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こんにちは、キャンプ飯担当のスズキです。 過去に訪れた国のおいしかった料理をアウトドアで再現するをコンセプトに、旅とキャンプと料理とお酒を日々楽しんでいます。
今回はというと、、、、、スペイン!ちょうど先日、2週間程のヨーロッパ出張でスペインを訪れていて、現地でも本場のスペイン料理を愉しませてもらいました。 スペイン出張で出会ったスペイン料理「パエリア」と「トルティージャ(スペイン風オムレツ)」の味を日本で再現してみようと思います。
前回までの記事はこちらから▼
スズキのレシピをはじめ、アミナコレクションスタッフのおすすめレシピをチェック!
スペイン料理と聞いて、皆さん何が真っ先に浮かぶだろうか。おそらく9割以上の人が同じ料理名を口にするだろう。 そう、「パエリア」だ。 スペイン東部沿岸、港町バレンシア発祥といわれているパエリア。現地では「パエーリャ」もしくは「パエージャ」(PAELLA)の発音が近いか。
現地バレンシアで食べたパエリアはものすごくシンプルだった。 刻んだ野菜、魚介、米が鉄板で炊き込まれている、まっ茶色ななにか、といった感じ。 具を楽しむ、というより、いかに出汁をしっかりととり、それを米に吸い込ませるか、メインは米!そんな料理だった。(場所にもよるかもしれないので、一概には言えないかも・・・・)
しっかりと出汁を吸った硬めなお米、鉄板でできたおこげ、濃厚な味で非常においしかった。
今回はこれを再現してみよう! でもあくまでも日本ウケする味、見た目でやらねば。 (茶色い鉄板おこげを作っても、記事的にも映えないと関係者からクレームが来るだろう。)
【材料】
生米 たまねぎ にんじん にんにく トマト缶 いか 海老 ムール貝 サフラン(3本ぐらい) 水 塩 オリーブオイル レモン パセリ
【作り方】
①熱した鉄板にオリーブオイルを入れ、みじんぎりにしたたまねぎ・にんじん・にんにくを炒める。 ②たまねぎがあめ色になったら、トマト缶を入れて水気が飛ぶまで炒める。 ③イカ・海老・ムール貝を入れ火が通るまで炒める。 ④水、サフラン、塩をいれて5分ほど煮込む。
⑤魚介類だけ取り出し、米を入れて強火5分、弱火20分程度荷詰める。(フタはしない) ⑥米に芯がなくなるか、ちょっと残ってるぐらいで強火にし、2分ほど。おこげ生成。 ⑦取り出してあった魚介類を並べて、パセリ・レモンをかけて完成。
【 ポイント】
出汁をちゃんと取り、それを米にしっかりと吸わせること。 以前もキャンプや自宅でパエリアは挑戦したことがあるが、市販のシーズニングをつかったりしていた。それっぽい味にはなるが、あれだと「サフランライスの魚貝乗せ」みたいな料理になってしまった。
今回のパエリアはしっかりと現地の濃厚な味に近づけたと思う。 周りの反応も上々である。
調子に乗ってもう一種類定番スペイン料理を作ってみた。
ハム じゃがいも たまねぎ オリーブの実 卵 塩 コンソメ(顆粒)
①熱したフライパンにこま切りしたじゃがいも・みじん切りのたまねぎを炒める。 ②じゃがいもに火が通ったら、一度具材をとりだす。 ③塩、コンソメの顆粒を入れた溶き卵に、炒めた具材、刻んだオリーブの実を入れて混ぜる。 ④具材入り溶き卵を油を敷いてよく熱したフライパンに入れる。 ⑤片面が焦げない程度に焼き、ひっくり返して両面焼く。 ⑥切り分けて完成。
今回はフライパン返しを忘れたせいでひっくり返すことができなかった。 が、味は間違いない。特別な素材もないので、思い立ったときにサッと作れるはずだ。
どちらの料理もワインが進む進む。
そういえば、スペイン人の夜は長い。夏の時期の日没が夜9時以降ということもあり、夕飯の時間が8時や9時なんていうのはザラなのだ。 こういった料理を楽しみながら、ワインを片手に、家族・仲間と語りあう姿を現地でも多く見た。 この記事の撮影をした日は、ジメジメとした日本の梅雨の野外で、スペインのカラっとした天候とは正反対であったが、皆気分はイベリア半島にトリップしていたに違いない。
本場ヨーロッパのパエリアの作り方をCulture Crisisが動画でお届け▼
【動画】パエリア完成
スペインに興味がある方におすすめ▼
伝統と彩りに満ちた、バレンシアの陶器市を歩く。
Amina collectionの社員の中でも CAMP、ツーリング、釣り、グランピングなど、外遊びをこよなく愛すメンバーを集結させた個性豊かな集団である。各々好きな分野で、アウトドアの魅力を(主観的に、自由に、気まぐれで)発信している。
富士山生まれ富士山育ち、たまにメキシコ。 アミナコレクションでは仕入担当。基本的に山が好き、でも釣りの為に海にも行く。 美味しい酒と料理の為ならどこへでも行きます。
こんにちは、キャンプ飯担当のスズキです。
過去に訪れた国のおいしかった料理をアウトドアで再現するをコンセプトに、旅とキャンプと料理とお酒を日々楽しんでいます。
今回はというと、、、、、スペイン!ちょうど先日、2週間程のヨーロッパ出張でスペインを訪れていて、現地でも本場のスペイン料理を愉しませてもらいました。
スペイン出張で出会ったスペイン料理「パエリア」と「トルティージャ(スペイン風オムレツ)」の味を日本で再現してみようと思います。
前回までの記事はこちらから▼
スズキのレシピをはじめ、アミナコレクションスタッフのおすすめレシピをチェック!
