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乙女座は12星座占いで用いられる、私たちにとって身近な星座の1つです。
その名前からは愛らしさや可憐なイメージが思い起こされますが、実は乙女座の成り立ちには少し悲しい物語があるといわれています。そして、乙女座にまつわる神話は、私たちの世界に季節が生まれたことと深い関わりを持っているようです。
今回は、乙女座にまつわる神話をはじめ、乙女座生まれの人の性格や特徴、ラッキーアイテムなどをご紹介します。
乙女座は、ラテン語で「乙女」を意味する「Virgo(ヴィルゴ)」と呼ばれ、その姿は女神が空に昇ったものだといわれています。この女神が司っていたのは農業です。星座絵を見てみると、女神の手には穀物の麦や、図によってはナツメヤシの葉が握られていることが分かります。
観測に適している時期は春~初夏(主に4月~6月)ですが、乙女座は明るさが弱いため、都会の夜空にその姿を探すときは、しっかりと目を凝らす必要があるかもしれません。見つけ方のコツについても後ほどご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
まずは、乙女座に隠されたストーリーを見ていくことにしましょう。
乙女座の存在は、古代メソポタミアの時代においても、すでに認識されていました。当時の人々は、太陽が乙女座に位置する頃を、麦の種を撒く時期の目安としていたようです。また、乙女座の周辺にある星を「耕された畑の溝」と呼び、豊穣の女神イシュタルとして崇めたともいわれています。
乙女座はギリシャ神話と結びつく以前から、農業や穀物と強く関連づけられていたのです。
乙女座はアルファベットのY字型に広がる形をしています。乙女座は全天で2番目に大きい星座ですが、あまり明るくない星々で構成されています。春が見頃とはいえ、霞がかった春の夜空にはそこまではっきりとは見えません。その姿は、まるで薄いベールに包まれた女神のようでもあります。
西洋占星術では、12星座それぞれを支配する「守護惑星」が定められています。
乙女座の守護惑星は「水星」ですが、水星は知性とコミュニケーションを担う惑星です。好奇心や向学心、他者とのコミュニケーション能力などの特徴は、水星の働きによるものだといえます。
それぞれの惑星には、ギリシャ神話に登場する神々が当てはめられており、水星を司る神はヘルメスです。ヘルメスは天界、地上、冥界といった3つの世界を自由自在に往来し、神々のメッセージを各地に伝えて回ったことで知られています。このことから、水星が知性やコミュニケーションと深く結びついていることにもうなずけますね。
西洋占星術では、ホロスコープにおける惑星の配置を読み取っていきますが、水星の配置を見ることで、生まれ持った知性や才能、他者とのコミュニケーションの傾向などを知ることができます。
乙女座は起源が古いだけに、神話にも諸説あります。それゆえ、女神の正体もいまひとつはっきりとしていませんが、ギリシャ神話における農業の女神デーメーテール、または正義の女神アストライアとして語られることが多いです。
ここでは、季節の発生とも深い関わりがあるとされている、デーメーテールの神話にスポットを当ててご紹介します。
農業の女神デーメーテールには、美しい娘ペルセポネがいました。ペルセポネの美しさは冥界(死者の国)の王ハデスの耳にまで届いており、ハデスは彼女を自分の妻として迎えることを計画したのです。ハデスはペルセポネを略奪するために、大神ゼウスの力を借りることにしました。花咲く野原で遊んでいたペルセポネは、ゼウスが咲かせた、いとも美しい水仙を摘み取ろうと手をのばします。その瞬間、大地がぱっくりと割れて、地下から馬車に乗ったハデスが現れました。 ハデスはペルセポネを馬車に乗せると、あっという間に地下にもぐってしまったのです。
娘がさらわれたことを知った母デーメーテールは嘆き悲しみ、暗い洞窟にこもって、それ以来姿を見せなくなりました。大地の母デーメーテールがいなくなった地上は、作物が枯れ、新たな草花も芽吹かない状態に。
作物が実らず、困り果てている人間や動物たちの姿を見かねて、ゼウスはペルセポネを地上に返すようハデスを説得します。ハデスは仕方なく了承しましたが、地上へ帰って行くペルセポネに、ザクロの実をそっと渡したのです。
