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2021 Summerのシーズンより、コラボレーションさせていただいている手芸家の洋輔さん(過去のコラボレーションについては コチラ )。
今年のSummerで、コラボレーションは第3弾目となりますが、洋輔さんとはいったいどんな方なのでしょうか?
テレビやラジオでお馴染みかとは思いますが、洋輔さんをよく知るマネージャーさんも交え、今回のコラボアイテム制作秘話から、洋輔さんの素顔が垣間見れる内容まで、インタビューを行いました!
Q1.
洋輔さん/コンセプトは、 前回 からの引継ぎといった感じで、前回出したものがシーンのあるすごく良いものができたと思っているので、それにのっとった物づくりがしたいなというのが一番の思いでした。
前回までは、サステナブルを押し出していこう!としていたのですが、今回はサステナブルの押し付けにならないようにしたいなと思っていました。 最近ではサステナブルをいたるところで皆耳にして、いたるところで打ち出されていて、当たり前にある状態なので、それに疲れないように、疲れないサステナブルを目指して作っていました。
Tシャツのモチーフを作るときに、どういったところで、それに気をつけて作っていったのですか?
洋輔さん/トラのモチーフが一番わかりやすいです。
ぱっと見かっこよくて、よくよく見るとしっかり意味がある。 見た目で気に入って手に取ってもらったあとに、なんでこういう絵なんだろう?とふと考えてもらえるきっかけになるようなデザインにしたいなと思っていました。
コンセプトを押し出すよりも、まず、見た目のファッション性もしっかりあって、よくよく見ると意図がしっかりある、という順序に置き換えたということですね。
洋輔さん/そうですね。ファッション性だけでなく、裏のコンセプトも、前回よりしっかり深堀も出来ているのではないかと思います。
Q2.
洋輔さん/そうですね、ファミリー感が強くなったのではないか、というのはあります。 あとは、お任せできるし、チャイハネさんのスピード感に僕たちが慣れてきたというのもあります。
他社さんと比べてアミナコレクションのスピード感は早いんですか?
洋輔さん/僕のいる業界自体がスロウなんですよ。手芸業界って1年かけて何か作るとか、そういう感じなので、それに比べたらチャイハネさんは年3回のシーズンごとにパッパッパッと作るので、早いですね。今回も1,2回の打ち合わせで作りました。
回数が少ないということは、それだけ濃密な打ち合わせだったんですね。
洋輔さん/う~ん(笑) 正直そんな濃密でもなく(笑) 僕としてはとても有難いところで、ワイワイ楽しく話している中でどんどんデザインのパターンが出てきて、アイデアが生まれてきた感じです。
マネージャーさん(以下 マネ)/デザイナーさんも、洋輔さんの考えているビジョンを把握しやすくなってくれているというか、回を重ねるにつれて意見が合致しやすくなったというのはあると思います。
意思の疎通がしやすくなってきたんですね。阿吽の呼吸のような感じですか?
洋輔さん/そうですね。やっぱり「継続は力なり」というところですよね。 続けてきたからこそ、第3弾のコラボは第1弾よりもスピーディに決められたと思います。
Q3.
洋輔さん/かっこよくない?(笑) あれ?前回のコラボのときのコラムはもっとまじめに答えてたかな?(笑)
ざっくばらんで大丈夫ですよ!(笑)
洋輔さん/本当に、「かっこいい!」からがスタートで、ただただ気に入ってもらえたら嬉しいです。
デザインを気に入ってもらったところからの入り口で、そこから興味のある人はサステナブルなことも考えてみてね!ていう感じすね。
洋輔さん/まさにそうです。 僕自身があまのじゃくで、あまりこうしろああしろと言われるとやりたくなくなってしまう性格なので、「このコンセプトすごいでしょ!」というよりは、デザインを気に入ってもらえたら嬉しいです。
Q4.
