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真珠(パール)は、艶やかな光沢を放つ丸みを帯びた宝石です。そのエレガントな姿は昔から世界中で愛され、日本でも年齢性別を問わず普段使いからフォーマルなシーンまで幅広く使われているポピュラーな宝石の1つです。真珠は二枚貝から取れますが、育った場所や貝の種類などによって色や形などが違う様々な種類があります。
そこで今回は、真珠の種類やそれぞれの特徴、色による意味の違いなどについて解説していきましょう。
真珠とはどのような宝石なのでしょうか。日本でも馴染み深い真珠がどのようにしてできるのか、真珠の名前の由来や歴史などについて詳しく紹介していきましょう。
真珠は、主にアコヤガイなどの二枚貝の体内で作られる「バイオミネラル(生体鉱物)」と呼ばれる宝石です。貝の体内には貝殻の成分を分泌する「外套膜(がいとうまく)」と呼ばれる器官(貝のヒモ部分)があり、この「外套膜」の中に砂などの異物が入り込んだ際、ほかの内臓などを守るために異物を包み込む袋状の組織が作られます。これを「真珠袋」と呼び、この「真珠袋」の中で貝殻の成分と同じ炭酸カルシウムの結晶と有機質層(主にたんぱく質)が交互分泌され蓄積されていきます。これを「真珠層」と呼び、「真珠層」が何層も重なってできたものが「真珠」です。「外套膜」は再生能力の高い器官なので、外套膜の破片が貝の体内の入った状態で異物が入り込んだ際も、外套膜の破片が「真珠袋」を形成して真珠を作ります。
明治時代に日本で真珠の養殖が始まって以降は、養殖真珠が主流となっています。養殖の方法は、健康なアコヤガイなどの母貝に核となるビーズと外套膜の破片を生殖巣に入れる手術をした後、海や川などで7ヶ月から1年6ヶ月ほど育て、収穫するという手順です。
和名の「真珠」という名前は、「海で採れる美しい珠(たま)」という意味から付けられたとされています。大昔の日本では、海や川で採れる綺麗な丸い石を「珠」と呼んでいたことに由来しているといわれています。また、真珠の中でも日本で採れるものを「和珠」と呼びます。
英名の「パール」という名前は、天然で採れる真珠の形が洋ナシに似ていることから、ラテン語で洋ナシという意味の「perla(ピルラ)」が語源となったといわれています。また、二枚貝から採れることから、ラテン語で二枚貝という意味の「perna(ペルナ)」が語源になったという説もあります。
真珠は、古代メソポタミアや古代エジプト、古代中国など太古の時代から世界各地で王族や貴族の装飾品として用いられてきました。当時は天然の真珠しかなくとても貴重だったため、富と権力の象徴とされ、古代エジプトの女王クレオパトラが古代ローマの将軍アントニウスに富を見せつけるためにワインビネガーに溶かした真珠を飲んだという逸話も残っています。また、ヨーロッパの国々では王族や貴族が身に着ける装飾品だけでなく、キリスト教において「清らかなもの・尊いもの」として宗教画に描かれたりしました。仏教でも真珠は「七宝(しちほう)」の1つとされ、「清らかさ・富・尊さ」を象徴する宝として極楽浄土を飾る宝石とされており、中国では古くから装飾品としてだけでなく、仏教の尊さを象徴するものとしても重宝されていました。
真珠は日本でも古くから採れており、縄文時代には装飾品として身に着けられていたとされています。日本では各地に真珠の産地があり、「魏志倭人伝」には魏に真珠を5000個贈ったという記述があり、日本最古の歴史書「日本書紀」や「古事記」にも登場するほど、日本では馴染み深い宝石だったことが分かっています。仏教伝来とともに真珠は宗教的なものと考えられるようになり、地鎮祭などの儀式にも使われるようになったとされています。また、真珠は薬としても使用されており、解毒剤や眼病薬、解熱剤としての効能があると考えられていたようです。
