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アンスリウムとは、ハートの形をした光沢のある赤や白が美しい熱帯植物です。ハワイの代表的な植物でもあるアンスリウムには、その形や色から連想される花言葉が付けられています。
そこで今回は、日本でも馴染み深いアンスリウム全体の花言葉や色別の花言葉を、花の特徴や歴史など一緒に詳しく解説していきます。
アンスリウムは、光沢のある大きなハート形のカラフルな花のような部分が特徴的な熱帯植物です。ここでは、アンスリウムについて詳しく紹介していきましょう。
アンスリウムとは、サトイモ科アンスリウム属(ベニウチワ属)に属する球根植物です。原産地はコロンビアやエクアドルなどの熱帯アメリカから西インド諸島で、現在はオランダやアメリカ本土、ハワイ島、日本や台湾などの東アジアなどで栽培されています。とくにハワイ島での栽培が盛んで、ハワイを代表する植物として親しまれています。多くの品種があるのも特徴で、鮮やかな赤色やピンク色など600種類以上の品種があるといわれています。
5月~10月頃に花を咲かせ、開花期間は2週間ほどです。香りはほとんどありませんが、品種によってはかすかに甘い香りがするものもあります。
アンスリウムの花のように見える大きなハート形の部分は、「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる葉っぱが変化したものです。本当の花は「仏炎苞」の中央にあるガマの穂のような形の「肉穂花序(にくすいかじょ)」と呼ばれる部分です。「肉穂花序」は小さな花の集まりで、花の寿命と共に色が変化していくという特徴があります。花は、最初は黄色く、徐々に白へと変わっていき、最後には緑色になります。
「アンスリウム」という名前は、ギリシャ語で「花」という意味の「anthos(アンソス)」と「尾」という意味の「oura(オラウ)」が合わさって出来たもので、「尾っぽのような花」という意味があります。
アンスリウムの和名は「大紅団扇(オオベニウチワ)」といい、アンスリウムの赤くて大きな仏炎苞が紅い団扇のように見えることから名付けられました。また、英語ではアンスリウムの形がフラミンゴの立ち姿に似ていることから「flamingo flower(フラミンゴフラワー)」や、仏炎苞が動物の尾に似ていることから「tail flower(テイルフラワー)」と呼ばれています。
アンスリウムの花言葉は、「恋に悶える心」「情熱」「印象深い」「煩悩」などです。ハートの形をしたカラフルで艶やかな仏炎苞は、愛情をそのまま形にしたような印象を与え、コロンビアやエクアドルなどの熱帯地域原産の植物であることから、これらの花言葉が付けられたとされています。
ハワイではアンスリウムを「Heart of Hawaii」と呼び、バレンタインデーには恋人や夫婦、両親などの大切な人に贈るという風習があるそうです。
また、アンスリウムの花言葉は色によっても違うので、紹介していきましょう。
紅いアンスリウムの花言葉は、「情熱」です。鮮やかで光沢のある赤いアンスリウムは、まるで心が燃え上がっているかのように見えるため、この花言葉が付けられたとされています。
ピンク色のアンスリウムの花言葉は、「飾らない美しさ」です。赤いアンスリウムに比べて柔らかで優しい色合いのピンク色のアンスリウムは、素朴で可憐な美しさがあるため、この花言葉が付けられたとされています。
白いアンスリウムの花言葉は、「熱心」「無垢な心」です。白という色は、真面目や意志が強いという印象があるため、「熱心」という花言葉が付けられたとされています。また、白い色は純真無垢なイメージも強いため「無垢な心」という花言葉が付けられ、花嫁のブーケなどに使われています。
緑のアンスリウムの花言葉は、「無垢な心」です。アンスリウムの柔らかく落ち着いた色合いの優しい緑色は、穢れを知らない自然体なイメージを連想させることからこの花言葉が付けられたとされています。
黒いアンスリウムの花言葉は、「戯れの恋」です。黒いアンスリウムはとても珍しい品種で、チョコレート色に近い色をしています。黒という色はシックで大人のイメージが強く、仏炎苞の形がハートであることから、大人っぽい遊びの恋を連想させるため、この花言葉が付けられたとされています。
