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世界にはたくさんの言語がありますよね。英語を学校で習った人は多いと思いますし、今何か別の言語を学んでいるという方もいるかもしれません。このコラムでは、世界にある言語の数、言語の分類、習得が難しい・習得しやすい言語などについてご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、言語について詳しくなりましょう!
まず、世界にある言語の種類や現状についてのご紹介していきます。
現在、世界で使われている言語の数は合計で7,139種類と言われています。 そのうち約40%の言語が絶滅の危機にあり、多くが話者数1,000人以下だそうです。使用状況としては、たった23の言語が世界人口の半分以上を占めているのが現状です。
なお、7,139種類のうち、ヨーロッパで話されている言語は230言語である一方、アジアでは2,000言語以上が話されています。
私たちが使っている言語には、「語族」があります。 語族とは、同一の起源から派生した同系統の言語の集まりのことです。似たような言葉のグループと考えるとよいでしょう。
具体的な語族としては、
ニジェール・コンゴ語族(言語数:1,535)、 オーストロネシア語族(言語数:1,225)、 ニューギニア横断語族(言語数:477)、 シノ・チベット語族(言語数:455)、 インド・ヨーロッパ語族(言語数:445)、 アフロ・アジア語族(言語数:371)、 その他(言語数:2,631)が挙げられます。
言語の使用状況は国別で違います。ここでは、言語と国・人口の関係を詳しくご紹介します。
中国は一言語を使う人が一番多い国であり、中国語を母語として話す人の数がもっとも多いです。 人口が多い中国には、中国語を使う人が多いのですが、ポイントは「集中型」であることです。英語のように世界のあらゆる国で話されているのではなく、基本的に中国語話者は、中国国内に集中しています。
国連の「世界人口推計2024」によると、2024年の中国の人口は14億1,932万人と推定されています。 標準中国語の国内話者は全体の80.7%であり、約11億人と予想されます。台湾・シンガポールなどの公用語でもあり、世界各国にいる架橋・華人の間でも母国語として話されているため、 世界中の中国語話者の人口は約13億9000万人と言われています。
一方、使われる言語が多い国もあります。
たとえば、言語数が最も多い国はパプアニューギニアです。パプアニューギニアでは、840もの言語が使われています。パプアニューギニアは多民族社会のため、言語が民族のアイデンティティとなっているのです。 公用語は英語、トクピシン語、ヒリモツ語の3つですが、そのほかにたとえばモトゥ語、クアヌア語、ハリア語、エンガ語、フリ語、メルパ語などがあります。
インドネシアも言語数が多く、712の言語が使われています。たとえば、インドネシアの公用語であるインドネシア語のほかに、ジャワ語、スンダ語、バリ語などがあります。
続いて、いろいろな世界言語ランキングを見てみましょう。
母語は、人が生まれて最初に習得した言語のことを指します。 母語話者ランキングは以下のとおりです。人口の多い国の言語が上位に入っています。
第二言語とは、母語を習得したあとに習得したすべての言語を指します。 例年より、第二言語話者ランキング(と使用人口)は以下のとおりです。
ここで、少し視点を変えて、インターネットでの言語ランキング(と使用人口)をご紹介します。 全世界のインターネット利用人口は、2020年3月時点の推定として54億7,306万人だと言われています。
インターネットでの言語は、世界共通語である英語が膨大で、圧倒的多数を占めています。 ネイティブスピーカーは約3億6千万人程度ですが、他の言語よりも世界の多くの人が勉強しているため、より良い情報・より世界的な情報を得るためには英語は必須と言えます。
また、現時点ではインターネットでは英語が優位な状況ですが、まだまだインターネットがこれから成長していくと考えると、他の言語が伸びてくるなど、この数字は大きく変動する可能性があります。
