涼風たゆたう暖簾+和暮らし

真夏日の中でも、ふとした時に吹く涼風が心地よい。
風が服や髪、木々をなびかせ、その動きに極上の涼を感じる。

近所をそぞろ歩いていると、古き良き家々の玄関先にたゆたう暖簾が、目の保養だ。

また、暖簾は、涼を感じる以外にも、1枚の布を隔てて内と外を分ける境界の役割もある。

西洋建築の壁とは違い、全てを遮断せず風を受けて、柔らかになびく様は、日本人の自然豊かな精神性が育んだ独自の文化だ。

暖簾が織り成す内と外の曖昧な境界線こそが、江戸時代の庶民同士の交流が盛んであった由縁と考えられる。

~うだる猛暑こそ暖簾LIFE~

波の音が聞こえてきそうなさざめく海辺模様。
風にひらりとたゆたう暖簾と相まって、爽やかな涼を感じさせる。
白昼のきらきらと光る水面を思わせる爽やかな青と月明かりに照らされて幻想的な輝きを見せる穏やかな波を表現した紫の二色で、それぞれ異なる顔を魅せる。

金魚のたゆたう姿が涼しげな暖簾。
その涼しげに揺らぐさまはまさに風流。
玄関に暖簾をかければ、風にそよぎなびき、見た目でも涼を楽しめる。

宝尽くしの柄を並べた縁起のいい、花のれんとも呼ばれる短めの暖簾。
目隠しや間仕切りはもちろん、インテリアとしてもお使いいただけます。
落ち着きのある色合いがお部屋をぐっと締めてくれる。

日本の粋で大胆な柄をあしらった暖簾。
現代流にアレンジした色鮮やかな柄は洋室にもいいアクセントとなり、海外の方への贈り物にもおすすめ。
種類は、富士、毬、相撲、鶴の4つ展開する。

たゆたう布を感じて、視覚で涼をとらえる暖簾。
インテリアや間仕切りとしても使え、万能に活躍すること間違いなし。
今年の夏は、暖簾を添えて、涼やかな和暮らしを体感してみてはいかがでしょうか。
のれんには悪い気の流れを遮断するという意味をも持つとされていて、トイレや寝室などに使用するのもおすすめです。

ドアで明確に仕切られた境界線をなくせば、自然とお互いの部屋を行き来するようになり、家族団らんの機会も増えるかもしれない。


  • Twitter
  • Facebook
  • LINE