掲載日:2022.10.11

この木何の木?世界のすごい木!-Power of Tree-

自然のシンボルとしての木。
せわしない毎日を生きる私たちとって、木は癒しを与えてくれる存在といってもよいかもしれません。

大昔から人間は木を崇め、木と生活をしてきました。
今も世界中には、生命力あふれるユニークな木がたくさんあります。
その有名な木たちについて、また木の魅力について、楽しくご紹介したいと思います!

世界に存在するさまざまな木

都会に住んでいても、公園の木や街路樹の緑は、毎日目にする身近なものです。
そして世界には、びっくりするような特徴を持った木がたくさんあります。

CMで皆さんもご存じかもしれない「あの木」も…気になりますね?
世界にはどんなユニークな木があるのでしょうか?

世界で最も太い木

世界で最も太い木、それは巨木として有名なメキシコのトゥーレの木です。
幹の周囲は36m強、直径は11m。その幹を囲むには、なんと30人が腕を広げる必要があるのだそうです!

そしてトゥーレの木の年齢はどんなに低く見積もっても1500年!
この木に触れたらなんだか長生きできそうですね。

この木何の木?世界のすごい木!-Power of Tree-01

伝説では、アステカの風の神のために植えられたといわれているそうで、ジブリのアニメを思い出させるものがあります。
その木陰では500人もの人が憩えるとのこと。

枝の合間を渡っていく爽やかな風まで想像できるような、そんなエピソードです。

世界で最も高い木

世界で最も高い木、それが発見されたのは2006年のことでした。

アメリカ・カリフォルニア州のレッド・ウッド公園で見つかった1本のセコイアは、高さがなんと115.6m!
30階建てのビルと同じくらいの高さというわけですが…想像するのも難しい高さです。

この木には「ハイペリオン」という名前が付けられています。
「天空を行き来するもの」という意味があるそうで、世界一高い木にふさわしいドラマチック感があります。ハイペリオンを見上げればきっと、空に吸い込まれていくような気持になるのかもしれません。

でもこのハイペリオンの木がどこにあるのかは、実は秘中の秘とされているのです。
そんなところも、とってもミステリアスですね!

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レッド・ウッド公園のセコイアの木

ヤギのなる木

たくさんのヤギが、まるで木の実のように枝の上にいる写真が話題になったことがあります。
あまりの突拍子のなさに、「コラージュ写真?」と思ったかたも多いはず!

この光景を見ることができるのは、モロッコの南西部。
そのあたりのヤギたちはアルガンという木を好み、本能的にこの木に登ってその実や葉を食べるのだそうです。ですからあの写真は、正真正銘の真実!

ヤギたちが木の上から落とす排せつ物は、そのまま木の肥料となります。
ヤギと木の素敵な関係、とても微笑ましいですね。

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真実と分かっていても、なんだかコラージュ写真に見えてしまう…
なんとも不思議な光景です。

ドラゴンブラッドツリー

日本語ではそのまま「竜血樹」と訳されるドラゴンブラッドツリー。

なぜこんなおどろおどろしい名前がついているのかといえば、なんとドラゴンの血を思わせる赤い樹液が出るから!
怖いくらいに枝が密生しているところも、迫力のある名前にふさわしい摩訶不思議感があります。

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言い伝えでは、ドラゴンが死んだ後にこの木に生まれ変わるともいわれているのだとか。
真っ赤な血を流す木、怖さとともに神秘を感じます!

「気になる」あの木

一度聞いたら耳から離れない日立のCMで有名な「この木なんの木、気になる木~♪」
枝を横に広げた大きな木はまるで子供が描く絵のようで、あのCMソングと同じくらい頭の中に残りますよね。

この「気になる木」、見たことはあるけどそういえば何の木なのか知らないな…という方、とても多いのでは?

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通称「日立の樹」ともいわれるこの木、その名をモンキーポッドといいます。
ハワイのオアフ島モアナルア・ガーデンに実在していて、2010年にはハワイ州によって「特別の木」として認められたそうです。

日立もサイトで「とても誇らしい」と自慢している木は、気候に合わないため日本で育てることができないそうです。
日本を代表する大企業日立のシンボルの木は、実際にはハワイの人たちに大事に守られていたんですね!

生命の木とは?

12月になると、お店や家庭で飾られるクリスマスツリー。
実はこの習慣、私たちは意識していませんが木を聖なるものとして崇める伝統のひとつなんです。

大昔の人々が木を神様のように崇めた理由には、「生命の木」というコンセプトがあります。
昔の人は、木にいったいなにを求めたのでしょうか?

