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7月某日午前11時。猛暑！という言葉は今日のためにあるようなこの日、私、ぶらめがねは川越駅に降り立ちました。
ここはサウナ？熱波師がいるのか？といわんばかりの熱風に一瞬で汗が噴き出します。本日の最高気温は36度だそうですが、90度くらいあるのでは…！？
ひとまず、川越の蔵の街並み地区まで移動しなくては…。 バス乗り場は東口を出て、1番・2番。東武バス（神明町車庫行、桶川行、城西川越高校行 他）「一番街」にて下車。この夏、川越歩きに行かれる方はぜひ最短距離で到着されたし。歩きでも25～30分くらいで行けますが、今日のような日には、到着するころ私は人ではないものになり果てているでしょう。
バスに揺られて約10分。無事に「一番街」バス停に到着。 本日2度目のめがねの曇りを感じながら、蔵の街並みに降り立ちました。
と、そこで待っていたのは！
あっ、きゅうりの一本漬け！氷たっぷりの桶の中にみずみずしいきゅうりの姿。
まだ川越歩きはほとんど始まっていないのですが、水分と塩分、いまのうちに補給しておきましょう。河童風鈴の音を聞きながら、ポリポリ。しばしの涼。この日ほど河童の気持ちを理解した日はありません。
ふと気づくと、風鈴の音がそこらじゅうで響いていることに気づきました。見渡してみると、店舗の軒先や、広場に風鈴の展示が。
真っ青な空に小江戸の街並み、そして涼し気な風鈴の透明感。日本の夏らしい風情があって、五感で涼を感じられます。川越は氷川神社が風鈴市を開催していることもあり、一種の名物となっているようです。川越に行ったら、お気に入りの風鈴探しも楽しいかもしれませんね。
風鈴の音色を探して歩ていると、なんとも素敵なガラス製品のお店が。川越は古い建物を活かして店舗に改装しているお店が多いですが、こちらもそのような佇まい。もともとは約築200年の蔵だそうです。
店舗にはグラスや食器、アクセサリーなどが並び、見ているだけで爽やかな気持ちに。 こちらの工房では吹きガラス体験も行っているとのことで、一輪挿しやグラス、小鉢などのオリジナル作品を作家の方の丁寧な指導のもと、制作することができます。
なんと、特別に工房での体験中の様子を見学させていただきました。好きな色を選んでガラスに模様と色付けができ、炉でガラスを熱したり、息を吹き込んだり…と、本格的なガラスづくりの体験ができます。
しかし工房の中は本当に暑い…！あの涼やかなガラス製品を生み出すには、忍耐が必要なのですね。作家の方々の努力と強靭な精神に脱帽です。
暑いときの、熱～いガラスづくり体験。友達同士や家族で体験すれば、がんばって作った体験が忘れられない思い出になりそう。
外に出るとなぜか少し涼しく感じるほど。こ、これは新しい「涼」なのかも！？深い…
己の軟弱さを思い知りつつも、もう限界が近いこと認めざるを得ません。 汗をかきかき、今日の目的地、足湯喫茶TSUBAKIYAにやってきました。
足湯はこの時期、「足水」に。その日の気温が30度以上であれば水風呂にしているそうです。ひんやりした足湯に漬かっていると、なんと氷をたっぷりと注ぎ込んでくれました。
今日は真夏日を越える、猛暑日。放っておいてもお湯になってしまうこんな日は、たまに氷を入れて冷やすのだとか。
どどん。 そして運ばれてきたのは「芋みるくエスプーマかき氷」。芳醇な香りのさつまいもシロップに、ミルク感たっぷりのエスプーマがかかっています。さらに川越名物の芋チップス。ちょっと塩気がきいていて、お芋の甘味が引き立って最高！
食べ進めながら、練乳を追加していくとだんだんとミルキーな味わいに。最後まで美味しくいただきました。川越ならではのお芋のかき氷、おすすめです！
