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オーストラリア料理と聞いて、あなたはどんなメニューを思い浮かべますか? 第二次世界大戦の影響があり、オーストラリアには世界中の文化が集まっているといわれています。 そうしたオーストラリアでは、グルメもまたグローバル。なかには日本のご家庭でトライできそうなお料理もありますよ。
料理することや食べることがすきな方にぜひおすすめしたい、オーストラリアの食生活。 魅力たっぷりの異国の食卓に迫ります。
食料自給率が200%にも及ぶオーストラリア。 日本の食料自給率とは比べものにもならない数値ですが、現地の方の食生活には、どのような特徴があるのでしょうか。 料理の歴史や種類、特徴をご紹介します。
本来「アボリジニ」と呼ばれる先住民たちが暮らしていたオーストラリアでは、お肉や木の実などの動植物を採取し、加熱して食べるスタイルが定番だったそうです。 古来より、遺伝子に自給自足生活が根付いていたのでしょうか。
1700年代にはイギリスの植民地となったオーストラリア。第二次世界大戦中もイギリスの影響を多く受けました。 イギリスの対独宣戦布告により第二次世界大戦に参戦することとなったオーストラリアは、とくにイギリスの食文化の影響を強く受けています。 イギリスの名物料理が、オーストラリアでも堪能できるというシーンが多いよいうです。 戦時中に多くの国から移民を受け入れたオーストラリアは、イギリス以外の国のグルメも吸収していきました。
こうして、食料自給率が高いうえに、グローバルメニューをおいしく楽しめる食文化の土俵が出来上がったのではないかと考えられています。
日本で食べられるオーストラリアのグルメトレンドをInstagramでリサーチしたところ、オーストラリアのカフェでパンケーキを食べるユーザーの投稿を複数目にすることができました。
小麦を加熱するパンケーキも、アボリジニの食事スタイルにマッチしているのかもしれません。 オーストラリアには、似たような甘いケーキに「パブロバ」と呼ばれる定番スイーツがあるようですので、パンケーキ文化にも関連しているのかもしれませんね。
ここからは、古くからオーストラリアに伝わる「定番料理」をご紹介します。
オーストラリアといえばカンガルーを連想する方も多いはず。オーストラリアの定番料理にまず挙げられるのも「カンガルーミート」です。 タンパク質などの栄養素が豊富で、脂質とコレステロールが低いのが特徴。日本ではあまりなじみのない赤身のお肉ですが、現地では健康的な食材として知られており、定番料理の1つです。
オーストラリアは海の幸もおいしい地域で、タスマニアサーモンなどの海鮮料理も絶品です。 サーモンのほかにも、生の牡蠣も通年手に入るおいしい食材です。 もしオーストラリアで自炊の機会があれば、ぜひマーケットに足を運んでみませんか。
「ミート・パイ」はオーストラリアの国民食ともいわれています。日本でいうキッシュのようなイメージで、お肉をパイ生地で包んだお料理です。 ミート・パイを販売している店舗数も多く、手軽に食べられているメニューのため、オーストラリアへ観光に行ったら一度は挑戦する機会があるはず!
オーストラリアでは定番の主食のひとつです。 そのまま食べるとぎっしり詰まったお肉のジューシーさが味わえます。 お好みでミートソースやホワイトソースを組み合わせてもおいしいですよ。
お魚とフライドポテトを盛り合わせた「フィッシュ・アンド・チップス」は、イギリスグルメだと認識している方も多いでしょう。 かつてイギリス領であったオーストラリアでは、イギリスのようにフィッシュ・アンド・チップスのお店が多く出店されているのだとか。
白身魚を使用するのが一般的ですが、タイやタラ、スズキなど種類が豊富です。
「バンガーズ・アンド・フィッシュ」もフィッシュ・アンド・チップス同様、イギリスからオーストラリアへ流れてきたメニューのひとつです。
バンガーズと呼ばれるソーセージにマッシュポテトを組み合わせた一皿は、グレイビーソースをかけていただくのが一般的な食べ方といわれています。
オーストラリアには、おいしい飲み物やスイーツもたくさんあります。 「BOOST JUICE」はチェーンのスムージー専門店です。 ローカロリーでグルテンフリーなおいしいドリンクを飲みたい時におすすめです。
お酒が好きな方にぜひチェックしていただきたいのはオーストラリアワイン。実はワインの産地としても有名なオーストラリアは、安価でおいしいワインがたくさん手に入るんだそうです。
