマスを楽しみますが、クリスマスの原点ともいえるヨーロッパのクリスマスの過ごし方を覗いてみると、「なぜ世界中で愛されているのか」その理由が少しわかったような気がしませんか?今年ももうじきクリスマスがやってきます。みなさんも素敵な思い出を作ってくださいね。
▼欧州航路 オンラインショップ▼
欧州航路 ショップリスト▼
欧州各地にはそれぞれの歴史に紐づく伝統に裏打ちされた、
ストーリーとそれにまつわる素敵なモノに溢れています。
そんな素敵なモノが生活のなかにあることで毎日がちょっと豊かに。
「日常の中の小さな幸せ」を感じてもらえるようなモノづくりを目指しています。