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皆さんは、何かで世界一になったことはありますか?
世界一というと、オリンピックなどのスポーツ競技が思い浮かびがちですが、世界にはくすっと笑える、一見変なギネス世界記録もたくさんあります!それではスタート!
※この記事は2025年10月時点での面白いギネス世界記録になります
世界一短い曲としてギネス世界記録に認定されているのは、Napalm Death(ナパームデス)というグラインドコアバンドの「You Suffer(ユー・サファー)」という楽曲です。
その長さなんと1.316秒!!この衝撃的な短さでも、しっかり歌詞があるのが凄いです。
早速聴いてみましょう。一瞬なので、集中して聴いてくださいね!!
…なんて言っていたか分かりましたか?正解は、「You Suffer But Why?」(お前は苦しむ、しかし何故だ?)と言っているそうです。
噂によると、ネイティブな人が聴いても叫んでいるようにしか聞こえないらしいので、英語が苦手な方でも挑戦しやすいのではないでしょうか?
カラオケにも入っているものの、1分未満の曲なので採点不可というのが少し残念なところ。ですが、盛り上がること間違いなしなので、もし歌う曲に悩んだら選曲してみてはいかがでしょうか?
アメリカ人男性のドナルド・ゴースクさんは、世界でもっともビッグマックを食べた人物として1999年にギネス世界記録に認定され、それ以降自身でその記録を更新し続けています。2023年には、新たに728個のビッグマックを食べ、累計34,128個に達したんだとか!
彼が人生で初めてビッグマックを食べたのは、今から約50年前の1972年の時のこと。あまりの美味しさに感動を覚え、その瞬間に「一生これを食べ続けるだろう」と感じたそうです。
初めの頃は1日9個も食べたことがありましたが、現在は昼食と夕食にそれぞれ1個ずつ、合計2個が通常となっています。70歳になったドナルド・ゴースクさんは、今もビッグマックを週に2回まとめ買いをし、自宅に持ち帰って楽しんでいるとのことです。
1つ約560kcalのビッグマックを毎日食べ続けているのに、今のところ健康状態に問題はないというから驚きです。
健康維持の秘訣をインタビューしてみたところ、「ポテトを抜くこと」と「毎日6マイル(約10km)歩くこと」だそうですよ!
彼はこれからもビックマックを食べ続ける気満々で、自宅にはこれまで食べてきたビックマックのレシートやパッケージなどが、年代ごとに箱やクリアケースに綺麗に分けて保管されています。カレンダーへの記入も欠かさずおこない、食べた数をしっかりと把握するようにしているんだとか。
ドナルド・ゴースクさんはこれからもずっとビックマックを食べ続け、ギネス世界記録を更新し続けることでしょう。
うっかり踏めば地獄の痛みを味わう“トラップ”の1つ、LEGO®ブロック。涙が出るほどの痛みをもたらすあのブロックの上を、なんと100メートルも裸足で走りきった女性がいます。
挑戦したのはニュージーランド在住のガブリエレ・ウォールさん。約300kgものLEGOを敷き詰めたコースを24.75秒で走り抜け、「LEGOの上を裸足で100m走った最速タイム」として2025年1月にギネス世界記録に認定されました。
2児の母でもある彼女は、2022年に体調を崩した際、「元気になったらやりたいことリスト」を作成。その中にあったのが、この“痛みに満ちた挑戦”でした。
ガブリエレさんは「自分の限界を新しく押し広げられたことを誇りに思います」とコメント。LEGOを踏むたびに悶絶した経験を持つすべての親たちにとって、彼女の挑戦はまさに“母は強し”を体現したニュースとなりました。
カナダで2人の子供を持つテッド・ヘイスティングスさんは、「1度に着たTシャツの数」で、2019年にギネス世界記録に認定されました。
なぜこんなおかしな挑戦に挑んだのかというと、「パパは何かの世界記録を更新できる?」という子供からの質問がきっかけだったのだそう。やりきることの大切さを子供たちに教えるチャンスだ!と捉えたお父さんは、「1度に着たTシャツの数」に挑戦し、見事260枚という新記録を達成することに成功しました!