アンスリウムはハワイの代表的な熱帯植物の1つで、最近では日本でもお花屋さんでよく見られるようになり、栽培もされるようになった植物です。そんなアンスリウムは、どのようにしてハワイや日本に伝わったのでしょうか。
ここでは、アンスリウムの歴史について詳しく解説していきましょう。
アンスリウムは、もともとコロンビアやエクアドルなどの熱帯アメリカや西インド諸島原産の植物です。アンスリウムが発見されたのは1876年で、当時活躍していたフランスの造園家エドゥワール・アンドレによって発見されました。エドゥワール・アンドレは、新しく発見された土地で新しい植物を探す旅をしており、その旅の途中で立ち寄ったコロンビアの熱帯雨林で自生していたアンスリウムを発見したといわれています。
アンスリウムはエドゥワール・アンドレによってフランスに持ち帰られ、フランスを中心としたヨーロッパ各地の温室で育てられるようになっていきました。
アンスリウムがハワイに伝わったのは1889年で、当時のハワイに財務大臣だったサミュエル・ミルズ・デイモンがロンドンのイギリス王立植物園から持ち帰りました。はじめはデイモン氏の庭で育てられるだけでしたが、その後園芸愛好家らによってハワイ島やオワフ島でも栽培が始まりました。しかし、気候が合わなかったためオワフ島では上手く育たず、ハワイ島だけで栽培されるようになります。1930年代~1940年代には、ハワイに住む日系人によってアンスリウムの品種改良が進み、多くの品種が生まれました。「オバケ」や「ミドリ」などの日本語の名前のものがあるのは、日系人によって作られたことに由来しています。
アンスリウムの栽培はどんどん盛んになっていき、切り花を輸出するほどの一大産業へと発展していきます。もちろん、地元ハワイの人たちにも「Heart of Hawaii」と呼ばれるほど愛されるようになっていき、アンスリウムのモチーフがハワイアンキルトやジュエリーなどに使われたり、バレンタインデーに赤いアンスリウムを大切な人に贈ったりとハワイの人たちの生活に浸透していき、ハワイを代表する植物になっていったのです。
アンスリウムが日本に伝わったのは、明治時代末期ごろといわれています。認知度が高まったのは戦後からで、ハワイから色々な品種のアンスリウムが輸入されるようになったことがきっかけとなり、生け花にも使われるようになっていきました。また、戦後日本の温室栽培技術が向上したことによって本格的な温室栽培が始まります。1960年代以降は日本各地に広まっていき、現在では、高温多湿な気候の沖縄や九州地方、温室栽培が盛んな千葉県や岐阜県、福島県、静岡県、徳島県などで栽培されています。
1970年代に入ると、室内に観葉植物を置くことが流行し、アンスリウムの鉢植えも人気が高まっていきました。
東日本大震災後、原発事故のあった福島県川俣町では、アンスリウムを復興後の新たな農産品として栽培されるようになり、現在では日本一の栽培地となっています。
アンスリウムは、「愛」「情熱」「幸福」「繁栄」を象徴する幸運の植物として、ハワイでアロハシャツなどの洋服や雑貨などによく使われるモチーフの1つです。ここでは、南国リゾートを感じさせる縁起の良いアンスリウムモチーフを使ったアイテムをご紹介します。
大きなハートの形をしたカラフルな熱帯植物のアンスリウムの花言葉は、その形から「情熱」や「悶える恋心」など愛情や恋に関する花言葉が付けられています。また、色によって違った花言葉が付けられていますが、アンスリウムの清らかな美しさや心に関するものが多くつけられています。そのため、観葉植物としてだけでなく、大切な人に愛情を伝える贈り物としてもおすすめの植物です。
また、ハワイでアンスリウムは幸運を呼ぶ植物として、色々なアイテムにアンスリウムモチーフが使われ、身に着けています。みなさんも、大切な人に愛を伝えるために贈ったり、アンスリウムモチーフのアイテムを身に着けたりしてみてはいかがでしょうか。
アンスリウムとは、ハートの形をした光沢のある赤や白が美しい熱帯植物です。
ハワイの代表的な植物でもあるアンスリウムには、その形や色から連想される花言葉が付けられています。
そこで今回は、日本でも馴染み深いアンスリウム全体の花言葉や色別の花言葉を、花の特徴や歴史など一緒に詳しく解説していきます。
目次
アンスリウムってどんな花?
