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楽しみにしていたキャンプ当日、雨予報になってしまうと休日が台無しになったような気持ちになってしまいますよね。だからと言ってキャンプを諦めるのはまだ早い!コツをつかめば新しいキャンプスタイルを開拓できるチャンスかも…?!
今回は雨キャンプの楽しみ方や雨の中でのテントやタープ設営をするコツをご紹介します。雨キャンプでの焚き火の楽しみ方もご紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
雨予報を見て少しがっかりしてしまったあなたのために、まずは雨キャンプならではの魅力を5つご紹介していきます。
雨が降っている中でのキャンプでは、想像以上にテントやタープに落ちる雨音が大きく響き渡るもの。そうすると周囲の声も聞こえにくくなるので、屋外にいるにも関わらずプライベート空間が堪能できてしまうんです!
雨が降り始めるとテントやタープ内で過ごすキャンパーも多いため、周りを気にせずゆったりとした時間を楽しめますよ。
蚊やハエなどの飛び回る虫は基本的に雨が当たらない場所に移動するため、雨キャンプでは虫が発生しにくいと言われています。そのため虫が苦手な人にとっては、ストレスなく楽しめる絶好の機会かもしれません。
ただし雨の前日や雨上がりは逆に虫が発生しやすくなるので、翌朝の虫対策はしておくのが安心です。
そもそもキャンプを断念する人が多い雨の日は、普段は混み合う人気のキャンプ場もすんなり入れるなんてことも珍しくありません。キャンパーも少なくなりがちなので、運がよければ貸し切り状態なんてことも…!
炊事棟やトイレが混み合うこともないので、自分の好きなペースで行動できるのも魅力です。
初めての雨キャンプは勇気がいる一方で、一歩踏み出したら普段とは違う楽しみ方ができる魅力的なものです。ですが実際に雨キャンプを体験してみると、準備から撤収まで様々なコツが必要なことが分かってくるかと思います。
晴れの日とは違ったシチュエーションでのキャンプを楽しむことができたら、アウトドアスキルがレベルアップするのは間違いなし!キャンパーとしてレベルアップしたい方は、コツをしっかり抑えたうえで挑戦してみてはいかがでしょうか。
雨キャンプでは、雨の日だからこそ楽しめる過ごし方があります。おこもりキャンプはもちろんのこと、アクティビティーに挑戦することだってできちゃうんです。
どんな楽しみ方があるのか、3つほどご紹介します。
雨キャンプではタープ下やテントで過ごす時間が長くなるため、キャンプ飯に手間をかけてみるのもおすすめです。普段は時短で作っている料理に時間をかけてこだわってみたり、ダッチオーブンやスモークチップを使って、普段作らない料理にチャレンジするのも◎
ただしテントやタープ下での火の取り扱いは注意が必要なので、換気をしっかり行うなど対策はしっかりとってくださいね!
雨キャンプならではのおこもりスタイルでは、読書や映画などを楽しむのもおすすめです。 とくに読書は雨音が強くなっても楽しめるのが魅力的。6分以上読書を続けるとストレスが68%軽減するとの研究結果もあり、リラックスしたいキャンプとの相性も抜群です。
普段はキャンプで映画を見るのは時間がもったいないと感じていた人も、雨キャンプであれば罪悪感なく楽しめるのではないでしょうか。
雨の日はおこもりキャンプだけだと思ったら大間違い!実は海や川などでできるウォーターアクティビティーは、通常の雨程度では中止にならないんです。
カヤックやカヌー、SUPやダイビングなどのアクティビティーは、天気が悪くても楽しむことができるため、晴れの日とは違った感覚でアクティビティーが満喫するのもおすすめです。
雨キャンプでトラブルなく快適に過ごすためには、事前の準備がとても重要。山や海のキャンプ場では天候が変わりやすいため、晴れ予報だったとしても突然雨が降り出すことは珍しいことではありません。
「備えあれば憂いなし」というように、キャンプでも雨に対応できる持ち物があると安心です!