洋輔さん/僕は自分のことを、究極の末っ子長男だと思っています。 末っ子気質で甘えん坊と言われるんですが、それは全然嫌じゃないんです。 周りからはけっこうクールなイメージだとか黙ってると怖いと言われるんですが、実際に話すとよくしゃべるねーと言われます。 でもやはり一番自分で思うのは、甘えん坊っていうところですかね。
どんな甘えなんですか?
洋輔さん/遠回しにものを言うのが好きじゃなくて、普通の人なら怒られるけど、僕が言うと怒られないことをわかっちゃうんです。 そういう甘えどころがわかっちゃうので、そこが末っ子長男の特徴なのかなって思います。 いい意味で空気読まないのかもしれないです。 兄弟上2人を見てきたから世渡り上手なのかもしれないです。
Q5.
マネ/「どんな方ですか?」って言われると、一言では言い表せないなぁ(笑)
洋輔さん/いや、一言で言えますよ!出来る子です!(笑)
一同(笑)
マネ/さっき、本人が言ったんですが、あまのじゃくなんですよ。 制作の期日とかあるじゃないですか。 手芸の番組で、本人が先生や視聴者に寄り添う形で作っていくのがモットーなんですけど、それを、作れって言われると作りたくなくなるんですよ。 自発的に何かをすることで発揮されるポテンシャルはあるんですけど、やっておいてくださいって言うとやりたくなくなっちゃうんですよ(笑)
洋輔さん/なんかすごい性格悪いみたいじゃないですか(笑)
マネ/(笑)自発的に何かを生み出すときは、すごくアイデアや瞬発力が生まれる人なんですが、人がやってねとか言うと、途端にそれが萎んでしまうというか。かといって、洋輔さんの自発的なことを待っていると、意外ともう次のことをやっていたりと、そこのスケジューリングは難しかったりもするんです(笑) でも、自発的にやる瞬発力やアイデア力や集中力というのは、すごいですね。
あと2日しかないのに出来ないだろうなと思っていても、前から準備していたかのようなクオリティの高いものを作ってきたりとか。しかもそれをこそこそやるんですよ。 そこはサプライズ好きというのがあると思うんですよ。
完成するまではひた隠しにして、完成して見せて「すごいじゃん!」と言われるのを待ってるのかなっていうくらいクオリティが高かったり、刺さるものを作ってくれたりするのが、洋輔さんですかね。 (インタビュアーは)お会いしてみてどんな印象でしたか?
根っからのアーティスト気質っていう感じがしました。
マネ/たしかに、アーティスト気質かもしれないです。 人の顔色をうかがうことに長けているというか、長けすぎている感じがします。 目線やちょっとの表情で心を読む、観察力があるなと。 それが、制作につながっているのかな。 花とかシーンでも人と違うモノを見て表現しているのかなと思います。
あとは、本人も言ってましたが一見クールに見えるが末っ子気質で、人の懐に入るのがうまいですね。もちろん、良い意味でですよ!(笑) 現場の雰囲気も、洋輔さんが引っ張ってくれるところもありますね。 どんどん楽しいことやりましょうよ!という感じで、今回コラボアイテムでの撮影でジャンプしてみたり。
チャイハネさんの希望もその観察力でだんだんとわかってきているのか、本人が“楽しい”ことがチャイハネさんの“楽しい”とリンクしているのかなと。チャイハネさんのコンセプトと、洋輔さんがこういう風にしたいというのが、第3弾になるまでにどんどんリンクしやすくなっている感じがします。
洋輔さん/僕の人柄がわかるというより、マネージャーとの関係性がわかりやすいのは、僕のことを“著作権フリー”にするんですよ(笑) それが、僕の性格をわかってるなと思うんですけど、やってくださいと言ってもやらなくて、やらなくてもいいよと言うとやるのをすごくよくわかっていて、そのさじ加減をマネージャーがわかってるんです。
あと僕、すごいお願いされて押されると、イヤでもやっちゃうんですよ。 それを、マネージャーが、ラジオのパートナーさんにもばらすんですよ。 押せば倒れるから、みたいな(笑)
マネ/そのさじ加減が難しいんですよ(笑)
Q6.