アンスリウムは、光沢のある大きなハート形のカラフルな花のような部分が特徴的な熱帯植物です。
ここでは、アンスリウムについて詳しく紹介していきましょう。
アンスリウムの生態とは?
アンスリウムとは、サトイモ科アンスリウム属(ベニウチワ属)に属する球根植物です。
原産地はコロンビアやエクアドルなどの熱帯アメリカから西インド諸島で、現在はオランダやアメリカ本土、ハワイ島、日本や台湾などの東アジアなどで栽培されています。
とくにハワイ島での栽培が盛んで、ハワイを代表する植物として親しまれています。
多くの品種があるのも特徴で、鮮やかな赤色やピンク色など600種類以上の品種があるといわれています。
5月~10月頃に花を咲かせ、開花期間は2週間ほどです。
香りはほとんどありませんが、品種によってはかすかに甘い香りがするものもあります。
アンスリウムの「花」のような部分は実は「葉」
アンスリウムの花のように見える大きなハート形の部分は、「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる葉っぱが変化したものです。
本当の花は「仏炎苞」の中央にあるガマの穂のような形の「肉穂花序(にくすいかじょ)」と呼ばれる部分です。
「肉穂花序」は小さな花の集まりで、花の寿命と共に色が変化していくという特徴があります。
花は、最初は黄色く、徐々に白へと変わっていき、最後には緑色になります。
アンスリウムの名前の由来とは?
「アンスリウム」という名前は、ギリシャ語で「花」という意味の「anthos(アンソス)」と「尾」という意味の「oura(オラウ)」が合わさって出来たもので、「尾っぽのような花」という意味があります。
アンスリウムの和名は「大紅団扇(オオベニウチワ)」といい、アンスリウムの赤くて大きな仏炎苞が紅い団扇のように見えることから名付けられました。
また、英語ではアンスリウムの形がフラミンゴの立ち姿に似ていることから「flamingo flower(フラミンゴフラワー)」や、仏炎苞が動物の尾に似ていることから「tail flower(テイルフラワー)」と呼ばれています。
アンスリウムの花言葉
アンスリウムの花言葉は、「恋に悶える心」「情熱」「印象深い」「煩悩」などです。
ハートの形をしたカラフルで艶やかな仏炎苞は、愛情をそのまま形にしたような印象を与え、コロンビアやエクアドルなどの熱帯地域原産の植物であることから、これらの花言葉が付けられたとされています。
ハワイではアンスリウムを「Heart of Hawaii」と呼び、バレンタインデーには恋人や夫婦、両親などの大切な人に贈るという風習があるそうです。
また、アンスリウムの花言葉は色によっても違うので、紹介していきましょう。
赤いアンスリウムの花言葉
紅いアンスリウムの花言葉は、「情熱」です。
鮮やかで光沢のある赤いアンスリウムは、まるで心が燃え上がっているかのように見えるため、この花言葉が付けられたとされています。
ピンクのアンスリウムの花言葉
ピンク色のアンスリウムの花言葉は、「飾らない美しさ」です。
赤いアンスリウムに比べて柔らかで優しい色合いのピンク色のアンスリウムは、素朴で可憐な美しさがあるため、この花言葉が付けられたとされています。
白いアンスリウムの花言葉
白いアンスリウムの花言葉は、「熱心」「無垢な心」です。
白という色は、真面目や意志が強いという印象があるため、「熱心」という花言葉が付けられたとされています。
また、白い色は純真無垢なイメージも強いため「無垢な心」という花言葉が付けられ、花嫁のブーケなどに使われています。
緑のアンスリウムの花言葉
緑のアンスリウムの花言葉は、「無垢な心」です。
アンスリウムの柔らかく落ち着いた色合いの優しい緑色は、穢れを知らない自然体なイメージを連想させることからこの花言葉が付けられたとされています。
黒いアンスリウムの花言葉
黒いアンスリウムの花言葉は、「戯れの恋」です。
黒いアンスリウムはとても珍しい品種で、チョコレート色に近い色をしています。
黒という色はシックで大人のイメージが強く、仏炎苞の形がハートであることから、大人っぽい遊びの恋を連想させるため、この花言葉が付けられたとされています。
アンスリウムの歴史
