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獅子座は12星座占いで用いられる、私たちにとってなじみの深い星座の1つです。
春になると東の空に勇ましく昇る獅子座ですが、季節が夏に移り変わるとともに、西の空にうなだれるようにして沈んでいきます。その理由は、獅子座の成り立ちや、これにまつわる神話を知ることで明らかになるでしょう。
そこで今回は、獅子座にまつわる神話をはじめ、獅子座生まれの人の性格や特徴、ラッキーアイテムをご紹介します。
獅子座はラテン語で「Leo(レオ)」と呼ばれ、ライオンを意味します。つまり、「獅子」とは百獣の王であるライオンを指しているのです。
獅子座は、地球の赤道面を天まで延長した「天の赤道」上にあるため、地球上のどこからでもその一部を観測することができますが、特に春の夜空(主に3月~6月)でよく観られます。
大昔の人々は、夜空に輝く獅子座を目にして、どのような想いを巡らせていたのでしょうか。まずは古代における、ロマンに満ちた獅子座のストーリーを紐解いてみましょう。
獅子座を作り上げている星々は、バビロニアの時代からライオンの姿としてみなされていました。
ライオンの猛々しさからは、力強さや強大な権力が連想されますが、まさに獅子座は、王権を象徴する星座だったのです。
古代の人々は、ライオンの姿全体を王国として捉え、胸の部分でひときわ輝く1等星のレグルスを、王そのものとして崇めました。このことから、今でもレグルスは「小さな王様」という呼び名で親しまれています。
獅子座は、レグルスを起点とした6つの星が「?」を裏返しにしたような形に並ぶ頭部と、尾の部分となるデネボラという星を大まかに結びつけることで、夜空に描くことができます。
特に、頭部にあたる6つの星々は、西洋で使われていた草刈り鎌の形にそっくりだということから、「獅子の大鎌」という呼び名でも親しまれているようです。
また、尾の部分となるデネボラは、「春の大三角」を形づくる星の1つでもあります。獅子座のデネボラ、牛飼い座のアルクトゥルス、乙女座のスピカ、これら3つの星を結ぶことで、春の夜空に大きな三角形が浮かび上がるのです。
西洋占星術では、12星座それぞれを支配する「守護惑星」が定められています。
獅子座の守護惑星は「太陽」ですが、太陽は世界中のあらゆる神話において、重要な位置を占める存在です。中でも特に有名なのが、ギリシャ神話に登場する太陽神アポロンでしょう。アポロンは、健全な肉体を持った青年の神として言い伝えられていますが、その姿は輝ける理想的な存在として捉えられています。
そして、西洋占星術における太陽は、私たちに理想を追い求める意欲や、目標に向かって突き進むためのエネルギーを与えてくれているのです。ホロスコープにおける太陽の配置を見ることで、目指そうとしている生き方や人生のテーマ、また、それらを達成するための方法などを知ることができます。
獅子座は、ギリシャ神話に登場する不死身の人食いライオンが、英雄ヘラクレス(ヘルクレス)に退治されたことによって天に昇った姿だと語り継がれてきました。
無敵であるはずのライオンがなぜ退治され、夜空に浮かぶ星座となってしまったのか、その謎に迫ってみましょう。
その昔、ネメアの森にとても大きな人食いライオンが棲んでいました。怪物を両親に持つこのライオンは凶暴な性格で、家畜や人々を襲っていたようです。ひとたび森に足を踏み入れたなら、生きて帰ってくることは不可能とまでささやかれ、誰もネメアの森に近づこうとはしませんでした。
しかし、ある時、英雄ヘラクレスがこのライオンを退治しにやって来ます。ヘラクレスは、自らを憎む女神ヘラの呪いにより、誤って自身の妻子を殺してしまったのですが、その罪を償うために12の冒険を命じられていました。この冒険の1つ目が、まさにネメアの森のライオン退治だったのです。
勇敢なヘラクレスは森の奥へ分け入り、ライオンが姿を現すのを辛抱強く待っていました。やがて、がさごそと草をかきわける音とともに、ライオンは姿を現したのです。
ヘラクレスはライオンに狙いを定め、勢いよく矢を放ちましたが、ライオンの毛皮はたいへん分厚く、矢をはね返してしまいます。次に、ヘラクレスは持っていた棍棒(こん棒)でライオンを殴りつけますが、びくともせず、棍棒の方が折れてしまう始末。