日本の真珠は海外からも人気が高く、明治時代に入ると真珠の養殖の研究が始まりました。そして、1893年(明治26年)に御木本幸吉氏が世界で初めてアコヤガイによる真珠の養殖を成功させます。その後、真珠の養殖は進化を続けていき、三重県や高知県など日本各地で真珠の養殖が行われるようになりました。
真珠にはいくつかの種類があります。ここでは、代表的な品種とそれぞれの特徴について紹介していきます。
アコヤ真珠とは、アコヤガイから採れる真珠で、「和珠(わだま)」とも呼ばれる日本でも昔から親しまれてきた種類です。明治時代に養殖が成功し、現在では日本近海で養殖されたもののことを指しています。大きさは7~8㎜前後の中粒で、形は真円に近い丸玉が多く、強いテリ(光沢)と透明感のある輝きが特徴的です。色はホワイトを基本にホワイトピンクやクリーム色のものがあり、冠婚葬祭などフォーマルなシーンに使いやすい真珠です。養殖技術が向上したことにより、国内だけでなく世界中にも多く流通しており、世界で最もポピュラーな真珠として愛されています。
南洋真珠とは、南太平洋の温暖な海で採れる真珠です。母貝はシロチョウガイ(白蝶貝)やクロチョウガイ(黒蝶貝)などの大きな貝で、オーストラリアやフィリピン、インドネシア、タヒチなどで養殖されています。大きさは9~15㎜と大きく、真珠層が厚くて柔らで重厚感のあるテリ(光沢)が特徴的です。色は、ホワイトやゴールド、シルバー、ブラックなどで、ホワイトやシルバー系はオーストラリアやインドネシア、ゴールド系はフィリピンやインドネシア、ブラック系はタヒチが主な産地となっています。真円に近いきれいな丸形をしており大粒で重厚感があるため、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで使われている真珠です。
淡水パールとは、川や湖などの淡水で養殖される真珠です。母貝はイケチョウガイ(池蝶貝)で、主に中国で養殖されています。大きさは一般的なものは6~10㎜とやや小粒ですが、4~5㎜の小さなものから12㎜以上の大きなものまで幅広いのが特徴です。色は、ホワイトやピンク、ラベンダー、クリーム、オレンジなど種類が多く、形も丸形だけでなくドロップ型やライス型など様々な形状があるのも淡水パールの特徴です。母貝が大きいので1つの貝から数十個も取ることができるため、比較的リーズナブルで普段使いやセミフォーマルなシーンで使いやすい真珠です。
マベ真珠とは、熱帯や亜熱帯の海に生息するマベガイから採れる真珠です。片面だけが膨らんだ半円形の形と、結晶が薄くて規則正しく並んでいるためオーロラのような虹色の輝きが大きな特徴です。大きさは10~30㎜以上と大粒で、色はホワイトやメタリックな虹色、ブルーなど様々な種類があります。
真珠の呼び方は、品質によっても違いがあります。主な呼び方は次のようなものです。
・バロックパール
バロックパールとは、形が丸形ではなくいびつな形をした真珠のことを指します。「バロック」という呼び方は、ポルトガル語で「歪んだ」という意味の「Baroque(バロック)」という言葉が語源となっています。
バロックパールは主に養殖によって作られた、人工的な核を持っている真珠です。凹凸があるものやねじれたもの、魚の鱗のような形をしたものなど唯一無二の形をしているのが特徴で、かつては変形珠として価値が低かったものの、最近は個性的でデザイン性が高いと注目されています。
・ケシパール
ケシパールとは、人工的な核を持っていない真珠で、砂や虫など小さな異物が偶然に母貝の中に入り、自然に出来た歪な形のもののことを指します。「ケシ」という呼び方は、ケシの実に形が似ていて小さいことに由来しています。天然の真珠なので、価値が高いものもあります。
真珠には、天然真珠と養殖真珠があります。天然真珠は、砂粒などの異物が偶然侵入してできたもので、養殖真珠は、人の手によって核となるビーズや外套膜の破片を母貝の中に入れて作るものです。天然真珠は希少で形も歪なものが多く大きさもバラバラですが、養殖真珠は形や大きさをコントロールしやすく、数も多く作ることができます。
