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みなさんは、「願掛け」をしたことがありますか?大切な受験・就職・開業の前や、達成したい目標があるときなど、願掛けをよくする、という方も多いのではないでしょうか。
このコラムでは、そんな願掛けについてわかりやすく解説します。そもそも願掛けとはどんな習慣なのか、願掛けの歴史、正しい願掛けのやり方などをご紹介。
願掛けのやり方を知りたい人や、だるまを使った願掛けに興味がある人などは、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
願掛けについて、なんとなく知っているけれど、どんな風習なのか詳しくは知らないという方も多いかもしれませんね。そこで、まずは願掛けの基本と歴史からチェックしていきましょう。
願掛けとは、神仏に願いを伝え、成就を祈る行為のことを指します。お願いごとは、受験や就職、病気の治癒、商売繁盛、縁結び、厄払いなどさまざま。個人的な願いだけでなく、豊作や雨乞いなど、集団の生活に関わるような願いをすることもあります。
神社やお寺での祈願だけではなく、日常の中で行われる行為も願掛けに含まれます。また、ただ願いを託すという態度ではなく、自分の頑張りを見守ってもらう、後押ししてもらうなどのきっかけにする、といった真摯な姿勢が大切です。
日本では古代から神仏に願いを託す風習があり、奈良・平安時代には文献にもそのような記述が見られます。また、江戸時代には「お百度参り(神社仏閣に100回お参りをすること)」や「だるま」など、現代にも通じる多様な願掛け文化が庶民の間で広く定着していきました。ちなみに、京都の清水寺では、江戸時代に「清水の舞台から飛び降りて生き残れば願いが叶う」という俗信が広まり、多くの人が願掛けとして舞台から飛び降りたと記録されています。
願掛けの基本がわかったところで、ここからは神社やお寺で願掛けをするときの正しいやり方をご紹介します。
まずは、自分がお願いしたいことを具体的に決めましょう。「幸せになりたい」といったぼんやりとした願い事では、想いが伝わりにくいといわれています。
そのため、たとえば「転職して収入アップを目指したい」「受験で○○大学に合格したい」など明確な願いにするのがおすすめです。また、いつまでにその願いをかなえたいのかという「期日・期限」を決めることも、目的に向かって行動するときの大きなモチベーションになるため、大切です。
具体的な願い事が決まったら、神社やお寺に参拝します。まずは感謝の気持ちをしっかりと持つことが大切。また、手水や参拝作法など、基本的な礼儀やマナーを守って、ほかの人にも配慮しながら参拝しましょう。
手水などを済ませたあとは、神社であれば拝殿、お寺であれば本堂に進みましょう。そして、お賽銭を静かに投げ入れ、神社の場合は鈴がある場合は鳴らし、「二礼二拍手一礼」、お寺の場合は合掌し一礼したあと、願い事を心の中で静かに伝えましょう。
願い事の内容だけでなく、自分の住所や名前もあわせて伝えるとより丁寧といわれています。また、「願いを叶えてください」だけではなく、「願い・目標が叶うように努力します」という気持ちを添えるようにしてくださいね。
願掛けは待つだけではなく、自分の努力を後押しするきっかけとなるもの。神社やお寺に行ってお願いして終わりにせず、願いに向かって行動することが大切です。
たとえば、転職して収入アップを目指すのであれば、企業研究をしたり面接の練習をしたりしましょう。また、大学受験で第一志望校への合格をお願いした人は、毎日勉強をしっかりと頑張ることが重要です。願掛けにおいて、この「努力」がとても大切なステップであり、願いを現実にするための大きな後押しとなります。また、感謝の気持ちを持ちながら日々を過ごしてくださいね。
願いが成就した際には、感謝を伝えるためにお礼参りに行きましょう。願いが叶うと願掛けのことは忘れてしまいやすいですが、お礼参りも願掛けの大切な一部です。
なるべく早めに、願掛けをした同じ神社・お寺にお参りに行ってくださいね。はじめに願掛けをしたときと同じように、礼儀やマナーを守って参拝し、願いが叶ったことや感謝の気持ちを伝えましょう。お礼参りをすることで、きっと今後の良い縁にもつながっていくはずです。
神社やお寺に行って願掛けをするほかに、「だるま」を使った願掛けも人気があります。だるまは、何度倒れても起き上がる姿から「七転び八起き」の力強い精神を象徴しており、目標達成や開運を願う縁起物として古くから大切にされてきました。