冥界からペルセポネが戻ると、デーメーテールは洞窟から飛び出し、娘をしっかりと抱きしめました。すると、これまで枯れていた大地は緑におおわれ、草木が一斉に伸び始めたのです。デーメーテールの心も喜びに満ち溢れました。
しかし、デーメーテールには1つ気がかりなことがありました。娘をハデスから取り戻す際、ゼウスから「冥界の食べ物を口にしたなら、この世には戻れない」と聞かされていたのです。
ペルセポネは、ハデスから渡されたザクロの実を4粒食べていました。悲しいことに、ペルセポネは、永遠には地上にとどまることができなくなってしまったのです。食べたザクロの実の個数が4粒だったため、1年のうち4ヶ月を冥界で過ごし、残りの日々をデーメーテールと暮らすことが許されました。
ペルセポネが冥界へと旅立っていく4ヶ月間、デーメーテールはまた薄暗い洞窟にこもってしまうので、その間は地上に冬が訪れます。そして残りの季節が春、夏、秋となり、この世に季節の変化がもたらされるようになったのです。
誕生日の星座によって性格や行動の特徴、運勢などを占う12星座占い。テレビや雑誌でもよく見かける、なじみのある占いの1つではないでしょうか。自分のことをもっとよく知りたいとき、進むべき道に迷ったときは星占いを参考にしてみるのもいいかもしれません。
それでは、乙女座生まれの人の性格や運勢、相性の良い星座などを見ていきましょう。
12星座占いでは、8月24日~9月23日生まれの人が「乙女座」とされています。しかし、これはあくまで目安の日付であるため、生まれた年によって1~2日ずれることも。例えば、占いによっては、8月23日~9月22日生まれの人を乙女座とする場合もあります。
星座の区分は、1年で12星座を巡る太陽の滞在期間で決まります。ただ、太陽が各星座に入る正確な日時は毎年同じではないため、生まれた年によって星座の境目にずれが生じるのです。
誕生日が星座の境目付近の人は、生まれた時刻や出生地を確認することで、より正確に自分の星座を知ることができるでしょう。
乙女座生まれの人は真面目で細やかな精神を持ち、物事の核心をつく分析力に長けています。とても注意深く行動するため、失敗を未然に防ぐことも得意です。また、最初に思い描いた計画を無理なく実現していく安定感が魅力といえます。
ただ、細部まで気を配る性格が裏目に出ると、他者から神経質な人、批判的な人と思われやすい一面も。ときには大らかな気持ちで、相手のミスや欠点を見逃してあげることが、人間関係を円滑に進めていく鍵となります。
高い分析力と論理的な思考力を持つ乙女座生まれの人は、どのような仕事に就いても遺憾なくその能力を発揮できるでしょう。特に向いているのは、緻密さが求められる仕事や、地道な努力を重ねていくような仕事です。
自らが表舞台に立つというよりは、「縁の下の力持ち」として組織を支える役割にやりがいを感じる傾向にあります。
乙女座生まれの人は、恋愛に現実的に向き合います。将来を見据えた堅実な恋愛を好むため、交際相手には経済力やステイタスを求める傾向に。奥手なところがあるので、好きな人ができても、しばらくは陰からそっと見つめているといったことが多いでしょう。
恋愛相手には、乙女座の気持ちをそれとなく察知してくれるような、感受性の豊かな人がおすすめです。多くの言葉を交わさずとも精神的に繋がり合えるような関係が、乙女座の心を満たしてくれるといえます。
12星座の性格は、火・地・風・水の4つのエレメントに分類することができます。エレメントとは万物を構成する要素であり、古代ギリシャにおいて生まれた概念です。
乙女座は地のエレメントに属する星座ですが、他のエレメントの星座とはどのような相性を持つのかを見ていきましょう。
「牡牛座」「山羊座」は乙女座と同じ地のエレメントに属しており、お互いに自然と惹かれ合うことの多い星座です。優れた五感や豊かな感性を持っている点で共感しやすく、心地よい関係を築いていけます。また、安定した生き方を好むところも似ているので、一緒にいて安心感を感じることができるでしょう。
水のエレメントに属するこれら3つの星座は、強い感受性を持っているのが特徴です。他者の心の機微を敏感に感じ取ってくれるので、乙女座の繊細な心をしっかり受け止めてもらえます。乙女座にとっては一緒にいることで不安が和らいでいくような、癒しを与えてもらえる関係です。
風のエレメントに属するこれら3つの星座は、保守的な乙女座とは対照的に、革新的でフットワークが軽いという特徴があります。落ち着きを得たい乙女座とは考え方が合わないことが多いですが、その差異が刺激となって、お互いに新たな価値観をもたらしてくれる場合も。
