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チャイハネが有するオリジナルブランド「Amina」では、2021年夏シーズンの企画として、手芸家・デザイナーの洋輔さんとコラボし、Tシャツをデザインしました。
洋輔さんは、自然や生き物から着想を得て、大胆かつ緻密な作品を生み出す、新進気鋭のアーティスト。
そんな彼とチャイハネのアイデアが交わるとき、どのようなストーリーが生まれるのだろうか。
今回生まれたそれぞれのTシャツに込められた物語たちは、洋輔さんの想いや願いをチャイハネがイラストに具現化したものです。 洋輔さんの想いにチャイハネの世界観が合わさったことで、Tシャツは単なるデザイン性を超えて、我々の想像をかきたてる絵画へと生まれ変わりました。
絶滅危惧種の動物や月、太陽などの惑星――。 私たちは、地球に住まわせてもらい、あらゆる種と共存させてもらっています。 他者へのリスペクトは人間だけに及びません。 もっと踏み込むと、人類の課題ともいえるサスティナブルの考え方にも行きつくかもしれません。 意味のある物語は、説明せずともさらりと着こなすだけで、味わい深さが溢れ出ます。
自分でTシャツに刺繍などひと手間を加えることで、世界に一つだけのオリジナルのTシャツに生まれ変わります。 きっと愛着もひとしおでしょう。 そこから、あなただけの物語を紡いでほしい。
さて、この度、チャイハネは洋輔さんに、今回のコラボにまつわる事柄や、彼のデザインにかける想いなどを、インタビューとして聞きだしたので、その一部始終を紹介します。 前編・後編と2部構成になっており、今回は前編をお届けします。
――Tシャツのコラボアイテムに込められたコンセプト(ストーリー)の思いや願い、制作秘話を教えてください。
今回のこのコラボでTシャツを作るというお話をいただいたとき、「デザインどうしよう…」と。これはデザインが出てこないとかじゃなく、Tシャツにしたいデザインは山ほどあって時間があるときにメモをしたり絵をかいたり、あれもこれもと考えながらスケッチしていたらとんでもない量に! 頭の中のデザイン渋滞をアミナスタッフの皆さんとの打ち合わせでかなりスムーズになったのを覚えています(笑)
僕が今回こだわりたかった「線画のデザインで、刺しゅうが施せるTシャツ」を反映させていただき、デザインを双方の共通する大事にしていきたいテーマ『地球』をメインにおき、【サスティナブルなメッセージを込めたTシャツ】という全体像が見えてから、さらにいろんな意見を出し合って今回のデザインを決められたのはとても勉強になりましたし、なにより楽しかったですね。
~Tシャツに隠されたストーリー~
「月を目指しなさい。たとえたどり着けなくても、どこかの星に着陸するだろう」という格言が入っています。 美しい月の輝きが、あなたの大切な夢を照らすでしょう。
ポリネシアンタトゥーを全体にあしらった一枚。 伝統的なタトゥーを逞しい体に差し、ランギ(天国)とパパ(地球)の調和を自分の体の理想とするポリネシアの戦士は、様々な危険から自分たちを守ってくれる存在。 彼らは、尊敬を集め、誇りとされていました。
平和の民と呼ばれるホピ族。 そのホピ族のベアーモチーフのメンズTシャツ。 前面にあしらった文字「HOPPINESS」は、 HAPPINESS(幸せ)× HOPI(平和の民ホピ族)= HOPPINESS から由来している。 ホピ族の美しい心を継承し、平和な日常を祈ろう。
We are all of us stars,and we deserve to twinkle.「私たちはみんな星であり、光り輝くに値する。」というマリリン・モンローの格言が入ったメンズTシャツ。 描かれる文字は、一見日本語のカタカナのように見えますが、実は英語のフォントによって、そう誤認させているだけ。 日本語が読める人であれば、誰しもが読み方に戸惑ってしまう独特な文字ですが、思い込みを払拭して、固定概念を打ち破ってほしい。
――洋輔さん自身の刺繍に対する思いや、手仕事の魅力を教えてください。
僕自身、刺繍がライフワークになってまだ手探りな所もありますが、【枠にとらわれず自由にできる】のが魅力のひとつかな、と。
ふと頭に浮かんだ形を糸などの素材を組み合わせて作る刺繍はまるで『ぬり絵』や『パズル』のようで、小さい頃からそういうの好きだったので何時間でも製作できるんですよね。
このコロナ禍での「おうち時間」で改めて感じたことがあって、時間の経過が作品に現れるので、作品を見るたびに達成感を感じて自己肯定できるんですよね。「俺のやってきた事は無駄な時間じゃなかったんだ!」と。(笑) でもこれってとても大事なことで、自信の積み重ねの作業でもあるんですよね。
まさに今の時代、みんなに手づくりにハマってほしいです。作っているときは黙々と集中できるし日頃のイライラも自然と落ち着く、なおかつ作品は出来上がる。そんな魅力的な手芸をどうやって広めるかがこれからの僕の課題だと思っています。
