2023.03.02

2023年、桜の開花を待ち焦がれる。桜よ、希望よ、埋めつくせ!

2023年の桜はいつ頃咲く?

今年も日本人が心待ちにしている、桜の季節が近づいてきました。予想によると、2023年の桜前線は東京からのスタートとなる見通しです。

本記事では、「2023年の桜の開花予想」「桜の開花を予想できる600℃の法則」など、今年の桜を楽しみに待つ方に有益な情報をお届けします。
また、「日本人はなぜ桜に惹かれるのだろう?」といった疑問にも答えながら桜の魅力をくわしく掘り下げていきたいと思います。

また、春の気分を盛り上げる和雑貨や、卒業・入学などの贈り物など、この時期にぴったりなアイテムを紹介していくので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

2023年の桜前線は?

桜前線とは、日本各地の開花予想日を結んだ線の事です。冒頭で触れているとおり、2023年の桜前線は東京からスタートする予想です。
今年の桜の開花は各地とも平年並か早い予想となっています。

【都道府県/開花予想日】

東京 3/20
福岡 3/21
高知 3/21
広島 3/22
鹿児島 3/23
名古屋 3/23
大阪 3/25
金沢 4/1
仙台 4/7
長野 4/8
新潟 4/8
秋田 4/17
青森 4/17
札幌 4/25
釧路 5/10

桜前線で見ると、東京から始まり、高知、福岡に下がっておおむね例年通りに北上していく流れになりそうです。

都心は開花時期が比較的早い予想なので、お住まいの方は早めにお花見の準備をしておきたいところですね!
ウェザーニューズより引用

桜の開花を予想できる600℃の法則

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桜の開花時期は、「600℃の法則」で予想できるのを知っていましたか?
600℃の法則とは、「2月1日からの最高気温を足し算していき、600℃を超える日が桜の開花日に重なる」というものです。

どのくらいの精度なのか、実際に2022年の東京の桜の開花日で調査してみました。

2022年の東京の開花日 3月20日
600℃を超えた日/2月1日から足し算した気温 3月19日/603℃
誤差 +1日

2022年の2月1日から最高気温を足し算していくと、3月19日に600℃を超えました。実際の開花日は3月20日だったので誤差はあるものの、わずか1日のズレです。かなり精度が高いと言えますね。

単純に天気予報を見ながら最高気温を足していくだけなので、とっても簡単に試せる方法です。ぜひ、600℃の法則を使って「あと〇日で開花しそう!」とゲーム感覚で今年の桜の開花を予想してみてはいかがでしょうか?

なぜ日本人は桜に惹かれるのか

桜は日本の国花として国民に愛されている花です。
日本の文学作品の中には、『桜の樹の下には』や『桜の森の満開の下』など桜の幻想的な姿を描いた名作がたくさん存在します。

また、1000円札や100円玉など貨幣には桜の絵柄が描かれているため、日本では日常的に桜を目にする機会があります。

そんな日本と切っても切り離せない存在である桜ですが、なぜ日本人はここまで深く親しみを持ち、惹かれているのでしょうか?
理由をくわしく掘り下げていきたいと思います。

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桜は思い出と連動している

桜は思い出と連動している

桜を見ると、「なぜかうきうきした気分になる」という方も多いのではないでしょうか?

それは、桜の開花時期が理由になっていると考えられます。
桜が見頃を迎える時期は、卒業式や入学式、入社式など、明るいイベントが多い4月。
つまり、桜は学生や新社会人の新しい門出と共にある花と言えます。

「希望を胸に抱きながら通学路を歩いた」「緊張と期待に胸を高まらせながら会社へ向かった」そんな大切な記憶の近くにある花だからこそ、私達日本人は桜に特別な感情を持つのではないでしょうか。
はかなく散る様が情緒を揺さぶる
桜前線の指標とされている桜、ソメイヨシノの花は、満開になってからおよそ1週間程度で散ってしまいます。

そんな、待ちわびてやっと満開となったと思うと瞬く間に散ってしまう様に、思わず情緒を揺さぶられてしまいますよね。

松尾芭蕉の詠んだ俳句のなかには、桜に関する有名な句があります。

『さまざまの 事思ひ出す 桜かな』

これは松尾芭蕉が故郷を訪れた際に、かつて仕えていた亡き主君の屋敷の庭で桜を見ながら詠んだ句と言われています。

多く語らずとも、ひらひらと舞う桜の花びらを眺め、様々な思い出が脳裏に浮かぶ情景が想像できるのではないでしょうか。

日本人にとって桜は、出会いと別れを繰り返す人生の縮図のようなものかもしれません。

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いっせいに咲くため、美しさが際立つ

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日本には他にもきれいな花がたくさんあるのに、なぜ桜だけがこんなにも注目されるのだろう?と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

日本で桜が注目されるのには、「いっせいに開花する」という特性が関わっていると考えられます。日本の桜を代表するソメイヨシノは、もともと江戸の染井村(現在の駒込)の植木屋さんが交配した1本の桜です。

桜には同じ個体では交配出来ない性質があるため、ソメイヨシノには接ぎ木、挿し木で増やされて日本全国に普及していった歴史があります。

つまり、ソメイヨシノはすべて同じ遺伝子を持つクローンなのです。そのため、同じ場所に植えられた木は毎年同時期にいっせいに開花を迎えます。こうしたいっせいに咲くソメイヨシノの特性があるからこそ、日本の桜は美しさが際立って注目を集めるのでしょう。

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しだれ桜足袋
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しだれ桜はんかち

桜の季節は、新たなステージへ踏み出す祝いの季節。これから新しい環境で頑張る自分へ、また身近な人の門出を応援を込めて、さくらのアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。

最近は日照時間も徐々に長くなり、季節は着実に春へと近づいています。桜の開花予想をチェックしつつ、新しい季節の到来に向けて準備を整えていきましょう!

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