これら3つの星座は、活動的な火のエレメントに属しています。火の性質を持つ星座の人の行動にはスピード感がありますが、少し飽きっぽい一面も。堅実で粘り強い乙女座にとっては、火のエレメントの人の行動が一貫性に欠けると感じてしまうのです。相手の行動に共感しにくいため、仲を深めるのには少し時間がかかる関係だといえます。
春の星座である乙女座は、春の初め頃、東の夜空に姿を現します。見頃は4月~6月ですが、南の空高くに見える5月頃が最も観察しやすい時期です。あまり目立たない星々で構成されているため、最初は見つけるまでに時間がかかるかもしれませんが、まずは、ひときわ輝く1等星のスピカを目印に探してみるのがおすすめです。
1等星のスピカは、乙女座の女神が手に持つ「麦の穂」の部分となります。スピカの見つけ方ですが、まずは明るい輝きを放つ7つ星「北斗七星」を探すところから始めましょう。北斗七星は柄杓(ひしゃく)のような形をしていますが、この柄のカーブを延長した先に、うしかい座のアルクトゥルスが見え、そしてそのさらに下に見えるのが乙女座のスピカです。
スピカとアルクトゥルスは、獅子座のデネボラと合わせて「春の大三角」を形作る星でもあるので、春の大三角を手がかりに探してみるのもいいかもしれません。
夜空にスピカを見つけることができたなら、あとはアルファベットの「Y」を横に寝かせたような形を大まかに描き、ていねいに星をたどってみてください。ぼんやりとした春霞の中にも、次第に女神の姿が浮かび上がってくることでしょう。
意外なことに、誕生日の頃には自分の星座を夜空に見つけることはできません。これには、誕生日を迎える頃に太陽が自分の星座に巡ってくることが関係しています。この時期、乙女座は太陽と同時に空に昇り、夜には太陽とともに地平線の下に沈んでしまうのです。
乙女座の人が自分の星座を夜空に見つけたいなら、誕生日の3~4か月前の5月頃が観測に最も適した時期となります。
最後に、乙女座の細やかな感性や思慮深さに、より磨きをかけてくれるアイテムをご紹介します。お守りのように身につけて、星座のパワーをいつも身近に感じてみてください。
乙女座は女神であるとともに、娘のことをいつ何時も気にかけている母親の姿でもあります。1年のうち愛する娘と過ごせない冬の間、女神は洞窟の中で不安と悲しみに暮れながら過ごすのです。
この姿は、乙女座生まれの人の繊細な心や安定を好む性格とも、どことなく結びついているように思えますね。乙女座生まれの人の心の根底には、大切な人と穏やかな生活を送りたいという願いがあるのです。
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乙女座は12星座占いで用いられる、私たちにとって身近な星座の1つです。
その名前からは愛らしさや可憐なイメージが思い起こされますが、実は乙女座の成り立ちには少し悲しい物語があるといわれています。
そして、乙女座にまつわる神話は、私たちの世界に季節が生まれたことと深い関わりを持っているようです。
今回は、乙女座にまつわる神話をはじめ、乙女座生まれの人の性格や特徴、ラッキーアイテムなどをご紹介します。
目次
乙女座(おとめ座)の基本情報
乙女座は、ラテン語で「乙女」を意味する「Virgo(ヴィルゴ)」と呼ばれ、その姿は女神が空に昇ったものだといわれています。
この女神が司っていたのは農業です。
星座絵を見てみると、女神の手には穀物の麦や、図によってはナツメヤシの葉が握られていることが分かります。
観測に適している時期は春~初夏(主に4月~6月)ですが、乙女座は明るさが弱いため、都会の夜空にその姿を探すときは、しっかりと目を凝らす必要があるかもしれません。
見つけ方のコツについても後ほどご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
まずは、乙女座に隠されたストーリーを見ていくことにしましょう。
乙女座(おとめ座)の起源・由来
乙女座の存在は、古代メソポタミアの時代においても、すでに認識されていました。
当時の人々は、太陽が乙女座に位置する頃を、麦の種を撒く時期の目安としていたようです。
また、乙女座の周辺にある星を「耕された畑の溝」と呼び、豊穣の女神イシュタルとして崇めたともいわれています。
乙女座はギリシャ神話と結びつく以前から、農業や穀物と強く関連づけられていたのです。
乙女座(おとめ座)ってどんな形?
