人気のキーワード
★隙間時間にコラムを読むならアプリがオススメ★
近頃、春の香りを感じることが多くなってきました。 ついこの前、年を越したと思ったら、もう2月の中頃。もう春はすぐそこまできています。春といえば、カラフルな花々が咲く季節。ヨーロッパでは、カーニバルやフェスティバルを開いて、にぎやかに春を迎える地域もあります! 今回は、心も春めくヨーロッパのお花の祭典をご紹介します。
南フランスのコート・ダジュール。地中海に面した素敵な場所に、お花の街「ニース」があります。この町では、2月に「ニースカーニバル」が行われます。ヨーロッパ最大級のお花の祭典といわれ、たくさんの観光客で溢れるにぎやかなカーニバルです!
一番の見どころは「花合戦」パレード。 プロムナード・デサングレという通りがメインストリート。普段は、地中海を見ながらお散歩を楽しむことができる素敵な場所ですが、ニースカーニバルが開催されるととてもにぎやかになり、観光客や地元民で埋め尽くされます!
パレードの主役といえば、綺麗に着飾った女性たち。全面がお花で覆われた大きな山車の上で音楽の演奏をしたり、観覧席に向かってお花を投げたり、ひときわ目を惹いて、パレードを大いに盛り上げてくれます!
ニースカーニバルで使われるお花は、すべてニースで育てられた生花。その数、なんと約10万本。山車一台を約3000本ものお花が飾るのだとか。ミモザや、バラ、ガーベラなど、その種類も様々。さすが、ヨーロッパ最大級のお花の祭典ですね。
カーニバルが終わると、道に残るのは沢山の花々。それを持ち帰る人がいたり、山車についているお花を直接もらう人もいたり。もらったお花で大きなブーケを作ったりして、暮らしの中で大切にされます。 「大切に育てたお花を分かち合い、見学者や参加者全員でカーニバルが無事に終わったことを喜び合う」これこそが、ニースという「お花の街」の伝統なのかもしれません。
ちなみに、ニースカーニバルでは、女性の参加者の中で、美を競う「カーニバルの女王」を決めるコンクールも行われるのとか。優勝者にはニースカーニバルの女王という権威を与えられ、一年間カーニバルの魅力を伝える代表者となるようです。
オランダと言えばチューリップ!オランダのアムステルダムでは、町のいろんな場所をチューリップが彩ることで有名なチューリップフェスティバルが開かれます。
毎春アムステルダムやその近郊が舞台となる、チューリップが主役のフェスティバル。モットーは「住民ひとりひとりに、チューリップを」。 毎春アムステルダムやその近郊が舞台となる、チューリップが主役のフェスティバルです。アムステルダムの人々が植えるのは、なんと約50万本の多様な種類のチューリップの球根。秋に植えたものが、春になると、公共の建物やホテルをはじめとした、約85か所で綺麗に咲き誇ります。
チューリップはオランダの国花でもあります。 そして、「チューリップ伝説」というものが伝え継がれているのです。
…昔々、ある村に暮らす美しく心の優しい少女がいました。そんな少女に恋をした3人の騎士が求愛を迫り、それぞれ家宝を贈ったのです。それぞれ王冠・剣・黄金。少女はとても悩みました。しかし、1人を選ぶことができず、花の女神フローラに「私をお花にしてほしい」と願ったのです。花の女神フローラは、願いを聞き入れ少女を一輪のお花に変えました。 騎士たちから贈られた家宝、王冠は花びらに、剣は葉に、黄金は球根に。こうしてチューリップは生まれたのです。
スイス・ロカルノで開かれる、「カメリア・フェスティバル」。 カメリアとは、「椿」のこと。