洋輔さん/最近よく聞かれるんですが、ありがたいことに僕は趣味が仕事になっているんです。ただ、インプットという意味で、美術館行ったりとか、音楽、映画鑑賞、あとは、旅行ですね。海外旅行は大好きですね。 でも、旅行先の観光地を巡るのは苦手なんですよ僕。 それも自分の性格に繋がっていて、ツアーで決まっていることには、従えないというか(笑) だから、旅行先に行ったらカフェでぼーっとしながら作業するっていうのが、日本でも出来るよねっていうことをするのが一番好きです。
現地で人間観察したりするのも好きですか?
洋輔さん/好きですね。 あとは、わからない言葉を聴いているのが好きですね。
自分で言うのも変ですけど、僕、語学の才能があると思うんですよ。 語学はパズルみたいな感じで、この単語とこの単語を組み合わせたらこういう単語になるんだとか、そういうのを、カフェで聴いているだけで楽しいです。
あと、趣味でいうと、最近キャンプに興味が出てきました。 キャンプでお米炊きたいです。
Q7.
洋輔さん/きっかけは、今のマネージャーになったくらいに、手芸ってもともとマダムの人たちがまじめに向き合ってやっているイメージで、それが若い人たちには敷居が高いのかな?という話しになって、何か面白いことしたいねと。
インスタグラムがちょうど流行りだした頃だったので、どこでも手芸してる写真を投稿したら楽しそうじゃない?と。若い人たちにもっと見てほしいね、というのがずっと根底にあって始めたのがきっかけです。
最初は、ここで手芸するの!?というのが面白くてやっていたんですけど、過去に、アスレチックの鉄棒か何かの上に乗って手芸をした写真を投稿したら、子どもが真似したらどうするんだと怒られたことがあって、それはすぐ削除しました(笑)
わりと、#どこでも手芸を知られていくと、厳しい目を向けられることもあるんだなということがわかってきて、電車内で手芸して危ないと言われることもあるんですが、そういう視点ではなくて、「手芸は、どこでもできるよ」という軸があって、身近にある道具で、身近な場所でできることとして、手芸をライフスタイルの一部としてとらえてほしいという思いがあるんです。
最近は、観光地や奇抜で面白い場所というよりは、海などシーンとして映えるようにきれいに撮るようになりました。
Q8.
洋輔さん/先ほどの趣味の話もそうですし、チャイハネさんのモチーフでもよく使われている自然や曼荼羅などの精神的なものが好きで、そこから連想ゲームのようにしてアイデアが生まれることが多いですね。
どいうプロセスで制作されることが多いですか?
洋輔さん/追い込まれると、いろいろ出てきます(笑) 夏休みの宿題は、最後までやらないタイプだったので、それはずっと変わらないです(笑)
ノートにメモとかはちょこちょこ取っているんですが、いざやるとなると全然別のものがバッて出てくることが多いですね。あくまでもアイデア帳はアイデア帳で、期日が近づくと、アイデアがバッと沸いてきます。
イメージを固めて作るタイプですか?やっていくうちに変わっていくタイプですか?
洋輔さん/ものにもよりますが、やりながら変わっていくタイプですかね。 でも、フランス留学で勉強したおかげで、やりすぎることがなくなりましたね。 後付けで、どんどん色々なものを追加したくなっちゃうんですけど、シャネルの格言「最後につけたアクセサリーは外しなさい」という言葉があるように、一番最後に付け足すものは、なくてもいいくらい後でやりたいことだから、という風に勉強してきたので、今の作品は程よいバランスになっているかなと思います。
Q9.
