「裏勝り」をご存知でしょうか。

江戸時代の幕府は、庶民に贅沢をさせず倹約させる「奢侈禁止令」を出していました。
そんな時でも人々はどうにかしてお洒落をしようと考え、表地よりも豪華な裏地を忍ばせる【裏勝り】が流行しました。

一見なんの変哲もない無地の衣服に見えるのですが、裏地をさりげなくこだわるお洒落は、まさに歴史ある大人の美学といえるでしょう。

倭物やカヤは裏勝りに着目し、現代でも使いやすい羽織や着物風のワンピースに、表裏のコントラストをほどこしました。

～豪華絢爛に、“奥ゆかしさ”が宿る～

表地よりも豪華絢爛な裏地がちらりと覗けば、見ているものをはっと驚嘆させる粋な仕掛けがあらわになる。
表裏の対比が、気の利いたお洒落を演出します。

【裏勝り着物ならい】

着物を思わせるようなシルエットのワンピース。
歩くたびに裾から覗く柄は、まるで千代紙を見ているよう。

ウエストにはタッセルの付いた内紐付きで、調整可能です。

【裏勝り着物羽織】

肌寒い日に、さっと羽織れる羽織は、秋冬に嬉しいアイテム。
こだわりのお洒落を利かせることで、毎日のコーディネートが特別なものになるでしょう。

【裏勝り着物メンズ羽織】

裏勝りで、見えないとこりにまで気を抜かない、いなせな男の羽織り。

内側には御朱印帳が入るサイズのポケットが付いています。
秋冬のそぞろ歩きのお供に、丁度良い。

裏勝りと同じ柄で、バッグもご用意しています。
バッグの内側からちらりと覗く豪華な柄が、コーディネートにぱっと華やぎをもたらすでしょう。
衣服とお揃いで揃えてみてはいかがでしょうか。

【裏勝りがまショルダーバッグ】

紐を外せば手で持てる２WAY仕様。
外ポケット２箇所、内ポケット１箇所が付いています。

シンプルに持てる無地生地にアクセントで入れた柄がポイントのバッグです。

【裏勝りがまリュック】

紐を外せば手で持てる２WAY仕様。
内ポケットが１箇所付いています。

両手が空くリュックは、秋冬の涼しいそぞろ歩きに最適です。
お洒落なバッグで気持ちを高めて、ちょっと遠出をしてみませんか。

【裏勝りベンリーがまショルダーバッグ】

こちらも紐を外して手持ちにできる２ＷＡＹ仕様のショルダーバッグ。
取っ手部分ががま口になっており、大きく開いて中が見えやすい。
内ポケットが付き、ショルダー紐も調整可能なので、機能面からも使いやすいです。

裏勝りの生地を、あえて表地にほどこした一品。
無地のワンピースに映えることでしょう。

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江戸の伝統美「裏勝り」は、奥ゆかしい大人の美学が詰まっています。
ぜひ秋冬の衣替えの一品として、新調してみてはいかがでしょうか。