乙女座はアルファベットのY字型に広がる形をしています。
乙女座は全天で2番目に大きい星座ですが、あまり明るくない星々で構成されています。春が見頃とはいえ、霞がかった春の夜空にはそこまではっきりとは見えません。
その姿は、まるで薄いベールに包まれた女神のようでもあります。
惑星との関係
西洋占星術では、12星座それぞれを支配する「守護惑星」が定められています。
乙女座の守護惑星は「水星」ですが、水星は知性とコミュニケーションを担う惑星です。
好奇心や向学心、他者とのコミュニケーション能力などの特徴は、水星の働きによるものだといえます。
それぞれの惑星には、ギリシャ神話に登場する神々が当てはめられており、水星を司る神はヘルメスです。
ヘルメスは天界、地上、冥界といった3つの世界を自由自在に往来し、神々のメッセージを各地に伝えて回ったことで知られています。
このことから、水星が知性やコミュニケーションと深く結びついていることにもうなずけますね。
西洋占星術では、ホロスコープにおける惑星の配置を読み取っていきますが、水星の配置を見ることで、生まれ持った知性や才能、他者とのコミュニケーションの傾向などを知ることができます。
乙女座(おとめ座)の神話
乙女座は起源が古いだけに、神話にも諸説あります。
それゆえ、女神の正体もいまひとつはっきりとしていませんが、ギリシャ神話における農業の女神デーメーテール、または正義の女神アストライアとして語られることが多いです。
ここでは、季節の発生とも深い関わりがあるとされている、デーメーテールの神話にスポットを当ててご紹介します。
乙女座は、愛する娘を思う女神の姿
農業の女神デーメーテールには、美しい娘ペルセポネがいました。
ペルセポネの美しさは冥界(死者の国)の王ハデスの耳にまで届いており、ハデスは彼女を自分の妻として迎えることを計画したのです。
ハデスはペルセポネを略奪するために、大神ゼウスの力を借りることにしました。
花咲く野原で遊んでいたペルセポネは、ゼウスが咲かせた、いとも美しい水仙を摘み取ろうと手をのばします。
その瞬間、大地がぱっくりと割れて、地下から馬車に乗ったハデスが現れました。
ハデスはペルセポネを馬車に乗せると、あっという間に地下にもぐってしまったのです。
娘がさらわれたことを知った母デーメーテールは嘆き悲しみ、暗い洞窟にこもって、それ以来姿を見せなくなりました。
大地の母デーメーテールがいなくなった地上は、作物が枯れ、新たな草花も芽吹かない状態に。
作物が実らず、困り果てている人間や動物たちの姿を見かねて、ゼウスはペルセポネを地上に返すようハデスを説得します。
ハデスは仕方なく了承しましたが、地上へ帰って行くペルセポネに、ザクロの実をそっと渡したのです。
冥界からペルセポネが戻ると、デーメーテールは洞窟から飛び出し、娘をしっかりと抱きしめました。
すると、これまで枯れていた大地は緑におおわれ、草木が一斉に伸び始めたのです。
デーメーテールの心も喜びに満ち溢れました。
女神の悲しみが地上に冬をもたらす
しかし、デーメーテールには1つ気がかりなことがありました。
娘をハデスから取り戻す際、ゼウスから「冥界の食べ物を口にしたなら、この世には戻れない」と聞かされていたのです。
ペルセポネは、ハデスから渡されたザクロの実を4粒食べていました。
悲しいことに、ペルセポネは、永遠には地上にとどまることができなくなってしまったのです。
食べたザクロの実の個数が4粒だったため、1年のうち4ヶ月を冥界で過ごし、残りの日々をデーメーテールと暮らすことが許されました。
ペルセポネが冥界へと旅立っていく4ヶ月間、デーメーテールはまた薄暗い洞窟にこもってしまうので、その間は地上に冬が訪れます。
そして残りの季節が春、夏、秋となり、この世に季節の変化がもたらされるようになったのです。
乙女座(おとめ座)生まれの人ってどんな性格?
