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手ぬぐいは、吸水性と速乾性に優れています。 夏によく使うイメージの手ぬぐいですが、実は、冬の暮らしにも大いに役立ってくれます。 テーブルを拭く、汗を拭くといった役割だけでなく、加湿器代りに使ったり、お部屋の季節感を演出したり、防寒に利用するなど、手ぬぐいの活用法は様々です。
今回は、そんな手ぬぐいの活用法について、色々とご紹介していきましょう。
古くから日本人に愛用されている手ぬぐい。 タオルがない時代には、手や体を拭くことが多かったと思いますが、被ったり、風呂敷代りにしたり、大相撲や歌舞伎の宣伝に使われたり、用途は多様でした。
手ぬぐいは、江戸時代から木綿を染めて作られていて、意外に高度な染色技術が必要です。 縫製されていないのも手ぬぐいの特徴で、自分好みの長さに、手だけで切ることができます。 ミミの部分は、最初こそほつれが出ますが、使っているうちに落ち着くようになります。そこが、タオルやハンカチとの違いです。 ほかにも、手ぬぐいにはこんな特徴があります。
長さは90cm・幅は35cmほどですが、使う人次第で、こんな使い方もあったのかと驚かされるのが、手ぬぐいの魅力でもあります。
手ぬぐいは、日常生活の多様な場面で、実に役立つアイテムです。 拭くことはもちろん、敷く・覆う・包む・飾るなど、様々な活用法があります。 それらの活用法のいくつかについて、見ていきましょう。
手ぬぐいというぐらいですから、まずは、手を拭きます。 洗い物のあと、トイレのあとなど、皆さんは一日に何回ぐらい手を洗われますか? タオルを使っている方も多いと思いますが、冬のこの時期、そのタオルはジメジメしているのではないでしょうか。 生地が厚いので、無理もないと思います。でも、速乾性の手ぬぐいなら、毎回、気持よく使えるかも知れませんね。朝の洗顔のとき、お風呂やシャワーのあとに、手ぬぐいを使うのもアリなのではないでしょうか。
お家の中は、私たちが思っている以上にホコリが漂っています。 例えば、すぐではないにしても、あとで果物を食べようと思っているときなど、用意してある食器やみかん・りんごなどに手ぬぐいを被せておけば、ホコリから守ってもらえ、日よけにもなります。 また、パソコンのキーボードは、油断するとすぐにホコリだらけになってしまいます。 手ぬぐいを乗せておけば、簡単に防ぐことができますね。
手ぬぐいは、生地が薄くて軽いので、お弁当を包むのに最適です。 汁漏れしても気軽に洗えますし、センスの良さをさりげなくアピールすることもできます。 また、最近は贈り物の日本酒などを、手ぬぐいでお洒落にラッピングする方も増えています。
デザイン性のある手ぬぐいは、タペストリーとして壁に掛けたり、テーブルに置いたりして、インテリアとして活用できます。 季節の変化に応じて、あるいは、ひな祭り・端午の節句・花火大会・ハロウィンなどのイベントに合わせて、飾ってみたらいかがでしょうか。
手ぬぐいは、日常生活や旅行時を問わず、様々な使い道があります。 軽くてコンパクトに収納できるので、持ち運びも苦になりません。 今の時期なら防寒対策グッズにもなります。
ちょっとした外出時、手ぬぐいをそのまま首に巻き、マフラー代りにされる方がいます。 本当に色々な柄が揃っているので、探してみると自分が表現できる、ちょっとお洒落な手ぬぐいと出会えるかも知れません。 また、ダウンコートを着ると、マフラーをどう巻いたらよいのか迷うことがありますが、手ぬぐいなら薄いですし、カイロを忍ばせることも可能ですね。
手ぬぐいは、吸水性・速乾性に優れています。 また、軽くて丈夫でありながら手でも裂けるという特徴を持っているので、意外なところで、我々の役に立ってくれます。
この冬、風邪だけではなく、インフルエンザや新型コロナウイルスも大流行しています。 やはり、寒さは堪えます。それが全てという訳ではありませんが、冬季に健康を維持するためには、免疫力の維持と適正な湿度が必要です。 この二つについて、手ぬぐいは我々をサポートしてくれます。