意を決したヘラクレスは武器を放り出し、素手でライオンの首をグイグイ締めつけます。ライオンも負けじと姿勢を低くしてもみ合いましたが、ヘラクレスに三日三晩もの間首を締め続けられて、とうとう倒されてしまいました。
ライオンとヘラクレスの闘いの一部始終を見ていたヘラは、このライオンの健闘を称えて天に昇らせ、夜空に輝く「獅子座」としたのです。
この神話を知った上で、ぜひ夜空を見上げてみてください。夏の初め頃、ヘルクレス座が東の空に姿を見せると、獅子座は西の地平線に向かって傾きます。その姿は、まるでヘラクレスを恐れて逃げていくライオンのように見えることでしょう。
雑誌やテレビなどで広く親しまれている12星座占いでは、誕生日の星座によって、性格や行動の特徴、運勢などを知ることができます。
では、獅子座生まれの人は、どのような特徴や運勢を持っているのでしょうか。向いている職業や、相性の良い星座も合わせて見ていきましょう。
12星座占いでは、7月24日~8月23日生まれの人が「獅子座」とされています。しかし、これはあくまで目安の日付であり、生まれた年によって1~2日ずれることも。例えば、占いによっては、7月23日~8月22日生まれの人を獅子座とする場合もあります。
星座の区分は、1年で12星座を巡る太陽の滞在期間で決まりますが、太陽が各星座に入る正確な日時は毎年変わるため、このようなずれが生じるのです。
太陽が星座の境目付近にいる日に生まれた人は、生まれた時刻や出生地を確認することで、より正確に自分の星座を知ることができるでしょう。
獅子座生まれの人は創造力があり、自己表現をすることに生きがいを感じます。人生の主役はいつも自分。誰かに指示されて動くのではなく、自分の頭できちんと考えて、主体的に行動していく人です。
夢と自信に溢れ、誇り高く生きる姿は多くの人々から認められ、賞賛されます。ゆえに、獅子座生まれの人は自尊心を持って、実りある人生を歩むことができるでしょう。
ただ、他者から注意や指摘をされると、自分を否定されたような気がして落ち込んでしまうことも。アドバイスとして素直に耳を傾けることで、より良い方向へ進んでいけます。
注目を浴びることがモチベーションとなる獅子座生まれの人は、人前に立つ仕事に向いています。
一方、縁の下の力持ちのようなサポート役には、あまり興味を持ちません。自分の思いや考えを自由に表現していけるような職業、職場を選ぶことで、獅子座の人が生まれながらに持つ魅力は、さらに花開くことでしょう。
獅子座生まれの人は、恋愛においても周囲の注目を集めたいという願望を持っています。恋愛相手を見る目も高く、誰もが憧れるような人に恋をすることも少なくありません。たとえ相手が高嶺の花のような存在であったとしても、獅子座ならではの自信と勇気を発揮して、積極的なアプローチをしていきます。
また、獅子座生まれの人はドラマティックな恋愛を好む傾向もあります。恋愛ドラマの主人公になったような気分を、現実において味わいたい人なのです。いつも新鮮な刺激を与えてくれるようなエネルギッシュな人、ユニークな人を恋愛相手に選ぶと、理想の恋が叶うでしょう。
12星座の性格は、エレメントと呼ばれる4つの区分に分類することができます。エレメントとは「元素」「要素」といった意味を持ち、古代ギリシャでは火・地・風・水の4つのエレメントが、万物を構成すると考えられていました。
これら4つのエレメントは、星座同士の相性を見ていく上で重要なものとなります。獅子座は火のエレメントに属する星座ですが、他の星座とはどのような相性を持つのか、詳しく見ていきましょう。
獅子座と同じ火のエレメントに属する「牡羊座」「射手座」は、自然と良い関係性を築きやすい星座です。情熱や向上心を持って行動するところが獅子座の考え方と非常に合うため、一緒に協力して何かを行うのに良い相性だといえます。
これら3つの星座は風のエレメントに属し、火の性質を持つ獅子座のことを上手く後押ししてくれる存在です。獅子座が持つ勢いに、風の星座の冷静で客観的なアドバイスが加わることで、獅子座の夢のある計画が現実のものとなっていきます。一緒にいると、何かと心強さを感じる相性です。
地のエレメントに属するこれら3つの星座は、アクティブな獅子座とは対照的に、静かで落ち着きのある人が多い星座です。行動パターンや好みに相違があるため、お互いに共感し合うことはあまりないでしょう。しかし、地の性質を持つ星座の人は、どこか夢見がちな獅子座のことを堅実にフォローしてくれるといった良い面もあるのです。
