【民芸追及】 1984年 コサックマント誕生ストーリー

おかげさまで、アミナコレクションは50周年を迎えました。
これまで機関紙や書籍などでお届けしてきた『民芸追及』は、「民芸をどう現代の商品として進化させるか」を追い続けた記録でもあります。

50周年の節目にあたり、これまで紹介してきた商品の中から、今もなお愛され続けているアイテムをあらためて振り返っていきます。

今回ご紹介するのは、「コサックマント」。
アミナコレクションの創業者であるBOSS(進藤幸彦)が綴った当時のエピソードを、ぜひご覧ください。

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『コサックマント』

コサックマント ネパールのストゥーパ(仏塔)1984年頃

ネパールには衣料品の素材が昔から乏しかった。
少ない国内の素材の一つに厚地の手紡ぎのコットンがあった。
チャイナ襟の上着とパンツのスーツは農民服と名付けて良く売れていた。

ほかになにか良いデザインはないかと探していたところ、三宅一生の「一枚の布から」という考えに刺激されて、何か一つはこの生地で生み出されるはずだと思い込んだ。

コサックマント 当時のネパール出張の様子

当時(一九八四年頃)のデザイナー正子と企画室のマネキンに布をかぶせて、
ああでもない、こうでもないといじくりまわした。
そのうちコサック兵のマントというイメージがふくらんできた。
一週間ほどで形は決まった。

コサックマント

最後にのっペらぼうの背中に菱形の模様を入れたのが我ながら上出来だった。
このコサックマントはそれ以来、もう二十年近くも売れ続けている。(2001年当時)

生産地や値段の変更はあったが、
今ではカトマンズのしっかりとしたメーカーで毎年色を変えながら生産を続けている。
世界各地にネバールオリジナルとして輸出される商品にもなっている。

2001年10月1日発行

進藤幸彦
(アミナコレクション創業者 通称BOSS)

進藤幸彦

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コサックマントは、時代や年齢を問わず愛され続ける、チャイハネを代表するロングセラーアイテムに成長しました。
流行に左右されないデザインで、何年、何十年と大切に着続けてくださる方も多く、1984年に生まれて今もなお、世代を超えて親しまれています。

コットンの太い糸で織り上げた生地は、素朴な風合いと厚みのあるしっかりとした仕上がり。付属のショールは首元を暖かく包み込み、巻き方や合わせ方次第でさまざまな着こなしを楽しめます。
そして、このマントの象徴ともいえる背中の菱形模様。BOSSの文章にもあるように、一見シンプルな意匠の中に、作り手の想いやフォークロアがさりげなく息づいています。

その細部にまで込められた一着に、ぜひ触れてみてください。

  • コサックマント NWW-6303
  • コサックマント NWW-6303

コサックマント NWW-6303 ¥14,000(+税)
2026AW 10月中旬ごろ 発売開始予定

cayhaneオンラインショップ

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