挑戦の様子を捉えた動画がこちらです! (1:47あたりが、新記録達成直後です)
成功した直後の姿は、まるでリアルベイマックス! 顔が見えないほど上半身がTシャツに占領されていますが、子供たちの何気ない質問に対して、ここまで体を張って挑戦してくれるお父さん…とってもカッコイイです!
と、ほっこりエピソードをご紹介しましたが、実際この量のTシャツを着るとかなり苦しいようです。 ここまで重ね着をして脱ぐときはどうやって脱ぐのでしょう? 彼のその後も気になってしまいますね。
フィリピンのマットレスメーカー、「Uratex」は、人間マットレスドミノで2023年にギネス世界記録に認定されました。その人数はなんと2,355人!
参加したのはUratexの社員やチャリティ団体の人々で、本番前には安全に倒れるために動画でしっかりと学習し、2度の練習をおこなったんだとか。
1回目の練習では倒れないマットレスもあり失敗したそうですが、本番で見事大成功!
実はこの人間マットレスドミノ、これまでに15回も記録を塗り替えられてきている、挑戦者の多い世界記録なんです。
始まりは2009年。オーストラリアの民間テレビ「Channel Nine」が参加者を募集し、当初の世界記録は80人だったそうな。その後挑戦者が相次ぎ、ニュージーランド、ポルトガル、中国、アメリカ、スウェーデン、ベルギー、スペインなど、世界各国で記録が更新され続けたそうですよ。
真面目な顔をして人々がマットレスとともに倒れるという、なんともシュールで思わず吹き出してしまう人間マットレスドミノ。
しょうもない!という意見も出てきそうですが、仲間を募って参加すれば、人々が一丸となって盛り上がること間違いなし。世界記録が更新された瞬間には、きっとフィリピン中が湧いたことでしょう。
ちなみに、ギネス世界記録の挑戦に使われたマットレスは、フィリピンで活動するチャリティ団体に寄付されたそうですよ。
思わず笑ってしまうようなおもしろいギネス世界記録。2025年時点で我らが日本人の達成したギネスワールドレコーズにはどのようなものがあるのか、気になりますよね。
それでは、日本人の達成したおもしろいギネス世界記録をみていきましょう!
「万博おばあちゃん」の愛称で知られる山田外美代さんが、このたびギネス世界記録「最も多く万博を訪れた日数(most days visiting expos)」に認定されました。その記録、なんと648日(※2025年9月時点)。
山田さんが万博に魅了されたのは、2005年の愛知万博がきっかけ。当時は体調がすぐれず、入退院を繰り返していたといいます。ところが、万博へ通う中で知らない国について学び、世界中の人々と交流する楽しさに心を動かされ、次第に体が元気を取り戻していったそう。以来、上海・ミラノ・ドバイ、北京、ドーハなど、世界各地の万博へ足を運び続けています。
愛知、上海、麗水の万博では「皆勤」を達成。
会場で出会った海外のスタッフや友人たちから「次も会おうね」と声をかけられ、その言葉が原動力になったそうです。訪問資金を貯め、健康を維持することも“次の万博へのチケット”でした。
2025年の大阪・関西万博にも、もちろん参加予定。会場近くに住まいを借り、648日という記録(更新中の段階)で見事ギネス世界記録に認定。
山田さんは「戦争も紛争もない世界になってほしいです」とコメントを残しています。
2019年の8月、日本新聞協会主催で巨大な新聞モザイクアートを作る「巨大!こども夢しんぶんづくり」が開催されました。
この新聞風モザイクアートは、7.5cm四方の付箋を9万7,200枚使い、縦約27m×横約20m(合計548.579㎡)の大きさとなり、世界最大の「付箋モザイク(イメージ)」としてギネス世界記録に認定されました。
約2万2049枚の付箋には、全国の子どもたちの「将来の夢」がかかれていたのだとか。
この企画は、新聞を読む大切さや夢に向けて挑戦することの意義を伝えることを目的として開催されたそうですよ。
埼玉県出身の「やっさん」こと高橋康さんは、2010年に「最大のGPSアート」でギネス世界記録に認定されました。その距離は約7,163km!
