真っ青な風になびく色鮮やかな旗。
ネパールへ旅行したことのある人は、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

ネパールのシンボルと言っても過言ではないこのカラフルな旗の正体は、“タルチョ”と呼ばれる祈願旗。今日は、そんな“タルチョ”をイメージして作られたバッグのウラ話をお届けいたします。

デザイナーが語る商品誕生のウラ話

「四家くん、白のリュックつくって！」
BOSS（チャイハネ創設者）からのこの一言がきっかけだった。

ネパールの手織り生地ゲリーで作ったバッグは主にストライプが主流でチャイハネ店頭でもおなじみ。毎回色出しをしてさまざまなストライプを考えている最中、BOSSの真っ白単色という大胆な発想に驚いた。
ネパール手織りとはいえ真っ白でなんとも味気ない…。

カラフルな店頭で浮いてしまわないだろうか？
疑問を抱きつつも、真っ白のビッグリュックが登場した。

これが予想以上に好評だったのだ。
この出来事は当時エスニックバッグ＝いろいろな色柄の組み合わせ、派手でなければ…という固定概念にとらわれていた自分を初心に戻してくれた気がして、あらためて色のそのもののパワーというものを感じ意識することが出来た。

それ以来、白、赤、青、などの原色の力強さを表現できるエスニックバッグを作れないだろうかと考え、生まれたのがこのタルチョバッグだ。

5色の美しい旗タルチョとは？

“タルチョ”とは、ネパールやチベットなどのストゥーパ（お寺）に行くとまず初めに目にする五色の布からなる祈願旗のことで、一本のひもに五色の旗が連なって、それが何本もストゥーパから広がり風でたなびいている。

五色の順番は青、白、赤、緑、黄色の順に決まっており、それぞれ意味がある。

• ■青→空（虚空・本源的）
• ■白→風（成長・自由）
• ■赤→火（力強さ・情熱）
• ■緑→水（流動的・変化する性質）
• ■黄→土（大地・地球）

このように、五大を表している。
布にはチベット語で願いや祈りなどが描かれており、旗が風にたなびくと風の馬「ルンタ」に乗ってお願いや祈りを運んでくれると言われている。

手織り生地ゲリーで縫製した五色のバッグにタルチョを一つ一つ縫い付けて、バッグそのものがタルチョであるかのようにイメージした。

バッグが五色店頭に並んだときはネパールのストゥーパにでも来たような感覚、色のパワーをぜひ感じとってほしい。

タルチョシリーズの商品紹介

タルチョリュック

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シンプルな絞りタイプのクラシック型リュック。
素朴な風合いと、散りばめられた天然素材が魅力。
取り出し口がサイドにも付いており、ワイドな明け口で大容量！
使い勝手も抜群です◎

カラー展開：WHITE・RED・BLUE・YELLOW・GREEN

タルチョクレセントショルダー

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使い勝手抜群の三日月型ショルダーバッグ。
コンパクトな見かけによらず、中身はたっぷり収納できます。
背中にフィットする形は一度使ったら病みつきに。
チャイハネの歴史の中では、「三日月バッグ」として長く愛されてきた商品です。

カラー展開：WHITE・RED・BLUE・YELLOW・GREEN

タルチョ

タルチョをイメージしたバッグだけでなく、“タルチョ”もしっかりご用意しております！
部屋やキャンプ、グランピングで飾れば、その場は一気にネパール空間に。
シンプルになりがちなアウトドアシーンにもおすすめです◎

バッグに縫い付けられたタルチョにも、願いや祈りを運んでくれる「ルンタ」がしっかりと描かれています。 タルチョバッグを身につけるときは、何か願いを込めてみるのもいいかも！
きっとパワーをもらえます◎

バッグは、近所のお出掛けやアウトドアなど、どんな場所へも寄り添ってくれる相棒です。
ぜひお好きな色のタルチョバッグを、相棒として迎えてみてください。

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