ここからは、だるまの正しい願掛けのやり方をご紹介します。
まずは、正面から向かって右側(だるま自身の左目)に祈りや願いを込めて目を描き入れます。神社やお寺での願掛けと同じように、お願いして終わりではなく、そのあと地道にしっかりと努力することが大切です。
願いが叶ったら、感謝の気持ちを込めて、もう片方の目(向かって左側)を入れます。
先ほど、だるまは「七転び八起き」の精神の象徴とご紹介しましたが、実は願い事に合わせて色を選ぶ風習もあります。
有名なのは赤いだるまだと思いますが、赤色は古くから魔除け・厄除けとして使われてきました。特に江戸時代には、疱瘡(天然痘)除けとして赤いだるまが重宝されました。そのほか、赤いだるまが主流なのは、だるまのモデルとなった達磨大師が赤い法衣をまとっていたという仏教的な背景もあります。現代では、魔除け・厄除けに加え、家内安全、開運吉祥、商売繁盛、交通安全などの意味があります。
白いだるまは、「清浄」や「新たな始まり」を象徴する色とされ、合格祈願や学業成就、目標達成などの願いに選ばれることがあります。
一般的には、黒いだるまは商売繁盛や出世、黄色のだるまは金運、ピンク色のだるまは恋愛運を願う際に選ばれるとされています。
続いては、願掛けをするときにやってはいけないことや知っておきたい注意点をご紹介します。願掛けの効果を高めるためにも、以下のことは避けてくださいね。
何をお願いするかは自由ですが、「○○な理由で他人が失敗しますように」といった他の人を傷つけたり貶めるような願い事はやめましょう。願掛けは、あくまでも自分の幸せや目標を達成するために行うもの。他人を貶めるような自己中心的な願い事は、願掛けの精神にも反してしまいます。
「幸せになれますように」「お金持ちになれますように」など、ぼんやりとしていて明確なビジョンがない願い事も避けましょう。願掛けで大切なことは、お願いしたあとに自分でしっかりと努力すること。ざっくりとしたお願いで丸投げしてしまうのはNGです。
これまでご紹介してきたとおり、願掛けは「努力を後押しするもの」です。自分が積極的に行動することで願いに近づくという考え方です。そのため、お願いしたらそれで終わりというわけではなく、目標を達成するために地道に努力することが大切なのです。
願掛けでは、願いが叶ったあとも重要です。神社やお寺で願掛けした場合は、なるべく早い段階で同じ場所に行き、しっかりとお礼参りをしましょう。感謝の気持ちを伝えることで、今後の良いご縁にもつながるでしょう。
願掛けの効果を高めるためには、前向きな気持ちで願うことが大切です。「どうせ叶わないから……」と後ろ向きな気持ちでは、願いを込める気持ちも弱くなってしまいます。
また、お願いをしたあとは目標達成のために日々の小さな行動や努力を大切にすること、願いが叶ったときだけではなく、普段から周りの人への感謝を持つことも大切です。
だるまを使った願掛けに興味がある方におすすめのアイテムが「豆無地だるま」です。福島県白河市の名産である「白河ダルマ」をかわいらしい豆サイズにしました。コロンとした小さなフォルムが愛らしく、机の上などに置いても素敵です。
また、さまざまな色を取り揃えているので、自分の願い事にあわせて選んでみてくださいね。
詳しくは、以下の通販ページをご覧ください。
最後に、だるまを使った願掛けに興味がある方へおすすめのワークショップをご紹介します。
埼玉県川越市にある「椿の蔵」では、和雑貨や足湯カフェとあわせて、「だるまワークショップ」が楽しめます。日本の縁起物であるだるまを、自分好みにデコレーション・絵付けすることができます。自分で作っただるまなら、願掛けももっと楽しくなるはずです。
「だるまワークショップ」について詳しく知りたい方は、以下をチェックしてくださいね。
願掛けについて、なんとなく知っていたけれど、具体的なやり方は知らなかったという方も多かったのではないでしょうか。
また、広く親しまれているだるまについても、願い事によって適した色があることも、新たな発見だったのではないでしょうか。
願掛けは、願いを叶えるための努力を後押ししてくれるもの。ぜひこのコラムでご紹介した内容を参考に、願掛けをしてみてくださいね。
このコラムが、みなさんが願掛けや日本の風習に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
みなさんは、「願掛け」をしたことがありますか?