GPSアートとは、GPSロガーやスマホなどのGPS対応端末を持って移動し、オンラインの地図上に軌跡で描いた文字や絵のこと。高橋康さんはなんとこのGPSアートで、現在の妻である当時の彼女にプロポーズをしたんだそうですよ!なんともドラマチックなアイデアですが、内容はかなり壮大なものでした。
それは、北は北海道から南は九州まで日本列島を縦断し、地図上に「MARRY ME(私と結婚してください)」の文字を表現するというもの。なるべく早くこの目的を達成するために、当時勤めていた仕事も辞めて日本列島縦断の旅に出たそうです。
当時はまだスマホもない時代。GPSもメジャーではなく、デジカメの付属品であるGPSロガーを使って移動したんだとか。現在のようにストリートビューもない時代で、ルート通りに進むにはかなり過酷なこともあったようです。
約半年かけて作り上げたGPSアートのプロポーズの文字。ついに彼女に見せる瞬間が訪れたようですが、彼女は「MARRY ME」の意味が分からなかったというオチも。その後意味を説明し、プロポーズは大成功だったそうです。
この時の作品が評判を呼び、「やっさん」こと高橋康さんは現在、GPSアートのパイオニアとして世界中で活躍されています!
八芳園に勤務するベテラン中華料理シェフの黒田弘さんは、「最長の卵麺」で2019年にギネス世界記録を更新しました。
なぜこの世界記録に挑戦しようと思ったかというと、麺を作り続けるうちに、お店のお客様に「麺の長さはどれぐらいなの?」「麺の細さはどれぐらい?」と聞かれることが多く、数値化してみたいなと思ったのがきっかけなんだとか。
そこで調べてみたところ、ギネスの世界記録の卵麺について知り、挑戦することにしたそうです。
もともと食材の数値化に関心を持つ黒田さん。食材との組み合わせやソースとのバランスなどを追求するのが楽しいそうで、組み合わせがうまくはまって美味しいものができたときは一番幸せを感じるのだとか。
そんな職人としての顔が見える黒田弘さんは、「3分間で準備できた麺の最多数」「最も細い中華麺」「1分間に削れた刀削麺の最多本数」など数々のギネス世界記録保持者でもあります。
黒田弘さんからギネス世界記録の挑戦者へ「自分の得意なところを伸ばしてもらえると、良い結果につながるのではないか」という言葉が贈られています。
この言葉を参考に、ギネス世界記録に挑戦してみては!?
ギネス世界記録に挑戦すると言っても、世界一を目指せる特技が皆にあるわけでもありません。
ですがギネス世界記録には、「くだらない!!」「こんなことでもいいの!?」と驚くような気軽に挑戦できちゃう記録も意外と多いんです!
もしかしたら自分でも未だ気づいていない、新しい特技が見つかるかも?
まずご紹介するのは、一人で家から挑戦できる「1分間で立てられる鉛筆の数」です。
挑戦するうえでの注意点は、片手しか使っちゃいけないことと、挑戦終了後に5秒間倒れずに持ちこたえること!現在の記録が55本とのことだったので、1秒当たり1本立てられれば記録更新です。
自分と相性の良い鉛筆を大量に用意することも、成功へのカギとなりそうですね…。
続いて、「顔に付けた洗濯バサミの数」です。
ルールは、1分間で顔に付ける洗濯バサミの数を競うだけという至ってシンプルな内容なので、友人同士で楽しく挑戦できる記録の一つです。
ですが、人によってはかなりの激痛を伴うこともありますので、無理は禁物ですよ!