雨キャンプをストレスなく快適に過ごすためには、キャンプ場選びや当日の設営などのコツも必要不可欠。急なトラブルにも落ち着いて対応できるよう、予めコツやポイントを抑えておきましょう。
キャンプ場とサイトの選定は、雨キャンプを安全に過ごせるかどうかを大きく左右する土台のようなものです。以下のポイントを抑えることで、場所の影響による雨キャンプの失敗は限りなく防ぐことができます。
地面が土になっているキャンプ場は水たまりができやすいため、土がぬかるんで不快感を高める要因になり兼ねません。テント設営もやりにくく なってしまうため、できるだけ地面が芝生になっているキャンプ場をおすすめします。
また川辺は雨により増水するため、近くで過ごすのは危険ですし、斜面の下も上から雨が流れてくるため水が溜まりやすい傾向にあります。これらの影響は対策でどうにかなるものではないので、高台など高さのある立地を選定しましょう。
まずは雨よけできる場所を確保するために、最初にタープを張っておくと便利です。
タープを設営するときは天井がフラットにならないように、角度をつけると雨が溜まりません。おすすめは、テントの入口がタープの下になる「小川張り」という張り方。テントからの出入りで濡れる心配がなく、雨でも快適に過ごせます。
テントを設営する場所には、事前にグランドシートを敷くのがポイント。内部への雨の浸透や、テントの底に汚れがつくことを防ぐことができます。 テントからグランドシートがはみ出てしまうと、雨がテント内に流れてしまう原因にもなりますので、サイズや敷く位置には注意が必要です。
雨の日のテント設営では、丈夫で長めのペグを使用しましょう。地面がぬかるんでいるとうまく固定されずに動いてしまう危険があるため、30cm程度のペグだと安心です。
雨だったことでテントやタープは濡れていると思いますが、それらはしっかり乾かしてから収納するのがおすすめです。濡れたまま収納してしまうとカビが発生する恐れがあるため、乾かすことで素材を傷めず長く使い続けられます。
撤収時に晴れていればロープで吊るして外干し、撤収時に干すのが難しい場合は大きめのビニール袋に入れて一旦持ち帰り、自宅のベランダなどで乾かしてから収納してください。
雨というだけで焚き火は諦めてしまいそうになりますが、注意点を抑えておけば雨でも焚き火を楽しむことは可能です。ジトジトした雨キャンプでもスムーズに焚き火を楽しむため、安全に焚き火を行うための流れを解説します。
前提としてタープ下で焚き火をするときは、火の粉が飛んでも穴が空きにくいポリエステルとコットンの混合素材(TC素材)、またはコットン素材を使用するようにしてください。
ただしどこのメーカーもタープ下での焚き火はおすすめしていないため、タープ下で焚き火をするのはあくまで自己責任。思う存分楽しみたい場合は、雨の影響を受けにくい林間サイトを選ぶことをおすすめします。
安全に焚き火を楽しむため、雨の日は小さめの焚き火台を使うのがおすすめです。小さめの焚き火台はタープ下でも比較的安全に使えるだけでなく、雨で湿ってしまった薪も燃焼しやすいという特徴があります。
雨で湿った薪は、普段より燃えにくい可能性が高いため、湿っていても比較的着火しやすいといわれる細い薪がおすすめです。 焚き火台に置くときのポイントは、底面に細い薪を同じ方向に並べておくこと。薪を置くとき一番下の段に細い薪を同じ方向に並べることで、熱を逃さず燃焼効率もよくなります。
湿度が高い雨の日に着火剤に火をつけるときは、ファイヤースターターではなくガストーチなど点火しやすいものが向いています。マッチも湿りやすいので、おすすめしません。また着火剤は焚き火台の底面に並べた薪の上に乗せると、燃焼しやすくなります。
細かい枝葉を乗せて着火するのが理想的ですが、雨で湿っていて使えない場合は、湿らせた新聞紙や段ボールで薪を覆って火をつけるのもおすすめです。熱が逃げないように、着火後すぐは火吹き棒を使わずにじっと待ちましょう。
雨キャンプでは晴れの日とは異なり、スムーズに行うには準備から撤収までそれぞれにコツがあります。
普段より荷物が増えるなどのデメリットはある一方、雨の日にしかできない楽しみ方やスキルを得られて新鮮な気分も味わえること間違いなし!今回解説したポイントをしっかり抑えて、雨の日キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
楽しみにしていたキャンプ当日、雨予報になってしまうと休日が台無しになったような気持ちになってしまいますよね。だからと言ってキャンプを諦めるのはまだ早い!コツをつかめば新しいキャンプスタイルを開拓できるチャンスかも…?!
