〇でも×でもない。△くらいがちょうどいい。キモノ愛好家さんかくが見つけた、自由な着物の楽しみ方

幼いころから日本的なものに惹かれ、和裁をしていた母の影響で、着物は常に身近な存在だったというさんかくさん。

現在はフォロワー総数40万人を擁する写真家・キモノ愛好家として活動する一方、倭物やカヤの公式アンバサダーも務めています。SNSでは、独自の「和洋ミックス」の着こなしが高い人気を集めています。

そんなさんかくさんにお話を伺ったのは、2025年夏、八月の強い日差しが感じられる日でした。
着物との出会いからSNSで発信を始めた背景、そして“着物を楽しむ”というシンプルで自由な思想について、たっぷりと語っていただきました。

第1章|きものとの出会いと、「さんかく」という名前

着物との出会いは、いつどんなきっかけだったのでしょうか?

着物との出会いは、いつどんなきっかけだったのでしょうか?

着物との出会いは、物心ついた頃から「なんとなく好きだった」という感覚に近いです。子どもの頃から和っぽいものや日本的なものに惹かれていて、母が和裁をしていたこともあって、着物はすごく身近な存在でした。家の中に普通にありました。

それに母は江戸文化が好きな人で、家には江戸に関する本がいろいろあって、私もよく読んでいました。そういう影響もあって、ずっと「着物っていいな」「憧れるな」という気持ちが自然と続いていて、実際に着付けを習い始めたのは二十歳くらいだったと思います。小さい頃から身近にあって、憧れがそのまま形になった、という感じです。

もちろん、アニメも大好きで。「るろうに剣心」とか、そのあたりの作品からも「着物っていいな」と感じるようになりました。いろんなきっかけが重なって、絶対着ようと思っていたのでごく自然な流れで着付け教室に通い始めたんです。

当時はすごく真面目に通っていて、礼服や花嫁着付けを学び、師範免状まで取りました。もう細かいことは覚えていませんが(笑)。

着付け教室に通い始めた時期のことを自分でもコンサバ期って呼んでいて、その頃は「白い襟に白い足袋じゃなきゃ」「おはしょりは何センチ」といったように習った通りの“ルールに厳しい着方”をしていましたね。

『さんかく』というお名前に込めた意味や由来はありますか?

当初、SNSで発信活動をしようと思ったときに、「本名はちょっと嫌だな」と感じたんです。そこで、人とあまり被らなそうな“記号”を使うのはどうだろう、と考えたのが始まりでした。

今となっては少し意味合いが変わっていて、「さんかくキモノのススメ」の冒頭にも書いているように、“〇でもない×でもない、でも△くらいの着物”というイメージです。

結婚式や式典に着ていけるほど◎な着物ではないけれど、かといって着て歩けないほど×でもない、そんな“普段着の着物”。楽に始められてカジュアルに楽しめる、ゆるい感じでいいじゃない、という思いを込めて「さんかく」として活動しています。

第2章|きものを楽しむための、和洋ミックスという自由

さんかくさんといえば、洋服の上にきものを合わせるスタイルが印象的です。
どうしてその着方をするようになったのか、きっかけやこだわりをお聞かせください。

最初のきっかけは、子供が生まれたことですね。
保育園に着物で迎えに行ったりしていたんですけど、きっちり着物を着ていると、なんとなく「保育園に子どもを預けて遊んでいるお母さん」みたいに思われている気がしちゃって(笑)。少し気まずくて、「脱げるようにしよう」と思ったんです。

中にシャツとスカートを着ておけば、必要なときにサッと脱いで洋服に変身できる。それが便利で、自然と和洋ミックスになりました。
例えば、実はこの和服と洋服を合わせるスタイルって、「和洋折衷」という言葉があるように、明治や大正期からある古い着方なんです。特別に新しいものというわけではないんですよね。
やってみたらとにかく楽で、背が高い自分でもアンティークの小さめサイズが着られるようになり、「これはいい!」と続けているうちに定番になりました。

それと……実はお酒が好きなんですけど、一回着物を着て飲みに行った時に失敗したことがあって(笑)、の教訓から「飲みに行くときは、脱いで帰れるスタイルにしておこう」って思ったのも理由のひとつです。

第3章|SNSでつながる楽しさと、発信のスタンス

SNSを始められたきっかけは何だったんですか?