イタリアとの国境近くに、スイスのお花の街と呼ばれる「マッジョーレ」があります。この街は、マッジョーレ湖に面しており、地中海性気候ということもあって、年中穏やかに過ごすことができる環境です。とりわけ、カメリアが育ちやすい環境なのです。
このマッジョーレには、カメリア公園があります。その名の通り、カメリアを拝めることができる公園です。そこでカメリア・フェスティバルが開かれると、プロの園芸家が展示する美しいカメリアを見ることができます。その種類、なんと約300種以上。 澄んだマッジョーレ湖と色とりどりの美しいカメリアに囲まれて、春の訪れを感じることができます。
ちなみに「椿」の花言葉は、「控えめな優しさ」や、「誇り」。 西洋では、「敬愛」、「完璧」といった意味を持つのだとか。「椿」は日本由来のお花。日本人にはもちろん、世界中で愛され大切にされるお花です。ヨーロッパでは「日本のバラ」とも呼ばれています。
春の訪れを感じる、ヨーロッパのお花の祭典。 ぽかぽか陽気の中、花々が咲き誇り、色鮮やかな色味に心惹かれ、ほんのり漂うお花の香りに癒される。 ヨーロッパでなくとも、お花を見に足を運んで、春を五感で感じることも、季節を楽しむひとつの方法かもしれません。
季節の変わり目に十分お気をつけて、にぎやかでカラフルな春をお迎えください。 もうそこまで春は近づいてきていますよ。
ヨーロッパ雑貨店、欧州航路では「Flower Festival」が開催されます。 ポーランドの「花柄の村 ザリピエ」のようににぎやかでカラフルなお花柄のアイテムなど、店内が春色に彩られます!この機会に春を楽しみに、是非お越し下さい。
●開催期間 2023年2月16日~4月中旬
ハンドソープだけど、香水のように香りが変わるらしい!▼
人気の香りやおすすめは?「ルディ・ラ・マヨルカシリーズ」を徹底レビュー!
この記事が好きなあなたにおすすめ▼
生まれ星座は幸せを運ぶ。夜空に煌く星座アクセサリー
▼欧州航路 オンラインショップ▼
欧州航路 ショップリストは コチラ▼
欧州各地にはそれぞれの歴史に紐づく伝統に裏打ちされた、ストーリーとそれにまつわる素敵なモノに溢れています。 そんな素敵なモノが生活のなかにあることで毎日がちょっと豊かに。 「日常の中の小さな幸せ」を感じてもらえるようなモノづくりを目指しています。
近頃、春の香りを感じることが多くなってきました。
ついこの前、年を越したと思ったら、もう2月の中頃。もう春はすぐそこまできています。春といえば、カラフルな花々が咲く季節。ヨーロッパでは、カーニバルやフェスティバルを開いて、にぎやかに春を迎える地域もあります!
今回は、心も春めくヨーロッパのお花の祭典をご紹介します。
南フランス「ニースカーニバル」
南フランスのコート・ダジュール。地中海に面した素敵な場所に、お花の街「ニース」があります。この町では、2月に「ニースカーニバル」が行われます。ヨーロッパ最大級のお花の祭典といわれ、たくさんの観光客で溢れるにぎやかなカーニバルです!
一番の見どころは「花合戦」パレード。
プロムナード・デサングレという通りがメインストリート。普段は、地中海を見ながらお散歩を楽しむことができる素敵な場所ですが、ニースカーニバルが開催されるととてもにぎやかになり、観光客や地元民で埋め尽くされます!
パレードの主役といえば、綺麗に着飾った女性たち。全面がお花で覆われた大きな山車の上で音楽の演奏をしたり、観覧席に向かってお花を投げたり、ひときわ目を惹いて、パレードを大いに盛り上げてくれます!
