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「世界で一番世界遺産登録数の多い国はどこだろう?」「世界遺産のランキングが知りたい」そのようにお考えの方はいらっしゃいませんか? 世界には多くの世界遺産があり、その数なんと1000件を軽く超えています!
今回は、世界遺産の多い国をランキング形式に一覧にして、TOP50まで56ヵ国分の文化遺産を画像付きでご紹介していきます!旅先に迷っている方の参考になるかも?実際に行けない方にも、世界にはこんな未知の世界が広がっているんだぁ!と知識として知るだけでも、ワクワク旅をしている気持ちになること間違いなし!
今回はトップ50だけに本文が長いので、休み休み読んでいただけたら幸いです♪ どんな順位になっているのでしょうか!それでは、スタート!
世界遺産とは、ユネスコが定める世界遺産条約に基づき登録された、世界的に価値を持つ文化財や自然環境などを指します。 人類共通の財産として、破壊や損傷などから保護し後世に伝えていくことが目的で、1972年に制度が設けられました。現在、世界遺産条約の締約国は195か国で、日本は1992年に締結しています。
世界遺産に登録されるためには、ユネスコの定める厳格な基準を満たさなければいけません。これには、その遺産が独自性や特別な価値を持ち、かつ適切に管理されていることが求められます。提案された遺産は、21か国で構成される世界遺産委員会によって審査され、多くの専門家の評価を経て遺産リストに加えられるか否かが決定されます。
世界遺産には文化遺産と自然遺産、両方が含まれる混合遺産があります。 この記事のランキングでは、これらの総合件数でご紹介していくので参考にしてくださいね。
歴史や文化、習慣などが集約された都市遺跡や建築、寺院、城塞などがあります。
国立公園や自然保護区など、地球の営みの中で生まれた美しい自然環境が登録されています。
それではお待ちかね、世界遺産登録数ランキングのTOP10からご紹介していきます。
世界遺産登録数が一番多い国はイタリアで、なんと60件! ローマ遺跡、フィレンツェ歴史地区、ヴェネツィア、ピサなど、世界に名だたる場所が軒を連ねています。イタリア観光=世界遺産めぐりといっても過言ではありません。テレビでもよく目にする場所ばかりです。一度は訪れてみたいですよね。
世界遺産登録数第2位は中国で59件!アジアの中でも断トツで多く、あと1件でイタリアに届くので、もしかするとそのうち1位になっているかも…!? 万里の長城や兵馬俑、天安門広場など、歴史の教科書で見たことがある方も多いでしょう。歴史的な建築物だけでなく、黄山や武陵源といった「これぞ中国」と唸るような自然遺産やパンダ保護区なども登録されていますよ。
世界遺産登録数第3位はドイツで54件です! ケルン大聖堂をはじめとした宗教建築やお城など、美しい建築物が多数登録されているほか、歴史の流れを感じられる地域や場所が多く登録されています。
世界遺産登録数第4位はフランスで53件です。 エッフェル塔やノートルダム大聖堂、ルーブル美術館など、有名な世界遺産のパレードのような国です。ショーモン城やシャンボール城、アンジェ城などのお城も多く、城好きにはたまらない国でしょう。
世界遺産登録数第5位はスペインで50件です。 サグラダ・ファミリアやグエル公園などガウディの建築群がよく知られていますが、アルハンブラ宮殿をはじめイスラム様式の美しい建築が各地に残っているのも特徴ですよ。
世界遺産登録数第6位はインドで43件でした! インドの世界遺産といえば左右対称の美しい建築、タージ・マハルをイメージする方が多いでしょう。ほかにもマハーボーディー寺院やエローラ石窟、アジャンターの石窟寺院など見応えのある寺院が多く残っているのも特徴ですよ。
世界遺産登録数第7位はイギリスで35件です。 グリニッジ天文台や旧王立海軍大学が有名な由緒ある港町「マリタイム・ギリニッジ」や、ストーンヘンジ、など名だたる名所を持つイギリス。ほかにも、美しいお城や都市、自然遺産などバランスよくさまざまな世界遺産を保有する国ですよ。
イギリスと並んで世界遺産登録数第7位のメキシコ。 マヤ文明のパレンケやチチェン・イッツァ、テオティワカン文明のテオティワカンなど古代都市遺跡が有名ですが、エル・ビスカイノのクジラ保護区やレビジャヒヘド諸島のように多様な生物が生息する自然遺産も豊富ですよ!
世界遺産登録数第9位はロシアで32件でした。 モスクワの赤の広場やエルミタージュ美術館などが有名な世界遺産ですが、カムチャッカ半島やバイカル湖などの自然豊かな土地も登録されています。大国ロシアには建築物だけでなく美しい自然遺産も多いですよ!
世界遺産登録数第10位はイランで28件でした。 イランはササン朝やアケメネス朝など古くから文明が栄えていたため、それにちなんだ世界遺産が多くあります。ペルセポリスやエスファハーンのイマーム広場など有名な場所意外にも、ゴレスターン宮殿やヤズドの歴史都市など華やかな建築物があちこちで見られますよ。
ここからは、世界遺産登録数ランキングTOP11~20をみていきましょう!
我が国日本は世界遺産登録数ランキング11位で26件でした。 国土は小さいながらも、多くの世界遺産があるのは誇りですね!京都や奈良の文化遺産をはじめ、日光東照宮や厳島神社(嚴島神社)などの寺院仏閣、熊野古道や白神山地のように人の手がほとんど入っていない自然環境や大阪にある数々の古墳など、挙げたらキリがないほどさまざまなタイプの世界遺産が実はあるんですよ!富士山も2013年に世界文化遺産に登録されました。私たちにとっては一番行きやすい日本の世界遺産。調べてみるとおもしろいですよ♪
12位はアメリカで25件です。意外と少ないような気もしますがその内容は世界に名だたるものばかり! グランドキャニオンやハワイ火山国立公園、イエローストーン、ヨセミテ国立公園など壮大な景色が特徴の場所や自由の女神など、一度は行ってみたいと言われる場所が揃っているのはさすが大国アメリカですね!
