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乗り物が弱い人にとってネックとなるのが「船酔い」。私もあまり強い方ではなく、車でも酔うことがしばしば。もし船で船酔いしてしまったら…考えただけで最悪ですよね。
船から降りることは物理的に不可能で、陸に着くまで揺れる環境から逃げらないのですから…。
だから調べました!一般的な船酔い対策はネットや本に書いてあるので、ここでは余り知られていない2つのポイントだけを紹介します。
実は酔い止めは酔ってから飲むのでは遅いです!正しい飲み方は乗船30分前に服薬すること。波に揺られて気持ち悪くなる前に、予防をしておくのが何より大切です。
また気を付けなければいけないのが服用回数。酔い止めは強い薬なので、服用回数は大人でも1日に2回が限度とされています。
今回は関東から北海道まで18時間の船旅。乗り物に酔いやすいため、18時間もの揺れを2回の服薬で乗り切れるのか、正直不安がありました。しかし「酔う前に薬を飲む」で、きちんと乗る切ることができました。
酔ってしまっては船旅が台無しになってしまうので、心配なら「予防」しておいて欲しいと思います。
実は船の中の売店でも酔い止めは販売されています。「なら船で買えば良いじゃん」と思いますよね。でも、売店で販売している酔い止めは『薬用・医薬部外品』であって、陸で販売されている『薬・医薬品』とは別物。効果に違いがあります。
私が購入した薬で比較すると、陸で購入した一般的な酔い止めが1日2回までしか飲めないのに対して、船で購入した酔い止めは1日6回まで服用可でした。
きちんと対策をしたいのなら、予め陸できちんと『医薬品』の酔い止めを購入することをおススメします!
テーマパークやお祭りへ行く時、その会場の物価高を気にして事前に買い込んだ経験はありませんか?船に乗る前に、私も少し考えました。「大好きなビールを事前に買っておこうかな」と。そんな時に見つけたのがこんな看板。
『ご乗船前に購入して持ち込む必要はございません。お求めやすい価格でご用意しております』
本当にその言葉通りでした。船にはお酒、北海道の牛乳、おつまみなど種類豊富な自販機が設置されており、価格はなんとビール250円!(350ml)
その他にも第三のビール170円(350ml)、日本酒240円、アイスクリーム180円と、コンビニより安いくらいの価格で販売されていました。この価格、感動ものですよね?
もちろん持ち込みも可能。オープンスペースでは持ち込んだ飲食で宴を楽しむ人々の姿も見られました。
北海道の苫小牧港。北海道の海の玄関口として利用されているこの港には、「苫小牧ポートミュージアム」というフェリーや港の歴史を学べるミュージアムがあります。フェリーターミナルの2階の一部を使っただけの小さなミュージアムですが、内容は濃厚です。
特に2018年9月6日に起きた北海道胆振東部地震(最大震度7)において、港やフェリーが果たした役割をこまやかに解説していました。
この地震は、日本で初めてブラックアウト(大規模停電)が起きた地震です。苫小牧港は北海道全域が停電に見舞われる中、非常用発電機で電源を確保し、地震発生からわずか2時間足らずで船の定刻出航を叶えました。
また、カーフェリーを自衛隊派遣や救援物資の輸送手段として利用した経緯、フェリーターミナルに数百人が押しかけた現実などが紹介されています。
大きな地震が起きたとき、船や港はどうなるのか、人々はどういった動きをとるのか。大人が知っておくべき事例がたくさん紹介されているので、もし苫小牧に行く機会があればミュージアムにも立ち寄って欲しいなと思っています。
大学卒業後、ライター&編集者として出版社や新聞社に勤務。マイナーな国をメインに、世界中を旅する。旅先で出会ったイスラム教徒と国際結婚。出産&離婚&再婚を経て現在は2児の母。公式HP:Lucia Travel
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目次
船で見つけた面白いアレコレ
飼い主さんにとってもペットにとっても良いこと。 写真の奥にはペット専用シャワーも設置されています。