次にご紹介するのは、大人数で楽しく参加できる「だるまさんが転んだ」です。具体的な内容は、1回のゲームに参加した最大人数を記録するというもの。
以前、ユーチューバーのはじめしゃちょーさんが、動画の企画でゲームの参加者を募り、合計740名でギネス世界記録に認定されたことで話題になりましたね。
そして2022年に、茨城県つくば市の「学園の森義務教育学校」の小中学生が記録を更新!その人数はなんと2039名で、大幅な更新となりました。
「学園の森義務教育学校」は、現在は新設校に分離されていますが、記録を更新した当時は2229人の児童生徒が在籍し、全国の公立校でもっとも人数が多かったんだとか。
市町村で参加メンバーを集えば、意外と多くの参加者が集まって記録更新できるかもしれませんよ!?
最後にご紹介するのは、「30秒での最多パンツ履き記録」です。ルールはタイトル通り、30秒の間にどれだけ多くの枚数のパンツを履けるかのみ!
あまりにもくだらないと思える内容に吹き出してしまいますが、実はこれまでの世界記録も1枚ずつしか更新されてこなかった、意外と難易度の高いチャレンジです。
現在のギネス世界記録保持者は、オーストラリア在中のニコラス・マニングさん。2023年7月1日、30秒間に23枚のパンツを履くことに成功したそうです!ニコラスさんはこのギネス記録を保持するために、6か月の特訓期間があったそうです。
そのアイデアとは、テーブルの上にあらかじめ並べておいたパンツを、両足でジャンプして履くというもの。
動画を見る限り、もっと早く履けそうにも思えてしまいますが...誰か挑戦してみませんか!?
時代が移り変わる中で、昔は大丈夫だった内容でも現在は問題視され、廃止となってしまった記録もいくつか出てきています。
世界的にSDGsへの意識が高まっていることや、コンプライアンスが厳しくなっている現状を見ると、納得の結果とも言えるでしょう。
例えば大勢でパイを投げ合うパイ投げ競技や、一度で必要以上の食べ物を食べてしまう大食いなどもその対象です。食材を無駄にしないことや人体の健康面への配慮が理由となりました。
これは、人間だけが対象でなく動物に対しても同じです。
世界記録を更新することに意識を持っていかれがちですが、環境や健康に配慮することも忘れずに、楽しく挑戦に挑んでください!
ギネス世界記録に挑戦するには、まずどの記録に挑戦するのかを先に決めてから、公式ホームページより手順に沿って申請を進めます。
回答まで最低でも3カ月はかかるようなので、すぐに返事がないからと言って諦めないでくださいね。世界中から年間4万件もの応募があるそうなので、気長に待ちましょう!
ちなみに、既存の記録にはない新しい挑戦を提案することもできますが、こちらが認められることはなかなか難しいのだそう。
とはいえ、世界中を驚かせる新しい挑戦は大歓迎のようなので、我こそは!という方は是非申請してみてください!
詳しい申請方法や申請基準等は、公式ホームページをご覧ください。
ギネス世界記録には、一見「くだらない!」「しょうもない!」と言われるような面白い内容のものが多くあるのが分かりますね!
だからこそ、誰でも挑戦できるのがギネス世界記録、ギネスワールドレコーズなんです。
人生の節目やチームでの参加など、記念として挑戦してみるのもよい思い出になりそうですね。
まずはどんな世界記録があるのかチェックしてみてはいかがでしょうか!?
都市伝説はわたしたちの生活のすぐそばに...▼
「これ知ってる?」誰かに話したくなる世界の都市伝説まとめ
世界一に挑戦してみない?▼
最強の紙飛行機とは?作り方やギネス記録もご紹介。
皆さんは、何かで世界一になったことはありますか?
世界一というと、オリンピックなどのスポーツ競技が思い浮かびがちですが、世界にはくすっと笑える、一見変なギネス世界記録もたくさんあります!
それではスタート!