13位はブラジルで24件でした。 「世界の肺」と称される世界最大規模のアマゾンの熱帯雨林やイグアスの滝、レンソイスなど豊かな自然が多く残る国です。サルバドール・デ・バイーアやサン・ルイスなど歴史地区も数多く登録されていますよ。
14位はカナダで22件です。 大自然が広がるイメージのカナダではロッキー山脈をはじめとした自然遺産が11件とフランス建築が特徴のケベックをはじめとした文化遺産が10件、複合遺産が1件と、バランスよくさまざまな世界遺産があるようですね!
15位はトルコで21件です。 ヒエラポリス=パムッカレやカッパドキア、イスタンブール歴史地区などトルコを代表するような場所以外にも、オスマン帝国時代やギリシャ・ローマ時代などさまざまな時代の建築物が多数揃っていますよ。
16位はオーストラリアで20件でした。 グレート・バリア・リーフやウルルなど人々が憧れる土地やクイーンズランドの湿潤熱帯地域、ゴンドワナ多雨林群のような希少な動植物が生息する熱帯雨林など、手付かずの自然が多く残っているのが特徴です。
17位はギリシャで19件です。 19件中17件が文化遺産、2件が複合遺産と建築物が多いのは歴史の古いギリシャならではですね!アクロポリスやオリンピアなど、教科書などでも見覚えのある建築物がごろごろとある国ですよ!
18位はチェコで17件です。 ヨーロッパの人々をも魅了する街並みや建築が有名で、とくに首都のプラハの歴史地区やチェスキー・クルムロフ歴史地区などは絵のように美しい街並みで知られています。そのほかの世界遺産も景観の美しいところが揃っていますよ。
チェコと並んで18位のポーランド。 20世紀最大の負の遺産といわれるアウシュヴィッツ強制収容所をイメージする方も多いと思いますが、ブナの原生林やクラクフの歴史的な建築物なども見ものですよ。
チェコやポーランドと並んで18位のポルトガル。 古代ローマ帝国、イスラム統治時代、大航海時代など数々の歴史の舞台になった国です。ジェロニモス修道院やバターリャ修道院のような壮麗で見事な建築物がたくさんありますよ。
つぎに、世界遺産登録数ランキングTOP21~30をみていきましょう!
世界遺産登録数第21位は日本のお隣韓国で16件でした。 ソウルの昌徳宮や宗廟をはじめ、歴史に残る建築物が多く登録されていますよ!お隣の国なので、興味を持たれた方は次の旅先候補に入れてみてはいかがでしょうか?
22位はスウェーデンで15件です。 ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島やラポニア地域のような北欧を感じさせる自然やファールンの大銅山地域、エンゲルスバーリ製鉄所のようにスウェーデンの発展に貢献した場所などが登録されています。
スウェーデンと並ぶ22位のベルギー。 ブリュッセルのグラン・プラスやブルージュ歴史地区など壮麗な建築や絵本のように美しい街並みが特徴です。どこを見ても気品のある国、ベルギーですね。
24位はオランダで13件です。 オランダらしい風車の景観が広がるキンデルダイクや100km以上の運河があり「北のヴェネツィア」とも称されるアムステルダムの街並みなどが楽しめます。 近代建築も評判ですよ!
オランダと並び24位のスイス。 スイスといえば美しい山々をイメージする方も多いでしょう。スイスアルプスやスイスアルプスを横切るレーティッシュ鉄道などが世界遺産に登録されています。ベルン旧市街の美しい街並みも見ものですよ。
オランダやスイスと並び24位のペルー。 古くから文明が栄えており、古代遺跡が多数ある国です。マチュピチュは「一度は行ってみたい世界遺産」として有名で、ナスカの地上絵も聞いたことのある方が多いでしょう。スペインに征服されていた歴史もあり、古代文明との融合で独自の雰囲気を放っています。
27位はアルゼンチンで12件です。 イグアスの滝やペリト・モレノ氷河で知られるロス・グラシアレス国立公園、バルデス半島など雄大な自然を多く保有する国ですよ。
アルゼンチンと並んで27位のエチオピアはアフリカの中で一番世界遺産の多い国です。 一枚岩でできた教会を含むラリベラの岩窟教会群や「アウストラロピテクス属」に関わる化石が発掘されたオモ川流域、数々の少数民族が独自の文化で暮らすコンソ周辺など、独自の文化と人類発祥に関係する場所が多い国です。
アルゼンチン、エチオピアと並んで27位のオーストリア。 音楽の都で有名なこの国は美しい景観でも知られています。「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台にもなった風光明媚なザルツカンマーグート地方やウィーン、ザルツブルグなどがとくに知られていますよ。
アルゼンチン、エチオピア、オーストリアと並ぶ27位の南アフリカ。 世界で初めて成人のアウストラロピテクスの化石が発見されたスタルクフォンテイン洞窟があり、化石が多く発掘されていることから人類のゆりかごと称されています。イシマンガリソ湿地公園をはじめ、動植物の宝庫でもありますよ。故ネルソン・マンデラ氏が監獄されていたロベン島が世界遺産になっているのも南アフリカの特徴ですね。
続いて、世界遺産登録数ランキングTOP31~40をみていきましょう!