洋輔さん/うまく作ろうとしなくていいんじゃないですかね? だって、うまくなるのは、数をこなせばうまくなるんだから。 自分が満足いくように作ればいいんじゃないかな。
マネ/うまく作ろうって事より、完成させる事を大事にして欲しいと、洋輔さんも日頃から伝えていますよね。
洋輔さん/そうだね。作り上げて、作る楽しさを味わって、さらに上手になりたいなと思って上手になっていくという順番かなと思います。
Q10.
洋輔さん/一緒に手作りしましょう!興味がある人はもちろん、手芸なんてやった事ないよ……、って方も大歓迎!「針と糸だけで、こんな事ができるんだ、楽しいんだ」って事をこのキャンプで知ってもらいたいですね。
マネ/苦手な人ほど、最後まで根気強く取り組んで手芸の世界にハマる人をたくさん見てきました。キャンプに参加される方は手芸未経験の方がほとんどかと思うので、ぜひ体験して、その楽しさを持ち帰ってもらいたいですね。
洋輔さん/お待ちしてまーす!
※イベントについて紹介している記事は こちら から
▼今回のコラボレーションアイテムのラインナップはこちらから▼
手芸のアレンジを加えて、自分だけのオリジナルTシャツを作ってみてはいかがでしょうか?
▼コラボアイテムの制作秘話に興味があるあなたにおすすめ!▼ 職人による創造――チャイハネ×横浜ビール――横浜コラボ(前編)
▼サステナブルなこと興味があるあなたにおすすめ!▼ 私なりのサステナブル超入門編
2021 Summerのシーズンより、コラボレーションさせていただいている手芸家の洋輔さん(過去のコラボレーションについては コチラ )。
今年のSummerで、コラボレーションは第3弾目となりますが、洋輔さんとはいったいどんな方なのでしょうか?
テレビやラジオでお馴染みかとは思いますが、洋輔さんをよく知るマネージャーさんも交え、今回のコラボアイテム制作秘話から、洋輔さんの素顔が垣間見れる内容まで、インタビューを行いました!
Q1.
今回のTシャツのコラボアイテムに込められたコンセプト(ストーリー)の思いや願い、制作秘話を教えてください。
洋輔さん/コンセプトは、 前回 からの引継ぎといった感じで、前回出したものがシーンのあるすごく良いものができたと思っているので、それにのっとった物づくりがしたいなというのが一番の思いでした。
前回までは、サステナブルを押し出していこう!としていたのですが、今回はサステナブルの押し付けにならないようにしたいなと思っていました。
最近ではサステナブルをいたるところで皆耳にして、いたるところで打ち出されていて、当たり前にある状態なので、それに疲れないように、疲れないサステナブルを目指して作っていました。
Tシャツのモチーフを作るときに、どういったところで、それに気をつけて作っていったのですか?
洋輔さん/トラのモチーフが一番わかりやすいです。
ぱっと見かっこよくて、よくよく見るとしっかり意味がある。
見た目で気に入って手に取ってもらったあとに、なんでこういう絵なんだろう?とふと考えてもらえるきっかけになるようなデザインにしたいなと思っていました。
コンセプトを押し出すよりも、まず、見た目のファッション性もしっかりあって、よくよく見ると意図がしっかりある、という順序に置き換えたということですね。
洋輔さん/そうですね。ファッション性だけでなく、裏のコンセプトも、前回よりしっかり深堀も出来ているのではないかと思います。
Q2.
今回、コラボ第3弾目となるわけですが、チャイハネのデザイナーとコラボアイテムを作りあげていく上で、回数を重ねるごとに距離も近くなってきたと思うのですが、変化した関係性などありますか?
洋輔さん/そうですね、ファミリー感が強くなったのではないか、というのはあります。
あとは、お任せできるし、チャイハネさんのスピード感に僕たちが慣れてきたというのもあります。
他社さんと比べてアミナコレクションのスピード感は早いんですか?