グローバル世界で、第二言語話者が多い英語は、公用語として世界で通用する言語。では、習得に一番難しい言葉はなんでしょうか? ここからは、世界的に見て難しい言語や日本人にとって習得が難しい言語をご紹介します。
日本人からすると、漢字という共通点もありなじみのある言語ですが、世界的にみると最も難しいと考える人が多いのが中国語です。
中国語には声調があり、それを使い分けること、漢字を覚えること、成句・警句・同音異義語が多いことなどが難しいと言われる理由です。特にラテンアルファベットを使う言語に慣れている人からすると漢字は難しいでしょう。
韓国語は、ハングル文字を覚える必要があること、アジア言語のなかでも他のどの言語とも関連がないように見えること、複雑な文法などが難しいとされる理由です。
なんと私たちが話す日本語も、世界的にみると難しい言語だとされています。ひらがな・カタカナ・漢字の3つの文字の書き方がありますし、語順も英語とは異なることなどが難しいとされる理由です。
ポーランド語は、特に英語話者から習得が難しい言語とされています。単語に子音が多いこと、格変化が7つもあること、つづりと発音が難しいことなどが理由です。ただし、文字はラテンアルファベットを使っているため、自分の言語でもラテンアルファベットが使われている人の場合、文字そのものを覚える必要はありません。
続いて、日本人にとって習得が難しい言語TOP10ランキングは以下のとおりです。
TOP5の言語はどういうことか?その特徴をご紹介します。
アラビア半島や北アフリカで話されていて、約3億人が使っている言語です。 アラビアという文字を使っていることが特徴です。日本人にとってはアラビア文字が書きにくいこと、発音や文法が難しいことが習得しにくい理由です。
インドの公用語であり、インド・ネパールなどで話されています。約5億人が使っています。 デーヴァナーガリー文字という独特の文字を使っていることが特徴です。日本人からすると、音声体系や文法が日本語と大きく異なり、文字を書くのも難しいことが習得しにくい理由です。
ロシア語は、ロシアや旧ソ連諸国で話されており、約2億人が使っています。 とにかく単語の変化が多いことが特徴です。日本人からすると、キリル文字を覚えなければならないこと、日本語にない発音があること、単語の変化によってアクセントの位置も変わるものも多いことが習得しにくい理由です。
英語は、イギリスやアメリカ、カナダ、オーストラリアなどの公用語であり、世界中で話されています。総話者数は数十億人以上であることが特徴です。日本人からすると、語順が違うこと、日本語にはない発音が多いことが習得しにくい理由です。
フランス語は、フランスを含むヨーロッパ、カナダのケベック州、アフリカなど広く話されています。約3億人以上が話しています。 つづり字記号があること、動詞の活用が多いことが特徴です。日本人からすると、英語では使用されないつづり字記号が使われること、なじみのない発音が多いことが習得しにくい理由です。
最後に、日本人にとって習得しやすい言語を、「習得しやすい」「比較的習得しやすい」の2つにわけてご紹介します。
以下4つの言語は、日本人が身につけやすいと言われています。
韓国語
韓国語は、日本語と語順が同じであること、漢字圏なので似ている発音の単語が多いことなどの共通点があるため、日本人が習得しやすいのです。 基本的な語順は日本語と同じように「主語(S)-目的語(O)-述語(V)」のSOV型です。そして、準備(じゅんび)=준비(ジュンビ)、教科書(きょうかしょ)=교과서(キョグァソ)のように似た発音の単語がたくさんあります。
インドネシア語
インドネシア語は、動詞の変化がないため、文法がとても覚えやすいです。また、文字はアルファベット、発音も難しくありません。ただし、上級レベルになるためには非常に多くの単語を覚える必要があります。
スワヒリ語
スワヒリ語は東アフリカの公用語です。なじみがない方も多いかもしれませんが、実は私たちの身近なところでスワヒリ語が使われているのです。 たとえば、サファリ(Safari)はスワヒリ語で「旅行」「旅をする」という意味があります。また、ライオンキングの主人公のシンバ(Simba)は「ライオン」という意味です。さらに、スワヒリ語は基本的にローマ字読みをするので、日本人にとって発音がしやすいです。