31位はデンマークで11件です。 ロスキレ大聖堂などの建築物のほか、イルリサット・アイスフィヨルドや「アーシヴィスイト=ニピサット : 氷と海の間のイヌイットの狩場」など、デンマークならではの、スカンジナビアン半島らしい場所が登録されています。
デンマークと並ぶ31位のルーマニア。 ホレズ修道院やモルダヴィア教会群、トランシルヴァニア地方の要塞聖堂のある村落群などキリスト教にちなんだ場所が多いですね。中世ヨーロッパの街並みが堪能できるシギショアラ歴史地区もルーマニアらしい場所です。
33位はインドネシアで10件でした。 17000以上もの島々からなるインドネシアは多様性のある環境や文化が特徴。ボロブドゥール寺院遺跡群やプランバナン寺院群などの仏教寺院や世界最大のトカゲであるコモドドラゴンが生息するコモド島など、バラエティに富んでいますよ。
インドネシアと並んで33位のクロアチア。 石畳と古い建築が美しいドブロブニク旧市街や、ディオクレティアヌス宮殿のあるスプリト、エメラルドグリーンに輝く湖と数々の滝が織りなす景色が素晴らしいプリトヴィッツェ湖群国立公園など、魅力的な場所に溢れています。
インドネシアやクロアチアと並んで33位のブルガリア。 リラ修道院が有名ですが、ほかにも断崖に残された修道院や教会が多数残るイヴァノヴォの岩窟教会群、トラキア人の墳墓など歴史的な場所が多くあります。
36位はイスラエルで9件です。 ユダヤ教、イスラム教、キリスト教3つの聖地があり、古くから文明が栄えた国で、宗教的、歴史的見どころを多く保有しています。ユダヤ戦争時の要塞マサダや十字軍の遺構がほとんど完全な形で残っているアッコ旧市街、ナバテア人の都市遺跡が点在する「香料の道-ネゲヴ砂漠都市」など、歴史的にも重要な場所がたくさんありますよ。
イスラエルと並んで36位のキューバ。 「カリブ海の真珠」と称される「ハバナ旧市街とその要塞群」や「サンティアーゴ・デ・クーバのサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城」、「シエンフエーゴスの都市歴史地区」などスペインの植民地であった歴史を強く感じる場所が多く登録されています。
イスラエル、キューバと並んで36位のコロンビア。 コーヒーが有名な国らしく、コーヒー畑も世界遺産に登録されています。また、古代コロンビアの歴史を垣間見れるティエラデントロの国立遺跡公園やサン・アグスティン遺跡公園、カラフルな建築物が映える港町カルタヘナなども見もの。絶滅危惧種の動植物が生息するマルペロ動植物保護区やロス・カティオス国立公園など自然の宝庫でもあります。
イスラエル、キューバ、コロンビアと並んで36位のチュニジア。 アラブの雰囲気がたっぷりと味わえるチュニスの旧市街はチュニジアらしさを味わえる場所です。フェニキア人の遺跡やローマ時代の建築物が残るカルタゴ遺跡、北アフリカでのイスラム発祥の地ケロアンなどチュニジアの歴史を物語る場所が多く登録されています。
イスラエル、キューバ、コロンビア、チュニジアと並んで36位のモロッコ。 これぞアラブともいうべき旧市街やユニークな人々、サハラ砂漠などの多様な環境が観光客を魅了してやまない国です。迷路のように入り組んだフェズ旧市街やマラケシュ旧市街、芸術の街エッサウィラの旧市街、白い建物が並ぶテトゥアン旧市街など多くの旧市街が登録されています。日干しレンガでできた要塞集落のアイト・ベン・ハッドゥやヴォルビリス遺跡などの遺跡もありますよ。
最後に、世界遺産登録数ランキングTOP41~50をみていきましょう!
41位はウクライナで8件でした。 美しい宗教施設が点在しており、「キエフの聖ソフィア大聖堂と関連する修道院群及びキエフ・ペチェールシク大修道院」や「ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群」などがとくに知られています。
ウクライナと並び41位のケニア。 豊かな動植物の宝庫としてサファリが評判の国で、「大地溝帯にあるケニアの湖沼群」「トゥルカナ湖国立公園群」「ケニア山国立公園」などの雄大な土地が登録されています。 アラブの雰囲気を感じられるラム旧市街も登録されていますよ。
ウクライナ、ケニアと並び41位のサウジアラビア。 イスラム教の最大聖地メッカがあることから、「メッカの玄関にあたる歴史都市ジッダ」という正式名称で玄関口の街ジッダが登録されています。ほかにも、「ヘグラの考古遺跡」や「サウジアラビアのハーイル地方の岩絵」など古代の遺跡もありますよ。
ウクライナ、ケニア、サウジアラビアと並び41位のスリランカ。 仏教国で、自然の洞窟を利用した「ダンブッラ石窟寺院」やブッダの歯が安置された「キャンディ仏歯寺」など仏教にちなんだ場所が多く登録されています。地上200mにそびえる宮殿跡、「シギリヤロック」もスリランカ随一の景勝地として知られています。
ウクライナ、ケニア、サウジアラビア、スリランカと並び41位のスロバキア。 「バルデヨフ市街保護区」や「レヴォチャ歴史地区、スピシュスキー城(スピシュ城)及びその関連する文化財」のような中世の街並みを今に残す場所が多く登録されています。 スピシュ城(スピシュスキー城)は、「天空の城ラピュタ」のモデルのひとつとも言われているんですよ。
ウクライナ、ケニア、サウジアラビア、スリランカ、スロバキアと並んで41位のタイ。 観光大国として世界中の観光客にも人気のある国です。世界遺産には、スコータイ王朝の都として「スコータイとその周辺の歴史的都市群」やアユタヤ王朝の都「アユタヤ」などがあります。また、「トゥンヤイ・ファイ・カ・ケン野生生物保護区」や「ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯」など広大な原生林もありますよ。