大切な受験・就職・開業の前や、達成したい目標があるときなど、願掛けをよくする、という方も多いのではないでしょうか。
このコラムでは、そんな願掛けについてわかりやすく解説します。そもそも願掛けとはどんな習慣なのか、願掛けの歴史、正しい願掛けのやり方などをご紹介。
願掛けのやり方を知りたい人や、だるまを使った願掛けに興味がある人などは、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
目次
願掛けとは?願いを叶えるために行う祈りの習慣
願掛けについて、なんとなく知っているけれど、どんな風習なのか詳しくは知らないという方も多いかもしれませんね。そこで、まずは願掛けの基本と歴史からチェックしていきましょう。
願掛けとは
願掛けとは、神仏に願いを伝え、成就を祈る行為のことを指します。
お願いごとは、受験や就職、病気の治癒、商売繁盛、縁結び、厄払いなどさまざま。個人的な願いだけでなく、豊作や雨乞いなど、集団の生活に関わるような願いをすることもあります。
神社やお寺での祈願だけではなく、日常の中で行われる行為も願掛けに含まれます。また、ただ願いを託すという態度ではなく、自分の頑張りを見守ってもらう、後押ししてもらうなどのきっかけにする、といった真摯な姿勢が大切です。
いつから始まったのか?日本で古くから続く願掛けの文化
日本では古代から神仏に願いを託す風習があり、奈良・平安時代には文献にもそのような記述が見られます。
また、江戸時代には「お百度参り(神社仏閣に100回お参りをすること)」や「だるま」など、現代にも通じる多様な願掛け文化が庶民の間で広く定着していきました。
ちなみに、京都の清水寺では、江戸時代に「清水の舞台から飛び降りて生き残れば願いが叶う」という俗信が広まり、多くの人が願掛けとして舞台から飛び降りたと記録されています。
参拝で行う願掛けの正しいやり方
願掛けの基本がわかったところで、ここからは神社やお寺で願掛けをするときの正しいやり方をご紹介します。
願い事を具体的に決める
まずは、自分がお願いしたいことを具体的に決めましょう。「幸せになりたい」といったぼんやりとした願い事では、想いが伝わりにくいといわれています。
そのため、たとえば「転職して収入アップを目指したい」「受験で○○大学に合格したい」など明確な願いにするのがおすすめです。また、いつまでにその願いをかなえたいのかという「期日・期限」を決めることも、目的に向かって行動するときの大きなモチベーションになるため、大切です。
心を整えて参拝する
具体的な願い事が決まったら、神社やお寺に参拝します。まずは感謝の気持ちをしっかりと持つことが大切。また、手水や参拝作法など、基本的な礼儀やマナーを守って、ほかの人にも配慮しながら参拝しましょう。
願いを伝える
手水などを済ませたあとは、神社であれば拝殿、お寺であれば本堂に進みましょう。そして、お賽銭を静かに投げ入れ、神社の場合は鈴がある場合は鳴らし、「二礼二拍手一礼」、お寺の場合は合掌し一礼したあと、願い事を心の中で静かに伝えましょう。
願い事の内容だけでなく、自分の住所や名前もあわせて伝えるとより丁寧といわれています。また、「願いを叶えてください」だけではなく、「願い・目標が叶うように努力します」という気持ちを添えるようにしてくださいね。
願掛け後は行動する
願掛けは待つだけではなく、自分の努力を後押しするきっかけとなるもの。神社やお寺に行ってお願いして終わりにせず、願いに向かって行動することが大切です。
たとえば、転職して収入アップを目指すのであれば、企業研究をしたり面接の練習をしたりしましょう。また、大学受験で第一志望校への合格をお願いした人は、毎日勉強をしっかりと頑張ることが重要です。願掛けにおいて、この「努力」がとても大切なステップであり、願いを現実にするための大きな後押しとなります。また、感謝の気持ちを持ちながら日々を過ごしてくださいね。
願いが叶ったらお礼参りをする
願いが成就した際には、感謝を伝えるためにお礼参りに行きましょう。願いが叶うと願掛けのことは忘れてしまいやすいですが、お礼参りも願掛けの大切な一部です。
なるべく早めに、願掛けをした同じ神社・お寺にお参りに行ってくださいね。はじめに願掛けをしたときと同じように、礼儀やマナーを守って参拝し、願いが叶ったことや感謝の気持ちを伝えましょう。お礼参りをすることで、きっと今後の良い縁にもつながっていくはずです。
だるまの正しい願掛けの仕方
神社やお寺に行って願掛けをするほかに、「だるま」を使った願掛けも人気があります。だるまは、何度倒れても起き上がる姿から「七転び八起き」の力強い精神を象徴しており、目標達成や開運を願う縁起物として古くから大切にされてきました。
ここからは、だるまの正しい願掛けのやり方をご紹介します。
だるまの願掛けのやり方