天然真珠と養殖真珠は、見た目だけでは区別することは難しいとされています。
昔から真珠は強い力を持つと考えられ、お守りや儀式、大切な人への贈り物などにも用いられてきました。ここでは、真珠が持つ効果や真珠に込められた意味について詳しく解説していきます。
真珠は次のような効果を持つといわれています。
●精神の安定
真珠の特有の柔らかな輝きが見る人の心を落ち着かせ、精神を安定させる効果や安眠効果があるとされています。また、真珠にはネガティブな感情をポジティブに変えてくれるエネルギーがあるといわれているため、ストレスを軽減や不眠改善に効果があるとされています。
●魔除け、厄除け
真珠は母貝の中で長い間守られながら育つため強い守護の力を持ち、古代から魔除けや厄除けの効果があると考えられてきました。とくに母貝が真珠を育てることから、妊婦さんや安産のお守り、子供のお守りとしても効果的だといわれています。
●女性の魅力向上
真珠は、女性らしいエレガントな美しさや純粋さなどを象徴するといわれており、優しさや慈愛、品格など内面から女性の魅力をアップさせる効果があるとされています。
「宝石言葉」とは、宝石に込められた象徴的な意味を持つ言葉やメッセージです。「真珠(パール)」全体には、「純真・健康・長寿・円満・富」などの宝石言葉があります。曇りのない美しい光沢を持つことから「純真」、かつて薬としても使われていたことから「健康・長寿」、途切れることのない円を描く形から「円満」、昔から富の象徴であったことから「富」などの宝石言葉が付けられたとされています。
また、真珠の宝石言葉は色によっても違っています。真珠の色別の宝石言葉は次のようになります。
上品なパールにきらめくストーンを組み合わせた華やかなチョーカーネックレス。首元に沿う美しいシルエットが顔まわりを明るく引き立て、エレガントな印象を演出します。
上品な輝きを放つシェルパールが一粒あしらわれたシンプルなチェーンネックレス。金属アレルギーに配慮したサージカルステンレス素材を使用し、肌にやさしい着け心地。
真珠は、アコヤガイなどの二枚貝からしか取れないことから、「月のしずく」や「人魚の涙」などと呼ばれてきた特別な宝石です。大昔から首飾りや王冠などの装飾品やお守りとして王族や貴族などの権力者たちを中心に愛用されてきましたが、現在では養殖技術が向上し、多くの人が身に着けやすい宝石の1つとしてフォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで使われています。
真珠は、白くて丸い形をした宝石というイメージが強いですが、生産地や母貝によって色や形に違いがあり、中にはでこぼこしたものなど唯一無二の形のものもあります。また、真珠は色や形によって宝石言葉が違うため、身に着ける時やプレゼントする際には、色や形などの見た目だけでなく、それぞれの宝石言葉に合わせてみるのもお洒落でおすすめです。
真珠(パール)は、艶やかな光沢を放つ丸みを帯びた宝石です。
そのエレガントな姿は昔から世界中で愛され、日本でも年齢性別を問わず普段使いからフォーマルなシーンまで幅広く使われているポピュラーな宝石の1つです。
真珠は二枚貝から取れますが、育った場所や貝の種類などによって色や形などが違う様々な種類があります。
そこで今回は、真珠の種類やそれぞれの特徴、色による意味の違いなどについて解説していきましょう。
目次
真珠とは
真珠とはどのような宝石なのでしょうか。
日本でも馴染み深い真珠がどのようにしてできるのか、真珠の名前の由来や歴史などについて詳しく紹介していきましょう。
真珠はどうやって作られる
真珠は、主にアコヤガイなどの二枚貝の体内で作られる「バイオミネラル(生体鉱物)」と呼ばれる宝石です。
貝の体内には貝殻の成分を分泌する「外套膜(がいとうまく)」と呼ばれる器官(貝のヒモ部分)があり、この「外套膜」の中に砂などの異物が入り込んだ際、ほかの内臓などを守るために異物を包み込む袋状の組織が作られます。
