朝サウナのメリット・デメリットは?効果やおすすめの入り方も解説!

仕事終わりや寝る前など夜に入るイメージの強いサウナ。
実は朝に入るサウナにも、眠気覚ましや前日の疲れをリフレッシュするといった良い効果があるのを知っていますか?

そこで今回の記事では、朝サウナの魅力やメリット・デメリットについて解説します。朝サウナ特有の注意点もあるため、合わせて押さえておきましょう。

正しい入浴方法で利用すれば、1日を爽快にスタートできる手助けをしてくれる朝サウナ。
普段サウナによく行く方も、サウナを初めて利用する方もぜひ参考にしてくださいね。

朝サウナの魅力やメリット

朝サウナには、以下のようなメリットがあります。

  • 眠気を覚ます
  • 集中力が高まる
  • 前日の疲れをリセットできる

うまく活用すれば仕事の能率が上がったり、気分よく一日を始められたりなどの効果が期待できます。

眠気を覚ます

朝サウナに入ると、スッキリと眠気を覚ましやすくなります。
私たちの体は、副交感神経が優位だとお休み(リラックス)モードで、交感神経が優位だと活動的な状態になります。
寝起きの体は副交感神経が優位になっており、これが頭がボーっとする要因のひとつです。

サウナに入ることで自律神経が刺激されて交感神経優位になり、体が動くモードに入って頭がスッキリするのです。
朝なかなか眠気が取れずに困っているという方は、朝サウナはおすすめですよ。

集中力が高まる

集中力が高まる

朝サウナをすることで、眠気が覚めると同時に脳がリフレッシュされて集中力が高まります。
朝から脳がしっかりと活動できる状態に持っていきやすくなるため、仕事や学業の能率が上がるでしょう。

朝はイマイチ気分が乗らないという方や、朝一からパフォーマンスを発揮したい方はぜひ試してみてくださいね。

前日の疲れをリセットできる

よく寝たはずなのに疲れが取れない…という方にも、朝サウナはおすすめです。
サウナに入ることで血行が促進され、肩こりや疲労の軽減へとつながります。

また、血流が良くなることで新陳代謝が促進、むくみが取れて肌の調子も整います。
顔の印象が明るくなったり、女性の方ですと化粧乗りが良くなるので、大切な商談がある日の朝などに朝サウナに入ることで好印象を与えることができるはず。

さらに、サウナ室の中では暑さによって思考がストップするため、身体だけでなく脳の疲労回復も期待できるでしょう。
なかなか疲れが取れないときは、朝サウナを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

朝サウナのデメリットや注意点

ここからは、朝サウナのデメリットや注意すべきポイントを紹介します。
朝サウナのデメリットや注意点は、おもに以下の3点です。

  • 早起きが苦手だと続けるのが難しい
  • 施設の営業時間が朝サウナに対応していない
  • 入り方によっては眠くなってしまう

朝サウナは実行すること自体にハードルがあり、正しい入り方をしないと適切な効果が得られない点には注意が必要です。
上記の内容を確認し、朝サウナができそうかチェックしてみてくださいね。

早起きが苦手だと続けるのが難しい

早起きが苦手だと続けるのが難しい

朝サウナはその名の通り朝にサウナに入ることを指すので、そもそも早起きが苦手という方だと続けるのが難しいかもしれません。
どうしても1時間程度は早起きする必要があるため、夜遅くまで仕事をしている方だと辛く感じる可能性があります。

始めてみたいけどいきなりはハードルが高いと感じる方は、まずは休日の朝にサウナへ行ってみるのはいかがでしょうか。
朝サウナは自身のライフスタイルに合わせて、ストレスなく無理のない範囲で行うのが理想です。

施設の営業時間が朝サウナに対応していない

前提として、通うサウナ施設が朝サウナに対応している必要があります。
せっかく朝サウナに入っても、あまりにも距離が遠くかえって疲労が溜まっては本末転倒ですよね。

早朝から営業している、または24時間営業のサウナや銭湯が、自宅近くや通勤ルートなど、無理なく行くことができる場所にあるかを確認しておきましょう。
サウナ専用施設だけでなく、公衆浴場などは朝6時ごろからオープンしている施設もあるため要チェックです。

入り方によっては眠くなってしまう

正しい入り方をすればスッキリと目覚められる朝サウナ。
ですが、長時間入ったり何セットも繰り返して整ったりするとかえって眠くなってしまいます。

サウナに入る際の醍醐味といっても過言ではない「ととのう」とは、副交感神経優位になって体がリラックスモードになる状態のこと。
朝サウナではこの「ととのった」状態となってしまわないように、短時間かつ1~2セットにとどめておくのがおすすめです。

水風呂はさっと入る程度にしたり、外気浴では普段寝転んで休憩するところを椅子にして眠気が来ないようにしたりといった、眠くならないための対応も合わせて行ってみてください。

朝サウナの正しい入り方

朝サウナの正しい入り方については、以下の3点を押さえておくのがポイントです。

  • 入浴時間はいつもより短めに
  • 外気浴はリラックスしすぎないように注意
  • 水分補給はしっかりと

一般的なサウナとは入り方が少し異なるので、朝サウナを始める前にぜひチェックしておきましょう。

入浴時間はいつもより短めに

朝サウナの場合は、夜に入る普通のサウナよりも入浴時間を短めにするのがコツです。

朝サウナ 普通のサウナ
入浴時間 5分~6分 8~10分
水風呂 30秒以内 1分~2分
外気浴 立つまたは椅子に座る 寝そべる
セット数 1~2セット 3~4セット