メレンゲケーキ「パブロバ」は、メレンゲをサクサクふわふわに焼き上げクリームでデコレーションをしたケーキです。季節のフルーツをのせていただく甘いお菓子と独特な食感は、焼きマシュマロが好きな方にはとくにおすすめですよ。
見た目もかわいく華やかな「クロナッツ」は、クロワッサンとドーナツを融合させた新しい発想のお菓子です。 コーティングやデコレーションが素敵で、オーストラリア観光の際にはぜひ写真を撮っておきたい定番デザートといえるでしょう。
カンガルーミートはオーストラリアの人々のソウルフードです。脂肪分2%程度の栄養豊富なお肉は、先住民アボリジニの人たちも食べていたのでしょうか。
カンガルーミートの「カンガルー」という名前は、「私はあなたを理解していない」という先住民・アボリジニの言葉「ガングル」に由来しています。 もっとも魅力深い相手への敬意かもしれませんし、これから親しくなることを楽しみにしている心の表れとも受け取れます。
「ガングル」の意味を考察しながらカンガルーに想いを馳せてみるのもおすすめです。
自由な発想でおいしく食事を楽しむ印象が強いオーストラリアの食文化。日本人筆者にとっては驚きの組み合わせも多く、ワクワクしてしまいます。 オーストラリアと日本の食文化を3つのポイントから比較してみました。
味付けに変化が現れるのは、国民性や味の好みが現れているためではないかと思います。イギリスなど欧米の食文化は、きらびやかなものやジャンキーなメニューも多く流れて来ている様子です。
はじめて食べたらびっくりするパンチの効いた味付けも、慣れるとおいしく感じるケースもあるようですよ。 実際に日本人の方は、はじめは「パブロバ」を甘すぎると感じる方が多いようでした。
日本語には地産地消という言葉があります。 お肉もお魚もたっぷりと楽しむオーストラリアの食文化は、ただ世界中のおいしいものを輸入してかき集めているわけではないようです。
動物も植物もオーストラリアの近隣地域で育まれているものを使うのが現地流。食料自給率200%超えのオーストラリアでは、オーストラリア産の食材が食べられると思ってよいでしょう。
日本では、遠くの地域の食材や外国の食材も多いです。その場所ならではの食材の風味を楽しめるのは、オーストラリアのお料理の魅力のひとつといえるでしょう。
オーストラリアの生活習慣は、北欧の国々と近いといわれています。 朝の9時に出勤したら、夕方の5時には退社できる生活習慣を送っているそうです。 早朝出勤をしたり、深夜残業や持ち帰り仕事をしたりしないオーストラリアの人々は、食事の時間も規則正しい様子。
朝ごはんは出勤前や通勤中。お昼ご飯はきっちり12時ごろに摂り、夜は19時ごろには食べ終わっているのだそうです。 夕食のレストランを19時以降に予約することも多い日本とはかなり生活習慣が異なるようですね。
オーストラリアのお料理が気になってきた方! 実は、ご自宅で手軽に作れるオーストラリア料理もたくさんありますよ。いくつか紹介しますので、お料理がすきな方やご自宅で異国料理を楽しみたい方におすすめのレシピをご紹介します。
「チキン・パルミジャーナ」は、鶏肉のフライに味付けをし、チーズを組み合わせる料理です。トマトソース、モッツァレラチーズ、パルメザンチーズを贅沢に使って豪華に仕上げてもいいですし、プレートにフライドポテトを盛り付けてもおいしいですね。
チキン・パルミジャーナと同じようなレシピで「フィッシュ・アンド・チップス」も楽しめますよ。白身のフィレは揚げても揚げ焼きでも、別の加熱方法でもOK!好みのソースを複数用意していただきましょう。
海の幸がお好みなら、シュリンプカクテルやロブスターカクテルがおすすめです。 殻を外し、背わたをとったら盛り付けるだけの簡単レシピ。カクテルソースには、サワークリームと塩、レモン汁の組み合わせや、ウスターソースとケチャップを混ぜたソースもおすすめですよ。好みで調味料を使い味を整えてください。
幸福度が高い地域として知られるオーストラリアは、自然に恵まれ空気がおいしい大陸です。 そのような土地で育った食材を使ったお料理も、もちろんおいしいに決まっていますね。 世界の食文化やグルメには、さまざまな知恵や要素が絡み合っています。オーストラリアの食事をリサーチしながら、新しい世界にどきどきしていただけたら嬉しいです。
もっと知りたい方はぜひ、オーストラリアのお料理についてより深くリサーチしてみるのもおすすめですよ。
オーストラリア料理と聞いて、あなたはどんなメニューを思い浮かべますか?