目次
スペイン出張で出会った味
スペイン料理と聞いて、皆さん何が真っ先に浮かぶだろうか。おそらく9割以上の人が同じ料理名を口にするだろう。
そう、「パエリア」だ。
スペイン東部沿岸、港町バレンシア発祥といわれているパエリア。現地では「パエーリャ」もしくは「パエージャ」(PAELLA)の発音が近いか。
現地バレンシアで食べたパエリアはものすごくシンプルだった。
刻んだ野菜、魚介、米が鉄板で炊き込まれている、まっ茶色ななにか、といった感じ。
具を楽しむ、というより、いかに出汁をしっかりととり、それを米に吸い込ませるか、メインは米!そんな料理だった。(場所にもよるかもしれないので、一概には言えないかも・・・・)
しっかりと出汁を吸った硬めなお米、鉄板でできたおこげ、濃厚な味で非常においしかった。
今回はこれを再現してみよう!
でもあくまでも日本ウケする味、見た目でやらねば。
(茶色い鉄板おこげを作っても、記事的にも映えないと関係者からクレームが来るだろう。)
現地の味を再現!スペイン料理「パエリア」の作り方
【材料】
生米
たまねぎ
にんじん
にんにく
トマト缶
いか
海老
ムール貝
サフラン(3本ぐらい)
水
塩
オリーブオイル
レモン
パセリ
【作り方】
①熱した鉄板にオリーブオイルを入れ、みじんぎりにしたたまねぎ・にんじん・にんにくを炒める。
②たまねぎがあめ色になったら、トマト缶を入れて水気が飛ぶまで炒める。
③イカ・海老・ムール貝を入れ火が通るまで炒める。
④水、サフラン、塩をいれて5分ほど煮込む。
⑤魚介類だけ取り出し、米を入れて強火5分、弱火20分程度荷詰める。(フタはしない)
⑥米に芯がなくなるか、ちょっと残ってるぐらいで強火にし、2分ほど。おこげ生成。
⑦取り出してあった魚介類を並べて、パセリ・レモンをかけて完成。
【 ポイント】
出汁をちゃんと取り、それを米にしっかりと吸わせること。
以前もキャンプや自宅でパエリアは挑戦したことがあるが、市販のシーズニングをつかったりしていた。それっぽい味にはなるが、あれだと「サフランライスの魚貝乗せ」みたいな料理になってしまった。
今回のパエリアはしっかりと現地の濃厚な味に近づけたと思う。
周りの反応も上々である。
スペイン料理「トルティージャ(スペイン風オムレツ)」の作り方
調子に乗ってもう一種類定番スペイン料理を作ってみた。
【材料】
ハム
じゃがいも
たまねぎ
オリーブの実
卵
塩
コンソメ(顆粒)
【作り方】
①熱したフライパンにこま切りしたじゃがいも・みじん切りのたまねぎを炒める。
②じゃがいもに火が通ったら、一度具材をとりだす。
③塩、コンソメの顆粒を入れた溶き卵に、炒めた具材、刻んだオリーブの実を入れて混ぜる。
④具材入り溶き卵を油を敷いてよく熱したフライパンに入れる。
⑤片面が焦げない程度に焼き、ひっくり返して両面焼く。
⑥切り分けて完成。
【 ポイント】
今回はフライパン返しを忘れたせいでひっくり返すことができなかった。
が、味は間違いない。特別な素材もないので、思い立ったときにサッと作れるはずだ。
最後に…
どちらの料理もワインが進む進む。
そういえば、スペイン人の夜は長い。夏の時期の日没が夜9時以降ということもあり、夕飯の時間が8時や9時なんていうのはザラなのだ。
こういった料理を楽しみながら、ワインを片手に、家族・仲間と語りあう姿を現地でも多く見た。
この記事の撮影をした日は、ジメジメとした日本の梅雨の野外で、スペインのカラっとした天候とは正反対であったが、皆気分はイベリア半島にトリップしていたに違いない。
本場ヨーロッパのパエリアの作り方をCulture Crisisが動画でお届け▼
【動画】パエリア完成
スペインに興味がある方におすすめ▼
伝統と彩りに満ちた、バレンシアの陶器市を歩く。
OUTDOOR FREAKSとは?
Amina collectionの社員の中でも
CAMP、ツーリング、釣り、グランピングなど、外遊びをこよなく愛すメンバーを集結させた個性豊かな集団である。各々好きな分野で、アウトドアの魅力を(主観的に、自由に、気まぐれで)発信している。
筆者プロフィール:スズキ
富士山生まれ富士山育ち、たまにメキシコ。
アミナコレクションでは仕入担当。基本的に山が好き、でも釣りの為に海にも行く。
美味しい酒と料理の為ならどこへでも行きます。