洋輔さん/僕のいる業界自体がスロウなんですよ。手芸業界って1年かけて何か作るとか、そういう感じなので、それに比べたらチャイハネさんは年3回のシーズンごとにパッパッパッと作るので、早いですね。今回も1,2回の打ち合わせで作りました。
回数が少ないということは、それだけ濃密な打ち合わせだったんですね。
洋輔さん/う~ん(笑)
正直そんな濃密でもなく(笑)
僕としてはとても有難いところで、ワイワイ楽しく話している中でどんどんデザインのパターンが出てきて、アイデアが生まれてきた感じです。
マネージャーさん(以下 マネ)/デザイナーさんも、洋輔さんの考えているビジョンを把握しやすくなってくれているというか、回を重ねるにつれて意見が合致しやすくなったというのはあると思います。
意思の疎通がしやすくなってきたんですね。阿吽の呼吸のような感じですか?
洋輔さん/そうですね。やっぱり「継続は力なり」というところですよね。
続けてきたからこそ、第3弾のコラボは第1弾よりもスピーディに決められたと思います。
Q3.
今回のコラボTシャツについてお客様に一言お願いします。
洋輔さん/かっこよくない?(笑)
あれ?前回のコラボのときのコラムはもっとまじめに答えてたかな?(笑)
ざっくばらんで大丈夫ですよ!(笑)
洋輔さん/本当に、「かっこいい!」からがスタートで、ただただ気に入ってもらえたら嬉しいです。
デザインを気に入ってもらったところからの入り口で、そこから興味のある人はサステナブルなことも考えてみてね!ていう感じすね。
洋輔さん/まさにそうです。
僕自身があまのじゃくで、あまりこうしろああしろと言われるとやりたくなくなってしまう性格なので、「このコンセプトすごいでしょ!」というよりは、デザインを気に入ってもらえたら嬉しいです。
Q4.
洋輔さんとは?ご自身でどんな人だと思いますか?
また、周りからどう印象を持たれることが多いですか?
洋輔さん/僕は自分のことを、究極の末っ子長男だと思っています。
末っ子気質で甘えん坊と言われるんですが、それは全然嫌じゃないんです。
周りからはけっこうクールなイメージだとか黙ってると怖いと言われるんですが、実際に話すとよくしゃべるねーと言われます。
でもやはり一番自分で思うのは、甘えん坊っていうところですかね。
どんな甘えなんですか?
洋輔さん/遠回しにものを言うのが好きじゃなくて、普通の人なら怒られるけど、僕が言うと怒られないことをわかっちゃうんです。
そういう甘えどころがわかっちゃうので、そこが末っ子長男の特徴なのかなって思います。
いい意味で空気読まないのかもしれないです。
兄弟上2人を見てきたから世渡り上手なのかもしれないです。
Q5.
マネージャーさんからみた洋輔さんはどんな方ですか?
何か人柄がわかるエピソードなどあれば教えてください。
マネ/「どんな方ですか?」って言われると、一言では言い表せないなぁ(笑)
洋輔さん/いや、一言で言えますよ!出来る子です!(笑)
一同(笑)
マネ/さっき、本人が言ったんですが、あまのじゃくなんですよ。
制作の期日とかあるじゃないですか。
手芸の番組で、本人が先生や視聴者に寄り添う形で作っていくのがモットーなんですけど、それを、作れって言われると作りたくなくなるんですよ。
自発的に何かをすることで発揮されるポテンシャルはあるんですけど、やっておいてくださいって言うとやりたくなくなっちゃうんですよ(笑)
洋輔さん/なんかすごい性格悪いみたいじゃないですか(笑)
マネ/(笑)自発的に何かを生み出すときは、すごくアイデアや瞬発力が生まれる人なんですが、人がやってねとか言うと、途端にそれが萎んでしまうというか。かといって、洋輔さんの自発的なことを待っていると、意外ともう次のことをやっていたりと、そこのスケジューリングは難しかったりもするんです(笑)
でも、自発的にやる瞬発力やアイデア力や集中力というのは、すごいですね。
あと2日しかないのに出来ないだろうなと思っていても、前から準備していたかのようなクオリティの高いものを作ってきたりとか。しかもそれをこそこそやるんですよ。
そこはサプライズ好きというのがあると思うんですよ。
完成するまではひた隠しにして、完成して見せて「すごいじゃん!」と言われるのを待ってるのかなっていうくらいクオリティが高かったり、刺さるものを作ってくれたりするのが、洋輔さんですかね。
(インタビュアーは)お会いしてみてどんな印象でしたか?