アンスリウムはハワイの代表的な熱帯植物の1つで、最近では日本でもお花屋さんでよく見られるようになり、栽培もされるようになった植物です。
そんなアンスリウムは、どのようにしてハワイや日本に伝わったのでしょうか。
ここでは、アンスリウムの歴史について詳しく解説していきましょう。
アンスリウムの発見
アンスリウムは、もともとコロンビアやエクアドルなどの熱帯アメリカや西インド諸島原産の植物です。
アンスリウムが発見されたのは1876年で、当時活躍していたフランスの造園家エドゥワール・アンドレによって発見されました。
エドゥワール・アンドレは、新しく発見された土地で新しい植物を探す旅をしており、その旅の途中で立ち寄ったコロンビアの熱帯雨林で自生していたアンスリウムを発見したといわれています。
アンスリウムはエドゥワール・アンドレによってフランスに持ち帰られ、フランスを中心としたヨーロッパ各地の温室で育てられるようになっていきました。
ハワイで有名になった経緯
アンスリウムがハワイに伝わったのは1889年で、当時のハワイに財務大臣だったサミュエル・ミルズ・デイモンがロンドンのイギリス王立植物園から持ち帰りました。
はじめはデイモン氏の庭で育てられるだけでしたが、その後園芸愛好家らによってハワイ島やオワフ島でも栽培が始まりました。
しかし、気候が合わなかったためオワフ島では上手く育たず、ハワイ島だけで栽培されるようになります。
1930年代~1940年代には、ハワイに住む日系人によってアンスリウムの品種改良が進み、多くの品種が生まれました。
「オバケ」や「ミドリ」などの日本語の名前のものがあるのは、日系人によって作られたことに由来しています。
アンスリウムの栽培はどんどん盛んになっていき、切り花を輸出するほどの一大産業へと発展していきます。
もちろん、地元ハワイの人たちにも「Heart of Hawaii」と呼ばれるほど愛されるようになっていき、アンスリウムのモチーフがハワイアンキルトやジュエリーなどに使われたり、バレンタインデーに赤いアンスリウムを大切な人に贈ったりとハワイの人たちの生活に浸透していき、ハワイを代表する植物になっていったのです。
日本におけるアンスリウムの歴史
アンスリウムが日本に伝わったのは、明治時代末期ごろといわれています。
認知度が高まったのは戦後からで、ハワイから色々な品種のアンスリウムが輸入されるようになったことがきっかけとなり、生け花にも使われるようになっていきました。
また、戦後日本の温室栽培技術が向上したことによって本格的な温室栽培が始まります。
1960年代以降は日本各地に広まっていき、現在では、高温多湿な気候の沖縄や九州地方、温室栽培が盛んな千葉県や岐阜県、福島県、静岡県、徳島県などで栽培されています。
1970年代に入ると、室内に観葉植物を置くことが流行し、アンスリウムの鉢植えも人気が高まっていきました。
東日本大震災後、原発事故のあった福島県川俣町では、アンスリウムを復興後の新たな農産品として栽培されるようになり、現在では日本一の栽培地となっています。
アンスリウムモチーフのおすすめアイテムを紹介!
アンスリウムは、「愛」「情熱」「幸福」「繁栄」を象徴する幸運の植物として、ハワイでアロハシャツなどの洋服や雑貨などによく使われるモチーフの1つです。
ここでは、南国リゾートを感じさせる縁起の良いアンスリウムモチーフを使ったアイテムをご紹介します。
アンスリウムは色々な愛の形を伝える幸運の植物
大きなハートの形をしたカラフルな熱帯植物のアンスリウムの花言葉は、その形から「情熱」や「悶える恋心」など愛情や恋に関する花言葉が付けられています。
また、色によって違った花言葉が付けられていますが、アンスリウムの清らかな美しさや心に関するものが多くつけられています。
そのため、観葉植物としてだけでなく、大切な人に愛情を伝える贈り物としてもおすすめの植物です。
また、ハワイでアンスリウムは幸運を呼ぶ植物として、色々なアイテムにアンスリウムモチーフが使われ、身に着けています。
みなさんも、大切な人に愛を伝えるために贈ったり、アンスリウムモチーフのアイテムを身に着けたりしてみてはいかがでしょうか。
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