人間の首には太い血管がとおっています。 しかし、首の皮膚は薄いため、首が冷えると血管が収縮して血流が減少してしまい、血液も冷えるため体全体が冷やされてしまいます。
首には、免疫機能に重要な副交感神経節があり、首が冷えてしまうと免疫機能が低下してしまうのです。 免疫機能が低下すると、風邪に限らず、病気になりやすくなってしまいます。 また、冬でも就寝時にはコップ一杯分の汗をかくといわれています。 汗が冷えることで、風邪をひいてしまう可能性もあります。
その対策として、手ぬぐいを首に巻いて寝ることをお勧めします。 首は、布団の外なのか、中なのか、人によって微妙なところだと思いますが、手ぬぐいを巻くことで体温の低下を防ぎ、汗による冷えも回避することができます。 首を絞めつけるようなこともありません。
冬季の快適な湿度は40~50%とされています。 35%以下になると、喉が痛くなったり、ウイルスが活性化してきます。 加湿器という選択肢もありますが、結露やメンテ、機種によっては蒸気音の問題があり、躊躇されている方も多いと思います。そんな方には、手ぬぐい加湿器をお勧めします。 手ぬぐいを濡らして、ハンガーに掛けるだけです。 なるべく、自分に近い場所か部屋の中央に掛けるようにしてください。
病院に入院されている方は、枕もとのパイプに掛ける方が多いようです。
手ぬぐいは、防災リックに入れておくべき重要アイテムの一つです。 何しろ、軽くてスペースを取りません。 ホコリが発生するような災害時は、口や鼻を覆えば、マスク代りにすることができます。 ここでは、どのように役立つのか、いくつかの例を見ていきたいと思います。
手ぬぐいは、適度に長さがあります。 そのため、寒いときでも暑いときでも、首や頭に巻くことで、防寒対策や熱中症対策を取ることができます。
手ぬぐいの中に石などを入れて振り回すことで、ハンマーの代りにすることができます。 自身が、歪んで開かなくなったガラス窓から脱出するときや、車に閉じ込められた人を救出するときに使える方法です。
手ぬぐいは、怪我をしたときの止血や、骨折部分の固定といった応急措置に使うことが可能です。 縫製されていないので、時代劇のシーンのように手で裂くことができます。 生地が丈夫なので、包帯や三角巾の代わりとして使うことも可能です。
災害が起こると、何日もお風呂に入れなくなるかも知れません。 そんなとき、手ぬぐいがあれば、濡らして体を拭くことができます。 タオルよりも水量が少なくて済みますし、使用後、早く乾きます。
災害時、ニュースでは給水所での行列シーンが必ず報道されます。 行列に並んでいるのも大変ですが、水を持ち帰るのも大変です。 しかし、手ぬぐいを使えば、運搬時、手や指にかかる負担をかなり軽減することが可能です。 そんなに難しくはありませんので、手順を確認してみましょう。
こうすることにより、負担が手ぬぐいに分散され、手や指が楽になるのです。
オンラインショップや店頭で、気に入った柄の手ぬぐいを見つけたとき、それをリメイクするのも楽しいと思います。 柔らかい手ぬぐいの生地は、リメイクに最適です。 初心者の方でも、エコバック・幼稚園グッズなどの小物類であれば、割と簡単に作ることができますよ。YouTubeには、沢山のリメイク動画がアップロードされています。 参考にされてみてはいかがですか。
新品の手ぬぐいを洗濯するときの注意点ですが、3~5回ほど、ほかの洗濯物と分けて洗濯してください。 そのときは、手洗いで十分です。 色落ちは、徐々に落ちつき、普通に洗濯しても大丈夫になります。
少し駆け足になりましたが、手ぬぐいの活用法についてまとめてみました。 コンパクトで軽い手ぬぐいは、何枚あっても邪魔になりません。 普段使いと防災対策用品として、皆さんも手ぬぐいを手元に用意されてはいかがでしょうか。
手ぬぐいは、吸水性と速乾性に優れています。
夏によく使うイメージの手ぬぐいですが、実は、冬の暮らしにも大いに役立ってくれます。
テーブルを拭く、汗を拭くといった役割だけでなく、加湿器代りに使ったり、お部屋の季節感を演出したり、防寒に利用するなど、手ぬぐいの活用法は様々です。