根っからのアーティスト気質っていう感じがしました。
マネ/たしかに、アーティスト気質かもしれないです。
人の顔色をうかがうことに長けているというか、長けすぎている感じがします。
目線やちょっとの表情で心を読む、観察力があるなと。
それが、制作につながっているのかな。
花とかシーンでも人と違うモノを見て表現しているのかなと思います。
あとは、本人も言ってましたが一見クールに見えるが末っ子気質で、人の懐に入るのがうまいですね。もちろん、良い意味でですよ!(笑)
現場の雰囲気も、洋輔さんが引っ張ってくれるところもありますね。
どんどん楽しいことやりましょうよ!という感じで、今回コラボアイテムでの撮影でジャンプしてみたり。
チャイハネさんの希望もその観察力でだんだんとわかってきているのか、本人が“楽しい”ことがチャイハネさんの“楽しい”とリンクしているのかなと。チャイハネさんのコンセプトと、洋輔さんがこういう風にしたいというのが、第3弾になるまでにどんどんリンクしやすくなっている感じがします。
洋輔さん/僕の人柄がわかるというより、マネージャーとの関係性がわかりやすいのは、僕のことを“著作権フリー”にするんですよ(笑)
それが、僕の性格をわかってるなと思うんですけど、やってくださいと言ってもやらなくて、やらなくてもいいよと言うとやるのをすごくよくわかっていて、そのさじ加減をマネージャーがわかってるんです。
あと僕、すごいお願いされて押されると、イヤでもやっちゃうんですよ。
それを、マネージャーが、ラジオのパートナーさんにもばらすんですよ。
押せば倒れるから、みたいな(笑)
マネ/そのさじ加減が難しいんですよ(笑)
Q6.
手芸以外に趣味などはありますか?
洋輔さん/最近よく聞かれるんですが、ありがたいことに僕は趣味が仕事になっているんです。ただ、インプットという意味で、美術館行ったりとか、音楽、映画鑑賞、あとは、旅行ですね。海外旅行は大好きですね。
でも、旅行先の観光地を巡るのは苦手なんですよ僕。
それも自分の性格に繋がっていて、ツアーで決まっていることには、従えないというか(笑)
だから、旅行先に行ったらカフェでぼーっとしながら作業するっていうのが、日本でも出来るよねっていうことをするのが一番好きです。
現地で人間観察したりするのも好きですか?
洋輔さん/好きですね。
あとは、わからない言葉を聴いているのが好きですね。
自分で言うのも変ですけど、僕、語学の才能があると思うんですよ。
語学はパズルみたいな感じで、この単語とこの単語を組み合わせたらこういう単語になるんだとか、そういうのを、カフェで聴いているだけで楽しいです。
あと、趣味でいうと、最近キャンプに興味が出てきました。
キャンプでお米炊きたいです。
Q7.