きっかけは、コロナですね。
普段はフォトグラファーとして現場で仕事をしていたんですけど、コロナになって現場が全部なくなっちゃって「暇だな…」ってなって(笑)。
それでライブ配信を始めたんです。

最初は普通にライバーをやっていたんですが、そのうち「TikTokがいいらしいよ」みたいな話がライバー界隈で出てきたから、「じゃあやるか」と。

でもTikTokって動画を投稿しなきゃいけなくて、とりあえず1〜3分で着物とか浴衣をサッと着る動画を出してみたんですよ。
そしたら意外と伸びて、どんどん続けました。

そしたら友達に「もったいないからYouTubeショートとインスタのリールにも同じの載せなよ」って言われて。一緒にアップし始めたら、そこでバズって...っていう流れですね。

動画の編集はご自身で?

はい、自分でやっています。実はムービーの仕事も少し経験があって、基本的なことはわかっていたんです。
最近はスマホでサクッと編集できるアプリもあるので、「これなら気軽にできるな」と思って始めました。結果的に、これまでの経験がちゃんと繋がっていたんだなと感じています。

今もフォトグラファーのお仕事は続けているのでしょうか?

続けています。フォトグラファーの前は、実はゲーム会社で人事採用やっていました。その時の会社員経験が、今めちゃくちゃ役に立っていますね。「あのとき会社勤めしていてよかったな〜」って思います。

フォトグラファーになろうと思ったきっかけは?

昔から写真が好きだったんですよね。趣味でムービーやスチールの撮影もしていました。
仕事でインタビュー撮影の現場に同行するたび、プロのカメラマンを間近で見ていて「私ならこうするな」と写真に対して自分なりの考えが生まれてきたのが自分も目指してみようと思ったきっかけでした。

周りにクリエイターがいっぱいいたことで、それまで“クリエイティブな仕事って自分とは無縁の世界”だと思っていたのが、「あ、そうでもない。みんな普通の人だ」って気づいたんです。
それで「じゃあ私もやってみよう」と思って、専門学校に通って、そこからカメラマンになりました。

発想の機転がかっこいいですね!その決断をされたのは何歳くらいの頃だったのでしょうか?

30歳くらいかな。
フリーランスだと収入の波はあるけど、自分のペースで働けそうで良いなと思ったんです。

着物と同じように専門学校にも通われて、一度きちんと基礎を学んでからフォトグラファーになられたんですね。

そうですね。というのも、弟子入りするにはちょっと年齢的に遅いかなと思ったんです。アシスタントをやっている子って若い人が多いし、今からそのポジションに入るのは先方も使いづらいだろうなって。

だったら写真の専門学校で基礎から学ぶほうが早いかなと思って、その道を選びました。
結果的に、専門学校に行ってよかったと思っています。

投稿する上で特に意識していることや、気をつけていることはありますか?

あくまで“何かを教えようとしない”っていうのを大事にしています。教えようとすると、どうしても余計なことを考えちゃうじゃないですか。
だから、「自分が好きなもの」や「自分がいいと思っていること」を、一個人として発信しているっていうスタンスを忘れないようにしています。

やっぱり、発信している本人が楽しくないと、見ている人にもその“楽しくない感じ”が伝わっちゃうと思うので。
だから自分がまず楽しむことを一番に、あまり深く考えすぎないように心がけています。

普段、コメントにもよく返信されていますよね。

なるべく返信するようにしていますね。やっぱり発信活動って、見てくれる人がいないと続かないと思っていて。
こんなに見るものが溢れている時代に、わざわざ私の投稿を見て、しかもコメントまで書いてくれるって、本当にありがたいことなので、できるだけお返事したいんです。
質問してくれる方も多いんですよ。「これはどうやっているんですか?」みたいな具体的なものとか。

そういうときは、どんなふうに返信しているんですか?

