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冷たいラムネが恋しくなる季節がやってきました。 服を扇げば流れる塩味に、夏の訪れを感じるこの頃です。
夏といえば、数年前に訪れた北海道の旭川を恋しく感じます。 いえ、訪れたのは冬場だったのですが、立ち寄ったのは旭山動物園。 その新雪の中、ペンギンの行進が愛らしく、冬の冷たい風を受けて彼らを追いかけた記憶が涼しさを思い起こさせるのです。
さて、思い出話をそこそこに、本日は私の大好きな石をご紹介します
~「神居古潭石」とは~
聞き慣れない名前ではないでしょうか。 神居古潭(カムイコタン)。
これはアイヌの言葉で、「神の住む場所」を意味します。 北海道の旭川にある地名で、石狩川が有名です。 カムイコタン石は深い緑や藍、黒などの落ち着いた色味の石で、持ち主を災厄から守ってくれるといわれています。
私は初めてこの石を見た時、……失礼な話ではあるのですが、「どこにでもありそうな石だな」と思いました。 黒っぽい原石はどことなく地味で、岩場から見つけた石を台座に乗せただけのように見えたのです。「この石の何がすごいのだろう」と。
というわけで皆さんに、遠くから見ただけではわからない、【カムイコタン石】のすごさをお届けします。
~神の住まう石~
「カムイ=神」「コタン=住処」 その名が表す通り、神聖性が強い石です。 アイヌでは「カムイ」を非常に大切にしており、この石も例外ではありません。
常日頃、私たちは物事に感謝を告げています。
食事、家族、お客様……
「ありがとう」と言葉にする以外にも、手を合わせたり、部屋の掃除をしたりすることも感謝の一種だと私は思います。
そういった「感謝」こそが「祈り」であり、カムイに対するアイヌの敬意も同じくです。
アイヌの人々はどこか神聖さをまとっていますが、決して遠い存在ではなく、私たちの日常と通ずるところがあるのです。
そんな風習の中大切にされてきたカムイコタン石は、アイヌの人々のように優しく力強い、温もりある石です。
神聖性・神話性。
古くから御守りとして使われる、というのは日本石にはよくあるお話ですね。 その中でもカムイコタンはそれそのものに神の名を宿すように、格式高い魔除けの石として愛されてきたのです。
神が住まう石…… 手にしていると、なんだか聖なるものをまとっているような気分になり、つい手を合わせたくなります。
少し非現実な話が混ざってしまいましたが、少しだけ私の話をお聞きください。
~スタイリッシュなデザイン~
皆さんは、石を選ぶ時、何を基準に選びますか。
私がカムイコタン石を好きになったのは、小さなきっかけでした。 毎日この石を眺めているうち、原石から見える石肌や、ブレスレットに姿を変えた石の模様が気になり始め、試しに身につけたとき、なんとなくかっこいいなと感じました。
そう、「なんとなく」だったのです。
なんとなく見ていて、なんとなく気になって、なんとなく手にとって。 皆さんもそんなことがありませんか。
その「なんとなく」から始まって、カムイコタン石を身につけるようになったある日。 ……余談ですが、私はカムイコタン石を「カムイ」と略して呼んでいます。
さて、友人と二人で出かけることになりました。 なんてことはない、日常の光景です。 その日、私はカムイと岩座のデザインブレスレットを身につけていました。
喫茶店で集まって、カラオケに行って、家電を見に行って。 いつも通りの平凡な休日を二人で過ごしましたが、ふと「その石かっこいいな」と友人が興味を寄せたのです。
友人はシルバーアクセサリに興味はあれど、石や宝飾品には興味のない人間です。 しかし、彼から見て「かっこいい」と認識されたのがカムイでした。
「カムイコタンやで」 「なんて?」 「カムイコタン」 「名前までかっこいい」
意味を知らなくとも、響きだけでかっこいい名前。飾り気がなくてもその石の模様が醸し出す洒落感。深い緑地に黒い流線の差す艶感はスマートです。
それが、カムイコタンという石。 友人から「かっこいい」と評されたことで、「なんとなく」が「確信」に変わりました。
石に興味のない人から見てもかっこいいんだ!