ウクライナ、ケニア、サウジアラビア、スリランカ、スロバキア、タイと並んで41位のハンガリー。 「ドナウの真珠」と讃えられる美しい街、ブダペストが「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」という名称で登録されています。ほかにも、「ホッローケーの古い集落とその周辺」や「トカイのワイン産地の歴史的・文化的景観」など牧歌的で可愛らしい景観の場所が多いですよ。
50位はウズベキスタンで7件でした。 古くからシルクロードの要衝として栄えた国で、歴史を感じる古都が点在しています。「青の都」と称される「サマルカンド-文化交差路」は青色のタイルで装飾された建築群が特徴。ほかにも「イチャン・カラ」や「ブハラ歴史地区」などの古都が登録されていますよ。
ウズベキスタンと並んで50位のアルジェリア。 北アフリカにあり、サハラ砂漠を有する国です。サハラ砂漠の奥に広がる、まるで別の惑星に迷い込んだような土地「タッシリ・ナジェール」では、古代の壁画が2万点以上も発見されています。ほかにも古代都市が多数登録されていますよ。
ウズベキスタン、アルジェリアと並んで50位のエジプト。 エジプト文明で有名な観光大国ですが、意外と世界遺産が少なく驚いた方もいるのではないでしょうか。それもそのはず、ギザの3大ピラミッドをはじめ、エジプトに数多く残るピラミッドも「メンフィスとその墓地遺跡 – ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」という正式名称でひとつにまとめて登録されているんです。ほかにもルクソールやアブ・シンベル神殿、首都カイロなど、世界的に有名な場所が軒を連ねていますよ。
ウズベキスタン、アルジェリア、エジプトと並んで50位のセネガル。 大西洋を望む、アフリカ最西端の国です。アフリカゾウやジャイアントエランドなどが生息する「ニョコロ=コバ国立公園」や350種以上の渡り鳥が飛来する「ジュッジ鳥類国立公園」など自然の宝庫ですよ。
ウズベキスタン、アルジェリア、エジプト、セネガルと並んで50位のタンザニア。 サファリが有名で「野生動物の楽園」と呼ばれており、ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファローといったビッグファイブが生息している国として知られています。世界遺産にも「セレンゲティ国立公園」「セルース猟獣保護区」「ンゴロンゴロ保全地域」といったサファリで知られるエリアが並んでいますよ。アフリカ最高峰の「キリマンジャロ国立公園」もタンザニアが保有する山です。
ウズベキスタン、アルジェリア、エジプト、セネガル、タンザニアと並んで50位のチリ。 南北に細長い太平洋沿いの国で知られています。世界でも有名なモアイ像のあるイースター島を保有する国で、「ラパ・ヌイ国立公園」という名前で登録されていますよ。カラフルな街並みのバルパライソも観光地としてよく知られた街です。
ウズベキスタン、アルジェリア、エジプト、セネガル、タンザニア、チリと並んで50位のフィンランド。 北欧ならではの穏やかで美しい自然が豊かな国です。そんなフィンランドには、毎年多くの観光客が訪れる星型の要塞「スオメンリンナの要塞」がありますよ。伝統家屋が並ぶ「ラウマ旧市街」も美しい港町でよく知られた場所です。
ウズベキスタン、アルジェリア、エジプト、セネガル、タンザニア、チリ、フィンランドと並んで50位のボリビア。 アンデスを有する国で標高の高い街も多く、標高4090mの「ポトシ市街」も登録されています。「サマイパタの砦」や「 ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地」など古代の遺跡が残っているのも特徴です。
ウズベキスタン、アルジェリア、エジプト、セネガル、タンザニア、チリ、フィンランド、ボリビアと並んで50位のヨルダン。 美しい岩山や砂漠が魅力的な中東の国で、映画「インディ・ジョーンズ」の舞台にもなった「ペトラ遺跡」は世界中の観光客を魅了しています。また、「アラビアのロレンス」の舞台になった「ワディ・ラム保護地域」もヨルダンにあるんですよ。
いかがでしたか? 今回は、世界遺産の登録数が多い国をランキング形式でご紹介しました。 「やっぱりね〜」と思った国や「え、そうなの?」と意外な国など色々な発見があったと思います。人生で一度は見てみたい場所がいくつか入っていた方も多いのではないでしょうか。 世界には、後世に残すべきすばらしい世界遺産を多く保有する国がたくさんありますね! そして、こんなものが世界に存在していたのか!と驚きもありますよね。世界遺産は随時新たに登録されているため、今後もどんな場所が登録されるのか、ランキングはどうなるのか、見守っていきましょう!
「世界で一番世界遺産登録数の多い国はどこだろう?」「世界遺産のランキングが知りたい」そのようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
世界には多くの世界遺産があり、その数なんと1000件を軽く超えています!
今回は、世界遺産の多い国をランキング形式に一覧にして、TOP50まで56ヵ国分の文化遺産を画像付きでご紹介していきます!旅先に迷っている方の参考になるかも?実際に行けない方にも、世界にはこんな未知の世界が広がっているんだぁ!と知識として知るだけでも、ワクワク旅をしている気持ちになること間違いなし!
今回はトップ50だけに本文が長いので、休み休み読んでいただけたら幸いです♪
どんな順位になっているのでしょうか!それでは、スタート!
目次
世界遺産とは?
世界遺産とは、ユネスコが定める世界遺産条約に基づき登録された、世界的に価値を持つ文化財や自然環境などを指します。
人類共通の財産として、破壊や損傷などから保護し後世に伝えていくことが目的で、1972年に制度が設けられました。現在、世界遺産条約の締約国は195か国で、日本は1992年に締結しています。
世界遺産の決め方は?