今回は、そんな手ぬぐいの活用法について、色々とご紹介していきましょう。
目次
手ぬぐいの特徴
古くから日本人に愛用されている手ぬぐい。
タオルがない時代には、手や体を拭くことが多かったと思いますが、被ったり、風呂敷代りにしたり、大相撲や歌舞伎の宣伝に使われたり、用途は多様でした。
手ぬぐいは、江戸時代から木綿を染めて作られていて、意外に高度な染色技術が必要です。
縫製されていないのも手ぬぐいの特徴で、自分好みの長さに、手だけで切ることができます。
ミミの部分は、最初こそほつれが出ますが、使っているうちに落ち着くようになります。そこが、タオルやハンカチとの違いです。
ほかにも、手ぬぐいにはこんな特徴があります。
長さは90cm・幅は35cmほどですが、使う人次第で、こんな使い方もあったのかと驚かされるのが、手ぬぐいの魅力でもあります。
お家で使う手ぬぐい活用術
手ぬぐいは、日常生活の多様な場面で、実に役立つアイテムです。
拭くことはもちろん、敷く・覆う・包む・飾るなど、様々な活用法があります。
それらの活用法のいくつかについて、見ていきましょう。
体を拭く 手ぬぐいの基本です
手ぬぐいというぐらいですから、まずは、手を拭きます。
洗い物のあと、トイレのあとなど、皆さんは一日に何回ぐらい手を洗われますか?
タオルを使っている方も多いと思いますが、冬のこの時期、そのタオルはジメジメしているのではないでしょうか。
生地が厚いので、無理もないと思います。でも、速乾性の手ぬぐいなら、毎回、気持よく使えるかも知れませんね。朝の洗顔のとき、お風呂やシャワーのあとに、手ぬぐいを使うのもアリなのではないでしょうか。
覆う 食器や果物、パソコンをホコリから守ります
お家の中は、私たちが思っている以上にホコリが漂っています。
例えば、すぐではないにしても、あとで果物を食べようと思っているときなど、用意してある食器やみかん・りんごなどに手ぬぐいを被せておけば、ホコリから守ってもらえ、日よけにもなります。
また、パソコンのキーボードは、油断するとすぐにホコリだらけになってしまいます。
手ぬぐいを乗せておけば、簡単に防ぐことができますね。
包む お弁当や日本酒など
手ぬぐいは、生地が薄くて軽いので、お弁当を包むのに最適です。
汁漏れしても気軽に洗えますし、センスの良さをさりげなくアピールすることもできます。
また、最近は贈り物の日本酒などを、手ぬぐいでお洒落にラッピングする方も増えています。
インテリアの一部に タペストリーとして
デザイン性のある手ぬぐいは、タペストリーとして壁に掛けたり、テーブルに置いたりして、インテリアとして活用できます。
季節の変化に応じて、あるいは、ひな祭り・端午の節句・花火大会・ハロウィンなどのイベントに合わせて、飾ってみたらいかがでしょうか。
外出先で使う手ぬぐい活用術
手ぬぐいは、日常生活や旅行時を問わず、様々な使い道があります。
軽くてコンパクトに収納できるので、持ち運びも苦になりません。
今の時期なら防寒対策グッズにもなります。
首に巻いて、手ぬぐいマフラー
ちょっとした外出時、手ぬぐいをそのまま首に巻き、マフラー代りにされる方がいます。
本当に色々な柄が揃っているので、探してみると自分が表現できる、ちょっとお洒落な手ぬぐいと出会えるかも知れません。
また、ダウンコートを着ると、マフラーをどう巻いたらよいのか迷うことがありますが、手ぬぐいなら薄いですし、カイロを忍ばせることも可能ですね。
手ぬぐいの意外な使い方
手ぬぐいは、吸水性・速乾性に優れています。
また、軽くて丈夫でありながら手でも裂けるという特徴を持っているので、意外なところで、我々の役に立ってくれます。
風邪予防などにもおすすめ
この冬、風邪だけではなく、インフルエンザや新型コロナウイルスも大流行しています。
やはり、寒さは堪えます。それが全てという訳ではありませんが、冬季に健康を維持するためには、免疫力の維持と適正な湿度が必要です。
この二つについて、手ぬぐいは我々をサポートしてくれます。
首を保温して免疫力を維持する