※この記事は2025年10月時点での面白いギネス世界記録になります
目次
一瞬で終わる?世界一短い曲「You Suffer(ユー・サファー)」
世界一短い曲としてギネス世界記録に認定されているのは、Napalm Death(ナパームデス)というグラインドコアバンドの「You Suffer(ユー・サファー)」という楽曲です。
その長さなんと1.316秒!!
この衝撃的な短さでも、しっかり歌詞があるのが凄いです。
早速聴いてみましょう。一瞬なので、集中して聴いてくださいね!!
…なんて言っていたか分かりましたか?
正解は、「You Suffer But Why?」(お前は苦しむ、しかし何故だ?)と言っているそうです。
噂によると、ネイティブな人が聴いても叫んでいるようにしか聞こえないらしいので、英語が苦手な方でも挑戦しやすいのではないでしょうか?
カラオケにも入っているものの、1分未満の曲なので採点不可というのが少し残念なところ。
ですが、盛り上がること間違いなしなので、もし歌う曲に悩んだら選曲してみてはいかがでしょうか?
ビックマックを愛し、食べ続けた男
アメリカ人男性のドナルド・ゴースクさんは、世界でもっともビッグマックを食べた人物として1999年にギネス世界記録に認定され、それ以降自身でその記録を更新し続けています。
2023年には、新たに728個のビッグマックを食べ、累計34,128個に達したんだとか!
彼が人生で初めてビッグマックを食べたのは、今から約50年前の1972年の時のこと。あまりの美味しさに感動を覚え、その瞬間に「一生これを食べ続けるだろう」と感じたそうです。
初めの頃は1日9個も食べたことがありましたが、現在は昼食と夕食にそれぞれ1個ずつ、合計2個が通常となっています。
70歳になったドナルド・ゴースクさんは、今もビッグマックを週に2回まとめ買いをし、自宅に持ち帰って楽しんでいるとのことです。
1つ約560kcalのビッグマックを毎日食べ続けているのに、今のところ健康状態に問題はないというから驚きです。
健康維持の秘訣をインタビューしてみたところ、「ポテトを抜くこと」と「毎日6マイル(約10km)歩くこと」だそうですよ!
彼はこれからもビックマックを食べ続ける気満々で、自宅にはこれまで食べてきたビックマックのレシートやパッケージなどが、年代ごとに箱やクリアケースに綺麗に分けて保管されています。
カレンダーへの記入も欠かさずおこない、食べた数をしっかりと把握するようにしているんだとか。
ドナルド・ゴースクさんはこれからもずっとビックマックを食べ続け、ギネス世界記録を更新し続けることでしょう。
LEGO®を踏んで世界記録!“地獄の100m”を走り抜けたニュージーランドのママ
うっかり踏めば地獄の痛みを味わう“トラップ”の1つ、LEGO®ブロック。
涙が出るほどの痛みをもたらすあのブロックの上を、なんと100メートルも裸足で走りきった女性がいます。
挑戦したのはニュージーランド在住のガブリエレ・ウォールさん。約300kgものLEGOを敷き詰めたコースを24.75秒で走り抜け、「LEGOの上を裸足で100m走った最速タイム」として2025年1月にギネス世界記録に認定されました。
2児の母でもある彼女は、2022年に体調を崩した際、「元気になったらやりたいことリスト」を作成。その中にあったのが、この“痛みに満ちた挑戦”でした。
ガブリエレさんは「自分の限界を新しく押し広げられたことを誇りに思います」とコメント。
LEGOを踏むたびに悶絶した経験を持つすべての親たちにとって、彼女の挑戦はまさに“母は強し”を体現したニュースとなりました。
Tシャツを260枚重ね着した子供想いの父
カナダで2人の子供を持つテッド・ヘイスティングスさんは、「1度に着たTシャツの数」で、2019年にギネス世界記録に認定されました。
なぜこんなおかしな挑戦に挑んだのかというと、「パパは何かの世界記録を更新できる?」という子供からの質問がきっかけだったのだそう。
やりきることの大切さを子供たちに教えるチャンスだ!と捉えたお父さんは、「1度に着たTシャツの数」に挑戦し、見事260枚という新記録を達成することに成功しました!