第二次世界大戦の影響があり、オーストラリアには世界中の文化が集まっているといわれています。
そうしたオーストラリアでは、グルメもまたグローバル。なかには日本のご家庭でトライできそうなお料理もありますよ。
料理することや食べることがすきな方にぜひおすすめしたい、オーストラリアの食生活。
魅力たっぷりの異国の食卓に迫ります。
目次
オーストラリアの料理の特徴・種類
食料自給率が200%にも及ぶオーストラリア。
日本の食料自給率とは比べものにもならない数値ですが、現地の方の食生活には、どのような特徴があるのでしょうか。
料理の歴史や種類、特徴をご紹介します。
オーストラリア料理の歴史
本来「アボリジニ」と呼ばれる先住民たちが暮らしていたオーストラリアでは、お肉や木の実などの動植物を採取し、加熱して食べるスタイルが定番だったそうです。
古来より、遺伝子に自給自足生活が根付いていたのでしょうか。
1700年代にはイギリスの植民地となったオーストラリア。第二次世界大戦中もイギリスの影響を多く受けました。
イギリスの対独宣戦布告により第二次世界大戦に参戦することとなったオーストラリアは、とくにイギリスの食文化の影響を強く受けています。
イギリスの名物料理が、オーストラリアでも堪能できるというシーンが多いよいうです。
戦時中に多くの国から移民を受け入れたオーストラリアは、イギリス以外の国のグルメも吸収していきました。
こうして、食料自給率が高いうえに、グローバルメニューをおいしく楽しめる食文化の土俵が出来上がったのではないかと考えられています。
現代のオーストラリア料理のトレンド
日本で食べられるオーストラリアのグルメトレンドをInstagramでリサーチしたところ、オーストラリアのカフェでパンケーキを食べるユーザーの投稿を複数目にすることができました。
小麦を加熱するパンケーキも、アボリジニの食事スタイルにマッチしているのかもしれません。
オーストラリアには、似たような甘いケーキに「パブロバ」と呼ばれる定番スイーツがあるようですので、パンケーキ文化にも関連しているのかもしれませんね。
オーストラリアの定番料理
ここからは、古くからオーストラリアに伝わる「定番料理」をご紹介します。
カンガルーミート
オーストラリアといえばカンガルーを連想する方も多いはず。オーストラリアの定番料理にまず挙げられるのも「カンガルーミート」です。
タンパク質などの栄養素が豊富で、脂質とコレステロールが低いのが特徴。日本ではあまりなじみのない赤身のお肉ですが、現地では健康的な食材として知られており、定番料理の1つです。
タスマニアサーモンを使用した料理
オーストラリアは海の幸もおいしい地域で、タスマニアサーモンなどの海鮮料理も絶品です。
サーモンのほかにも、生の牡蠣も通年手に入るおいしい食材です。
もしオーストラリアで自炊の機会があれば、ぜひマーケットに足を運んでみませんか。
ミート・パイ
「ミート・パイ」はオーストラリアの国民食ともいわれています。日本でいうキッシュのようなイメージで、お肉をパイ生地で包んだお料理です。
ミート・パイを販売している店舗数も多く、手軽に食べられているメニューのため、オーストラリアへ観光に行ったら一度は挑戦する機会があるはず!
オーストラリアでは定番の主食のひとつです。
そのまま食べるとぎっしり詰まったお肉のジューシーさが味わえます。
お好みでミートソースやホワイトソースを組み合わせてもおいしいですよ。
フィッシュ・アンド・チップス
お魚とフライドポテトを盛り合わせた「フィッシュ・アンド・チップス」は、イギリスグルメだと認識している方も多いでしょう。
かつてイギリス領であったオーストラリアでは、イギリスのようにフィッシュ・アンド・チップスのお店が多く出店されているのだとか。
白身魚を使用するのが一般的ですが、タイやタラ、スズキなど種類が豊富です。
バンガーズ・アンド・マッシュ
「バンガーズ・アンド・フィッシュ」もフィッシュ・アンド・チップス同様、イギリスからオーストラリアへ流れてきたメニューのひとつです。
バンガーズと呼ばれるソーセージにマッシュポテトを組み合わせた一皿は、グレイビーソースをかけていただくのが一般的な食べ方といわれています。
国民的な飲み物やスイーツ
オーストラリアには、おいしい飲み物やスイーツもたくさんあります。
「BOOST JUICE」はチェーンのスムージー専門店です。
ローカロリーでグルテンフリーなおいしいドリンクを飲みたい時におすすめです。
お酒が好きな方にぜひチェックしていただきたいのはオーストラリアワイン。実はワインの産地としても有名なオーストラリアは、安価でおいしいワインがたくさん手に入るんだそうです。
メレンゲケーキ「パブロバ」は、メレンゲをサクサクふわふわに焼き上げクリームでデコレーションをしたケーキです。季節のフルーツをのせていただく甘いお菓子と独特な食感は、焼きマシュマロが好きな方にはとくにおすすめですよ。
見た目もかわいく華やかな「クロナッツ」は、クロワッサンとドーナツを融合させた新しい発想のお菓子です。
コーティングやデコレーションが素敵で、オーストラリア観光の際にはぜひ写真を撮っておきたい定番デザートといえるでしょう。
「カンガルー」という名前の由来はアボリジニの言葉にあり
カンガルーミートはオーストラリアの人々のソウルフードです。脂肪分2%程度の栄養豊富なお肉は、先住民アボリジニの人たちも食べていたのでしょうか。
カンガルーミートの「カンガルー」という名前は、「私はあなたを理解していない」という先住民・アボリジニの言葉「ガングル」に由来しています。
もっとも魅力深い相手への敬意かもしれませんし、これから親しくなることを楽しみにしている心の表れとも受け取れます。
「ガングル」の意味を考察しながらカンガルーに想いを馳せてみるのもおすすめです。
オーストラリアと日本の食文化の違いは?