これってすごいことではないでしょうか。 たまたま友人の好みとリンクしただけかもしれませんが、それでも他の石に興味を持たなかった人が称賛したのです。
その瞬間、同時に自己顕示欲も満たされた気分になりました。 自分が身につける物が褒められると嬉しいですよね。カムイは、私に自信も持たせてくれたのです。
なんとなく惹かれた石が、私の相棒に変わった瞬間でした。
~神居古潭と私たちの親和性~
カムイコタン石は決して派手な石ではありません。 しかし、だからこそ安定感があり、何物とでも合わせやすい。
確かに存在感はあるのに、他を邪魔しない謙虚さ。まるで日本人そのものではありませんか。
北海道の旭川の地でじっくりと成長したカムイコタン石は、北の大地のエネルギーを十二分に蓄えています。
その土地にしかないエネルギーを凝縮した石は、その土地に由来する物(者)と相性が良いです。
ですから、日本人こそ日本石を、と思いますが、日本は国土が狭い故か、石の産出量が多くありません。 そして必然的に石が手に入りにくくなり、値段も高くなっていく……
しかしカムイコタンはそんな日本石の中でも比較的手頃な価格であるのも魅力的です。 しっかりした効力があって、希少価値もあって、手入れもしやすい。 日本石の中でも、とても身近な存在になれると私は思います。
ですから、日本のことが好きな人にこそ、持ってもらいたい
カムイコタン石は私たちの分身のような存在です。 私たち一人一人に神が住まうのか、それはわかりません。 しかし、謙虚に美しく誰かを守る姿は、とてもかっこいい。 あなたも、私も、カムイコタン石も。
日本のさりげないかっこよさを、他の人に自慢してみませんか。
★カムイコタンのお取り扱いは、岩座各店舗へ★ 岩座の全国ショップリスト⇒ https://www.amina-co.jp/shop-list/iwakura
冷たいラムネが恋しくなる季節がやってきました。
服を扇げば流れる塩味に、夏の訪れを感じるこの頃です。
夏といえば、数年前に訪れた北海道の旭川を恋しく感じます。
いえ、訪れたのは冬場だったのですが、立ち寄ったのは旭山動物園。
その新雪の中、ペンギンの行進が愛らしく、冬の冷たい風を受けて彼らを追いかけた記憶が涼しさを思い起こさせるのです。
さて、思い出話をそこそこに、本日は私の大好きな石をご紹介します
~「神居古潭石」とは~
聞き慣れない名前ではないでしょうか。
神居古潭(カムイコタン)。
これはアイヌの言葉で、「神の住む場所」を意味します。
北海道の旭川にある地名で、石狩川が有名です。
カムイコタン石は深い緑や藍、黒などの落ち着いた色味の石で、持ち主を災厄から守ってくれるといわれています。
私は初めてこの石を見た時、……失礼な話ではあるのですが、「どこにでもありそうな石だな」と思いました。
黒っぽい原石はどことなく地味で、岩場から見つけた石を台座に乗せただけのように見えたのです。「この石の何がすごいのだろう」と。
というわけで皆さんに、遠くから見ただけではわからない、【カムイコタン石】のすごさをお届けします。
~神の住まう石~
「カムイ=神」「コタン=住処」
その名が表す通り、神聖性が強い石です。
アイヌでは「カムイ」を非常に大切にしており、この石も例外ではありません。
常日頃、私たちは物事に感謝を告げています。
食事、家族、お客様……
「ありがとう」と言葉にする以外にも、手を合わせたり、部屋の掃除をしたりすることも感謝の一種だと私は思います。
そういった「感謝」こそが「祈り」であり、カムイに対するアイヌの敬意も同じくです。
アイヌの人々はどこか神聖さをまとっていますが、決して遠い存在ではなく、私たちの日常と通ずるところがあるのです。
そんな風習の中大切にされてきたカムイコタン石は、アイヌの人々のように優しく力強い、温もりある石です。