世界遺産に登録されるためには、ユネスコの定める厳格な基準を満たさなければいけません。これには、その遺産が独自性や特別な価値を持ち、かつ適切に管理されていることが求められます。提案された遺産は、21か国で構成される世界遺産委員会によって審査され、多くの専門家の評価を経て遺産リストに加えられるか否かが決定されます。
世界遺産には文化遺産と自然遺産がある
世界遺産には文化遺産と自然遺産、両方が含まれる混合遺産があります。
この記事のランキングでは、これらの総合件数でご紹介していくので参考にしてくださいね。
文化遺産とは?
歴史や文化、習慣などが集約された都市遺跡や建築、寺院、城塞などがあります。
自然遺産とは?
国立公園や自然保護区など、地球の営みの中で生まれた美しい自然環境が登録されています。
世界遺産登録数ランキングTOP10
それではお待ちかね、世界遺産登録数ランキングのTOP10からご紹介していきます。
1位:イタリア/60件
世界遺産登録数が一番多い国はイタリアで、なんと60件!
ローマ遺跡、フィレンツェ歴史地区、ヴェネツィア、ピサなど、世界に名だたる場所が軒を連ねています。イタリア観光=世界遺産めぐりといっても過言ではありません。テレビでもよく目にする場所ばかりです。一度は訪れてみたいですよね。
2位:中国/59件
世界遺産登録数第2位は中国で59件!アジアの中でも断トツで多く、あと1件でイタリアに届くので、もしかするとそのうち1位になっているかも…!?
万里の長城や兵馬俑、天安門広場など、歴史の教科書で見たことがある方も多いでしょう。歴史的な建築物だけでなく、黄山や武陵源といった「これぞ中国」と唸るような自然遺産やパンダ保護区なども登録されていますよ。
3位:ドイツ/54件
世界遺産登録数第3位はドイツで54件です!
ケルン大聖堂をはじめとした宗教建築やお城など、美しい建築物が多数登録されているほか、歴史の流れを感じられる地域や場所が多く登録されています。
4位:フランス/53件
(ランスのノートル=ダム大聖堂、サン=レミ旧大修道院及びトー宮殿)
世界遺産登録数第4位はフランスで53件です。
エッフェル塔やノートルダム大聖堂、ルーブル美術館など、有名な世界遺産のパレードのような国です。ショーモン城やシャンボール城、アンジェ城などのお城も多く、城好きにはたまらない国でしょう。
5位:スペイン/50件
世界遺産登録数第5位はスペインで50件です。
サグラダ・ファミリアやグエル公園などガウディの建築群がよく知られていますが、アルハンブラ宮殿をはじめイスラム様式の美しい建築が各地に残っているのも特徴ですよ。
6位:インド/43件
世界遺産登録数第6位はインドで43件でした!
インドの世界遺産といえば左右対称の美しい建築、タージ・マハルをイメージする方が多いでしょう。ほかにもマハーボーディー寺院やエローラ石窟、アジャンターの石窟寺院など見応えのある寺院が多く残っているのも特徴ですよ。
7位:イギリス(英国)/35件
世界遺産登録数第7位はイギリスで35件です。
グリニッジ天文台や旧王立海軍大学が有名な由緒ある港町「マリタイム・ギリニッジ」や、ストーンヘンジ、など名だたる名所を持つイギリス。ほかにも、美しいお城や都市、自然遺産などバランスよくさまざまな世界遺産を保有する国ですよ。
7位:メキシコ/35件
イギリスと並んで世界遺産登録数第7位のメキシコ。
マヤ文明のパレンケやチチェン・イッツァ、テオティワカン文明のテオティワカンなど古代都市遺跡が有名ですが、エル・ビスカイノのクジラ保護区やレビジャヒヘド諸島のように多様な生物が生息する自然遺産も豊富ですよ!
9位:ロシア/32件
世界遺産登録数第9位はロシアで32件でした。
モスクワの赤の広場やエルミタージュ美術館などが有名な世界遺産ですが、カムチャッカ半島やバイカル湖などの自然豊かな土地も登録されています。大国ロシアには建築物だけでなく美しい自然遺産も多いですよ!
10位:イラン/28件
世界遺産登録数第10位はイランで28件でした。
イランはササン朝やアケメネス朝など古くから文明が栄えていたため、それにちなんだ世界遺産が多くあります。ペルセポリスやエスファハーンのイマーム広場など有名な場所意外にも、ゴレスターン宮殿やヤズドの歴史都市など華やかな建築物があちこちで見られますよ。
世界遺産登録数ランキングTOP11~20
ここからは、世界遺産登録数ランキングTOP11~20をみていきましょう!
11位:日本/26件
我が国日本は世界遺産登録数ランキング11位で26件でした。
国土は小さいながらも、多くの世界遺産があるのは誇りですね!京都や奈良の文化遺産をはじめ、日光東照宮や厳島神社(嚴島神社)などの寺院仏閣、熊野古道や白神山地のように人の手がほとんど入っていない自然環境や大阪にある数々の古墳など、挙げたらキリがないほどさまざまなタイプの世界遺産が実はあるんですよ!富士山も2013年に世界文化遺産に登録されました。私たちにとっては一番行きやすい日本の世界遺産。調べてみるとおもしろいですよ♪
12位:アメリカ/25件
12位はアメリカで25件です。意外と少ないような気もしますがその内容は世界に名だたるものばかり!
グランドキャニオンやハワイ火山国立公園、イエローストーン、ヨセミテ国立公園など壮大な景色が特徴の場所や自由の女神など、一度は行ってみたいと言われる場所が揃っているのはさすが大国アメリカですね!