マレー語
マレー語は、発音や文法が比較的簡単であり、英語からの借用語も多いため、習得しやすいです。発音は、マレー語の母語は日本語の「あいうえお」に似ています。 また、中国語のような声調言語ではないため、日本語のように、声調/トーンを気にしないで話せます。
以下5つの言語は簡単だとはいえないが、日本人が比較的習得しやすいと言われています。
トルコ語
トルコ語は、日本語と語順が同じです。 英語には「the」や「a/an」などの定冠詞や不定冠詞がありますが、トルコ語はありません。さらに、トルコ語の発音は、規則的かつアルファベットの読み方もほぼ一定なので、日本人にも発音しやすいです。
スペイン語
スペイン語は、文字・規則通りに読めばOKで、直観的に読めるので日本人でも発音しやすいです。発音には、スペイン語には日本語と同じ五十音の音が多く含まれていることも、習得しやすい理由のひとつです。
中国語
日本語と同じ漢字圏のため、中国語は比較的単語を覚えやすいです。 発音に違いはあるものの、文字としてはほとんど同じと言えます。また、語形変化がないため、単語を少し覚えるだけで、作れる文がどんどん増えます。
ベトナム語
ベトナム語は、ラテン文字(いわゆるアルファベット)を使うため、英語を学んだことのある日本人であれば新しい文字を覚える必要がありません。
ポルトガル語
スペイン語と同じく、ポルトガル語も基本的には文字通り読めばよいので、発音がしやすいです。 しかも、カステラ、天ぷら、ボタンなど、ポルトガルの単語に由来する言葉が日本ではたくさん使われています。
世界には多くの言語があり、さまざまなランキングを見るのは興味深いですよね。言語は単なるコミュニケーションツールではなく、言語を知ることで文化や歴史も見えてきます。
このコラムが、みなさんが言語についてさらに興味をもつきっかけになれば嬉しいです。
世界にはたくさんの言語がありますよね。英語を学校で習った人は多いと思いますし、今何か別の言語を学んでいるという方もいるかもしれません。このコラムでは、世界にある言語の数、言語の分類、習得が難しい・習得しやすい言語などについてご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、言語について詳しくなりましょう!
目次
世界中にいくつかの言語がある?
まず、世界にある言語の種類や現状についてのご紹介していきます。
言語の数
現在、世界で使われている言語の数は合計で7,139種類と言われています。
そのうち約40%の言語が絶滅の危機にあり、多くが話者数1,000人以下だそうです。使用状況としては、たった23の言語が世界人口の半分以上を占めているのが現状です。
なお、7,139種類のうち、ヨーロッパで話されている言語は230言語である一方、アジアでは2,000言語以上が話されています。
言語の分類
私たちが使っている言語には、「語族」があります。
語族とは、同一の起源から派生した同系統の言語の集まりのことです。似たような言葉のグループと考えるとよいでしょう。
具体的な語族としては、
ニジェール・コンゴ語族(言語数:1,535)、
オーストロネシア語族(言語数:1,225)、
ニューギニア横断語族(言語数:477)、
シノ・チベット語族(言語数:455)、
インド・ヨーロッパ語族(言語数:445)、
アフロ・アジア語族(言語数:371)、
その他(言語数:2,631)が挙げられます。
言語と国・人口の関係
言語の使用状況は国別で違います。ここでは、言語と国・人口の関係を詳しくご紹介します。
集中型・一言語を使う人が多い国
中国は一言語を使う人が一番多い国であり、中国語を母語として話す人の数がもっとも多いです。
人口が多い中国には、中国語を使う人が多いのですが、ポイントは「集中型」であることです。英語のように世界のあらゆる国で話されているのではなく、基本的に中国語話者は、中国国内に集中しています。
国連の「世界人口推計2024」によると、2024年の中国の人口は14億1,932万人と推定されています。
標準中国語の国内話者は全体の80.7%であり、約11億人と予想されます。台湾・シンガポールなどの公用語でもあり、世界各国にいる架橋・華人の間でも母国語として話されているため、 世界中の中国語話者の人口は約13億9000万人と言われています。