神聖性・神話性。
古くから御守りとして使われる、というのは日本石にはよくあるお話ですね。
その中でもカムイコタンはそれそのものに神の名を宿すように、格式高い魔除けの石として愛されてきたのです。
神が住まう石……
手にしていると、なんだか聖なるものをまとっているような気分になり、つい手を合わせたくなります。
少し非現実な話が混ざってしまいましたが、少しだけ私の話をお聞きください。
~スタイリッシュなデザイン~
皆さんは、石を選ぶ時、何を基準に選びますか。
私がカムイコタン石を好きになったのは、小さなきっかけでした。
毎日この石を眺めているうち、原石から見える石肌や、ブレスレットに姿を変えた石の模様が気になり始め、試しに身につけたとき、なんとなくかっこいいなと感じました。
そう、「なんとなく」だったのです。
なんとなく見ていて、なんとなく気になって、なんとなく手にとって。
皆さんもそんなことがありませんか。
その「なんとなく」から始まって、カムイコタン石を身につけるようになったある日。
……余談ですが、私はカムイコタン石を「カムイ」と略して呼んでいます。
さて、友人と二人で出かけることになりました。
なんてことはない、日常の光景です。
その日、私はカムイと岩座のデザインブレスレットを身につけていました。
喫茶店で集まって、カラオケに行って、家電を見に行って。
いつも通りの平凡な休日を二人で過ごしましたが、ふと「その石かっこいいな」と友人が興味を寄せたのです。
友人はシルバーアクセサリに興味はあれど、石や宝飾品には興味のない人間です。
しかし、彼から見て「かっこいい」と認識されたのがカムイでした。
「カムイコタンやで」
「なんて?」
「カムイコタン」
「名前までかっこいい」
意味を知らなくとも、響きだけでかっこいい名前。飾り気がなくてもその石の模様が醸し出す洒落感。深い緑地に黒い流線の差す艶感はスマートです。
それが、カムイコタンという石。
友人から「かっこいい」と評されたことで、「なんとなく」が「確信」に変わりました。
石に興味のない人から見てもかっこいいんだ!
これってすごいことではないでしょうか。
たまたま友人の好みとリンクしただけかもしれませんが、それでも他の石に興味を持たなかった人が称賛したのです。
その瞬間、同時に自己顕示欲も満たされた気分になりました。
自分が身につける物が褒められると嬉しいですよね。カムイは、私に自信も持たせてくれたのです。
なんとなく惹かれた石が、私の相棒に変わった瞬間でした。
~神居古潭と私たちの親和性~
カムイコタン石は決して派手な石ではありません。
しかし、だからこそ安定感があり、何物とでも合わせやすい。
確かに存在感はあるのに、他を邪魔しない謙虚さ。まるで日本人そのものではありませんか。
北海道の旭川の地でじっくりと成長したカムイコタン石は、北の大地のエネルギーを十二分に蓄えています。
その土地にしかないエネルギーを凝縮した石は、その土地に由来する物(者)と相性が良いです。
ですから、日本人こそ日本石を、と思いますが、日本は国土が狭い故か、石の産出量が多くありません。
そして必然的に石が手に入りにくくなり、値段も高くなっていく……
しかしカムイコタンはそんな日本石の中でも比較的手頃な価格であるのも魅力的です。
しっかりした効力があって、希少価値もあって、手入れもしやすい。
日本石の中でも、とても身近な存在になれると私は思います。
ですから、日本のことが好きな人にこそ、持ってもらいたい
カムイコタン石は私たちの分身のような存在です。
私たち一人一人に神が住まうのか、それはわかりません。
しかし、謙虚に美しく誰かを守る姿は、とてもかっこいい。
あなたも、私も、カムイコタン石も。
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