挑戦の様子を捉えた動画がこちらです!
(1:47あたりが、新記録達成直後です)
成功した直後の姿は、まるでリアルベイマックス!
顔が見えないほど上半身がTシャツに占領されていますが、子供たちの何気ない質問に対して、ここまで体を張って挑戦してくれるお父さん…とってもカッコイイです!
と、ほっこりエピソードをご紹介しましたが、実際この量のTシャツを着るとかなり苦しいようです。
ここまで重ね着をして脱ぐときはどうやって脱ぐのでしょう?
彼のその後も気になってしまいますね。
人間マットレスドミノ
フィリピンのマットレスメーカー、「Uratex」は、人間マットレスドミノで2023年にギネス世界記録に認定されました。その人数はなんと2,355人!
参加したのはUratexの社員やチャリティ団体の人々で、本番前には安全に倒れるために動画でしっかりと学習し、2度の練習をおこなったんだとか。
1回目の練習では倒れないマットレスもあり失敗したそうですが、本番で見事大成功!
実はこの人間マットレスドミノ、これまでに15回も記録を塗り替えられてきている、挑戦者の多い世界記録なんです。
始まりは2009年。オーストラリアの民間テレビ「Channel Nine」が参加者を募集し、当初の世界記録は80人だったそうな。
その後挑戦者が相次ぎ、ニュージーランド、ポルトガル、中国、アメリカ、スウェーデン、ベルギー、スペインなど、世界各国で記録が更新され続けたそうですよ。
真面目な顔をして人々がマットレスとともに倒れるという、なんともシュールで思わず吹き出してしまう人間マットレスドミノ。
しょうもない!という意見も出てきそうですが、仲間を募って参加すれば、人々が一丸となって盛り上がること間違いなし。
世界記録が更新された瞬間には、きっとフィリピン中が湧いたことでしょう。
ちなみに、ギネス世界記録の挑戦に使われたマットレスは、フィリピンで活動するチャリティ団体に寄付されたそうですよ。
日本人が達成したおもしろい世界記録一覧【2025年】
思わず笑ってしまうようなおもしろいギネス世界記録。2025年時点で我らが日本人の達成したギネスワールドレコーズにはどのようなものがあるのか、気になりますよね。
それでは、日本人の達成したおもしろいギネス世界記録をみていきましょう!
“万博おばあちゃん”がギネス世界記録に!通い続けた648日の軌跡
「万博おばあちゃん」の愛称で知られる山田外美代さんが、このたびギネス世界記録「最も多く万博を訪れた日数(most days visiting expos)」に認定されました。その記録、なんと648日(※2025年9月時点)。
山田さんが万博に魅了されたのは、2005年の愛知万博がきっかけ。当時は体調がすぐれず、入退院を繰り返していたといいます。ところが、万博へ通う中で知らない国について学び、世界中の人々と交流する楽しさに心を動かされ、次第に体が元気を取り戻していったそう。
以来、上海・ミラノ・ドバイ、北京、ドーハなど、世界各地の万博へ足を運び続けています。
愛知、上海、麗水の万博では「皆勤」を達成。
会場で出会った海外のスタッフや友人たちから「次も会おうね」と声をかけられ、その言葉が原動力になったそうです。訪問資金を貯め、健康を維持することも“次の万博へのチケット”でした。
2025年の大阪・関西万博にも、もちろん参加予定。会場近くに住まいを借り、648日という記録(更新中の段階)で見事ギネス世界記録に認定。
山田さんは「戦争も紛争もない世界になってほしいです」とコメントを残しています。
世界最大の付箋モザイク
2019年の8月、日本新聞協会主催で巨大な新聞モザイクアートを作る「巨大!こども夢しんぶんづくり」が開催されました。
この新聞風モザイクアートは、7.5cm四方の付箋を9万7,200枚使い、縦約27m×横約20m(合計548.579㎡)の大きさとなり、世界最大の「付箋モザイク(イメージ)」としてギネス世界記録に認定されました。
約2万2049枚の付箋には、全国の子どもたちの「将来の夢」がかかれていたのだとか。
この企画は、新聞を読む大切さや夢に向けて挑戦することの意義を伝えることを目的として開催されたそうですよ。
世界最大!GPSを使ったアート
埼玉県出身の「やっさん」こと高橋康さんは、2010年に「最大のGPSアート」でギネス世界記録に認定されました。その距離は約7,163km!
