エスニックパンツで猛暑を乗り切る!エスニックパンツの種類や違いを解説

夏真っ只中ですね。みなさん、夏バテなどしていませんか?体力が奪われがちな暑い季節には、少しでも身体に負担がかからないお洋服を着たいものです。そんなときに重宝するのが、エスニックパンツです。

みなさんはエスニックパンツの種類や違いについて、どれくらいご存知ですか?

ひと口にエスニックパンツといっても、それぞれにデザインの個性や由来が異なります。今回は、エスニックパンツの特徴や違いについてご紹介します。エスニックパンツを使いこなして、暑い季節を少しでも心地よく乗り切りましょう!

ちょっと形が変わっているサルエルパンツ

ちょっと個性的な形をしているサルエルパンツ。その歴史や特徴をお伝えします。

民俗衣装としての歴史

エスニックパンツ1
伝統的な衣装を着た若いトルコ人ダンサー

サルエルパンツは、「サルール」というイスラム圏の民族衣装にルーツがあります。イスラム教が世界に広まるのと一緒に、このパンツも伝わっていったといいます。広く伝わっていく中で、国によって用途や呼び名などは異なった特徴ができました。

パキスタンではカミーズとよばれる長いシャツのようなトップスと併せて着用され、トルコではカフタンと呼ばれる丈の長いガウンのようなアイテムと併せて着用されるなど、代表的な民族衣装のズボンとして穿かれていました。
モンゴルではお祭りの際に、相撲力士が穿くサルールがあるそう。日本では、16世紀のスペイン、ポルトガルとの交易の様子を描いた南蛮屏風に、トルコのサルールが描かれました。 日本人がそのパンツを真似て、当時穿いていた袴に手を加えて作ったものが、大相撲の呼び出しの服装として受け継がれています。

ファッションとして取り入れられた経緯

サルエルパンツは、1977年のパリコレクションに登場して以来、ファッションアイテムとして人気を集めました。当時、エスニックブームが起きていたことも、流行を後押ししたようです。
1980年代に人気歌手のMCハマーがサルエルパンツを着用していたことも有名で、「ハマー・パンツ」とも呼ばれています。

サルエルパンツの特徴

股下がなく、足首の部分が細くなり輪になっているのがサルエルパンツの特徴です。
ルーツとなった「サルール」はイスラム語で「おむつ」を意味しますが、その名の通り、腰回りがゆったりとしています。
そのため、足にパンツの生地がはりつかず、暑い日にはもってこいの形。しめつけ感もないので、長時間着用しても身体に負担がかかりにくいのもポイントです。

エスニックパンツ2
IAC-2204 イバキメンズパンツ
エスニックパンツ3
IAC-3207 トラートメンズパンツ

動くドレープがスマート! アラジンパンツ

サルエルパンツとよく似たパンツに「アラジンパンツ」があります。その特徴についても見てみましょう。

サルエルパンツとの違い、特徴

アラジンパンツは、股下までゆったりとしたシルエットで、足首にもゆとりがある形が特徴です。動きのあるドレープが、シルエットを美しく見せてくれます。
『アラビアンナイト』の世界に出てくる衣装のような形をしているため、「アラジンパンツ」と呼ばれています。まさに、アラジンやジャスミンが穿いていそうなパンツですよね!

サルエルパンツと同様に、ウエストはゴムや紐が使われており、かつ全体的なシルエットがゆったりしているため身体をしめつけず、暑い日の服装にも向いています。
身体の動きを邪魔しないので、運動やダンスにもピッタリ。ヨガやベリーダンスなどのシーンにもよく活用されています。ドレープが滑らかに動き、テンションがあがります。

エスニックパンツ4
IAC-3251 アシトラメンズパンツ
エスニックパンツ5
IDS-2225 メディムパンツ

ちょっと着方が難しいんじゃない? タイパンツ

エスニックパンツといえば、定番中の定番といえるタイパンツ。「タイパンツの着方がわからない」というお声もよく耳にしますが、実はとってもカンタンなんです。タイパンツの歴史や特徴、着方についてもご紹介します。

民俗衣装としての歴史

エスニックパンツ6

タイパンツはもともと漁師の仕事着であるため、「フィッシャーマンパンツ」や「カンケーンレー(タイ語で”漁師のパンツ”の意味)」とも呼ばれています。
現在では、カジュアル着、運動着としても人気があり、観光客が着用している姿もよく見られます。

タイパンツの着方、特徴

タイパンツは、腰回りがルーズにつくられ、足を通したあとウエストに紐を巻き付けるようにして履くパンツです。しめつけがないので、高温多湿の気候にもピッタリですし、妊婦さんにもおすすめです。