夏季限定のかき氷は全部で3種類。 川越街歩きのひと休みに、いかがでしょうか。はあ～、極楽、極楽。
体温がぐっと下がって元気を取り戻し、駅まで歩く気力を取り戻しました。 駅に向かう途中に、神社を発見。せっかくなのでお参りしていきましょう。
涼し気な花手水。水の音にも癒される。 見ているだけで涼しい気持ちになります。そして、立派な茅の輪を発見！ これは茅の輪くぐりをせずにはいられません。この夏の健康を祈ってぐるりぐるり。
奥へと進むと、なんと境内がミストたっぷり！これには驚き。気持ち良いミストをの参道を進みお参りをすると、八咫烏様からの秘密のメッセージを受け取ることができます。ミストの爽やかさも相まって、なんだか少し浄化された気持ちに…。
風情あふれる工夫で「涼」を楽しむ日本の知恵の発見でした。
猛暑日の川越の街歩き、正直、へとへとです！ 涼を求めるのもいいけれど、暑さに負けない体力づくりが大事だな…と考えさせられる1日でした。ガラス工房の作家さんや店舗のみなさんの元気を見習いたい。 残りの夏も、元気で楽しく過ごしたいですね。
※夏の街歩きは、日傘や帽子で日差し対策を。さらに、水分・塩分補給を忘れずに。体力に応じて適度に休憩を取りながら楽しんでくださいね。
神社とお寺が心のふるさと。 会社ではグラフィックデザイン担当。 民俗の不思議とSambaの太鼓に魅せられ幾年月。
7月某日午前11時。猛暑！という言葉は今日のためにあるようなこの日、私、ぶらめがねは川越駅に降り立ちました。
ここはサウナ？熱波師がいるのか？といわんばかりの熱風に一瞬で汗が噴き出します。本日の最高気温は36度だそうですが、90度くらいあるのでは…！？
ひとまず、川越の蔵の街並み地区まで移動しなくては…。
バス乗り場は東口を出て、1番・2番。東武バス（神明町車庫行、桶川行、城西川越高校行 他）「一番街」にて下車。この夏、川越歩きに行かれる方はぜひ最短距離で到着されたし。歩きでも25～30分くらいで行けますが、今日のような日には、到着するころ私は人ではないものになり果てているでしょう。
目次
きゅうり発見
バスに揺られて約10分。無事に「一番街」バス停に到着。
本日2度目のめがねの曇りを感じながら、蔵の街並みに降り立ちました。
と、そこで待っていたのは！
あっ、きゅうりの一本漬け！氷たっぷりの桶の中にみずみずしいきゅうりの姿。
まだ川越歩きはほとんど始まっていないのですが、水分と塩分、いまのうちに補給しておきましょう。河童風鈴の音を聞きながら、ポリポリ。しばしの涼。この日ほど河童の気持ちを理解した日はありません。
営業時間：9:00～17:00
所在地：〒350-0063 埼玉県川越市幸町３−１３
定休日：年中無休（場合により変更あり）
公式サイト：http://koedo-kawagoe.jp/
風鈴の音色
ふと気づくと、風鈴の音がそこらじゅうで響いていることに気づきました。見渡してみると、店舗の軒先や、広場に風鈴の展示が。
真っ青な空に小江戸の街並み、そして涼し気な風鈴の透明感。日本の夏らしい風情があって、五感で涼を感じられます。川越は氷川神社が風鈴市を開催していることもあり、一種の名物となっているようです。川越に行ったら、お気に入りの風鈴探しも楽しいかもしれませんね。
ガラス工房 Bluemoon 訪問
風鈴の音色を探して歩ていると、なんとも素敵なガラス製品のお店が。川越は古い建物を活かして店舗に改装しているお店が多いですが、こちらもそのような佇まい。もともとは約築200年の蔵だそうです。
店舗にはグラスや食器、アクセサリーなどが並び、見ているだけで爽やかな気持ちに。