誕生日の星座によって性格や行動の特徴、運勢などを占う12星座占い。
テレビや雑誌でもよく見かける、なじみのある占いの1つではないでしょうか。
自分のことをもっとよく知りたいとき、進むべき道に迷ったときは星占いを参考にしてみるのもいいかもしれません。
それでは、乙女座生まれの人の性格や運勢、相性の良い星座などを見ていきましょう。
何月生まれが乙女座(おとめ座)?
12星座占いでは、8月24日~9月23日生まれの人が「乙女座」とされています。
しかし、これはあくまで目安の日付であるため、生まれた年によって1~2日ずれることも。
例えば、占いによっては、8月23日~9月22日生まれの人を乙女座とする場合もあります。
星座の区分は、1年で12星座を巡る太陽の滞在期間で決まります。
ただ、太陽が各星座に入る正確な日時は毎年同じではないため、生まれた年によって星座の境目にずれが生じるのです。
誕生日が星座の境目付近の人は、生まれた時刻や出生地を確認することで、より正確に自分の星座を知ることができるでしょう。
乙女座(おとめ座)生まれの人の特徴
乙女座生まれの人は真面目で細やかな精神を持ち、物事の核心をつく分析力に長けています。
とても注意深く行動するため、失敗を未然に防ぐことも得意です。
また、最初に思い描いた計画を無理なく実現していく安定感が魅力といえます。
ただ、細部まで気を配る性格が裏目に出ると、他者から神経質な人、批判的な人と思われやすい一面も。
ときには大らかな気持ちで、相手のミスや欠点を見逃してあげることが、人間関係を円滑に進めていく鍵となります。
乙女座(おとめ座)生まれの人に向いている職業
高い分析力と論理的な思考力を持つ乙女座生まれの人は、どのような仕事に就いても遺憾なくその能力を発揮できるでしょう。
特に向いているのは、緻密さが求められる仕事や、地道な努力を重ねていくような仕事です。
自らが表舞台に立つというよりは、「縁の下の力持ち」として組織を支える役割にやりがいを感じる傾向にあります。
乙女座(おとめ座)生まれの人の恋愛は現実的
乙女座生まれの人は、恋愛に現実的に向き合います。
将来を見据えた堅実な恋愛を好むため、交際相手には経済力やステイタスを求める傾向に。
奥手なところがあるので、好きな人ができても、しばらくは陰からそっと見つめているといったことが多いでしょう。
恋愛相手には、乙女座の気持ちをそれとなく察知してくれるような、感受性の豊かな人がおすすめです。
多くの言葉を交わさずとも精神的に繋がり合えるような関係が、乙女座の心を満たしてくれるといえます。
乙女座(おとめ座)と相性の良い星座
12星座の性格は、火・地・風・水の4つのエレメントに分類することができます。
エレメントとは万物を構成する要素であり、古代ギリシャにおいて生まれた概念です。
乙女座は地のエレメントに属する星座ですが、他のエレメントの星座とはどのような相性を持つのかを見ていきましょう。
1位:牡牛座・山羊座
「牡牛座」「山羊座」は乙女座と同じ地のエレメントに属しており、お互いに自然と惹かれ合うことの多い星座です。
優れた五感や豊かな感性を持っている点で共感しやすく、心地よい関係を築いていけます。
また、安定した生き方を好むところも似ているので、一緒にいて安心感を感じることができるでしょう。
2位:蟹座・蠍座・魚座
水のエレメントに属するこれら3つの星座は、強い感受性を持っているのが特徴です。