西洋にも東洋にも存在する「生命の木」

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木は、古くから人々に信仰されてきました。

この信仰は、民族や宗教がまったく違う東洋や西洋でも変わりません。
たとえばアジアでは、ナツメヤシが生命の木として崇められていました。なぜならばナツメヤシは、乾燥地帯のなかでも枯れることなく、みずみずしい葉や実をつけていたからなのです。

ヨーロッパにも、生命の木というコンセプトがありました。
それは聖書に登場します。

聖書は読んだことがない方も、神が最初に作った人間アダムとイブという名は聞いたことがあるかもしれません。
アダムとイブは苦しみも死もない楽園に住んでいたのに、神様に「食べてはいけない」といわれた木の実を食べてしまい、罰として楽園から追い出されてしまいます。

あのとき2人が食べた木の実は、「知恵の木」のフルーツでした。聖書にはそれと一緒に、「生命の木」があったと書かれているのです。

この生命の木の実を食べることができたら、人間は不老不死となるのだそうです。
聖書のお話にも、木を崇める人間の思いが感じられます。

「かぐや姫」のお話も「生命の木」と関連があり?

木や森を神聖化する文化はそのほかにも、ドイツやインドなど世界各地にもたくさんあります。
もちろん、日本も例外ではありません。

たとえば、ご実家に神棚があるというかたもいるかもしれません。神棚にはという、小さな木の枝を捧げる習慣があります。
これは、榊を介して精霊が降りてくるという言い伝えから生まれた振舞いなのだそうです。

そういえば日本各地にある神社では、白いひらひらした紙が巻いてある木を目にすることも多いと思います。あの紙は「しで」というもので、その木が神聖であることのあかしなのです。

おとぎ話にも、木にまつわるものがあります。
たとえば、おとぎ話の代表ともいえる「かぐや姫」。
竹から小さな女の子が生まれるというかぐや姫の物語は、生命の木と深い関連があるというのです。

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ある民俗学の先生は、こう語っています。
「かぐや姫のお話は、木と人間とのあいだに存在する生命の交流を表している」のだと。

子どもの頃に読んだお話にそんな秘話があったなんて、ちょっと胸がときめきます。

生命の木をファッションに

大昔の人間が崇めた生命の木。
それはさまざまなアートにも残っています。

キリスト教徒たちは、5世紀ごろから宗教画に生命の木を描いていました。イスラム教や北欧神話も同じです。
その土地にあったいろいろな木々が、生命の源のシンボルとして、絵に表現されました。

大昔の人々もきっと、現代人と同じように開運グッズを持ち歩きたかったのかもしれません。
生命の木への憧れから、木のモチーフはファッションにそれを取り入れるようになったのです。

カジュアルに楽しめるチャイハネ パワーシリーズ

悠久の昔から、人々に愛されてきた生命の木。
それをモチーフにしたアイテムを、みなさんもぜひ日々の生活に取り入れてみてください。

カジュアルな価格でカジュアルに楽しめる生命の木。
それがチャイハネのパワーシリーズです。

チャイハネがデザインした生命の木は、天と地を結ぶ大木。
その木の左右に、エキゾチックな太陽と月が描かれています。
生命観とか魂とか哲学さえ感じる生命の木は、お守りのようにみなさんに寄り添ってくれることでしょう。

BAG

たとえば商品のひとつ、インドの職人が丁寧に手作りするトートバッグ。
生命の木が描かれたコットンのトートバッグは、A4サイズも難なく入る大容量でデザインもカラーもユニセックス感覚で楽しめます。
持ちやすい太い持ち手、内ポケットやマグネットボタン付きで機能性も抜群です!

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また同素材で、肩紐の長さが調節できるショルダーバッグもあります!
ファスナー、内ポケット付きでこちらも文句なしの機能性。
両手を空けて動きやすいショルダーバッグは、旅のお供にオススメです。

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座禅クッション

家での時間が多くなったニューノーマルの生活にも持ってこいな座禅クッション。
リラックスタイムのお供として、アウトドアや車の中にも、どんなシーンでも使いやすい万能アイテム。
足を組み、姿勢を伸ばして呼吸を整える座禅の姿勢を長時間キープしやすい、しっかりとした硬さが心地良いんです。

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さあ、こうして生命の木の深い意味を知って、みなさんはどう感じられたでしょうか。

古今東西を問わず、生命の源泉として人間に力を与えてきた生命の木。
みなさんもぜひお手元に置いて、ストレスフルな毎日の癒しとして愛用してみてください!

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