こちらの工房では吹きガラス体験も行っているとのことで、一輪挿しやグラス、小鉢などのオリジナル作品を作家の方の丁寧な指導のもと、制作することができます。
なんと、特別に工房での体験中の様子を見学させていただきました。好きな色を選んでガラスに模様と色付けができ、炉でガラスを熱したり、息を吹き込んだり…と、本格的なガラスづくりの体験ができます。
しかし工房の中は本当に暑い…！あの涼やかなガラス製品を生み出すには、忍耐が必要なのですね。作家の方々の努力と強靭な精神に脱帽です。
暑いときの、熱～いガラスづくり体験。友達同士や家族で体験すれば、がんばって作った体験が忘れられない思い出になりそう。
外に出るとなぜか少し涼しく感じるほど。こ、これは新しい「涼」なのかも！？深い…
営業時間：10:00～18:00
所在地：〒350-0065 埼玉県川越市仲町10-13
定休日：水曜日
公式サイト：https://www.kawagoe-bluemoon.net/
足「水」喫茶！？TSUBAKIYAにてクールダウン
己の軟弱さを思い知りつつも、もう限界が近いこと認めざるを得ません。
汗をかきかき、今日の目的地、足湯喫茶TSUBAKIYAにやってきました。
足湯はこの時期、「足水」に。その日の気温が30度以上であれば水風呂にしているそうです。ひんやりした足湯に漬かっていると、なんと氷をたっぷりと注ぎ込んでくれました。
今日は真夏日を越える、猛暑日。放っておいてもお湯になってしまうこんな日は、たまに氷を入れて冷やすのだとか。
どどん。
そして運ばれてきたのは「芋みるくエスプーマかき氷」。芳醇な香りのさつまいもシロップに、ミルク感たっぷりのエスプーマがかかっています。さらに川越名物の芋チップス。ちょっと塩気がきいていて、お芋の甘味が引き立って最高！
食べ進めながら、練乳を追加していくとだんだんとミルキーな味わいに。最後まで美味しくいただきました。川越ならではのお芋のかき氷、おすすめです！
夏季限定のかき氷は全部で3種類。
川越街歩きのひと休みに、いかがでしょうか。はあ～、極楽、極楽。
営業時間：平日12:00-17:30(L.O.17:00) 土日祝10:00-18:30(L.O.18:00)
所在地：〒350-0063 埼玉県川越市幸町3-2椿の蔵1階
定休日：年中無休
公式サイト：https://www.amina-co.jp/service/tsubakinokura/tsubakiya
川越熊野神社で、驚きの涼
体温がぐっと下がって元気を取り戻し、駅まで歩く気力を取り戻しました。
駅に向かう途中に、神社を発見。せっかくなのでお参りしていきましょう。
涼し気な花手水。水の音にも癒される。
見ているだけで涼しい気持ちになります。そして、立派な茅の輪を発見！
これは茅の輪くぐりをせずにはいられません。この夏の健康を祈ってぐるりぐるり。
奥へと進むと、なんと境内がミストたっぷり！これには驚き。気持ち良いミストをの参道を進みお参りをすると、八咫烏様からの秘密のメッセージを受け取ることができます。ミストの爽やかさも相まって、なんだか少し浄化された気持ちに…。
風情あふれる工夫で「涼」を楽しむ日本の知恵の発見でした。
旅の終わりに
猛暑日の川越の街歩き、正直、へとへとです！
涼を求めるのもいいけれど、暑さに負けない体力づくりが大事だな…と考えさせられる1日でした。ガラス工房の作家さんや店舗のみなさんの元気を見習いたい。
残りの夏も、元気で楽しく過ごしたいですね。
※夏の街歩きは、日傘や帽子で日差し対策を。さらに、水分・塩分補給を忘れずに。体力に応じて適度に休憩を取りながら楽しんでくださいね。
筆者プロフィール：ぶらめがね
神社とお寺が心のふるさと。
会社ではグラフィックデザイン担当。
民俗の不思議とSambaの太鼓に魅せられ幾年月。