これを「真珠袋」と呼び、この「真珠袋」の中で貝殻の成分と同じ炭酸カルシウムの結晶と有機質層(主にたんぱく質)が交互分泌され蓄積されていきます。
これを「真珠層」と呼び、「真珠層」が何層も重なってできたものが「真珠」です。
「外套膜」は再生能力の高い器官なので、外套膜の破片が貝の体内の入った状態で異物が入り込んだ際も、外套膜の破片が「真珠袋」を形成して真珠を作ります。
明治時代に日本で真珠の養殖が始まって以降は、養殖真珠が主流となっています。
養殖の方法は、健康なアコヤガイなどの母貝に核となるビーズと外套膜の破片を生殖巣に入れる手術をした後、海や川などで7ヶ月から1年6ヶ月ほど育て、収穫するという手順です。
真珠の名前の由来
和名の「真珠」という名前は、「海で採れる美しい珠(たま)」という意味から付けられたとされています。
大昔の日本では、海や川で採れる綺麗な丸い石を「珠」と呼んでいたことに由来しているといわれています。
また、真珠の中でも日本で採れるものを「和珠」と呼びます。
英名の「パール」という名前は、天然で採れる真珠の形が洋ナシに似ていることから、ラテン語で洋ナシという意味の「perla(ピルラ)」が語源となったといわれています。
また、二枚貝から採れることから、ラテン語で二枚貝という意味の「perna(ペルナ)」が語源になったという説もあります。
真珠の歴史
真珠は、古代メソポタミアや古代エジプト、古代中国など太古の時代から世界各地で王族や貴族の装飾品として用いられてきました。
当時は天然の真珠しかなくとても貴重だったため、富と権力の象徴とされ、古代エジプトの女王クレオパトラが古代ローマの将軍アントニウスに富を見せつけるためにワインビネガーに溶かした真珠を飲んだという逸話も残っています。
また、ヨーロッパの国々では王族や貴族が身に着ける装飾品だけでなく、キリスト教において「清らかなもの・尊いもの」として宗教画に描かれたりしました。
仏教でも真珠は「七宝(しちほう)」の1つとされ、「清らかさ・富・尊さ」を象徴する宝として極楽浄土を飾る宝石とされており、中国では古くから装飾品としてだけでなく、仏教の尊さを象徴するものとしても重宝されていました。
真珠は日本でも古くから採れており、縄文時代には装飾品として身に着けられていたとされています。
日本では各地に真珠の産地があり、「魏志倭人伝」には魏に真珠を5000個贈ったという記述があり、日本最古の歴史書「日本書紀」や「古事記」にも登場するほど、日本では馴染み深い宝石だったことが分かっています。
仏教伝来とともに真珠は宗教的なものと考えられるようになり、地鎮祭などの儀式にも使われるようになったとされています。
また、真珠は薬としても使用されており、解毒剤や眼病薬、解熱剤としての効能があると考えられていたようです。
日本の真珠は海外からも人気が高く、明治時代に入ると真珠の養殖の研究が始まりました。
そして、1893年(明治26年)に御木本幸吉氏が世界で初めてアコヤガイによる真珠の養殖を成功させます。
その後、真珠の養殖は進化を続けていき、三重県や高知県など日本各地で真珠の養殖が行われるようになりました。
真珠の種類と特徴
真珠にはいくつかの種類があります。
ここでは、代表的な品種とそれぞれの特徴について紹介していきます。
アコヤ真珠
アコヤ真珠とは、アコヤガイから採れる真珠で、「和珠(わだま)」とも呼ばれる日本でも昔から親しまれてきた種類です。
明治時代に養殖が成功し、現在では日本近海で養殖されたもののことを指しています。
大きさは7~8㎜前後の中粒で、形は真円に近い丸玉が多く、強いテリ(光沢)と透明感のある輝きが特徴的です。
色はホワイトを基本にホワイトピンクやクリーム色のものがあり、冠婚葬祭などフォーマルなシーンに使いやすい真珠です。
養殖技術が向上したことにより、国内だけでなく世界中にも多く流通しており、世界で最もポピュラーな真珠として愛されています。
南洋真珠
南洋真珠とは、南太平洋の温暖な海で採れる真珠です。