自由な発想でおいしく食事を楽しむ印象が強いオーストラリアの食文化。日本人筆者にとっては驚きの組み合わせも多く、ワクワクしてしまいます。
オーストラリアと日本の食文化を3つのポイントから比較してみました。
味付け、調理法の違い
味付けに変化が現れるのは、国民性や味の好みが現れているためではないかと思います。イギリスなど欧米の食文化は、きらびやかなものやジャンキーなメニューも多く流れて来ている様子です。
はじめて食べたらびっくりするパンチの効いた味付けも、慣れるとおいしく感じるケースもあるようですよ。
実際に日本人の方は、はじめは「パブロバ」を甘すぎると感じる方が多いようでした。
食材の違い
日本語には地産地消という言葉があります。
お肉もお魚もたっぷりと楽しむオーストラリアの食文化は、ただ世界中のおいしいものを輸入してかき集めているわけではないようです。
動物も植物もオーストラリアの近隣地域で育まれているものを使うのが現地流。食料自給率200%超えのオーストラリアでは、オーストラリア産の食材が食べられると思ってよいでしょう。
日本では、遠くの地域の食材や外国の食材も多いです。その場所ならではの食材の風味を楽しめるのは、オーストラリアのお料理の魅力のひとつといえるでしょう。
食事の時間と習慣の違い
オーストラリアの生活習慣は、北欧の国々と近いといわれています。
朝の9時に出勤したら、夕方の5時には退社できる生活習慣を送っているそうです。
早朝出勤をしたり、深夜残業や持ち帰り仕事をしたりしないオーストラリアの人々は、食事の時間も規則正しい様子。
朝ごはんは出勤前や通勤中。お昼ご飯はきっちり12時ごろに摂り、夜は19時ごろには食べ終わっているのだそうです。
夕食のレストランを19時以降に予約することも多い日本とはかなり生活習慣が異なるようですね。
自宅で簡単に作れるオーストラリアレシピ!
オーストラリアのお料理が気になってきた方!
実は、ご自宅で手軽に作れるオーストラリア料理もたくさんありますよ。いくつか紹介しますので、お料理がすきな方やご自宅で異国料理を楽しみたい方におすすめのレシピをご紹介します。
「チキン・パルミジャーナ」は、鶏肉のフライに味付けをし、チーズを組み合わせる料理です。トマトソース、モッツァレラチーズ、パルメザンチーズを贅沢に使って豪華に仕上げてもいいですし、プレートにフライドポテトを盛り付けてもおいしいですね。
チキン・パルミジャーナと同じようなレシピで「フィッシュ・アンド・チップス」も楽しめますよ。白身のフィレは揚げても揚げ焼きでも、別の加熱方法でもOK!好みのソースを複数用意していただきましょう。
海の幸がお好みなら、シュリンプカクテルやロブスターカクテルがおすすめです。
殻を外し、背わたをとったら盛り付けるだけの簡単レシピ。カクテルソースには、サワークリームと塩、レモン汁の組み合わせや、ウスターソースとケチャップを混ぜたソースもおすすめですよ。好みで調味料を使い味を整えてください。
世界のグルメで毎日をもっとたのしく!
幸福度が高い地域として知られるオーストラリアは、自然に恵まれ空気がおいしい大陸です。
そのような土地で育った食材を使ったお料理も、もちろんおいしいに決まっていますね。
世界の食文化やグルメには、さまざまな知恵や要素が絡み合っています。オーストラリアの食事をリサーチしながら、新しい世界にどきどきしていただけたら嬉しいです。
もっと知りたい方はぜひ、オーストラリアのお料理についてより深くリサーチしてみるのもおすすめですよ。