掲載日:2023.01.14

正月太りを解消するには?原因と海外の予防法を解説!

正月といえば、美味しいおせちにお雑煮、餅といった普段は食べないような豪華な料理が浮かびます。
「正月くらいはいいかな…」とついつい食べ過ぎてしまい、気づけばあっという間に太って焦ってしまうという経験はありませんか?

正月太りという言葉があるように、この期間に太ってしまうのには原因があります!

本記事では、正月太りをしてしまう原因から予防法までを解説しています。
それに伴い、世界のダイエット方法について、体を動かすものと動かさずにできるものを紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

正月太りの原因はなに?

正月太りの原因はなに

正月太りの原因は大きく分けて「料理」と「正月の過ごし方」にあります。

まず「料理」について、正月に食べる「おせち料理」は長期間の保存ができるように、塩分や糖分が多く使われています。一見低カロリーに見えがちなかまぼこや数の子も、意外と塩分が多く使われているとか。

「正月の過ごし方」については、年末年始の長期休みによる帰省や旅行で生活リズムが変わることが原因とされています。
ちょうど寒い時期でもあるため、室内から出る機会も少なくなる人もいるのではないでしょうか?運動する機会が少なくなりがちな時期に、高カロリーな料理を大量に摂取することで太りやすい環境ができてしまうのです。

太りやすい時期だからこそ、おせち料理の他に野菜を取り入れたり、運動したりするなどの工夫が必要ですね。

少しの意識が今後を変える!正月太り予防策

少しの意識が今後を変える!正月太り予防策

正月太りに悩んでこの記事を見てくださっている方もいるのではないでしょうか?
来年の正月に同じ思いをしないためにも、少しの意識でできる予防策を3つ紹介します!

おせち料理を食べる順番を工夫する

おせち料理は塩分や糖分が多く使われているため、急激な血糖値の上昇を防ぐ食べ方が効果的です!
食べる順番としては、次の3つを心がけてみてください!

1.食物繊維(なますや煮しめ野菜など)
2.たんぱく質(数の子、肉、魚など)
3.炭水化物(栗きんとん、黒まめなど)

生活習慣を整える

痩せやすい体作りには、規則正しい生活習慣が大切です。生活習慣を整えるポイントとして以下の4つを意識しましょう。

1.軽い運動を習慣づける
2.体を温める
3.睡眠の質を向上させる
4.体重を毎日はかる

冷え対策をしっかり行う

体が冷えてしまうとむくみに繋がります。そしてそのむくみは太ってしまう原因になることも…。冷えに効果的な対策として、以下の3つがあります。

1.飲み物で内側から温める
2.入浴で外から温める
3.適度な運動を心がける

特に正月のような寒い時期は、血行が悪くなりがちです。対策をこまめにするように心がけましょう!

正月太りは早めにリセット!

正月太りをしてしまった場合は、できるだけ早めに短期集中でリセットするのが大切です!
そのために、まずは疲弊した腸をいたわりましょう。

腸内環境が悪くなると、栄養がうまく吸収されずに脂肪として蓄積されていきます。太るだけでなく、便秘の原因にもなりかねません。
体に優しい食事を心がけるとともに白湯で内側から体を温めるのがおすすめですよ。
胃腸の働きが回復して便秘解消にも効果が期待できます。

正月太りは早めにリセット!

また、近年「サウナ」をする人が増えていますよね。
はまっている方もいるのではないでしょうか?

そんな「サウナ」は、正しい入り方を守ればダイエットにも効果的です。
「温冷交代浴」と呼ばれる方法で、「温める」と「冷やす」を交互に繰り返します。そうすることで発汗作用が高くなり、結果代謝アップにつながります!

詳しい入り方を紹介します。

1.食事は1~2時間前に済ませ、水分を摂取する
2.体を綺麗に洗う
3.浴槽で5~10分浸かり、体を温める
4.しっかり体をふいてからサウナに入る
5.気持ちよく汗をかいたら出る(長くても15分までにとどめましょう!)
6.ぬるめのシャワーで汗を流す
7.水風呂に30秒~1分入る
8.5~10分休憩をとる

これで1セットです。2~3回繰り返して痩せやすい体を手に入れましょう!サウナ入り方や効果についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください!

試してみたい!世界のダイエット方法(体動かす編)

これまでは日本でのダイエット方法について紹介してまいりましたが、海外にはさまざまなダイエット方法があるのをご存じですか?
面白いダイエット方法も併せて、まずは体を動かすダイエット方法として3つの国を紹介します!