普段よりも短時間での入浴と、水風呂もさっと水に浸かる程度にしておくのがおすすめです。
また、基本的な朝サウナの入り方は以下の通りです。

  • サウナに5分~6分入る
  • 水風呂に30秒以内の短時間浸かる
  • 外気浴は立ったままか椅子に座って行う
  • 上記を最大2セット繰り返す

サウナ施設に到着してから出るまでの所要時間目安は1時間程度です。
短時間でスッキリとリフレッシュして一日をスタートしましょう。

外気浴はリラックスしすぎないように注意

サウナでは通常5分~15分程度の外気浴での休憩を行い、ゆったりと「ととのう」時間がありますが、朝サウナでは眠くなってしまうので要注意です。

本来のサウナは血管の強制的な拡張と収縮によって、交感神経から副交感神経優位にさせ、自立神経をととのえるメカニズムです。

外気浴は交感神経優位から副交感神経に移行するプロセスなので、ゆっくり外気浴をし過ぎると「ととのって」しまい、身体もリラックスモードになってしまいます。

本来は寝そべって外気浴することが多いですが、リラックスし過ぎないよう立って外気浴を行ったり、椅子に軽く腰掛けたりする程度にしましょう。

水分補給はしっかりと

サウナに入り大量に汗をかくと、1回あたり300ml~400mlの水分が体から失われるといわれています。
そのため、朝サウナをした際にもしっかりと水分補給を行ってください。

水分補給を行うタイミングは以下の通りです。

  • サウナに入る前
  • サウナの各セット間
  • サウナから出た後

全部で500ml程度の水分をゆっくりと補給するようにします。
ただし、キンキンに冷えたドリンクは急激に身体を冷やし、サウナの温浴が薄れてしまう可能性があります。
飲み物は常温の水などを選び、失われた電解質や塩分、ミネラルを補えるドリンクなどもおすすめです。

朝サウナを習慣化するためのコツ

ここからは朝サウナを習慣化するポイントを解説します。

朝サウナをしたくても、通勤などの準備を行う朝の時間は貴重ですよね。
モチベーションを維持して、長く継続できるよう工夫することが重要です。

寝室に朝日が差し込むようにする

寝室に朝日が差し込むようにする

寝室の雨戸を閉めたり、あえて遮光カーテンを使用したりせず朝日が差し込むようにすると、早起きがしやすくなります。
朝日には目覚めを促すセロトニンを分泌させる力があり、光の眩しさで早起きを負担なく行えます。

部屋が暗くてなかなか起きられないという方は、朝日が差し込むように部屋を変えるのがコツのひとつです。

楽しめる要素を取り入れる

楽しめる要素を取り入れる

楽しく朝サウナに通えるよう、モチベーションアップのための工夫をしてみてはどうでしょうか。
たとえば、朝サウナ後にカフェなどで美味しい朝食を食べたり、お気に入りのサウナ施設を見つけたりするなどです。

ほかにも、友達とサウナ以外の朝活も一緒に始めてみるなど、継続できるように取り組むのもおすすめですよ。
朝早くに家を出て、活動を始めるのが楽しくなるようなイベントを用意してみましょう。

HARE-TABI SAUNA&INN

横浜中華街にある、サウナを備えた宿泊施設「HARE-TABI SAUNA&INN」。
実は、宿泊者限定で朝サウナを行っているのをご存じですか?

もちろん日中はサウナのみの日帰り入浴も可能です。
東京や神奈川など近隣の方や、旅行で近くを訪れた方はぜひサウナを利用してくださいね。

ハレタビサウナとは?

ハレタビサウナとは?
営業時間 11:00~23:00(最終受付 22:00)
電話番号 045-306-7102
所在地 神奈川県横浜市中区山下町216
アクセス ・JR石川町駅北口から徒歩5分
・みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩7分
公式ホームページ https://hare-tabi.jp/

ハレタビサウナは、横浜中華街にあるサウナ施設で宿泊施設としてもご利用いただけます。

港町横浜らしい赤レンガを基調とした外観に、豪華寝台列車を思わせるラウンジなど、異国情緒溢れるお洒落なデザインが魅力。

サウナは男性用と女性用が分かれており、男性用サウナは蒸気機関をイメージした水車型サウナストーブを日本初導入しています。
また、女性用サウナは中国茶のセルフロウリュが楽しめるうえ、ドライヤー・ヘアアイロンなどが使えるパウダールームやシャワールームも完備しています。

火照った身体に最適な漢方水風呂と、4種の送風装置で極上のととのい体験が可能に。

ハレタビサウナとは?

近隣施設は中華街でご飯を楽しめるだけでなく、みなとみらいや赤レンガ倉庫などのアクセスも良好。
ぜひ一度訪れてみてくださいね。

宿泊プラン限定で朝サウナが楽しめる!

ハレタビサウナでは宿泊も可能で、豪華寝台列車のようなくつろぎ空間で旅の疲れをリフレッシュできるでしょう。

サウナは本来午前11時からの営業ですが、宿泊プラン限定で朝サウナが利用できます。
宿泊者限定のこの朝サウナ、なんとこの時間だけ男女のサウナが入れ替わります。
普段は入れないサウナ室を体験できる、朝サウナだけの特別なプランとなっています!

ハレタビサウナとは? 左:男性サウナ/水車型ストーブ 右:女性サウナ/煙突型サウナストーブ(中国茶セルフロウリュ)
※宿泊者限定の朝サウナのみ、男女のサウナ室が入れ替わります

朝サウナは疲労回復や集中力アップにおすすめ

朝サウナは疲労回復や集中力アップに効果的で、スッキリと目覚めて仕事や勉強のパフォーマンス向上も期待できます。

ただし、リラックスしすぎるとかえって眠気を誘うことにつながるので、夜のサウナよりも短時間で行い、ととのわないようにするのがコツです。
朝サウナで早起きが楽しくなるよう、まずはお近くのサウナ施設を探してみてくださいね。


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