今回は雨キャンプの楽しみ方や雨の中でのテントやタープ設営をするコツをご紹介します。雨キャンプでの焚き火の楽しみ方もご紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
目次
雨キャンプならではの魅力・楽しみ方
雨予報を見て少しがっかりしてしまったあなたのために、まずは雨キャンプならではの魅力を5つご紹介していきます。
完全プライベート空間を堪能できる
雨が降っている中でのキャンプでは、想像以上にテントやタープに落ちる雨音が大きく響き渡るもの。そうすると周囲の声も聞こえにくくなるので、屋外にいるにも関わらずプライベート空間が堪能できてしまうんです!
雨が降り始めるとテントやタープ内で過ごすキャンパーも多いため、周りを気にせずゆったりとした時間を楽しめますよ。
晴れの日より虫が少ない
蚊やハエなどの飛び回る虫は基本的に雨が当たらない場所に移動するため、雨キャンプでは虫が発生しにくいと言われています。そのため虫が苦手な人にとっては、ストレスなく楽しめる絶好の機会かもしれません。
ただし雨の前日や雨上がりは逆に虫が発生しやすくなるので、翌朝の虫対策はしておくのが安心です。
キャンプ場が貸し切り状態
そもそもキャンプを断念する人が多い雨の日は、普段は混み合う人気のキャンプ場もすんなり入れるなんてことも珍しくありません。キャンパーも少なくなりがちなので、運がよければ貸し切り状態なんてことも…!
炊事棟やトイレが混み合うこともないので、自分の好きなペースで行動できるのも魅力です。
アウトドアスキルがアップする
初めての雨キャンプは勇気がいる一方で、一歩踏み出したら普段とは違う楽しみ方ができる魅力的なものです。ですが実際に雨キャンプを体験してみると、準備から撤収まで様々なコツが必要なことが分かってくるかと思います。
晴れの日とは違ったシチュエーションでのキャンプを楽しむことができたら、アウトドアスキルがレベルアップするのは間違いなし!キャンパーとしてレベルアップしたい方は、コツをしっかり抑えたうえで挑戦してみてはいかがでしょうか。
雨の日ならではの楽しみ方に挑戦できる
雨キャンプでは、雨の日だからこそ楽しめる過ごし方があります。おこもりキャンプはもちろんのこと、アクティビティーに挑戦することだってできちゃうんです。
どんな楽しみ方があるのか、3つほどご紹介します。
■キャンプ飯に手間をかけてみる
雨キャンプではタープ下やテントで過ごす時間が長くなるため、キャンプ飯に手間をかけてみるのもおすすめです。普段は時短で作っている料理に時間をかけてこだわってみたり、ダッチオーブンやスモークチップを使って、普段作らない料理にチャレンジするのも◎
ただしテントやタープ下での火の取り扱いは注意が必要なので、換気をしっかり行うなど対策はしっかりとってくださいね!
■読書・映画を楽しむ
雨キャンプならではのおこもりスタイルでは、読書や映画などを楽しむのもおすすめです。
とくに読書は雨音が強くなっても楽しめるのが魅力的。6分以上読書を続けるとストレスが68%軽減するとの研究結果もあり、リラックスしたいキャンプとの相性も抜群です。
普段はキャンプで映画を見るのは時間がもったいないと感じていた人も、雨キャンプであれば罪悪感なく楽しめるのではないでしょうか。
■アクティビティーに挑戦
雨の日はおこもりキャンプだけだと思ったら大間違い!実は海や川などでできるウォーターアクティビティーは、通常の雨程度では中止にならないんです。
カヤックやカヌー、SUPやダイビングなどのアクティビティーは、天気が悪くても楽しむことができるため、晴れの日とは違った感覚でアクティビティーが満喫するのもおすすめです。
突然の雨でも大丈夫!備えておきたい持ち物一覧
雨キャンプでトラブルなく快適に過ごすためには、事前の準備がとても重要。山や海のキャンプ場では天候が変わりやすいため、晴れ予報だったとしても突然雨が降り出すことは珍しいことではありません。
「備えあれば憂いなし」というように、キャンプでも雨に対応できる持ち物があると安心です!
カセットコンロ
雨キャンプを快適に過ごすためのコツとは?