インド発祥の「ヨガ」

インド発祥の「ヨガ」

日本人にも人気の「ヨガ」は、インド発祥で、毎年6月21日は「国際ヨガの日」に定められているほど今では世界中に浸透しています。

その歴史はなんと4500年以上!
インダス文明を象徴する「モヘンジョ・ダーロ」でヨガを連想させる「瞑想」をしている神々が発見され、それが起源だといわれています。

ヨガ自体は有酸素運動に該当するので、ダイエットにもよいとされています。
体だけでなく、瞑想によって得られるリフレッシュ感がヨガのよい所で、私も好きです。

自宅でもできますが、ジムも多くあるので、そちらを検討してみるのもありかもしれませんね。

「痩せるダンス」の中国式ダイエット

2022年から中国で話題の「痩せるダンス」はご存じでしょうか?

TikTokの音楽に合わせて腹部周りを激しく動かしながらダンスをする動きです。
一見簡単そうなのですが、実際にやってみると意外とハード!少しするだけで体がポカポカしてきます!

お腹周りの肉を撃退したい人におすすめです!
道具などは必要なく、手ぶらで手軽に始められるので悩んでいる方は、ぜひ今すぐ!やってみてください!

ブラジルの「カポエイラ」

ブラジルの「カポエイラ」

「カポエイラ」とは格闘技とダンスと音楽が組み合わさったブラジルの伝統芸で、2011年には無形文化遺産に登録されています。

昔ブラジルに連れてこられた奴隷たちが、護身のためにダンスなどをカモフラージュしながら密かに修練していたのが起源とか。
サンバやブレイクダンスと深い関係があるそうです!

カポエイラは全身運動になるため、ダイエットや気になる部位の引き締めに効果があるとされています!
全身運動ときくと難しそうに感じますが、初心者でもチャレンジできるそうです。試してみたくなりますね!

試してみたい!世界のダイエット方法(体動かさない編)

ベトナムの食生活と民族衣装「アオザイ」が細身の鍵

ベトナムの食生活と民族衣装「アオザイ」が細身の鍵

ベトナム人って細い人が多いイメージはないですか?
痩せている人が多い理由に食事と民族衣装の「アオザイ」が関係しています。

ベトナム人はもともと米や野菜が中心のヘルシーな料理を食べ、パパイヤや果物といったビタミンが豊富な食材を日頃から摂取する習慣があります。
低カロリーであるだけでなく、満腹になるまで食べないという考え方なので太りにくいのです。

また、民族衣装の「アオザイ」はオーダーメイドで採寸箇所は20以上あるとか!
それを美しく着こなすために、日々体型を保つための努力がされています。

来たい服を目に付く場所に置いて、それを目標にダイエットするのもいいかもしれませんね!

アメリカの「低炭水化物ダイエット」

アメリカの「低炭水化物ダイエット」

「肥満体国」といわれているアメリカでは、食事内容に気を遣い沢山食べるという方法が主流のようです。

アメリカ、特にニューヨークでは日々新しいフィットネスや食事療法が生まれていますが、総じて人気なのが低炭水化物を意識したダイエット法です。

具体的には「Whole30ダイエット」というものがあります。
加工されたものや油、豆類、ジャガイモなどの特定のものを排除して1ヶ月間過ごすというものです。
こちらは消化器官をリセットして体を整えるというのが目的らしく、正月太りの弱った消化器官をいたわるのにぴったりな方法ですね。

フランスの「デュカンダイエット」

フランスといえばグルメ大国ですが、太っている人はあまり見かけないような…。

フランス人は美意識が特に高く、ダイエットの習慣が身に付いています。
そのため、毎食適量を食べ、もし食べ過ぎた場合は、翌日の食事を抜くという徹底ぶり!

そんなフランスで注目されているのが「デュカンダイエット」!
肉などのタンパク質と水分を多く摂り、健康的に痩せる方法です。

大きく4つの段階に分かれており、前半は体重を落とすことに特化し、後半はその体重を維持することを目的としています。それぞれの期間で摂取できるものが違うのが特徴です。

ダイエットが終わると、懸念するのが「リバウンド」。せっかく痩せたのに戻ってしまってはもったいないですよね。
このダイエット方法では自然と太りにくい体質へ変わっていくため、リバウンドしにくいというのが嬉しいポイントです!

まとめ

以上いかがでしたか?

正月太りの原因と予防法について解説してきました。
正月はいつもより「太りやすい」ということを念頭に意識して過ごすだけでも違うかもしれません!

また、海外のダイエット法についても解説しました。
ダイエット方法の背後には、それぞれの国の文化や考え方を垣間見ることができますね。
少しでも気になったダイエット法があれば、自分に合っているかきちんと調べたうえで試してみてくださいね!

最後に以下の名言をお伝えします。

Losing weight is hard. Being overweight is hard. Choose your hard.
(ダイエットは辛い。太っていることも辛い。どちらの辛さを取るか選びなさい。)

確かにどちらも辛い…。
でもどっちかを選ぶのは自分です!
ありのままの自分も大切ですが、後悔のない選択ができるといいですね!私もこの言葉を肝に銘じます…。

正月にリラックスし過ぎてしまった方(私も)は、身も心も引き締めて充実した1年を過ごしましょう!

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