これら3つの星座は、火を打ち消す存在である水のエレメントに属しています。水の性質を持つ星座の人は、ゆったりとした口調と柔らかな物腰であることが多く、パワフルな獅子座とは息が合いにくい傾向があります。つい相手の嫌な部分ばかりが目についてしまうので、仲を深めるまでに時間がかかってしまう相性です。
春の星座である獅子座は、春先の宵、東の空に姿を現します。見頃は3月~6月ですが、南の空高くに見える4月頃が最も観察しやすい時期です。見つけ方のポイントを知っておけば、比較的簡単にその姿を目にすることができるでしょう。
春の星座を見つけるときの目印となってくれるのが、「春の大三角」です。特に、獅子座の尾の部分デネボラは、春の大三角の一部になっているので、まずは春の大三角を見つけるところから始めてみましょう。
春の夜空に目を凝らしていると、「北斗七星」と呼ばれる、明るい7つの星の並びが見えてきます。北斗七星は柄杓(ひしゃく)のような形をしていますが、この柄のカーブを延長した先に、春の大三角を形作る牛飼い座のアルクトゥルス、乙女座のスピカが見えてくるはずです。
次に、アルクトゥルスとスピカを結んだ線(春の大曲線)を春の大三角の底辺とみなして、頂点となる獅子座のデネボラを探します。デネボラから少し西に目をやると、獅子座の心臓部分にあたるレグルスが見つかるので、この2つの星を手がかりに、ライオンの姿を夜空に描いてみてください。
夜空を見上げたあなたの心には、遥か昔から語り継がれてきた神話の世界が広がることでしょう。
意外に思われるかもしれませんが、誕生日の頃には自分の星座を夜空に見つけることはできません。これは、誕生日を迎える頃に、必ず太陽が自分の星座に位置しているからです。この時期、獅子座は太陽と同時に空に昇り、日没とともに西の空に沈んでしまいます。
獅子座の人が夜空に自分の星座を見つけたいなら、誕生日の3~4か月前の4月頃が、最も観測に適した時期となるでしょう。
最後に、獅子座の情熱やエネルギッシュな魅力をさらに高めてくれるアイテムをご紹介します。いつも身に着けておくことで、ここぞというとき、きっとあなたにパワーを与えてくれるはず。
獅子座は、英雄ヘラクレスと闘ったという神話を背景に持つ、ドラマティックな星座です。最終的には退治されてしまったものの、ヘラクレスの強い力に負けじと立ち向かった姿が女神ヘラの心を動かし、星座として称えられることになりました。
そんな獅子座生まれの人には、どんな困難にも立ち向かっていく勇気と情熱があるといえるでしょう。心の中に棲む気高く誇り高いライオンが、獅子座生まれの人を大きな夢や目標に向かわせてくれるのです。
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獅子座は12星座占いで用いられる、私たちにとってなじみの深い星座の1つです。
春になると東の空に勇ましく昇る獅子座ですが、季節が夏に移り変わるとともに、西の空にうなだれるようにして沈んでいきます。
その理由は、獅子座の成り立ちや、これにまつわる神話を知ることで明らかになるでしょう。
そこで今回は、獅子座にまつわる神話をはじめ、獅子座生まれの人の性格や特徴、ラッキーアイテムをご紹介します。
目次
獅子座(しし座)の基本情報
獅子座はラテン語で「Leo(レオ)」と呼ばれ、ライオンを意味します。
つまり、「獅子」とは百獣の王であるライオンを指しているのです。
獅子座は、地球の赤道面を天まで延長した「天の赤道」上にあるため、地球上のどこからでもその一部を観測することができますが、特に春の夜空(主に3月~6月)でよく観られます。
大昔の人々は、夜空に輝く獅子座を目にして、どのような想いを巡らせていたのでしょうか。
まずは古代における、ロマンに満ちた獅子座のストーリーを紐解いてみましょう。
獅子座(しし座)の起源・由来
獅子座を作り上げている星々は、バビロニアの時代からライオンの姿としてみなされていました。
ライオンの猛々しさからは、力強さや強大な権力が連想されますが、まさに獅子座は、王権を象徴する星座だったのです。
古代の人々は、ライオンの姿全体を王国として捉え、胸の部分でひときわ輝く1等星のレグルスを、王そのものとして崇めました。
このことから、今でもレグルスは「小さな王様」という呼び名で親しまれています。
獅子座(しし座)ってどんな形?