「#どこでも手芸」というハッシュタグでインスタグラムの投稿をされていますが、そのテーマが生まれたキッカケなどあれば教えてください。
洋輔さん/きっかけは、今のマネージャーになったくらいに、手芸ってもともとマダムの人たちがまじめに向き合ってやっているイメージで、それが若い人たちには敷居が高いのかな?という話しになって、何か面白いことしたいねと。
インスタグラムがちょうど流行りだした頃だったので、どこでも手芸してる写真を投稿したら楽しそうじゃない?と。若い人たちにもっと見てほしいね、というのがずっと根底にあって始めたのがきっかけです。
最初は、ここで手芸するの!?というのが面白くてやっていたんですけど、過去に、アスレチックの鉄棒か何かの上に乗って手芸をした写真を投稿したら、子どもが真似したらどうするんだと怒られたことがあって、それはすぐ削除しました(笑)
わりと、#どこでも手芸を知られていくと、厳しい目を向けられることもあるんだなということがわかってきて、電車内で手芸して危ないと言われることもあるんですが、そういう視点ではなくて、「手芸は、どこでもできるよ」という軸があって、身近にある道具で、身近な場所でできることとして、手芸をライフスタイルの一部としてとらえてほしいという思いがあるんです。
最近は、観光地や奇抜で面白い場所というよりは、海などシーンとして映えるようにきれいに撮るようになりました。
Q8.
洋輔さんは、アイデアのインスピレーションをどこから得ることが多いですか?
洋輔さん/先ほどの趣味の話もそうですし、チャイハネさんのモチーフでもよく使われている自然や曼荼羅などの精神的なものが好きで、そこから連想ゲームのようにしてアイデアが生まれることが多いですね。
どいうプロセスで制作されることが多いですか?
洋輔さん/追い込まれると、いろいろ出てきます(笑)
夏休みの宿題は、最後までやらないタイプだったので、それはずっと変わらないです(笑)
ノートにメモとかはちょこちょこ取っているんですが、いざやるとなると全然別のものがバッて出てくることが多いですね。あくまでもアイデア帳はアイデア帳で、期日が近づくと、アイデアがバッと沸いてきます。
イメージを固めて作るタイプですか?やっていくうちに変わっていくタイプですか?
洋輔さん/ものにもよりますが、やりながら変わっていくタイプですかね。
でも、フランス留学で勉強したおかげで、やりすぎることがなくなりましたね。
後付けで、どんどん色々なものを追加したくなっちゃうんですけど、シャネルの格言「最後につけたアクセサリーは外しなさい」という言葉があるように、一番最後に付け足すものは、なくてもいいくらい後でやりたいことだから、という風に勉強してきたので、今の作品は程よいバランスになっているかなと思います。
Q9.
刺繍がうまくできない……!という声があるのですが、コツなどはありますか?
洋輔さん/うまく作ろうとしなくていいんじゃないですかね?
だって、うまくなるのは、数をこなせばうまくなるんだから。
自分が満足いくように作ればいいんじゃないかな。
マネ/うまく作ろうって事より、完成させる事を大事にして欲しいと、洋輔さんも日頃から伝えていますよね。
洋輔さん/そうだね。作り上げて、作る楽しさを味わって、さらに上手になりたいなと思って上手になっていくという順番かなと思います。
Q10.
2022年6月4・5日にチャイハネ主催のグローバルキャンプフェスティバルがあり、ワークショップでの参加を予定されていますね。
いらっしゃるお客様に一言お願いします!
洋輔さん/一緒に手作りしましょう!興味がある人はもちろん、手芸なんてやった事ないよ……、って方も大歓迎!「針と糸だけで、こんな事ができるんだ、楽しいんだ」って事をこのキャンプで知ってもらいたいですね。
マネ/苦手な人ほど、最後まで根気強く取り組んで手芸の世界にハマる人をたくさん見てきました。キャンプに参加される方は手芸未経験の方がほとんどかと思うので、ぜひ体験して、その楽しさを持ち帰ってもらいたいですね。
洋輔さん/お待ちしてまーす!
※イベントについて紹介している記事は こちら から
▼今回のコラボレーションアイテムのラインナップはこちらから▼
手芸のアレンジを加えて、自分だけのオリジナルTシャツを作ってみてはいかがでしょうか?
▼コラボアイテムの制作秘話に興味があるあなたにおすすめ!▼
職人による創造――チャイハネ×横浜ビール――横浜コラボ(前編)
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