母貝はシロチョウガイ(白蝶貝)やクロチョウガイ(黒蝶貝)などの大きな貝で、オーストラリアやフィリピン、インドネシア、タヒチなどで養殖されています。
大きさは9~15㎜と大きく、真珠層が厚くて柔らで重厚感のあるテリ(光沢)が特徴的です。
色は、ホワイトやゴールド、シルバー、ブラックなどで、ホワイトやシルバー系はオーストラリアやインドネシア、ゴールド系はフィリピンやインドネシア、ブラック系はタヒチが主な産地となっています。
真円に近いきれいな丸形をしており大粒で重厚感があるため、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで使われている真珠です。
淡水パール
淡水パールとは、川や湖などの淡水で養殖される真珠です。
母貝はイケチョウガイ(池蝶貝)で、主に中国で養殖されています。
大きさは一般的なものは6~10㎜とやや小粒ですが、4~5㎜の小さなものから12㎜以上の大きなものまで幅広いのが特徴です。
色は、ホワイトやピンク、ラベンダー、クリーム、オレンジなど種類が多く、形も丸形だけでなくドロップ型やライス型など様々な形状があるのも淡水パールの特徴です。
母貝が大きいので1つの貝から数十個も取ることができるため、比較的リーズナブルで普段使いやセミフォーマルなシーンで使いやすい真珠です。
マベ真珠
マベ真珠とは、熱帯や亜熱帯の海に生息するマベガイから採れる真珠です。
片面だけが膨らんだ半円形の形と、結晶が薄くて規則正しく並んでいるためオーロラのような虹色の輝きが大きな特徴です。
大きさは10~30㎜以上と大粒で、色はホワイトやメタリックな虹色、ブルーなど様々な種類があります。
品質によって異なる真珠の呼び方
真珠の呼び方は、品質によっても違いがあります。
主な呼び方は次のようなものです。
・バロックパール
バロックパールとは、形が丸形ではなくいびつな形をした真珠のことを指します。
「バロック」という呼び方は、ポルトガル語で「歪んだ」という意味の「Baroque(バロック)」という言葉が語源となっています。
バロックパールは主に養殖によって作られた、人工的な核を持っている真珠です。
凹凸があるものやねじれたもの、魚の鱗のような形をしたものなど唯一無二の形をしているのが特徴で、かつては変形珠として価値が低かったものの、最近は個性的でデザイン性が高いと注目されています。
・ケシパール
ケシパールとは、人工的な核を持っていない真珠で、砂や虫など小さな異物が偶然に母貝の中に入り、自然に出来た歪な形のもののことを指します。
「ケシ」という呼び方は、ケシの実に形が似ていて小さいことに由来しています。
天然の真珠なので、価値が高いものもあります。
天然と養殖の違いは
真珠には、天然真珠と養殖真珠があります。
天然真珠は、砂粒などの異物が偶然侵入してできたもので、養殖真珠は、人の手によって核となるビーズや外套膜の破片を母貝の中に入れて作るものです。
天然真珠は希少で形も歪なものが多く大きさもバラバラですが、養殖真珠は形や大きさをコントロールしやすく、数も多く作ることができます。
天然真珠と養殖真珠は、見た目だけでは区別することは難しいとされています。
真珠の持つ効果と意味
昔から真珠は強い力を持つと考えられ、お守りや儀式、大切な人への贈り物などにも用いられてきました。
ここでは、真珠が持つ効果や真珠に込められた意味について詳しく解説していきます。
真珠の持つ効果
真珠は次のような効果を持つといわれています。
●精神の安定
真珠の特有の柔らかな輝きが見る人の心を落ち着かせ、精神を安定させる効果や安眠効果があるとされています。
また、真珠にはネガティブな感情をポジティブに変えてくれるエネルギーがあるといわれているため、ストレスを軽減や不眠改善に効果があるとされています。
●魔除け、厄除け
真珠は母貝の中で長い間守られながら育つため強い守護の力を持ち、古代から魔除けや厄除けの効果があると考えられてきました。