13位:ブラジル/24件
13位はブラジルで24件でした。
「世界の肺」と称される世界最大規模のアマゾンの熱帯雨林やイグアスの滝、レンソイスなど豊かな自然が多く残る国です。サルバドール・デ・バイーアやサン・ルイスなど歴史地区も数多く登録されていますよ。
14位:カナダ/22件
14位はカナダで22件です。
大自然が広がるイメージのカナダではロッキー山脈をはじめとした自然遺産が11件とフランス建築が特徴のケベックをはじめとした文化遺産が10件、複合遺産が1件と、バランスよくさまざまな世界遺産があるようですね!
15位:トルコ/21件
15位はトルコで21件です。
ヒエラポリス=パムッカレやカッパドキア、イスタンブール歴史地区などトルコを代表するような場所以外にも、オスマン帝国時代やギリシャ・ローマ時代などさまざまな時代の建築物が多数揃っていますよ。
16位:オーストラリア/20件
16位はオーストラリアで20件でした。
グレート・バリア・リーフやウルルなど人々が憧れる土地やクイーンズランドの湿潤熱帯地域、ゴンドワナ多雨林群のような希少な動植物が生息する熱帯雨林など、手付かずの自然が多く残っているのが特徴です。
17位:ギリシャ/19件
17位はギリシャで19件です。
19件中17件が文化遺産、2件が複合遺産と建築物が多いのは歴史の古いギリシャならではですね!アクロポリスやオリンピアなど、教科書などでも見覚えのある建築物がごろごろとある国ですよ!
18位:チェコ/17件
18位はチェコで17件です。
ヨーロッパの人々をも魅了する街並みや建築が有名で、とくに首都のプラハの歴史地区やチェスキー・クルムロフ歴史地区などは絵のように美しい街並みで知られています。そのほかの世界遺産も景観の美しいところが揃っていますよ。
18位:ポーランド/17件
チェコと並んで18位のポーランド。
20世紀最大の負の遺産といわれるアウシュヴィッツ強制収容所をイメージする方も多いと思いますが、ブナの原生林やクラクフの歴史的な建築物なども見ものですよ。
18位:ポルトガル/17件
チェコやポーランドと並んで18位のポルトガル。
古代ローマ帝国、イスラム統治時代、大航海時代など数々の歴史の舞台になった国です。ジェロニモス修道院やバターリャ修道院のような壮麗で見事な建築物がたくさんありますよ。
世界遺産登録数ランキングTOP21~30
つぎに、世界遺産登録数ランキングTOP21~30をみていきましょう!
21位:韓国/16件
世界遺産登録数第21位は日本のお隣韓国で16件でした。
ソウルの昌徳宮や宗廟をはじめ、歴史に残る建築物が多く登録されていますよ!お隣の国なので、興味を持たれた方は次の旅先候補に入れてみてはいかがでしょうか?
22位:スウェーデン/15件
22位はスウェーデンで15件です。
ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島やラポニア地域のような北欧を感じさせる自然やファールンの大銅山地域、エンゲルスバーリ製鉄所のようにスウェーデンの発展に貢献した場所などが登録されています。
22位:ベルギー/15件
スウェーデンと並ぶ22位のベルギー。
ブリュッセルのグラン・プラスやブルージュ歴史地区など壮麗な建築や絵本のように美しい街並みが特徴です。どこを見ても気品のある国、ベルギーですね。
24位:オランダ/13件
24位はオランダで13件です。
オランダらしい風車の景観が広がるキンデルダイクや100km以上の運河があり「北のヴェネツィア」とも称されるアムステルダムの街並みなどが楽しめます。
近代建築も評判ですよ!
24位:スイス/13件
オランダと並び24位のスイス。
スイスといえば美しい山々をイメージする方も多いでしょう。スイスアルプスやスイスアルプスを横切るレーティッシュ鉄道などが世界遺産に登録されています。ベルン旧市街の美しい街並みも見ものですよ。
24位:ペルー/13件
オランダやスイスと並び24位のペルー。
古くから文明が栄えており、古代遺跡が多数ある国です。マチュピチュは「一度は行ってみたい世界遺産」として有名で、ナスカの地上絵も聞いたことのある方が多いでしょう。スペインに征服されていた歴史もあり、古代文明との融合で独自の雰囲気を放っています。
27位:アルゼンチン/12件
27位はアルゼンチンで12件です。
イグアスの滝やペリト・モレノ氷河で知られるロス・グラシアレス国立公園、バルデス半島など雄大な自然を多く保有する国ですよ。
27位:エチオピア/12件
アルゼンチンと並んで27位のエチオピアはアフリカの中で一番世界遺産の多い国です。
一枚岩でできた教会を含むラリベラの岩窟教会群や「アウストラロピテクス属」に関わる化石が発掘されたオモ川流域、数々の少数民族が独自の文化で暮らすコンソ周辺など、独自の文化と人類発祥に関係する場所が多い国です。
27位:オーストリア/12件
アルゼンチン、エチオピアと並んで27位のオーストリア。
音楽の都で有名なこの国は美しい景観でも知られています。「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台にもなった風光明媚なザルツカンマーグート地方やウィーン、ザルツブルグなどがとくに知られていますよ。
27位:南アフリカ/12件
アルゼンチン、エチオピア、オーストリアと並ぶ27位の南アフリカ。
世界で初めて成人のアウストラロピテクスの化石が発見されたスタルクフォンテイン洞窟があり、化石が多く発掘されていることから人類のゆりかごと称されています。イシマンガリソ湿地公園をはじめ、動植物の宝庫でもありますよ。故ネルソン・マンデラ氏が監獄されていたロベン島が世界遺産になっているのも南アフリカの特徴ですね。
世界遺産登録数ランキングTOP31~40
続いて、世界遺産登録数ランキングTOP31~40をみていきましょう!