できる限りコメントで返しますけど、Voicyっていう音声配信もやっているので「これは喋ったほうが伝わるな」と思うときは、そっちでお返事しています。「詳しくはVoicyで話しますね」とお伝えして、実際にそちらで詳しく話して、「よかったら聞いてください」という感じで。
文字だとどうしても誤解されることもあるし、ニュアンスが伝わりづらいですよね。言葉で喋ったほうが、気持ちも含めてちゃんと伝わるなと思っています。

「着付けはどう始めればいいですか?」という質問も多いですよね。

本当に多いです!
個人的には、着付け教室に通うのがいちばん早いと思います。ただ、時間やお金の問題がある 場合は、今はYouTubeや本も充実しているので、まずは自己流で始めてみるのでも全然いいと思います。

熱心に見ている方や、「自分も始めてみたい」と思っている方も多いと思います。そういう人たちに“教える立場”にならないことに難しさは感じませんか?

難しいというよりも、「教える」という感覚があまりない
んです。質問には答えますけど、着物の着方に正解は人それぞれだと思っていて。人それぞれ事情も違いますし、「これが正解です」と言い切ることには違和感がありますね。
そういう気持ち的な部分で教える系の発信はあまり得意じゃないんですよね。

最近の投稿で、特に反響が大きかったものや、お気に入りの投稿はありますか?

反響という言葉を聞くと、どうしても再生回数や数字の話になりがちだと思うんですけど、最近あげたものだと倭物やカヤさんのかんざしの動画はかなりバズったなと思っています。
「教える動画はあまり好きじゃない」と言っておきながら、結局ノウハウ系の方が求められているのかな、とちょっと複雑な気持ちになったりもして。(笑)

あと実家で撮った浴衣の動画もバズりがちで、実家の廊下の“懐かしさ”を感じる人が多いのかもしれません。和装って、どこか懐かしさを求める文化なのかなと思います。

第4章|好きなものを重ねていく、着物の楽しさ

さんかくさんが思う、きものの魅力や、現代における価値はどんなところにあると思いますか?

まず着物の魅力でいちばん大きいのは、やっぱり「楽しい」という一言に尽きるんですよね。
着物って形が決まっていて、使うアイテムもある程度決まっているじゃないですか。つまり“枠”がちゃんとある。その枠の中でなら、何をしても自由なんです。
もちろん、結婚式やお茶会、茶道などはまた別で、それぞれのルールがありますけどね。

私自身は推しコーデだったり、行き先に合わせたり、いわゆる“概念コーデ”のようなものが好きで、着物の決まった形の中で、どう推しを表現するかを考えるのが楽しいんです。
「今日は動物園に行くから、襟はヒョウ柄にしようかな」みたいに、自分で物語を組み立てられる感覚がある。制限があるからこそ自由になれる、という感覚が最近とてもしっくりきています。

好きなものを重ねていく、着物の楽しさ 火鍋を食べに行く日は、ぐらぐらと煮え立ち赤い鍋をイメージしたり。
アウターは倭物やカヤのツタカズラ羽織。
さんかくさんXより

それに、現代で着物を着ることって一見すると面倒くさそうに見えるんですけど、実は意外と楽なんですよ。
流行り廃りがないので、毎シーズン新しい“トレンド”を追わなくていい。
ある意味、文句を言わせない強さというか、揺るがなさがあって…。それに、着物はおばあちゃんのお下がりでも普通に着られる。時代を超えて楽しめるところもいいですよね。

とはいえ、「着物を着るのがめんどうくさい・大変」の気持ちもすごくわかるので…。そこを乗り越えてまで着たいかどうかは、その人次第ですね!

コーディネートはどのように考えていますか?
インスピレーションはどんなところから得ているのでしょう?

やっぱり“好きなもの”が多いから、その情熱が源になっている気がします。
推しキャラの表現もそうですし、キャラじゃなくても、江戸時代が好きとか、アールデコが好きとか、いろんなところからヒントをもらっています。

この前も北斎の展示に行ったんですけど、絵を見ながら「これ帯にしたら可愛いな」とか「この配色で着物作ったらいいのに」とか、勝手に着物のコーデに変換されていくんですよね。

インプットが多いとコーデは決まりやすいのかもしれません。

普段のコーデはどこから選びますか?