GPSアートとは、GPSロガーやスマホなどのGPS対応端末を持って移動し、オンラインの地図上に軌跡で描いた文字や絵のこと。
高橋康さんはなんとこのGPSアートで、現在の妻である当時の彼女にプロポーズをしたんだそうですよ!なんともドラマチックなアイデアですが、内容はかなり壮大なものでした。
それは、北は北海道から南は九州まで日本列島を縦断し、地図上に「MARRY ME(私と結婚してください)」の文字を表現するというもの。
なるべく早くこの目的を達成するために、当時勤めていた仕事も辞めて日本列島縦断の旅に出たそうです。
当時はまだスマホもない時代。GPSもメジャーではなく、デジカメの付属品であるGPSロガーを使って移動したんだとか。
現在のようにストリートビューもない時代で、ルート通りに進むにはかなり過酷なこともあったようです。
約半年かけて作り上げたGPSアートのプロポーズの文字。ついに彼女に見せる瞬間が訪れたようですが、彼女は「MARRY ME」の意味が分からなかったというオチも。その後意味を説明し、プロポーズは大成功だったそうです。
この時の作品が評判を呼び、「やっさん」こと高橋康さんは現在、GPSアートのパイオニアとして世界中で活躍されています!
世界一長~い卵麺
八芳園に勤務するベテラン中華料理シェフの黒田弘さんは、「最長の卵麺」で2019年にギネス世界記録を更新しました。
なぜこの世界記録に挑戦しようと思ったかというと、麺を作り続けるうちに、お店のお客様に「麺の長さはどれぐらいなの?」「麺の細さはどれぐらい?」と聞かれることが多く、数値化してみたいなと思ったのがきっかけなんだとか。
そこで調べてみたところ、ギネスの世界記録の卵麺について知り、挑戦することにしたそうです。
もともと食材の数値化に関心を持つ黒田さん。食材との組み合わせやソースとのバランスなどを追求するのが楽しいそうで、組み合わせがうまくはまって美味しいものができたときは一番幸せを感じるのだとか。
そんな職人としての顔が見える黒田弘さんは、「3分間で準備できた麺の最多数」「最も細い中華麺」「1分間に削れた刀削麺の最多本数」など数々のギネス世界記録保持者でもあります。
黒田弘さんからギネス世界記録の挑戦者へ「自分の得意なところを伸ばしてもらえると、良い結果につながるのではないか」という言葉が贈られています。
この言葉を参考に、ギネス世界記録に挑戦してみては!?
記録更新も夢じゃない?挑戦しやすい世界記録一覧
ギネス世界記録に挑戦すると言っても、世界一を目指せる特技が皆にあるわけでもありません。
ですがギネス世界記録には、「くだらない!!」「こんなことでもいいの!?」と驚くような気軽に挑戦できちゃう記録も意外と多いんです!
もしかしたら自分でも未だ気づいていない、新しい特技が見つかるかも?
1分間で何本鉛筆を立てられる?
まずご紹介するのは、一人で家から挑戦できる「1分間で立てられる鉛筆の数」です。
挑戦するうえでの注意点は、片手しか使っちゃいけないことと、挑戦終了後に5秒間倒れずに持ちこたえること!現在の記録が55本とのことだったので、1秒当たり1本立てられれば記録更新です。
自分と相性の良い鉛筆を大量に用意することも、成功へのカギとなりそうですね…。
無理は禁物!顔に付けられる洗濯バサミの数
続いて、「顔に付けた洗濯バサミの数」です。
ルールは、1分間で顔に付ける洗濯バサミの数を競うだけという至ってシンプルな内容なので、友人同士で楽しく挑戦できる記録の一つです。
ですが、人によってはかなりの激痛を伴うこともありますので、無理は禁物ですよ!