分散型・使われる言語が多い国
一方、使われる言語が多い国もあります。
たとえば、言語数が最も多い国はパプアニューギニアです。パプアニューギニアでは、840もの言語が使われています。パプアニューギニアは多民族社会のため、言語が民族のアイデンティティとなっているのです。
公用語は英語、トクピシン語、ヒリモツ語の3つですが、そのほかにたとえばモトゥ語、クアヌア語、ハリア語、エンガ語、フリ語、メルパ語などがあります。
インドネシアも言語数が多く、712の言語が使われています。たとえば、インドネシアの公用語であるインドネシア語のほかに、ジャワ語、スンダ語、バリ語などがあります。
世界言語ランキング
続いて、いろいろな世界言語ランキングを見てみましょう。
母語話者ランキング
母語は、人が生まれて最初に習得した言語のことを指します。
母語話者ランキングは以下のとおりです。人口の多い国の言語が上位に入っています。
第二言語話者ランキング
第二言語とは、母語を習得したあとに習得したすべての言語を指します。
例年より、第二言語話者ランキング(と使用人口)は以下のとおりです。
インターネットを含め、一番使われている言語
ここで、少し視点を変えて、インターネットでの言語ランキング(と使用人口)をご紹介します。
全世界のインターネット利用人口は、2020年3月時点の推定として54億7,306万人だと言われています。
インターネットでの言語は、世界共通語である英語が膨大で、圧倒的多数を占めています。
ネイティブスピーカーは約3億6千万人程度ですが、他の言語よりも世界の多くの人が勉強しているため、より良い情報・より世界的な情報を得るためには英語は必須と言えます。
また、現時点ではインターネットでは英語が優位な状況ですが、まだまだインターネットがこれから成長していくと考えると、他の言語が伸びてくるなど、この数字は大きく変動する可能性があります。
一番難しい言語とは?
グローバル世界で、第二言語話者が多い英語は、公用語として世界で通用する言語。では、習得に一番難しい言葉はなんでしょうか?
ここからは、世界的に見て難しい言語や日本人にとって習得が難しい言語をご紹介します。
世界の難しい言語一覧
中国語
日本人からすると、漢字という共通点もありなじみのある言語ですが、世界的にみると最も難しいと考える人が多いのが中国語です。
中国語には声調があり、それを使い分けること、漢字を覚えること、成句・警句・同音異義語が多いことなどが難しいと言われる理由です。特にラテンアルファベットを使う言語に慣れている人からすると漢字は難しいでしょう。
韓国語
韓国語は、ハングル文字を覚える必要があること、アジア言語のなかでも他のどの言語とも関連がないように見えること、複雑な文法などが難しいとされる理由です。
日本語
なんと私たちが話す日本語も、世界的にみると難しい言語だとされています。ひらがな・カタカナ・漢字の3つの文字の書き方がありますし、語順も英語とは異なることなどが難しいとされる理由です。
ポーランド語
ポーランド語は、特に英語話者から習得が難しい言語とされています。単語に子音が多いこと、格変化が7つもあること、つづりと発音が難しいことなどが理由です。ただし、文字はラテンアルファベットを使っているため、自分の言語でもラテンアルファベットが使われている人の場合、文字そのものを覚える必要はありません。
日本人にとって習得が難しい言語
続いて、日本人にとって習得が難しい言語TOP10ランキングは以下のとおりです。
TOP5の言語はどういうことか?その特徴をご紹介します。
アラビア語
アラビア半島や北アフリカで話されていて、約3億人が使っている言語です。
アラビアという文字を使っていることが特徴です。日本人にとってはアラビア文字が書きにくいこと、発音や文法が難しいことが習得しにくい理由です。
ヒンディ語
インドの公用語であり、インド・ネパールなどで話されています。約5億人が使っています。
デーヴァナーガリー文字という独特の文字を使っていることが特徴です。日本人からすると、音声体系や文法が日本語と大きく異なり、文字を書くのも難しいことが習得しにくい理由です。
ロシア語
