掲載日:2023.06.08

カヤの夏支度 -涼を楽しむ、手書き蒔絵グラス-

本格的な夏を前に、気温と湿度が増していくこの時期。本格的な夏を前に、「涼」を楽しむ準備を始めませんか。

江戸の昔から日本人は暑い夏を乗り切るために「涼」を楽しむ工夫をしてきました。体感する気温だけではなく、見る・聞く・味わうといった五感をフルに使って、涼しさを取り入れる工夫を凝らした先人たち。心豊かに過ごしてきた彼らの知恵を、現代の暮らしにも少し取り入れて、粋に夏を楽しんでみましょう。

今回は、見た目にも「涼」を楽しみなが、暮らしのさまざまなシーンで使いたい「和のグラス」を紹介します。

きりっと冷えた冷酒やビールを注ぎたい、涼やかグラス

夏らしい花と金魚、そして涼しげなクラゲをデザインしたビアグラス。「チューリップグラス」と呼ばれる形状で、大きく広がった胴の部分はビールの香りを膨らませ、すぼまった飲み口が香りを閉じ込める効果があります。香りや味わいの深みを感じられ、おいしいビールをさらにおいしくいただくことができます。

4つの日本の和の色をイメージした日本酒が美味しく頂ける杯。ガラスの酒器は味や香りを邪魔することなくダイレクトにお酒の個性を楽しむことができるため、繊細な味わいを楽しみたいときにおすすめ。色で使い分けて、利き酒をしても楽しそうですね。

四季をイメージした色合いと、ポップな印象の玉模様が美しい冷酒グラス。友人や、家族の集まりで楽しくお酒をいただけそうです。底上げの形状は持ちやすさだけでなく、体温でお酒の温度が上がってしまうことを防いでくれるので、冷酒や常温がお好きの方におすすめ。

夏らしい花と金魚をデザインした水グラス。夏の冷たい飲み物や冷酒にぴったり。安定感がありさまざまなシーンで使いやすく、夏のおうち時間に活躍しそうです。大きな氷を入れて、ロックグラスとして使っても素敵ですね。スタッキング可能なのでかさばらず収納できるのもいい所です。

自分用にはもちろん、父の日ギフトにも

手書き蒔絵グラス09

お気に入りのグラスでお酒やドリンクをいただく時間は、それだけで心が豊かになります。自分のために選ぶのももちろん楽しいですが、ペアグラスや、家族でおそろいのシリーズを揃えれば、よりいっそうお家時間が楽しいものに。

また、お酒好きの方へのお祝いや父の日のギフトにも、酒器はとても喜ばれます。日本酒やビールなどと合わせてプレゼントするのも素敵ですね。

一緒に盃を傾ければ、大切な人とご縁をつなぐひとときとなるでしょう。

木之本漆器店×カヤが作る、こだわりの逸品

手書き蒔絵とは

福島県喜多方市の木之本漆器店は、代々漆器業を営み、昭和56年に漆塗り漆器の製造、卸売りを開始。器をとりまく環境は、焼き物やガラス、プラスチックに変遷していった時代でした。新しい工芸を模索する中、木之本漆器店のルーツである「蒔絵」を活かす、塗り・絵・蒔きを基本とする「手描き蒔絵」の技法を発展させていきました。

ひとつひとつが手描き

手書き蒔絵グラス06
※画像はイメージです

木之本漆器店が誇る手描き蒔絵の手法のひとつ、「はごろも蒔絵」。透き通る色を重ね合わせ、今までにない淡くも深みのある美しい表現技法です。「夏のグラス」シリーズは、瑞々しいタッチで季節の花々や大胆な図柄をひとつひとつ丁寧描いています。炭酸水を入れれば、やわらかい模様が光に透けて、美しさがさらに際立ちます。

日本の伝統色。こだわりの色合い

手書き蒔絵グラス07

玉模様酒器は、日本の伝統の色合いを表現。これも蒔絵ならではの表現です。それぞれの由来に思いをはせるのも乙なもの。

■紺碧-konpeki-

紺碧とは、真夏の日差しの強い青空の色のような深く濃い青色のこと。
濃い青色の紺色と強い青緑色の碧色と青を表す文字が繰り返されていることから、「紺碧の空」「紺碧の海」のように濃く美しい青の表現によく使われます。

■真朱-masoo-

真朱(まそお・しんしゅ)とは、硫化水銀鉱物から作られる「朱丹」を元にした天然の赤色顔料で、縄文時代から発掘されており万葉集にもその名がみられます。奈良時代には赤土の赭(そほ)※に対し、「真朱まそほ」とも呼ばれ、純度が高いことを表現しています。
※赭(そほ)…赤土のような黄みを帯びた少し暗い赤色のこと。赤土を焼いて得られた赤色の顔料

■純白-junpaku-

純白とは、混じりけのない完全な白色のこと。もともと色名ではなく「汚けがれがなく清らかな心」のことであり、その言葉の出典は古代中国の「荘子」まで遡ります。色名として使われるようになったのは近年。「純白」という言葉の清廉潔白なイメージから呼ばれるようになりました。

■若緑-wakamidori-

若緑とは、みずみずしい松の若葉のような明るく浅い黄緑色のこと。江戸時代からの色名。「若緑」は晩春の季語で本来は「松の新芽」のことですが、その色合いとともに色名として定着したようです。ちなみに、年を経た老松の葉の色である「老緑」という伝統色もあり、対となるの存在です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
当たり前のように使っているグラスは、日々の生活に欠かせないもの。毎日使うものだからこそお気に入りを見つけたいですね。

先代の知恵は、心豊かに過ごすことを教えてくれます。暑い夏を前に、気持ちに「涼」を取り入れる夏支度を。この夏は、カヤで心地よい夏時間のお供を探してみませんか。

手書き蒔絵グラス08
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