獅子座は、レグルスを起点とした6つの星が「?」を裏返しにしたような形に並ぶ頭部と、尾の部分となるデネボラという星を大まかに結びつけることで、夜空に描くことができます。
特に、頭部にあたる6つの星々は、西洋で使われていた草刈り鎌の形にそっくりだということから、「獅子の大鎌」という呼び名でも親しまれているようです。
また、尾の部分となるデネボラは、「春の大三角」を形づくる星の1つでもあります。
獅子座のデネボラ、牛飼い座のアルクトゥルス、乙女座のスピカ、これら3つの星を結ぶことで、春の夜空に大きな三角形が浮かび上がるのです。
惑星との関係
西洋占星術では、12星座それぞれを支配する「守護惑星」が定められています。
獅子座の守護惑星は「太陽」ですが、太陽は世界中のあらゆる神話において、重要な位置を占める存在です。
中でも特に有名なのが、ギリシャ神話に登場する太陽神アポロンでしょう。
アポロンは、健全な肉体を持った青年の神として言い伝えられていますが、その姿は輝ける理想的な存在として捉えられています。
そして、西洋占星術における太陽は、私たちに理想を追い求める意欲や、目標に向かって突き進むためのエネルギーを与えてくれているのです。
ホロスコープにおける太陽の配置を見ることで、目指そうとしている生き方や人生のテーマ、また、それらを達成するための方法などを知ることができます。
獅子座(しし座)の神話
獅子座は、ギリシャ神話に登場する不死身の人食いライオンが、英雄ヘラクレス(ヘルクレス)に退治されたことによって天に昇った姿だと語り継がれてきました。
無敵であるはずのライオンがなぜ退治され、夜空に浮かぶ星座となってしまったのか、その謎に迫ってみましょう。
獅子座は、英雄ヘラクレスと闘ったライオンの姿
その昔、ネメアの森にとても大きな人食いライオンが棲んでいました。
怪物を両親に持つこのライオンは凶暴な性格で、家畜や人々を襲っていたようです。
ひとたび森に足を踏み入れたなら、生きて帰ってくることは不可能とまでささやかれ、誰もネメアの森に近づこうとはしませんでした。
しかし、ある時、英雄ヘラクレスがこのライオンを退治しにやって来ます。
ヘラクレスは、自らを憎む女神ヘラの呪いにより、誤って自身の妻子を殺してしまったのですが、その罪を償うために12の冒険を命じられていました。
この冒険の1つ目が、まさにネメアの森のライオン退治だったのです。
勇敢なヘラクレスは森の奥へ分け入り、ライオンが姿を現すのを辛抱強く待っていました。
やがて、がさごそと草をかきわける音とともに、ライオンは姿を現したのです。
ヘラクレスはライオンに狙いを定め、勢いよく矢を放ちましたが、ライオンの毛皮はたいへん分厚く、矢をはね返してしまいます。
次に、ヘラクレスは持っていた棍棒(こん棒)でライオンを殴りつけますが、びくともせず、棍棒の方が折れてしまう始末。
意を決したヘラクレスは武器を放り出し、素手でライオンの首をグイグイ締めつけます。
ライオンも負けじと姿勢を低くしてもみ合いましたが、ヘラクレスに三日三晩もの間首を締め続けられて、とうとう倒されてしまいました。
ライオンとヘラクレスの闘いの一部始終を見ていたヘラは、このライオンの健闘を称えて天に昇らせ、夜空に輝く「獅子座」としたのです。
この神話を知った上で、ぜひ夜空を見上げてみてください。
夏の初め頃、ヘルクレス座が東の空に姿を見せると、獅子座は西の地平線に向かって傾きます。
その姿は、まるでヘラクレスを恐れて逃げていくライオンのように見えることでしょう。
獅子座(しし座)生まれの人ってどんな性格?