後編に続く…
チャイハネが有するオリジナルブランド「Amina」では、2021年夏シーズンの企画として、手芸家・デザイナーの洋輔さんとコラボし、Tシャツをデザインしました。
洋輔さんは、自然や生き物から着想を得て、大胆かつ緻密な作品を生み出す、新進気鋭のアーティスト。
そんな彼とチャイハネのアイデアが交わるとき、どのようなストーリーが生まれるのだろうか。
今回生まれたそれぞれのTシャツに込められた物語たちは、洋輔さんの想いや願いをチャイハネがイラストに具現化したものです。
洋輔さんの想いにチャイハネの世界観が合わさったことで、Tシャツは単なるデザイン性を超えて、我々の想像をかきたてる絵画へと生まれ変わりました。
絶滅危惧種の動物や月、太陽などの惑星――。
私たちは、地球に住まわせてもらい、あらゆる種と共存させてもらっています。
他者へのリスペクトは人間だけに及びません。
もっと踏み込むと、人類の課題ともいえるサスティナブルの考え方にも行きつくかもしれません。
意味のある物語は、説明せずともさらりと着こなすだけで、味わい深さが溢れ出ます。
自分でTシャツに刺繍などひと手間を加えることで、世界に一つだけのオリジナルのTシャツに生まれ変わります。
きっと愛着もひとしおでしょう。
そこから、あなただけの物語を紡いでほしい。
さて、この度、チャイハネは洋輔さんに、今回のコラボにまつわる事柄や、彼のデザインにかける想いなどを、インタビューとして聞きだしたので、その一部始終を紹介します。
前編・後編と2部構成になっており、今回は前編をお届けします。
――Tシャツのコラボアイテムに込められたコンセプト(ストーリー)の思いや願い、制作秘話を教えてください。
今回のこのコラボでTシャツを作るというお話をいただいたとき、「デザインどうしよう…」と。これはデザインが出てこないとかじゃなく、Tシャツにしたいデザインは山ほどあって時間があるときにメモをしたり絵をかいたり、あれもこれもと考えながらスケッチしていたらとんでもない量に!
頭の中のデザイン渋滞をアミナスタッフの皆さんとの打ち合わせでかなりスムーズになったのを覚えています(笑)
僕が今回こだわりたかった「線画のデザインで、刺しゅうが施せるTシャツ」を反映させていただき、デザインを双方の共通する大事にしていきたいテーマ『地球』をメインにおき、【サスティナブルなメッセージを込めたTシャツ】という全体像が見えてから、さらにいろんな意見を出し合って今回のデザインを決められたのはとても勉強になりましたし、なにより楽しかったですね。
~Tシャツに隠されたストーリー~
「月を目指しなさい。たとえたどり着けなくても、どこかの星に着陸するだろう」という格言が入っています。
美しい月の輝きが、あなたの大切な夢を照らすでしょう。
ポリネシアンタトゥーを全体にあしらった一枚。
伝統的なタトゥーを逞しい体に差し、ランギ(天国)とパパ(地球)の調和を自分の体の理想とするポリネシアの戦士は、様々な危険から自分たちを守ってくれる存在。
彼らは、尊敬を集め、誇りとされていました。
平和の民と呼ばれるホピ族。
そのホピ族のベアーモチーフのメンズTシャツ。
前面にあしらった文字「HOPPINESS」は、
HAPPINESS(幸せ)× HOPI(平和の民ホピ族)= HOPPINESS
から由来している。
ホピ族の美しい心を継承し、平和な日常を祈ろう。
We are all of us stars,and we deserve to twinkle.「私たちはみんな星であり、光り輝くに値する。」というマリリン・モンローの格言が入ったメンズTシャツ。
描かれる文字は、一見日本語のカタカナのように見えますが、実は英語のフォントによって、そう誤認させているだけ。
日本語が読める人であれば、誰しもが読み方に戸惑ってしまう独特な文字ですが、思い込みを払拭して、固定概念を打ち破ってほしい。
――洋輔さん自身の刺繍に対する思いや、手仕事の魅力を教えてください。
僕自身、刺繍がライフワークになってまだ手探りな所もありますが、【枠にとらわれず自由にできる】のが魅力のひとつかな、と。
ふと頭に浮かんだ形を糸などの素材を組み合わせて作る刺繍はまるで『ぬり絵』や『パズル』のようで、小さい頃からそういうの好きだったので何時間でも製作できるんですよね。
このコロナ禍での「おうち時間」で改めて感じたことがあって、時間の経過が作品に現れるので、作品を見るたびに達成感を感じて自己肯定できるんですよね。「俺のやってきた事は無駄な時間じゃなかったんだ!」と。(笑) でもこれってとても大事なことで、自信の積み重ねの作業でもあるんですよね。
まさに今の時代、みんなに手づくりにハマってほしいです。作っているときは黙々と集中できるし日頃のイライラも自然と落ち着く、なおかつ作品は出来上がる。そんな魅力的な手芸をどうやって広めるかがこれからの僕の課題だと思っています。
後編に続く…