夏南国の情熱的な花といえば「ブーゲンビリア」。
赤やピンクなどの色鮮やかな花が目を引く素敵なお花。日本の寒い冬にも耐えられるほど、丈夫で強いお花お花でもあるんです。

ブーゲンビリアの発祥の地や色の種類を知っていますか？有名なお花ではありますが、そこまでは知っている人は少ないと思います。もちろん、花言葉はもちろんありますが、色によっても変わる花言葉も素敵なんです！このコラムでは、ブーゲンビリアについてご紹介します。ブーゲンビリアが好きな方やお花好きの方は、ぜひチェックしてみてください！

ブーゲンビリアってどんな花？

フランスの航海者、ロイス・ブーゲンヴィル氏が名前の由来となったブーゲンビリア。
色がついている花びらに見える部分は、実は「苞（ほう）」と呼ばれる葉が変化したものです。お花の本体はその中央にある部分を差します。この苞が薄く紙のように見えることから、イギリスでは「ペーパーフラワー」とも呼ばれています。
ちなみに、開花期の初夏から晩夏にかけて、6月14日、7月26日、8月9日の誕生花ということでも知られています。ご自身や大切な人の中に当てはまる方いれば、誕生日に贈るのもおすすめです！

さて、ブーゲンヴィル氏はいったいどこでブーゲンビリアを発見したのでしょうか？

ブーゲンビリアの発祥の地はどこ？

ブーゲンビリアは南米のオシロイバナ科、もしくはツル性植物であり、ブラジルの首都リオデジャネイロで最初に発見されました。

南国産なので、日本では沖縄の花で暖かい時期しか開花しないイメージがあるかもしれません。しかし、実際のブーゲンビリアの開花期は、4月から10月と長く、適温を維持できれば、通年花を咲かせることもできます。

種類によってではありますが、日本でも栽培が可能です。ブーゲンビリアのサンデリアナ種は、冬の寒さにも強く、気温5℃以上あれば越冬もできる強いお花で、霜の降らない地域であれば伊豆半島の南端まで、花を咲かせます。

ブーゲンビリアの種類ってどれくらいあるの？

ブーゲンビリアには「18の原種」があり、そのうち日本で見られるのは8つの品種です。種類によって特徴や魅力も変わってきます。中でも、日本で育てやすいとされているのは、グラブラとペルウィアナの交雑種が起源とされるサンデリアナ種とされています。

多くの種類の中から、日本でも人気の高い8種類のブーゲンビリアの特徴をまとめました！

ブーゲンビリアは種類によって色や大きさが違うので、好みに合わせて選べるのも楽しみの1つですね。プレゼントにブーゲンビリアの花束を考えている方は、ぜひ贈りたい人を思い浮かべて、種類までこだわって選んでみるとより楽しいかもしれません！

ブーゲンビリアの色って何色あるか知ってる？

ブーゲンビリアの代表的な色は鮮やかな「赤」。
他に何色があるのか？なかなかお目にかかれない希少な色などを紹介します。

ブーゲンビリアの色は4色！

ブーゲンビリアの色の種類は主に赤、ピンク、オレンジ、黄色の4色です。
この主な4色の中でも、特に「オレンジ」と「黄色」のブーゲンビリアはレアカラーとして知られ、さまざまな種類がある中で、なかなかお目にかかれないお花です。
ちなみに市場に出回っているのはこの4色がほとんどですが、他にも数十種類の色があるんだとか。

ブーゲンビリアの素敵な花言葉

ブーゲンビリアには、どのような花言葉が込められているのでしょうか？
代表的な花言葉には、「熱心」、「情熱」、「あなたは魅力的」、「あなたは素敵」とあります。鮮やかな色味で美しく、南国らしいお花の花言葉にぴったりで力強くとても素敵。

また、色ごとに異なる花言葉が込められています。
ここでは代表的な4色、「赤」、「ピンク」、「オレンジ」、「黄色」の花言葉をご紹介しましょう。

赤色のブーゲンビリアの花言葉

赤色のブーゲンビリアの花言葉は、「情熱」、「あなたしか見えない」です。
目を引き付ける赤色は燃え上がる情熱を彷彿とさせます。愛の告白やプロポーズなど想いを寄せる大切な人への花束に選ぶと、熱烈で一途な気持ちが伝わるかもしれません。ちなみに、赤色と対照的な白色のブーゲンビリアの花言葉は、「あなたは素敵」、「熱心」。上品で清楚なイメージの白色はひたむきに思いを寄せる恋心を感じさせます。ひそかに大切な人を想う気持ちや憧れを表現するのにもぴったりです。

ピンク色のブーゲンビリアの花言葉

ピンク色のブーゲンビリアの花言葉は「あなたは魅力に溢れている」です。
鮮やかなピンク色からは、自信に満ちている明るい魅力を感じます。そんな内から溢れでる魅力を象徴しているかのような素敵な花言葉です。

オレンジ色のブーゲンビリアの花言葉

オレンジ色のブーゲンビリアの花言葉は、「秘められた想い」です。
なかなか想いを伝えられない相手へ贈れば、その想いは相手に届くかもしれません。なんともロマンティックな花言葉が込められたお花ですね。

黄色のブーゲンビリアの花言葉

黄色のブーゲンビリアの花言葉は、「あなたを信じます」です。
黄色のブーゲンビリアの存在を信じる人のみぞ見ることができる、というメッセージ性を感じますね。

ブーゲンビリアにネガティブな花言葉はある？

美しく華やかなブーゲンビリアに暗い花言葉はありません！が、ハワイでは「悪魔の花」と呼ばれることがあるんです。
それは、つぼみになり損ねた花芽が棘になってしまうことに由来します。ブーゲンビリアは花芽が増えてきたタイミングで水をやりすぎると、つぼみになり切れず棘になってしまうんです。水やりの頻度に注意することで、ブーゲンビリアを「悪魔の花」にさせず、美しいままに保つことができます。悪魔の花とは呼ばれることはあるものの、ブーゲンビリアはハワイでも親しまれているお花で、悪い意味はありませんのでご安心ください。

情熱的な花言葉を込めたブーゲンビリアの花束を贈ろう

南国生まれならではの色鮮やかで存在感のあるブーゲンビリアは目と心を惹きつけます。
気温調節をすれば自宅で育てながら通年美しい花を楽しめて、南国のお花らしい情熱的なメッセージを感じ取れます。色ごとに素敵な花言葉があります。大切な人に贈るときは伝えたい気持ちに合う色を選んで、心を込めた素敵な贈り物にしてみてください。ブーゲンビリアのお花を通して、きっと想いは伝わります。

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