雑誌やテレビなどで広く親しまれている12星座占いでは、誕生日の星座によって、性格や行動の特徴、運勢などを知ることができます。
では、獅子座生まれの人は、どのような特徴や運勢を持っているのでしょうか。
向いている職業や、相性の良い星座も合わせて見ていきましょう。
何月生まれが獅子座(しし座)?
12星座占いでは、7月24日~8月23日生まれの人が「獅子座」とされています。
しかし、これはあくまで目安の日付であり、生まれた年によって1~2日ずれることも。
例えば、占いによっては、7月23日~8月22日生まれの人を獅子座とする場合もあります。
星座の区分は、1年で12星座を巡る太陽の滞在期間で決まりますが、太陽が各星座に入る正確な日時は毎年変わるため、このようなずれが生じるのです。
太陽が星座の境目付近にいる日に生まれた人は、生まれた時刻や出生地を確認することで、より正確に自分の星座を知ることができるでしょう。
獅子座(しし座)生まれの人の特徴
獅子座生まれの人は創造力があり、自己表現をすることに生きがいを感じます。
人生の主役はいつも自分。
誰かに指示されて動くのではなく、自分の頭できちんと考えて、主体的に行動していく人です。
夢と自信に溢れ、誇り高く生きる姿は多くの人々から認められ、賞賛されます。
ゆえに、獅子座生まれの人は自尊心を持って、実りある人生を歩むことができるでしょう。
ただ、他者から注意や指摘をされると、自分を否定されたような気がして落ち込んでしまうことも。
アドバイスとして素直に耳を傾けることで、より良い方向へ進んでいけます。
獅子座(しし座)生まれの人に向いている職業
注目を浴びることがモチベーションとなる獅子座生まれの人は、人前に立つ仕事に向いています。
一方、縁の下の力持ちのようなサポート役には、あまり興味を持ちません。
自分の思いや考えを自由に表現していけるような職業、職場を選ぶことで、獅子座の人が生まれながらに持つ魅力は、さらに花開くことでしょう。
獅子座(しし座)生まれの人は恋愛でも目立ちたがり!?
獅子座生まれの人は、恋愛においても周囲の注目を集めたいという願望を持っています。
恋愛相手を見る目も高く、誰もが憧れるような人に恋をすることも少なくありません。
たとえ相手が高嶺の花のような存在であったとしても、獅子座ならではの自信と勇気を発揮して、積極的なアプローチをしていきます。
また、獅子座生まれの人はドラマティックな恋愛を好む傾向もあります。
恋愛ドラマの主人公になったような気分を、現実において味わいたい人なのです。
いつも新鮮な刺激を与えてくれるようなエネルギッシュな人、ユニークな人を恋愛相手に選ぶと、理想の恋が叶うでしょう。
獅子座(しし座)と相性の良い星座
12星座の性格は、エレメントと呼ばれる4つの区分に分類することができます。
エレメントとは「元素」「要素」といった意味を持ち、古代ギリシャでは火・地・風・水の4つのエレメントが、万物を構成すると考えられていました。
これら4つのエレメントは、星座同士の相性を見ていく上で重要なものとなります。
獅子座は火のエレメントに属する星座ですが、他の星座とはどのような相性を持つのか、詳しく見ていきましょう。
1位:牡羊座・射手座
獅子座と同じ火のエレメントに属する「牡羊座」「射手座」は、自然と良い関係性を築きやすい星座です。
情熱や向上心を持って行動するところが獅子座の考え方と非常に合うため、一緒に協力して何かを行うのに良い相性だといえます。
2位:双子座・天秤座・水瓶座
これら3つの星座は風のエレメントに属し、火の性質を持つ獅子座のことを上手く後押ししてくれる存在です。