雨キャンプをストレスなく快適に過ごすためには、キャンプ場選びや当日の設営などのコツも必要不可欠。急なトラブルにも落ち着いて対応できるよう、予めコツやポイントを抑えておきましょう。
キャンプ場・サイトの選定のコツ
キャンプ場とサイトの選定は、雨キャンプを安全に過ごせるかどうかを大きく左右する土台のようなものです。以下のポイントを抑えることで、場所の影響による雨キャンプの失敗は限りなく防ぐことができます。
地面が土になっているキャンプ場は水たまりができやすいため、土がぬかるんで不快感を高める要因になり兼ねません。テント設営もやりにくく なってしまうため、できるだけ地面が芝生になっているキャンプ場をおすすめします。
また川辺は雨により増水するため、近くで過ごすのは危険ですし、斜面の下も上から雨が流れてくるため水が溜まりやすい傾向にあります。これらの影響は対策でどうにかなるものではないので、高台など高さのある立地を選定しましょう。
テント設営・撤収時に使える4つのコツ
1.最初にタープを張って雨よけを作る
まずは雨よけできる場所を確保するために、最初にタープを張っておくと便利です。
タープを設営するときは天井がフラットにならないように、角度をつけると雨が溜まりません。おすすめは、テントの入口がタープの下になる「小川張り」という張り方。テントからの出入りで濡れる心配がなく、雨でも快適に過ごせます。
2.テントからはみ出さないようにグランドシートを敷く
テントを設営する場所には、事前にグランドシートを敷くのがポイント。内部への雨の浸透や、テントの底に汚れがつくことを防ぐことができます。
テントからグランドシートがはみ出てしまうと、雨がテント内に流れてしまう原因にもなりますので、サイズや敷く位置には注意が必要です。
3.長めのペグで固定する
雨の日のテント設営では、丈夫で長めのペグを使用しましょう。地面がぬかるんでいるとうまく固定されずに動いてしまう危険があるため、30cm程度のペグだと安心です。
4.撤収の際はしっかり乾かす
雨だったことでテントやタープは濡れていると思いますが、それらはしっかり乾かしてから収納するのがおすすめです。濡れたまま収納してしまうとカビが発生する恐れがあるため、乾かすことで素材を傷めず長く使い続けられます。
撤収時に晴れていればロープで吊るして外干し、撤収時に干すのが難しい場合は大きめのビニール袋に入れて一旦持ち帰り、自宅のベランダなどで乾かしてから収納してください。
雨の日でも焚き火はできる?安全に行う方法は?
雨というだけで焚き火は諦めてしまいそうになりますが、注意点を抑えておけば雨でも焚き火を楽しむことは可能です。ジトジトした雨キャンプでもスムーズに焚き火を楽しむため、安全に焚き火を行うための流れを解説します。
1.火の粉で穴が空きにくいタープを用意する
前提としてタープ下で焚き火をするときは、火の粉が飛んでも穴が空きにくいポリエステルとコットンの混合素材(TC素材)、またはコットン素材を使用するようにしてください。
ただしどこのメーカーもタープ下での焚き火はおすすめしていないため、タープ下で焚き火をするのはあくまで自己責任。思う存分楽しみたい場合は、雨の影響を受けにくい林間サイトを選ぶことをおすすめします。
2.焚き火シートを敷いて焚き火台をセットする
安全に焚き火を楽しむため、雨の日は小さめの焚き火台を使うのがおすすめです。小さめの焚き火台はタープ下でも比較的安全に使えるだけでなく、雨で湿ってしまった薪も燃焼しやすいという特徴があります。
3.焚き火台に細く割った薪を置く
雨で湿った薪は、普段より燃えにくい可能性が高いため、湿っていても比較的着火しやすいといわれる細い薪がおすすめです。
焚き火台に置くときのポイントは、底面に細い薪を同じ方向に並べておくこと。薪を置くとき一番下の段に細い薪を同じ方向に並べることで、熱を逃さず燃焼効率もよくなります。
4.着火剤で火をつける
湿度が高い雨の日に着火剤に火をつけるときは、ファイヤースターターではなくガストーチなど点火しやすいものが向いています。マッチも湿りやすいので、おすすめしません。また着火剤は焚き火台の底面に並べた薪の上に乗せると、燃焼しやすくなります。
細かい枝葉を乗せて着火するのが理想的ですが、雨で湿っていて使えない場合は、湿らせた新聞紙や段ボールで薪を覆って火をつけるのもおすすめです。熱が逃げないように、着火後すぐは火吹き棒を使わずにじっと待ちましょう。
雨キャンプでアウトドアスキルを上げよう
雨キャンプでは晴れの日とは異なり、スムーズに行うには準備から撤収までそれぞれにコツがあります。
普段より荷物が増えるなどのデメリットはある一方、雨の日にしかできない楽しみ方やスキルを得られて新鮮な気分も味わえること間違いなし!今回解説したポイントをしっかり抑えて、雨の日キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。