京都が生んだロックな壁画絵師 キーヤンさん(木村秀輝さん) と日本最古のロックバンド 村八分

こんにちは。feiです。
本日はアミナコレクション本社の壁に描かれているゾウの絵や、岩座ブランドのお守りなどのデザインを描いて頂いたキーヤンさんと日本最古のロックバンド村八分について少しお話したいと思います。

キーヤンさんが描いた、アミナコレクション本社の壁のゾウの絵

キーヤンさんがデザインした、岩座のお守り​​

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これはきっと何かの巡り合わせでしょう。
ぼくは村八分というバンドの大ファンでして、キーヤンさんの絵と出会う前から村八分を誰もまわりが知らない中ひっそりと聴いておりました。

村八分というバンドは今もカルト的なファンを多数持つロックンロールバンドで、当時より日本語のロックをいち早く実践していて日本最古のロックバンドとも言われております。
ボーカルのチャー坊さんのもつ独特の歌舞伎や俳句に通づる歌詞に、ギターの山口冨士夫さんの弾くThe Rolling Stonesのような音が重なるのが、このバンドの魅力です。

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70年代初頭の京都のロックシーンとキーヤンさんはとても重要な結び付きがあるのですが、詳細はキーヤンさんのオフィシャルサイトを是非ご覧なってみてください。
オフィシャルサイト:
https://ki-yan.com/

キーヤンさんは当時の村八分のライブイベントなどを企画していたすごい方です。
ロック画報という雑誌の5月号に詳しい内容が載っているのですが、有名なイベントが京都の京大西部講堂MOJO WESTというイベントです。

そしてキーヤンさんと村八分との親交があるのですが、その一部を雑誌より引用させて頂きますと
「冨士夫くんが京都を訪ねてから一年経った頃チャー坊と冨士夫くんが私に話があると連絡してきた。私に村八分をプロデュースしてくれと言うことだった。」
とキーヤンさんが語っております。こんな方がアミナコレクションの壁に絵を描いて頂いているなんて....。

是非実際お会いさせて頂いて当時のお話など聞かせてもらいたいものです。
 

最近は村八分というバンドの文献も多数か出ているので分かってきたこともたくさんあるのですが、まだまだ謎に包まれた部分も多々あります。
実際、キーヤンさんの絵を毎日見ていると何故かぼくにはその後ろから村八分のメンバーとその音楽がいつも浮かんでくるのです。
やはりこんなところでもさりげなく民俗とロックが結びついているのだなとふと思ってしまいます。

それでは最後に 、キーヤンさんの言葉と村八分の曲をご紹介させて頂いて締めさせて頂きます。
それでは、またお会いしましょう!

●キーヤンさんの言葉
ロックは単なるポップスではなくなった。もしかしたらロックが時代を変えるかもしれない。

なんやかんや理屈を言うのはカッコ悪い。夢中になれること、カッコいいことだけがやりたいのや。
(キーヤンさんのつっぱり野郎とアーティストたちのロックパラダイMOJO WESTという本より引用)


因みに、ぼくの好きな村八分ベスト3は
●あっ!!
●あやつり人形
●脳みそ半分

キーヤンさんが好きなベスト3も是非聞いてみたいです。


 

【追記】
村八分の名前と彼らの楽曲はNHKの放送自粛対象に指定されている。
まさにロックに相応しいバンドですね。

【参考文献】
ロック画報2001年5月号
株式会社ブルース・インターアクションズ


筆者プロフィール:@feizemin
中学の頃はクラシック音楽少年だったが親戚にビートルズのカセットテープを借りて聴いたその日よりロックミュージックに目覚める。
現在は営業部に所属している傍ら、プライベートでは自身のグループfeimoというオリジナルグループで日々オリジナルソングを作ってレコーディングなどおこない、音楽を通じて人々を幸福に出来るよう活動中。


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