ロシア語は、ロシアや旧ソ連諸国で話されており、約2億人が使っています。
とにかく単語の変化が多いことが特徴です。日本人からすると、キリル文字を覚えなければならないこと、日本語にない発音があること、単語の変化によってアクセントの位置も変わるものも多いことが習得しにくい理由です。
英語
英語は、イギリスやアメリカ、カナダ、オーストラリアなどの公用語であり、世界中で話されています。総話者数は数十億人以上であることが特徴です。日本人からすると、語順が違うこと、日本語にはない発音が多いことが習得しにくい理由です。
フランス語
フランス語は、フランスを含むヨーロッパ、カナダのケベック州、アフリカなど広く話されています。約3億人以上が話しています。
つづり字記号があること、動詞の活用が多いことが特徴です。日本人からすると、英語では使用されないつづり字記号が使われること、なじみのない発音が多いことが習得しにくい理由です。
日本人にとって習得しやすい言語
最後に、日本人にとって習得しやすい言語を、「習得しやすい」「比較的習得しやすい」の2つにわけてご紹介します。
習得しやすい
以下4つの言語は、日本人が身につけやすいと言われています。
韓国語
韓国語は、日本語と語順が同じであること、漢字圏なので似ている発音の単語が多いことなどの共通点があるため、日本人が習得しやすいのです。
基本的な語順は日本語と同じように「主語(S)-目的語(O)-述語(V)」のSOV型です。そして、準備(じゅんび)=준비(ジュンビ)、教科書(きょうかしょ)=교과서(キョグァソ)のように似た発音の単語がたくさんあります。
インドネシア語
インドネシア語は、動詞の変化がないため、文法がとても覚えやすいです。また、文字はアルファベット、発音も難しくありません。ただし、上級レベルになるためには非常に多くの単語を覚える必要があります。
スワヒリ語
スワヒリ語は東アフリカの公用語です。なじみがない方も多いかもしれませんが、実は私たちの身近なところでスワヒリ語が使われているのです。
たとえば、サファリ(Safari)はスワヒリ語で「旅行」「旅をする」という意味があります。また、ライオンキングの主人公のシンバ(Simba)は「ライオン」という意味です。さらに、スワヒリ語は基本的にローマ字読みをするので、日本人にとって発音がしやすいです。
マレー語
マレー語は、発音や文法が比較的簡単であり、英語からの借用語も多いため、習得しやすいです。発音は、マレー語の母語は日本語の「あいうえお」に似ています。
また、中国語のような声調言語ではないため、日本語のように、声調/トーンを気にしないで話せます。
比較的習得しやすい
以下5つの言語は簡単だとはいえないが、日本人が比較的習得しやすいと言われています。
トルコ語
トルコ語は、日本語と語順が同じです。
英語には「the」や「a/an」などの定冠詞や不定冠詞がありますが、トルコ語はありません。さらに、トルコ語の発音は、規則的かつアルファベットの読み方もほぼ一定なので、日本人にも発音しやすいです。
スペイン語
スペイン語は、文字・規則通りに読めばOKで、直観的に読めるので日本人でも発音しやすいです。発音には、スペイン語には日本語と同じ五十音の音が多く含まれていることも、習得しやすい理由のひとつです。
中国語
日本語と同じ漢字圏のため、中国語は比較的単語を覚えやすいです。
発音に違いはあるものの、文字としてはほとんど同じと言えます。また、語形変化がないため、単語を少し覚えるだけで、作れる文がどんどん増えます。
ベトナム語
ベトナム語は、ラテン文字(いわゆるアルファベット)を使うため、英語を学んだことのある日本人であれば新しい文字を覚える必要がありません。
ポルトガル語
スペイン語と同じく、ポルトガル語も基本的には文字通り読めばよいので、発音がしやすいです。
しかも、カステラ、天ぷら、ボタンなど、ポルトガルの単語に由来する言葉が日本ではたくさん使われています。
奥深い言語の世界を楽しもう
世界には多くの言語があり、さまざまなランキングを見るのは興味深いですよね。言語は単なるコミュニケーションツールではなく、言語を知ることで文化や歴史も見えてきます。
このコラムが、みなさんが言語についてさらに興味をもつきっかけになれば嬉しいです。