31位:デンマーク/11件
31位はデンマークで11件です。
ロスキレ大聖堂などの建築物のほか、イルリサット・アイスフィヨルドや「アーシヴィスイト=ニピサット : 氷と海の間のイヌイットの狩場」など、デンマークならではの、スカンジナビアン半島らしい場所が登録されています。
31位:ルーマニア/11件
デンマークと並ぶ31位のルーマニア。
ホレズ修道院やモルダヴィア教会群、トランシルヴァニア地方の要塞聖堂のある村落群などキリスト教にちなんだ場所が多いですね。中世ヨーロッパの街並みが堪能できるシギショアラ歴史地区もルーマニアらしい場所です。
33位:インドネシア/10件
33位はインドネシアで10件でした。
17000以上もの島々からなるインドネシアは多様性のある環境や文化が特徴。ボロブドゥール寺院遺跡群やプランバナン寺院群などの仏教寺院や世界最大のトカゲであるコモドドラゴンが生息するコモド島など、バラエティに富んでいますよ。
33位:クロアチア/10件
インドネシアと並んで33位のクロアチア。
石畳と古い建築が美しいドブロブニク旧市街や、ディオクレティアヌス宮殿のあるスプリト、エメラルドグリーンに輝く湖と数々の滝が織りなす景色が素晴らしいプリトヴィッツェ湖群国立公園など、魅力的な場所に溢れています。
33位:ブルガリア/10件
インドネシアやクロアチアと並んで33位のブルガリア。
リラ修道院が有名ですが、ほかにも断崖に残された修道院や教会が多数残るイヴァノヴォの岩窟教会群、トラキア人の墳墓など歴史的な場所が多くあります。
36位:イスラエル/9件
36位はイスラエルで9件です。
ユダヤ教、イスラム教、キリスト教3つの聖地があり、古くから文明が栄えた国で、宗教的、歴史的見どころを多く保有しています。ユダヤ戦争時の要塞マサダや十字軍の遺構がほとんど完全な形で残っているアッコ旧市街、ナバテア人の都市遺跡が点在する「香料の道-ネゲヴ砂漠都市」など、歴史的にも重要な場所がたくさんありますよ。
36位:キューバ/9件
イスラエルと並んで36位のキューバ。
「カリブ海の真珠」と称される「ハバナ旧市街とその要塞群」や「サンティアーゴ・デ・クーバのサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城」、「シエンフエーゴスの都市歴史地区」などスペインの植民地であった歴史を強く感じる場所が多く登録されています。
36位:コロンビア/9件
イスラエル、キューバと並んで36位のコロンビア。
コーヒーが有名な国らしく、コーヒー畑も世界遺産に登録されています。また、古代コロンビアの歴史を垣間見れるティエラデントロの国立遺跡公園やサン・アグスティン遺跡公園、カラフルな建築物が映える港町カルタヘナなども見もの。絶滅危惧種の動植物が生息するマルペロ動植物保護区やロス・カティオス国立公園など自然の宝庫でもあります。
36位:チュニジア/9件
イスラエル、キューバ、コロンビアと並んで36位のチュニジア。
アラブの雰囲気がたっぷりと味わえるチュニスの旧市街はチュニジアらしさを味わえる場所です。フェニキア人の遺跡やローマ時代の建築物が残るカルタゴ遺跡、北アフリカでのイスラム発祥の地ケロアンなどチュニジアの歴史を物語る場所が多く登録されています。
36位:モロッコ/9件
イスラエル、キューバ、コロンビア、チュニジアと並んで36位のモロッコ。
これぞアラブともいうべき旧市街やユニークな人々、サハラ砂漠などの多様な環境が観光客を魅了してやまない国です。迷路のように入り組んだフェズ旧市街やマラケシュ旧市街、芸術の街エッサウィラの旧市街、白い建物が並ぶテトゥアン旧市街など多くの旧市街が登録されています。日干しレンガでできた要塞集落のアイト・ベン・ハッドゥやヴォルビリス遺跡などの遺跡もありますよ。
世界遺産登録数ランキングTOP41~50
最後に、世界遺産登録数ランキングTOP41~50をみていきましょう!