獅子座が持つ勢いに、風の星座の冷静で客観的なアドバイスが加わることで、獅子座の夢のある計画が現実のものとなっていきます。
一緒にいると、何かと心強さを感じる相性です。
3位:牡牛座・乙女座・山羊座
地のエレメントに属するこれら3つの星座は、アクティブな獅子座とは対照的に、静かで落ち着きのある人が多い星座です。
行動パターンや好みに相違があるため、お互いに共感し合うことはあまりないでしょう。
しかし、地の性質を持つ星座の人は、どこか夢見がちな獅子座のことを堅実にフォローしてくれるといった良い面もあるのです。
4位:蟹座・蠍座・魚座
これら3つの星座は、火を打ち消す存在である水のエレメントに属しています。
水の性質を持つ星座の人は、ゆったりとした口調と柔らかな物腰であることが多く、パワフルな獅子座とは息が合いにくい傾向があります。
つい相手の嫌な部分ばかりが目についてしまうので、仲を深めるまでに時間がかかってしまう相性です。
獅子座(しし座)の見つけ方
春の星座である獅子座は、春先の宵、東の空に姿を現します。
見頃は3月~6月ですが、南の空高くに見える4月頃が最も観察しやすい時期です。
見つけ方のポイントを知っておけば、比較的簡単にその姿を目にすることができるでしょう。
見つけるポイント
春の星座を見つけるときの目印となってくれるのが、「春の大三角」です。
特に、獅子座の尾の部分デネボラは、春の大三角の一部になっているので、まずは春の大三角を見つけるところから始めてみましょう。
春の夜空に目を凝らしていると、「北斗七星」と呼ばれる、明るい7つの星の並びが見えてきます。
北斗七星は柄杓(ひしゃく)のような形をしていますが、この柄のカーブを延長した先に、春の大三角を形作る牛飼い座のアルクトゥルス、乙女座のスピカが見えてくるはずです。
次に、アルクトゥルスとスピカを結んだ線(春の大曲線)を春の大三角の底辺とみなして、頂点となる獅子座のデネボラを探します。
デネボラから少し西に目をやると、獅子座の心臓部分にあたるレグルスが見つかるので、この2つの星を手がかりに、ライオンの姿を夜空に描いてみてください。
夜空を見上げたあなたの心には、遥か昔から語り継がれてきた神話の世界が広がることでしょう。
誕生日に獅子座(しし座)は見られる?
意外に思われるかもしれませんが、誕生日の頃には自分の星座を夜空に見つけることはできません。
これは、誕生日を迎える頃に、必ず太陽が自分の星座に位置しているからです。
この時期、獅子座は太陽と同時に空に昇り、日没とともに西の空に沈んでしまいます。
獅子座の人が夜空に自分の星座を見つけたいなら、誕生日の3~4か月前の4月頃が、最も観測に適した時期となるでしょう。
獅子座(しし座)のラッキーアイテム
最後に、獅子座の情熱やエネルギッシュな魅力をさらに高めてくれるアイテムをご紹介します。
いつも身に着けておくことで、ここぞというとき、きっとあなたにパワーを与えてくれるはず。
獅子座(しし座)は熱い魂の象徴
獅子座は、英雄ヘラクレスと闘ったという神話を背景に持つ、ドラマティックな星座です。
最終的には退治されてしまったものの、ヘラクレスの強い力に負けじと立ち向かった姿が女神ヘラの心を動かし、星座として称えられることになりました。
そんな獅子座生まれの人には、どんな困難にも立ち向かっていく勇気と情熱があるといえるでしょう。
心の中に棲む気高く誇り高いライオンが、獅子座生まれの人を大きな夢や目標に向かわせてくれるのです。
関連記事
一つ前の星座蟹座も知りたいあなたにおすすめ▼
ピアスの位置には意味がある?!▼