とくに母貝が真珠を育てることから、妊婦さんや安産のお守り、子供のお守りとしても効果的だといわれています。
●女性の魅力向上
真珠は、女性らしいエレガントな美しさや純粋さなどを象徴するといわれており、優しさや慈愛、品格など内面から女性の魅力をアップさせる効果があるとされています。
真珠の色別の宝石言葉
「宝石言葉」とは、宝石に込められた象徴的な意味を持つ言葉やメッセージです。
「真珠(パール)」全体には、「純真・健康・長寿・円満・富」などの宝石言葉があります。
曇りのない美しい光沢を持つことから「純真」、かつて薬としても使われていたことから「健康・長寿」、途切れることのない円を描く形から「円満」、昔から富の象徴であったことから「富」などの宝石言葉が付けられたとされています。
また、真珠の宝石言葉は色によっても違っています。
真珠の色別の宝石言葉は次のようになります。
ホワイトパールが持つ控えめな気品漂う美しさから「謙譲・魅力」などの宝石言葉が付けられたとされています。
また、白という色は「純潔・純真無垢」などの意味があるため、「純潔」という宝石言葉の由来になっています。
ブラックパールは黒蝶貝からしか取れない希少な真珠であることから「富と繁栄」、闇の中で光る様子から「守護・邪気祓い・魔除け」という宝石言葉が付けられたとされています。
また、ブラックパールは暗い海の中でゆっくりと育つ様子から周りから反対されても自分の意思を貫き通す強い力を与えてくれるとされているため、「静かな力強さ・実行力・意志力」という宝石言葉が付けられました。
ブラックパールは昔からタヒチ周辺で多く採れており、タヒチなどに住むポリネシアに伝わる「戦いと豊穣の男神オロが虹を渡って地上に降り、ボラボラ島の美しい王女に永遠の愛の証としてブラックパールを贈った」という神話が「永遠の愛」宝石言葉の由来とされています。
ピンクパールは、その色合いから可憐で女性らしい印象や恋愛を連想させるため、これらの宝石言葉が付けられたとされています。
また、西洋でピンク色は「愛情・優しさ・感謝」などを表す色とされていることも、これらの宝石言葉が付けられた由来となっています。
平たいものやでこぼこしたものなど、さまざまな形が特徴のバロックパールは、一つとして同じ形が無く特有の美しさを持つことから「芸術性」という宝石言葉が付けられたとされています。
また、昔から邪気を祓う力があると考えられているため「守護」と宝石言葉もあり、お守りとしてもおすすめです。
パールモチーフのおすすめ商品
ブリリアントパールチョーカーネックレス
上品なパールにきらめくストーンを組み合わせた華やかなチョーカーネックレス。
首元に沿う美しいシルエットが顔まわりを明るく引き立て、エレガントな印象を演出します。
1粒パールチェーンネックレス
上品な輝きを放つシェルパールが一粒あしらわれたシンプルなチェーンネックレス。
金属アレルギーに配慮したサージカルステンレス素材を使用し、肌にやさしい着け心地。
様々な種類がある真珠をシーンごとに使い分けてみよう
真珠は、アコヤガイなどの二枚貝からしか取れないことから、「月のしずく」や「人魚の涙」などと呼ばれてきた特別な宝石です。
大昔から首飾りや王冠などの装飾品やお守りとして王族や貴族などの権力者たちを中心に愛用されてきましたが、現在では養殖技術が向上し、多くの人が身に着けやすい宝石の1つとしてフォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで使われています。
真珠は、白くて丸い形をした宝石というイメージが強いですが、生産地や母貝によって色や形に違いがあり、中にはでこぼこしたものなど唯一無二の形のものもあります。
また、真珠は色や形によって宝石言葉が違うため、身に着ける時やプレゼントする際には、色や形などの見た目だけでなく、それぞれの宝石言葉に合わせてみるのもお洒落でおすすめです。
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