狭い船、走り回ってひと様に迷惑をかける訳にはいきません。でもそれは杞憂でした!かなり広めのキッズスペースが用意されており、飛んだり跳ねたり子どもたちは大騒ぎ。大人と子どもの住み分けが出来ているのはありがたいことです。
これで安心!万全な船酔い対策
乗り物が弱い人にとってネックとなるのが「船酔い」。私もあまり強い方ではなく、車でも酔うことがしばしば。もし船で船酔いしてしまったら…考えただけで最悪ですよね。
船から降りることは物理的に不可能で、陸に着くまで揺れる環境から逃げらないのですから…。
だから調べました!一般的な船酔い対策はネットや本に書いてあるので、ここでは余り知られていない2つのポイントだけを紹介します。
①酔い止め薬は乗船前に飲んでおく
実は酔い止めは酔ってから飲むのでは遅いです!正しい飲み方は乗船30分前に服薬すること。波に揺られて気持ち悪くなる前に、予防をしておくのが何より大切です。
また気を付けなければいけないのが服用回数。酔い止めは強い薬なので、服用回数は大人でも1日に2回が限度とされています。
今回は関東から北海道まで18時間の船旅。乗り物に酔いやすいため、18時間もの揺れを2回の服薬で乗り切れるのか、正直不安がありました。しかし「酔う前に薬を飲む」で、きちんと乗る切ることができました。
酔ってしまっては船旅が台無しになってしまうので、心配なら「予防」しておいて欲しいと思います。
②酔い止め薬は陸地で購入する
実は船の中の売店でも酔い止めは販売されています。「なら船で買えば良いじゃん」と思いますよね。でも、売店で販売している酔い止めは『薬用・医薬部外品』であって、陸で販売されている『薬・医薬品』とは別物。効果に違いがあります。
私が購入した薬で比較すると、陸で購入した一般的な酔い止めが1日2回までしか飲めないのに対して、船で購入した酔い止めは1日6回まで服用可でした。
きちんと対策をしたいのなら、予め陸できちんと『医薬品』の酔い止めを購入することをおススメします!
こんな値段でいいの?コンビニよりも安い船上の自販機
テーマパークやお祭りへ行く時、その会場の物価高を気にして事前に買い込んだ経験はありませんか?船に乗る前に、私も少し考えました。「大好きなビールを事前に買っておこうかな」と。そんな時に見つけたのがこんな看板。
『ご乗船前に購入して持ち込む必要はございません。お求めやすい価格でご用意しております』
本当にその言葉通りでした。船にはお酒、北海道の牛乳、おつまみなど種類豊富な自販機が設置されており、価格はなんとビール250円!(350ml)
その他にも第三のビール170円(350ml)、日本酒240円、アイスクリーム180円と、コンビニより安いくらいの価格で販売されていました。この価格、感動ものですよね?
もちろん持ち込みも可能。オープンスペースでは持ち込んだ飲食で宴を楽しむ人々の姿も見られました。
災害時に船と港が果たす役割 ~ちょっと真面目に~
北海道の苫小牧港。北海道の海の玄関口として利用されているこの港には、「苫小牧ポートミュージアム」というフェリーや港の歴史を学べるミュージアムがあります。フェリーターミナルの2階の一部を使っただけの小さなミュージアムですが、内容は濃厚です。
特に2018年9月6日に起きた北海道胆振東部地震(最大震度7)において、港やフェリーが果たした役割をこまやかに解説していました。
この地震は、日本で初めてブラックアウト(大規模停電)が起きた地震です。苫小牧港は北海道全域が停電に見舞われる中、非常用発電機で電源を確保し、地震発生からわずか2時間足らずで船の定刻出航を叶えました。
また、カーフェリーを自衛隊派遣や救援物資の輸送手段として利用した経緯、フェリーターミナルに数百人が押しかけた現実などが紹介されています。
大きな地震が起きたとき、船や港はどうなるのか、人々はどういった動きをとるのか。大人が知っておくべき事例がたくさん紹介されているので、もし苫小牧に行く機会があればミュージアムにも立ち寄って欲しいなと思っています。
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筆者プロフィール:R.香月(かつき)
大学卒業後、ライター&編集者として出版社や新聞社に勤務。
マイナーな国をメインに、世界中を旅する。
旅先で出会ったイスラム教徒と国際結婚。
出産&離婚&再婚を経て現在は2児の母。
公式HP:Lucia Travel