まずは、正面から向かって右側(だるま自身の左目)に祈りや願いを込めて目を描き入れます。神社やお寺での願掛けと同じように、お願いして終わりではなく、そのあと地道にしっかりと努力することが大切です。
願いが叶ったら、感謝の気持ちを込めて、もう片方の目(向かって左側)を入れます。
願い事に合わせて選びたい、だるまの色
先ほど、だるまは「七転び八起き」の精神の象徴とご紹介しましたが、実は願い事に合わせて色を選ぶ風習もあります。
有名なのは赤いだるまだと思いますが、赤色は古くから魔除け・厄除けとして使われてきました。特に江戸時代には、疱瘡(天然痘)除けとして赤いだるまが重宝されました。そのほか、赤いだるまが主流なのは、だるまのモデルとなった達磨大師が赤い法衣をまとっていたという仏教的な背景もあります。現代では、魔除け・厄除けに加え、家内安全、開運吉祥、商売繁盛、交通安全などの意味があります。
白いだるまは、「清浄」や「新たな始まり」を象徴する色とされ、合格祈願や学業成就、目標達成などの願いに選ばれることがあります。
一般的には、黒いだるまは商売繁盛や出世、黄色のだるまは金運、ピンク色のだるまは恋愛運を願う際に選ばれるとされています。
願掛けでやってはいけないこと・注意点
続いては、願掛けをするときにやってはいけないことや知っておきたい注意点をご紹介します。
願掛けの効果を高めるためにも、以下のことは避けてくださいね。
他人を貶める願い
何をお願いするかは自由ですが、「○○な理由で他人が失敗しますように」といった他の人を傷つけたり貶めるような願い事はやめましょう。願掛けは、あくまでも自分の幸せや目標を達成するために行うもの。他人を貶めるような自己中心的な願い事は、願掛けの精神にも反してしまいます。
明確なビジョンがない丸投げ
「幸せになれますように」「お金持ちになれますように」など、ぼんやりとしていて明確なビジョンがない願い事も避けましょう。願掛けで大切なことは、お願いしたあとに自分でしっかりと努力すること。
ざっくりとしたお願いで丸投げしてしまうのはNGです。
願掛けだけに頼って努力をしない
これまでご紹介してきたとおり、願掛けは「努力を後押しするもの」です。自分が積極的に行動することで願いに近づくという考え方です。そのため、お願いしたらそれで終わりというわけではなく、目標を達成するために地道に努力することが大切なのです。
叶った後の感謝を忘れる
願掛けでは、願いが叶ったあとも重要です。神社やお寺で願掛けした場合は、なるべく早い段階で同じ場所に行き、しっかりとお礼参りをしましょう。感謝の気持ちを伝えることで、今後の良いご縁にもつながるでしょう。
願掛けの効果を高めるための心構え
願掛けの効果を高めるためには、前向きな気持ちで願うことが大切です。「どうせ叶わないから……」と後ろ向きな気持ちでは、願いを込める気持ちも弱くなってしまいます。
また、お願いをしたあとは目標達成のために日々の小さな行動や努力を大切にすること、願いが叶ったときだけではなく、普段から周りの人への感謝を持つことも大切です。
願掛けにも!倭物やカヤおすすめ商品紹介
だるまを使った願掛けに興味がある方におすすめのアイテムが「豆無地だるま」です。
福島県白河市の名産である「白河ダルマ」をかわいらしい豆サイズにしました。コロンとした小さなフォルムが愛らしく、机の上などに置いても素敵です。
また、さまざまな色を取り揃えているので、自分の願い事にあわせて選んでみてくださいね。
詳しくは、以下の通販ページをご覧ください。
川越 椿の蔵で楽しむ、だるま絵付けと願掛け
最後に、だるまを使った願掛けに興味がある方へおすすめのワークショップをご紹介します。
埼玉県川越市にある「椿の蔵」では、和雑貨や足湯カフェとあわせて、「だるまワークショップ」が楽しめます。日本の縁起物であるだるまを、自分好みにデコレーション・絵付けすることができます。自分で作っただるまなら、願掛けももっと楽しくなるはずです。
「だるまワークショップ」について詳しく知りたい方は、以下をチェックしてくださいね。
正しい願掛けのやり方を知って、願いを叶える後押しにしよう
願掛けについて、なんとなく知っていたけれど、具体的なやり方は知らなかったという方も多かったのではないでしょうか。
また、広く親しまれているだるまについても、願い事によって適した色があることも、新たな発見だったのではないでしょうか。
願掛けは、願いを叶えるための努力を後押ししてくれるもの。ぜひこのコラムでご紹介した内容を参考に、願掛けをしてみてくださいね。
このコラムが、みなさんが願掛けや日本の風習に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
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