本当にその時々で違います。買ったばかりの着物があるときは「絶対これ着る!」って決めてから組みますし、最近締めてない帯があれば帯から決めたりもします。

あとは行く場所や会う人。たとえば怪談を聞きに行く日は“おばけモチーフの帯”とか。
この前なんて、出かける直前に鏡を見たら全身“顔のモチーフ”だったんですよ。エジプトのファラオみたいな浴衣に能面帯、頭にも顔……。「いや、これはやりすぎだな」と思って着替えました(笑)。

かっこいい派手な配色のコーディネートが多い印象ですが、昔から好きだったんでしょうか?

いや、全然そんなことなくて。“コンサバ期”もそうなんですが、会社員の頃なんて“CanCan系”みたいな服を着ていましたよ。
一言でいうと、「オタクを隠して一般人を演じていた時期」が長かったんです。

昔ってオタクがすごく馬鹿にされていたから、バレないように“擬態”していたんです。一般人っぽく見えるように、研究してファッションも寄せて。
でも本当は派手で個性的なものが好きで……それを隠して生きていました。

30歳くらいから「もう人にどう思われてもいいや」ってなって。自分を解放したら、逆に再生回数が伸びたりして(笑)。友達からも「そんなに隠していたんだね」「擬態が上手すぎた」って言われるほどでした。

だから今の姿は、抑圧されていた分が“爆発”しているんだと思います。結果的に、それが良かったみたいで。今は推し活ブームの時代ですしね。

確かに、推し文化もここ数年で一気に変わりましたよね。

本当にそう!昔はアニメグッズなんて隠して帰っていたのに(笑)。

女子高生がデコったキーホルダーをカバンにつけて、それが“普通”になっているのを見ると、「え、今までの私の努力は何だったの?」って思いますよ(笑)。

着物や浴衣は管理が大変なイメージがありますが、さんかくさんはどのように保管されていますか?

本棚に入れています。畳んで重ねて、“見えるように”しておかないと、何を持っているのか自分でも分からなくなってしまうんですよね。

着物って流行りすたりがないので、「今は着ていないけど、いつかまた着るかもしれない」と思うと、なかなか捨てられなくて。そうやって少しずつ増えていく感じです。

たとう紙って、着物を一枚ずつ包む和紙の袋なんですけど、きちんとしまえる反面、出すのがちょっと手間で。普段よく着るものは本棚に畳んでスタンバイさせています。逆に、「しばらく着ないかな」というものはスーツケースに入れて、奥の方にしまったりしています。

全部で……70着くらい? いや、でも本当はもっとありそうですね。100着くらいあるんじゃないかな。怖くて数えていないんです。数えたら「やばい」ってなりそうで(笑)。

でも、着物って並んでいるのを見るだけでも楽しいんですよね。帯もそうだし、和の小物もそう。触っているだけで楽しいな、って思います。

持っている着物や浴衣の中で一番のお気に入りはなんですか?

一番気に入っているのは、今着ている重宗玉緒さんとのコラボ浴衣ですかね。柄が気に入っているっていうのもあるけどセオアルファっていう素材でポリエステルだから洗濯機でも簡単に洗えるし、雨にぬれても平気だし、涼しいし、旅行先に持って行ってもクシャクシャにならなくて最高なんです!

「さんかく=三つの鶴」っていう名前の響きから生まれた柄になっている、これが今お気に入りですね。

  • フォトグラファー・さんかくさんとデザイナー重宗玉緒によるコラボレーション。
  • 「さんかく」という名前から着想した“三つの鶴”を主題に、重宗玉緒の人気作「Life 1」の細かなドット模様と、さんかくさんの原風景である日本海の荒波文様を重ねています。

着物を「着てみたい」と思っても、なかなか一歩を踏み出せない方も多いと思います。
そんな方にアドバイスをお願いします!

とりあえず、着物を一枚手に入れてみるのがおすすめです。
中古でも新品でも、あまり高くないもので大丈夫。まずは家の中で羽織ってみるだけでも、着物ってこういうものなんだってわかってくるんですよね。
全部のアイテムを揃える必要もなくて、まずは手にして、触ってみるところからだと思います。

「着物を着てみたいんですよね」と周りに言っておくのも意外と大事。周りの人から「うちに眠っている着物あるよ」ともらえたり、自然と輪が広がるんですよ。
言霊は大事で、持ってなくても“着たい人”として名乗っちゃっていいと思います。

