2021 Summer ~青 Chefchaouen Blue~

モロッコの青い街・シャウエン。
建築、道や階段、あらゆる場所がブルーで覆われている。

この美しい幻想的な世界は、踏み込んだ瞬間から、心を魅了し離さない。
淡い青から深く濃い青まで360度、青、青、青。

まるで空までも染めてしまったかのようだ。

この世のものとは思えない、シャウエンの幻想的な青い壮観。
ふらり立ち寄ると、吸い込まれてしまいそうな感覚。

さんさんと降る日差しの下、彩りを織り成す、淡い青、深い青…。
カラフルな青に囲まれ、色彩は一つではないのだと知る。

チャイハネの2021年夏のシーズンテーマは、「EXOTIC RESORT」。
その中で、今回は、サブテーマの「青」を取り上げたい。

さて、なぜ今、モロッコの青に注目したのでしょうか。
2021年SUMMERの企画を考え始めたころは、2020年の夏ごろ。

世界中を旅して、新しい発見や文化を温故知新し続けたのですが、海外への渡航が難しく、なにかわくわくするものはないか? と考えていたころ青一色で満たされた世界のインパクトは圧倒的でした。
海外に行けないからこそ、夢を抱き、異国の地に思いを馳せながらデザインすることで、とてもいいものができたと思います。

モロッコの歴史と文化が生んだ、この「青の街」の風景を、チャイハネのオリジナルデザインに落とし込み、お届けします。

~Where is Chefchaouen?~

シャウエンは、モロッコのリーフ地方の中部に位置し、険しい山脈の奥深くに佇む街です。
現在は、多くの観光客が訪れる名所ですが、かつては400年以上、異教徒の立ち入りを禁じた神聖な場所でした。

青が好まれる理由は、「涼しげな青色で暑さを紛らわせるため」「虫除けのため」など諸説ありますが、
もっとも有力な説は、「かつてスペインから追われたイスラム教徒がシャウエンに移り住んだため」と云われています。

青はイスラム教にとって神聖な色のため、ムスリムの誇りが高じて建物や道路など街並みを青く染めていったのでしょう。

モロッコの人々の生活の知恵、そして真摯な祈りが込められているのでしょう。

~CAYHANE’S ITEM~

魅惑の世界が広がるモロッコ。
そんなモロッコのモザイクガラスをイメージしたキャンドルホルダーとアロマポット。
見る角度によって、光の反射が異なり、シンプルかつ飽きが来ないデザイン。
癒しの時間をあなたに。

繊細なビーズとワイヤーワークが織り成す光の世界。
職人が一つ一つ小さなビーズにワイヤーを通し、丁寧に作られたピアス。
気の遠くなる細かな作業に職人の技が光ります。
動く度に揺れるデザインは光り輝き、あなたの日常を彩ります。

モロッカンタイルの文様を彷彿とさせるドロップ型のピアス。
とても軽く、耳元で揺れ動き、妖艶な女性らしさを演出してくれる。
まるでモロッコの宮殿に迷い込んだような、濃厚でエキゾチックな夏を。

青の民族と呼ばれるトゥアレグ族が身につける民族衣装の青、空に広がる雲の白、広大に広がるサハラ砂漠のテラコッタ…。
DEASRT CAMPするなら、どんなアイテムが良いだろう…

いつか自由に旅できるその日まで、チャイハネのアイテムたちがお家でも異国気分を味わえるようお手伝いできればと思います。


  • Twitter
  • Facebook
  • LINE