人数が多ければ記録達成!だるまさんが転んだ
次にご紹介するのは、大人数で楽しく参加できる「だるまさんが転んだ」です。
具体的な内容は、1回のゲームに参加した最大人数を記録するというもの。
以前、ユーチューバーのはじめしゃちょーさんが、動画の企画でゲームの参加者を募り、合計740名でギネス世界記録に認定されたことで話題になりましたね。
そして2022年に、茨城県つくば市の「学園の森義務教育学校」の小中学生が記録を更新!その人数はなんと2039名で、大幅な更新となりました。
「学園の森義務教育学校」は、現在は新設校に分離されていますが、記録を更新した当時は2229人の児童生徒が在籍し、全国の公立校でもっとも人数が多かったんだとか。
市町村で参加メンバーを集えば、意外と多くの参加者が集まって記録更新できるかもしれませんよ!?
30秒間でたくさんのパンツを…
最後にご紹介するのは、「30秒での最多パンツ履き記録」です。
ルールはタイトル通り、30秒の間にどれだけ多くの枚数のパンツを履けるかのみ!
あまりにもくだらないと思える内容に吹き出してしまいますが、実はこれまでの世界記録も1枚ずつしか更新されてこなかった、意外と難易度の高いチャレンジです。
現在のギネス世界記録保持者は、オーストラリア在中のニコラス・マニングさん。2023年7月1日、30秒間に23枚のパンツを履くことに成功したそうです!
ニコラスさんはこのギネス記録を保持するために、6か月の特訓期間があったそうです。
そのアイデアとは、テーブルの上にあらかじめ並べておいたパンツを、両足でジャンプして履くというもの。
動画を見る限り、もっと早く履けそうにも思えてしまいますが...誰か挑戦してみませんか!?
廃止になったギネス世界記録もある?
時代が移り変わる中で、昔は大丈夫だった内容でも現在は問題視され、廃止となってしまった記録もいくつか出てきています。
世界的にSDGsへの意識が高まっていることや、コンプライアンスが厳しくなっている現状を見ると、納得の結果とも言えるでしょう。
例えば大勢でパイを投げ合うパイ投げ競技や、一度で必要以上の食べ物を食べてしまう大食いなどもその対象です。食材を無駄にしないことや人体の健康面への配慮が理由となりました。
これは、人間だけが対象でなく動物に対しても同じです。
世界記録を更新することに意識を持っていかれがちですが、環境や健康に配慮することも忘れずに、楽しく挑戦に挑んでください!
ギネス世界記録に挑戦するには?
ギネス世界記録に挑戦するには、まずどの記録に挑戦するのかを先に決めてから、公式ホームページより手順に沿って申請を進めます。
回答まで最低でも3カ月はかかるようなので、すぐに返事がないからと言って諦めないでくださいね。世界中から年間4万件もの応募があるそうなので、気長に待ちましょう!
ちなみに、既存の記録にはない新しい挑戦を提案することもできますが、こちらが認められることはなかなか難しいのだそう。
とはいえ、世界中を驚かせる新しい挑戦は大歓迎のようなので、我こそは!という方は是非申請してみてください!
詳しい申請方法や申請基準等は、公式ホームページをご覧ください。
あなたもギネス世界記録に挑戦してみては!?
ギネス世界記録には、一見「くだらない!」「しょうもない!」と言われるような面白い内容のものが多くあるのが分かりますね!
だからこそ、誰でも挑戦できるのがギネス世界記録、ギネスワールドレコーズなんです。
人生の節目やチームでの参加など、記念として挑戦してみるのもよい思い出になりそうですね。
まずはどんな世界記録があるのかチェックしてみてはいかがでしょうか!?
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