タイにちなんだ柄の生地で、ウエストがゴムになったワイドパンツのことをタイパンツと呼ぶ人もいますが、本来のタイパンツにはウエストにゴムはありません。タイの旅行中にマッサージ屋さんで着替え用に出されたタイパンツの着方がわからず、とまどった経験がある方もいらっしゃるかもしれませんね。次に、タイパンツの基本的な着方をご紹介します。

基本的な着用手順は、
1.紐が後ろの状態で足を通し、余った布を前に寄せて腰ひもを結ぶ。
2.結んだ部分より上の余った布を、綺麗に折り返して整える。
となります。

エスニックパンツ7

ルーズなトップスと合わせると、アウトドアやヨガなどのシーンに適したコーディネートになり、シンプルなトップスをパンツにインして合わせると、スタイルがよく見えシックな印象にもなります。ウエストの結びめをコーディネートのアクセントにしてもいいですね。

このように、男女問わず活用出来て、コーディネートの幅も広いタイパンツ。自分流のアレンジやスタイルで楽しんでみてくださいね。

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NWW-7405 チャクラ丹田パンツ
エスニックパンツ9
IAC-3243 ターサパンツ【Amina×TFAC】

カウボーイが愛用したガウチョパンツ

ガウチョパンツも、エスニックパンツの定番として人気があります。ガウチョパンツの由来や特徴についてもお話ししますね。

ガウチョの意味

「ガウチョ」とは、アルゼンチンやペルー、ブラジルなどの先住民とスペイン人の混血の人たちで、17世紀から19世紀ごろ南米の草原地帯で暮らしていた人たちのことを言います。彼らは、牛や馬などの牧畜を生業とし、カウボーイに近い存在です。

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アルゼンチンの草原を駆けるガウチョス(カウボーイ達)

ガウチョパンツの特徴

ガウチョパンツは、ガウチョたちが着用していた作業着のズボンに由来しています。裾がゆるやかに広がった7分丈が特徴で、ワイドパンツの一種です。穿きやすく動きやすいため、現代ではカジュアルな日常着やリゾートウェアとしても親しまれています。

ガウチョパンツと似ているスカーチョとスカンツ

また、ガウチョパンツと似ているものとして、「スカーチョ」や「スカンツ」もあります。スカーチョは、その名の通り「スカート+ガウチョ」の意味。ガウチョの特徴を引き継ぎ、7分丈です。見た目はスカートに見えますが、パンツでもあるのでアクティブに動けるという利点があります。

スカンツは、「スカート+ワイドパンツ」です。スカーチョが7部丈なのに対し、スカンツは10部丈です。ロングスカートのようなコーディネートができますが、こちらもパンツですのでアクティブな動きにも適しています。

ガウチョパンツ、スカーチョ、スカンツ、いずれも身体にまとまりつかないデザインで、蒸し暑い夏にピッタリのアイテムです。フェスやキャンプなどアウトドアの行事にも、大活躍ですよ!

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IDS-3222 タラリーパンツ
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IDS-3236 シフリアパンツ

日本のお祭りパンツ「ステテコ」から進化した「エステコ」

さて、ここまで世界のエスニックパンツを紹介してきましたが、最後に日本のエスニックパンツをご紹介します。それは「ステテコ」です。日本の夏祭り用パンツとしても、定番ですね。

ステテコの語源は諸説ありますが、明治時代に流行した「すててこ踊り」に由来すると言われています。明治13年(1880年)頃から、落語家の三遊亭円遊が寄席で「すててこすててこ」と拍子をとりながら踊った「すててこ踊り」。これが大流行して、円遊が躍る際に穿いていたズボン下も「ステテコ」と呼ばれるようになったそうです。

長らく男性が肌着として穿くものとされていたステテコですが、2011年以降大手メーカーが相次いでルームウェアとしてのステテコを発売したことをきっかけに、近年ではカジュアル着としても広く愛用されるようになりました。今では薄手の生地で作られたズボンとして認識されているステテコ。
もちろん、チャイハネでも夏にぴったりなステテコをご用意しました!「エスニック柄×ステテコ」で「エステコ」。チャイハネらしいエスニック柄のラインナップをぜひチェックしてみてください。

▼日本の夏!エスニック柄×ステテコ=エステコ!2023新柄登場!

夏に大活躍のエスニックパンツのまとめ

今回は、蒸し暑い日本の夏にぴったりなエスニックパンツをご紹介しました。お好きなものはありましたか?暑い夏も自分らしいファッションで、過ごしたいですよね。身体に負担をかけることなく着用できるエスニックパンツを日々のコーディネートに取り入れて、暑い夏をおしゃれに乗り切りましょう!

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