人間の首には太い血管がとおっています。
しかし、首の皮膚は薄いため、首が冷えると血管が収縮して血流が減少してしまい、血液も冷えるため体全体が冷やされてしまいます。
首には、免疫機能に重要な副交感神経節があり、首が冷えてしまうと免疫機能が低下してしまうのです。
免疫機能が低下すると、風邪に限らず、病気になりやすくなってしまいます。
また、冬でも就寝時にはコップ一杯分の汗をかくといわれています。
汗が冷えることで、風邪をひいてしまう可能性もあります。
その対策として、手ぬぐいを首に巻いて寝ることをお勧めします。
首は、布団の外なのか、中なのか、人によって微妙なところだと思いますが、手ぬぐいを巻くことで体温の低下を防ぎ、汗による冷えも回避することができます。
首を絞めつけるようなこともありません。
手拭いを加湿器代わりに
冬季の快適な湿度は40~50%とされています。
35%以下になると、喉が痛くなったり、ウイルスが活性化してきます。
加湿器という選択肢もありますが、結露やメンテ、機種によっては蒸気音の問題があり、躊躇されている方も多いと思います。そんな方には、手ぬぐい加湿器をお勧めします。
手ぬぐいを濡らして、ハンガーに掛けるだけです。
なるべく、自分に近い場所か部屋の中央に掛けるようにしてください。
病院に入院されている方は、枕もとのパイプに掛ける方が多いようです。
災害時の備えにもおすすめ
手ぬぐいは、防災リックに入れておくべき重要アイテムの一つです。
何しろ、軽くてスペースを取りません。
ホコリが発生するような災害時は、口や鼻を覆えば、マスク代りにすることができます。
ここでは、どのように役立つのか、いくつかの例を見ていきたいと思います。
災害時の防寒・熱中症対策に
手ぬぐいは、適度に長さがあります。
そのため、寒いときでも暑いときでも、首や頭に巻くことで、防寒対策や熱中症対策を取ることができます。
ガラスを割っての脱出・救出
手ぬぐいの中に石などを入れて振り回すことで、ハンマーの代りにすることができます。
自身が、歪んで開かなくなったガラス窓から脱出するときや、車に閉じ込められた人を救出するときに使える方法です。
怪我をしたときに
手ぬぐいは、怪我をしたときの止血や、骨折部分の固定といった応急措置に使うことが可能です。
縫製されていないので、時代劇のシーンのように手で裂くことができます。
生地が丈夫なので、包帯や三角巾の代わりとして使うことも可能です。
お風呂に入れないときに
災害が起こると、何日もお風呂に入れなくなるかも知れません。
そんなとき、手ぬぐいがあれば、濡らして体を拭くことができます。
タオルよりも水量が少なくて済みますし、使用後、早く乾きます。
重量物運搬の裏技です
災害時、ニュースでは給水所での行列シーンが必ず報道されます。
行列に並んでいるのも大変ですが、水を持ち帰るのも大変です。
しかし、手ぬぐいを使えば、運搬時、手や指にかかる負担をかなり軽減することが可能です。
そんなに難しくはありませんので、手順を確認してみましょう。
こうすることにより、負担が手ぬぐいに分散され、手や指が楽になるのです。
使わない手ぬぐいはリメイクも!
オンラインショップや店頭で、気に入った柄の手ぬぐいを見つけたとき、それをリメイクするのも楽しいと思います。
柔らかい手ぬぐいの生地は、リメイクに最適です。
初心者の方でも、エコバック・幼稚園グッズなどの小物類であれば、割と簡単に作ることができますよ。YouTubeには、沢山のリメイク動画がアップロードされています。
参考にされてみてはいかがですか。
手ぬぐいの洗濯について
新品の手ぬぐいを洗濯するときの注意点ですが、3~5回ほど、ほかの洗濯物と分けて洗濯してください。
そのときは、手洗いで十分です。
色落ちは、徐々に落ちつき、普通に洗濯しても大丈夫になります。
まとめ
少し駆け足になりましたが、手ぬぐいの活用法についてまとめてみました。
コンパクトで軽い手ぬぐいは、何枚あっても邪魔になりません。
普段使いと防災対策用品として、皆さんも手ぬぐいを手元に用意されてはいかがでしょうか。