あとは失敗を恐れないこと!
誰だって最初は買い物も着付けも失敗だらけです。だからこそ「失敗しないようにうまくやろう」と思うと逆に難しい。トライ&エラーを恐れないでほしいですね。

着物を着たいなら、ちょっとの勇気と“まずやってみる”がいちばん大事かなと思います。

第5章|倭物やカヤとともに広がる、自由な和の楽しみ方

『倭物やカヤ』との出会い、そしてアンバサダー として関わることになったきっかけを教えてください。

かなり前から知っていました。成田空港のお店も知っていたので、コロナ前から“現代っぽい和小物の店”という認識で。いわゆる伝統工芸のお店や海外向けお土産のお店とは違う 、攻めた和物を扱っている印象でした。

公式アンバサダーとして関わるきっかけは、当時すでに倭物やカヤさんからコラボアイテムを発売されていたキモノ・オブジェデザイナーの重宗玉緒さんからのお声がけです。
「お!あのお店だ、いいじゃーん」と思いました。和小物の印象が強かったので、アパレルがあんなに豊富だと知って驚きました。

倭物やカヤの商品の中で特にお気に入りのものや、印象的な取り組みはありますか?

羽織と和柄シャツが好きです。
羽織は着物にも洋服にも使えるし、大胆な柄が多くてとても可愛い。
和柄シャツもバリエーションがすごくて、顔モチーフや浮世絵、やんちゃな雰囲気のものまで攻めていて面白い。
羽織はリバーシブルも多いので、裏勝りみたいに着ることが出来たりして気分で変えられるのも良いなと思っています。

羽織と和柄シャツ

また、晴衣についてもとても素敵だなと思いました!可愛い着物を「自分で選ぶ」という行為そのものが、すごく楽しいものだと思うんです。実際に手に取って、あれこれ悩みながら選び、そのまま自分で着て楽しむ。その一連の流れの中にある“自分で選ぶ喜び”が、すごく前面に感じられるのがいいなと感じました。

もちろん、重宗玉緒さんのセンスあふれる着物を実際に試せるという点も、とても魅力的だと思います。
試着のつもりがそのまま買いたいなと思う人も絶対いると思います!

着物

晴衣(はれころも)は、川越の街並みに映えるモダン和装を、自由な感性で楽しめる「倭物やカヤ」プロデュースの和装レンタル店です。さんかくさんには、晴衣のイメージモデルを務めていただいています。

『倭物やカヤ』との取り組みを通じて、今後挑戦してみたいテーマやアイディアはありますか?

旅が好きなので、「倭物やカヤのアイテムと行く旅」みたいなVlogを、これからもっと作れたらいいなと思っています。
また今やっている店舗でのコーディネート企画も本当に楽しいし、動画を見て「参考になった」「この組み合わせいいですね」といった反響をもらえて、すごく嬉しいです。かんざしの動画は店舗でも使ってもらっていて、ちゃんと届いているんだなと実感します。
そうした発信が商品企画のインスピレーションにも、少しでも繋がっていたら良いなと思いますね。コーディネート企画は機会があれば、またぜひ参加したいです!

最後に、和装や和洋服に挑戦してみたい方へ、メッセージをお願いします。

深く考えず、まず好きなものを手に取ってみてください。「挑戦してみたいんです」と言われても、私としては「やってみたらどうでしょう?」で終わってしまうんです。着物には難しいルールが多そうで、正解が分からないから不安なんですよね。
でも、あんまり人は自分のことを見ていないので(笑)。どう思われるかより、好きなものを持って歩けばいいと思います。和柄のシャツでも、ポシェットでも。「どうしたの?」と思われても、それでいいじゃないですか。

着物を始めるハードルが高ければ、まず倭物やカヤのアイテムで“和”を少し取り入れる方が気軽かもしれません。
倭物やカヤには着物を着たい気持ちを満足させてくれるような洋服が沢山あるので、
ぜひ、手に取るところから始めてみてください!

さんかく @sankak_kimono

さんかく @sankak_kimono

秋田生まれ東京在住。キモノ愛好家。
フォトグラファーとして活動しながらイベントや雑誌、SNS等でキモノに纏わる発信をしている。企業とのコラボや商品プロデュースなど多方面で活躍中。著書に『さんかくキモノのススメ』『さんかく浴衣のススメ』(主婦と生活社)がある。

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