ニースカーニバルで使われるお花は、すべてニースで育てられた生花。その数、なんと約10万本。山車一台を約3000本ものお花が飾るのだとか。ミモザや、バラ、ガーベラなど、その種類も様々。さすが、ヨーロッパ最大級のお花の祭典ですね。
カーニバルが終わると、道に残るのは沢山の花々。それを持ち帰る人がいたり、山車についているお花を直接もらう人もいたり。もらったお花で大きなブーケを作ったりして、暮らしの中で大切にされます。
「大切に育てたお花を分かち合い、見学者や参加者全員でカーニバルが無事に終わったことを喜び合う」これこそが、ニースという「お花の街」の伝統なのかもしれません。
ちなみに、ニースカーニバルでは、女性の参加者の中で、美を競う「カーニバルの女王」を決めるコンクールも行われるのとか。優勝者にはニースカーニバルの女王という権威を与えられ、一年間カーニバルの魅力を伝える代表者となるようです。
オランダ「チューリップ・フェスティバル」
オランダと言えばチューリップ!オランダのアムステルダムでは、町のいろんな場所をチューリップが彩ることで有名なチューリップフェスティバルが開かれます。
毎春アムステルダムやその近郊が舞台となる、チューリップが主役のフェスティバル。モットーは「住民ひとりひとりに、チューリップを」。
毎春アムステルダムやその近郊が舞台となる、チューリップが主役のフェスティバルです。アムステルダムの人々が植えるのは、なんと約50万本の多様な種類のチューリップの球根。秋に植えたものが、春になると、公共の建物やホテルをはじめとした、約85か所で綺麗に咲き誇ります。
チューリップはオランダの国花でもあります。
そして、「チューリップ伝説」というものが伝え継がれているのです。
…昔々、ある村に暮らす美しく心の優しい少女がいました。そんな少女に恋をした3人の騎士が求愛を迫り、それぞれ家宝を贈ったのです。それぞれ王冠・剣・黄金。少女はとても悩みました。しかし、1人を選ぶことができず、花の女神フローラに「私をお花にしてほしい」と願ったのです。花の女神フローラは、願いを聞き入れ少女を一輪のお花に変えました。
騎士たちから贈られた家宝、王冠は花びらに、剣は葉に、黄金は球根に。こうしてチューリップは生まれたのです。
スイス「カメリア・フェスティバル」
スイス・ロカルノで開かれる、「カメリア・フェスティバル」。
カメリアとは、「椿」のこと。
イタリアとの国境近くに、スイスのお花の街と呼ばれる「マッジョーレ」があります。この街は、マッジョーレ湖に面しており、地中海性気候ということもあって、年中穏やかに過ごすことができる環境です。とりわけ、カメリアが育ちやすい環境なのです。
このマッジョーレには、カメリア公園があります。その名の通り、カメリアを拝めることができる公園です。そこでカメリア・フェスティバルが開かれると、プロの園芸家が展示する美しいカメリアを見ることができます。その種類、なんと約300種以上。
澄んだマッジョーレ湖と色とりどりの美しいカメリアに囲まれて、春の訪れを感じることができます。
ちなみに「椿」の花言葉は、「控えめな優しさ」や、「誇り」。
西洋では、「敬愛」、「完璧」といった意味を持つのだとか。「椿」は日本由来のお花。日本人にはもちろん、世界中で愛され大切にされるお花です。ヨーロッパでは「日本のバラ」とも呼ばれています。
まとめ
春の訪れを感じる、ヨーロッパのお花の祭典。
ぽかぽか陽気の中、花々が咲き誇り、色鮮やかな色味に心惹かれ、ほんのり漂うお花の香りに癒される。
ヨーロッパでなくとも、お花を見に足を運んで、春を五感で感じることも、季節を楽しむひとつの方法かもしれません。
季節の変わり目に十分お気をつけて、にぎやかでカラフルな春をお迎えください。
もうそこまで春は近づいてきていますよ。
ヨーロッパ雑貨店、欧州航路では「Flower Festival」が開催されます。
ポーランドの「花柄の村 ザリピエ」のようににぎやかでカラフルなお花柄のアイテムなど、店内が春色に彩られます!この機会に春を楽しみに、是非お越し下さい。
●開催期間
2023年2月16日~4月中旬
ハンドソープだけど、香水のように香りが変わるらしい!▼
人気の香りやおすすめは?「ルディ・ラ・マヨルカシリーズ」を徹底レビュー!
この記事が好きなあなたにおすすめ▼
生まれ星座は幸せを運ぶ。夜空に煌く星座アクセサリー
▼欧州航路 オンラインショップ▼
欧州航路 ショップリストは コチラ▼
欧州各地にはそれぞれの歴史に紐づく伝統に裏打ちされた、
ストーリーとそれにまつわる素敵なモノに溢れています。
そんな素敵なモノが生活のなかにあることで毎日がちょっと豊かに。
「日常の中の小さな幸せ」を感じてもらえるようなモノづくりを目指しています。