41位:ウクライナ/8件
41位はウクライナで8件でした。
美しい宗教施設が点在しており、「キエフの聖ソフィア大聖堂と関連する修道院群及びキエフ・ペチェールシク大修道院」や「ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群」などがとくに知られています。
41位:ケニア/8件
ウクライナと並び41位のケニア。
豊かな動植物の宝庫としてサファリが評判の国で、「大地溝帯にあるケニアの湖沼群」「トゥルカナ湖国立公園群」「ケニア山国立公園」などの雄大な土地が登録されています。
アラブの雰囲気を感じられるラム旧市街も登録されていますよ。
41位:サウジアラビア/8件
ウクライナ、ケニアと並び41位のサウジアラビア。
イスラム教の最大聖地メッカがあることから、「メッカの玄関にあたる歴史都市ジッダ」という正式名称で玄関口の街ジッダが登録されています。ほかにも、「ヘグラの考古遺跡」や「サウジアラビアのハーイル地方の岩絵」など古代の遺跡もありますよ。
41位:スリランカ/8件
ウクライナ、ケニア、サウジアラビアと並び41位のスリランカ。
仏教国で、自然の洞窟を利用した「ダンブッラ石窟寺院」やブッダの歯が安置された「キャンディ仏歯寺」など仏教にちなんだ場所が多く登録されています。地上200mにそびえる宮殿跡、「シギリヤロック」もスリランカ随一の景勝地として知られています。
41位:スロバキア/8件
ウクライナ、ケニア、サウジアラビア、スリランカと並び41位のスロバキア。
「バルデヨフ市街保護区」や「レヴォチャ歴史地区、スピシュスキー城(スピシュ城)及びその関連する文化財」のような中世の街並みを今に残す場所が多く登録されています。
スピシュ城(スピシュスキー城)は、「天空の城ラピュタ」のモデルのひとつとも言われているんですよ。
41位:タイ/8件
ウクライナ、ケニア、サウジアラビア、スリランカ、スロバキアと並んで41位のタイ。
観光大国として世界中の観光客にも人気のある国です。世界遺産には、スコータイ王朝の都として「スコータイとその周辺の歴史的都市群」やアユタヤ王朝の都「アユタヤ」などがあります。また、「トゥンヤイ・ファイ・カ・ケン野生生物保護区」や「ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯」など広大な原生林もありますよ。
41位:ハンガリー/8件
ウクライナ、ケニア、サウジアラビア、スリランカ、スロバキア、タイと並んで41位のハンガリー。
「ドナウの真珠」と讃えられる美しい街、ブダペストが「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」という名称で登録されています。ほかにも、「ホッローケーの古い集落とその周辺」や「トカイのワイン産地の歴史的・文化的景観」など牧歌的で可愛らしい景観の場所が多いですよ。
50位:ウズベキスタン/7件
50位はウズベキスタンで7件でした。
古くからシルクロードの要衝として栄えた国で、歴史を感じる古都が点在しています。「青の都」と称される「サマルカンド-文化交差路」は青色のタイルで装飾された建築群が特徴。ほかにも「イチャン・カラ」や「ブハラ歴史地区」などの古都が登録されていますよ。
50位:アルジェリア/7件
ウズベキスタンと並んで50位のアルジェリア。
北アフリカにあり、サハラ砂漠を有する国です。サハラ砂漠の奥に広がる、まるで別の惑星に迷い込んだような土地「タッシリ・ナジェール」では、古代の壁画が2万点以上も発見されています。ほかにも古代都市が多数登録されていますよ。
50位:エジプト/7件
ウズベキスタン、アルジェリアと並んで50位のエジプト。
エジプト文明で有名な観光大国ですが、意外と世界遺産が少なく驚いた方もいるのではないでしょうか。それもそのはず、ギザの3大ピラミッドをはじめ、エジプトに数多く残るピラミッドも「メンフィスとその墓地遺跡 – ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」という正式名称でひとつにまとめて登録されているんです。ほかにもルクソールやアブ・シンベル神殿、首都カイロなど、世界的に有名な場所が軒を連ねていますよ。
50位:セネガル/7件
ウズベキスタン、アルジェリア、エジプトと並んで50位のセネガル。
大西洋を望む、アフリカ最西端の国です。アフリカゾウやジャイアントエランドなどが生息する「ニョコロ=コバ国立公園」や350種以上の渡り鳥が飛来する「ジュッジ鳥類国立公園」など自然の宝庫ですよ。
50位:タンザニア/7件
ウズベキスタン、アルジェリア、エジプト、セネガルと並んで50位のタンザニア。
サファリが有名で「野生動物の楽園」と呼ばれており、ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファローといったビッグファイブが生息している国として知られています。世界遺産にも「セレンゲティ国立公園」「セルース猟獣保護区」「ンゴロンゴロ保全地域」といったサファリで知られるエリアが並んでいますよ。アフリカ最高峰の「キリマンジャロ国立公園」もタンザニアが保有する山です。
50位:チリ/7件
ウズベキスタン、アルジェリア、エジプト、セネガル、タンザニアと並んで50位のチリ。
南北に細長い太平洋沿いの国で知られています。世界でも有名なモアイ像のあるイースター島を保有する国で、「ラパ・ヌイ国立公園」という名前で登録されていますよ。カラフルな街並みのバルパライソも観光地としてよく知られた街です。
50位:フィンランド/7件
ウズベキスタン、アルジェリア、エジプト、セネガル、タンザニア、チリと並んで50位のフィンランド。
北欧ならではの穏やかで美しい自然が豊かな国です。そんなフィンランドには、毎年多くの観光客が訪れる星型の要塞「スオメンリンナの要塞」がありますよ。伝統家屋が並ぶ「ラウマ旧市街」も美しい港町でよく知られた場所です。
50位:ボリビア/7件
ウズベキスタン、アルジェリア、エジプト、セネガル、タンザニア、チリ、フィンランドと並んで50位のボリビア。
アンデスを有する国で標高の高い街も多く、標高4090mの「ポトシ市街」も登録されています。「サマイパタの砦」や「 ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地」など古代の遺跡が残っているのも特徴です。
50位:ヨルダン/7件
ウズベキスタン、アルジェリア、エジプト、セネガル、タンザニア、チリ、フィンランド、ボリビアと並んで50位のヨルダン。
美しい岩山や砂漠が魅力的な中東の国で、映画「インディ・ジョーンズ」の舞台にもなった「ペトラ遺跡」は世界中の観光客を魅了しています。また、「アラビアのロレンス」の舞台になった「ワディ・ラム保護地域」もヨルダンにあるんですよ。
世界には素晴らしい世界遺産がたくさん!
いかがでしたか?
今回は、世界遺産の登録数が多い国をランキング形式でご紹介しました。
「やっぱりね〜」と思った国や「え、そうなの?」と意外な国など色々な発見があったと思います。人生で一度は見てみたい場所がいくつか入っていた方も多いのではないでしょうか。
世界には、後世に残すべきすばらしい世界遺産を多く保有する国がたくさんありますね!
そして、こんなものが世界に存在していたのか!と驚きもありますよね。世界遺産は随時新たに登録されているため、今後もどんな場所が登録されるのか、ランキングはどうなるのか、見守っていきましょう!