他者の心の機微を敏感に感じ取ってくれるので、乙女座の繊細な心をしっかり受け止めてもらえます。
乙女座にとっては一緒にいることで不安が和らいでいくような、癒しを与えてもらえる関係です。
3位:双子座・天秤座・水瓶座
風のエレメントに属するこれら3つの星座は、保守的な乙女座とは対照的に、革新的でフットワークが軽いという特徴があります。
落ち着きを得たい乙女座とは考え方が合わないことが多いですが、その差異が刺激となって、お互いに新たな価値観をもたらしてくれる場合も。
4位:牡羊座・獅子座・射手座
これら3つの星座は、活動的な火のエレメントに属しています。
火の性質を持つ星座の人の行動にはスピード感がありますが、少し飽きっぽい一面も。
堅実で粘り強い乙女座にとっては、火のエレメントの人の行動が一貫性に欠けると感じてしまうのです。
相手の行動に共感しにくいため、仲を深めるのには少し時間がかかる関係だといえます。
乙女座(おとめ座)の見つけ方
春の星座である乙女座は、春の初め頃、東の夜空に姿を現します。
見頃は4月~6月ですが、南の空高くに見える5月頃が最も観察しやすい時期です。
あまり目立たない星々で構成されているため、最初は見つけるまでに時間がかかるかもしれませんが、まずは、ひときわ輝く1等星のスピカを目印に探してみるのがおすすめです。
見つけるポイント
1等星のスピカは、乙女座の女神が手に持つ「麦の穂」の部分となります。
スピカの見つけ方ですが、まずは明るい輝きを放つ7つ星「北斗七星」を探すところから始めましょう。
北斗七星は柄杓(ひしゃく)のような形をしていますが、この柄のカーブを延長した先に、うしかい座のアルクトゥルスが見え、そしてそのさらに下に見えるのが乙女座のスピカです。
スピカとアルクトゥルスは、獅子座のデネボラと合わせて「春の大三角」を形作る星でもあるので、春の大三角を手がかりに探してみるのもいいかもしれません。
夜空にスピカを見つけることができたなら、あとはアルファベットの「Y」を横に寝かせたような形を大まかに描き、ていねいに星をたどってみてください。
ぼんやりとした春霞の中にも、次第に女神の姿が浮かび上がってくることでしょう。
誕生日に乙女座(おとめ座)は見られる?
意外なことに、誕生日の頃には自分の星座を夜空に見つけることはできません。
これには、誕生日を迎える頃に太陽が自分の星座に巡ってくることが関係しています。
この時期、乙女座は太陽と同時に空に昇り、夜には太陽とともに地平線の下に沈んでしまうのです。
乙女座の人が自分の星座を夜空に見つけたいなら、誕生日の3~4か月前の5月頃が観測に最も適した時期となります。
乙女座(おとめ座)のラッキーアイテム
最後に、乙女座の細やかな感性や思慮深さに、より磨きをかけてくれるアイテムをご紹介します。
お守りのように身につけて、星座のパワーをいつも身近に感じてみてください。
乙女座(おとめ座)は安定した生き方を追い求める
乙女座は女神であるとともに、娘のことをいつ何時も気にかけている母親の姿でもあります。
1年のうち愛する娘と過ごせない冬の間、女神は洞窟の中で不安と悲しみに暮れながら過ごすのです。
この姿は、乙女座生まれの人の繊細な心や安定を好む性格とも、どことなく結びついているように思えますね。
乙女座生まれの人の心の根底には、大切な人と穏やかな生活を送りたいという願いがあるのです。
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