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雨過ぎて、高い日差しが照りつける今日この頃。 昼が長い分、夜空に覗く星の煌めきについと眺めてしまいます。
七月は文月。 七夕に詩をしたためたりすることから、文を披(ひら)く月、文披く月、文月……となったそうです。 なんだかロマンチックな命名ですね。
幼い頃、初恋の子にもらった手紙を、まだ大事に持っています。 皆さんは今、誰に文を送りますか?
本日は、そんなロマンに溢れた石をご紹介します。
~女王の石、ルビー~
誰もが一度は聞いたことのある宝石、ルビー。 7月の誕生石としても有名です。 ジュエリーとして長く愛されている石ですね。
深い紅色のルビーは、和名で「紅玉」と呼ばれています。 ◯◯玉、と名のつく石は、古代から価値の高い宝玉として扱われていた、格式高い石をいいます。 サファイアやエメラルド、日本で言えばヒスイもそれに当たります。
その中でもルビーは「女王」と呼ばれる石です。 中世ヨーロッパ時代、女王の肖像画には共に描かれることが多かった石で、富と栄誉の象徴なんですね。
というのも、ルビーはヨーロッパで産出することがないのです。 アジア……特にミャンマーのルビーは品質が高いと有名です。 希少価値の高いルビーは、王室に献上される特別な石だったのです。
また、ルビーといえば、同じコランダム鋼石であるサファイアと兄弟でもあります。 ルビーらしい紅蓮ではなく、優しいピンク色のものはピンクサファイアと呼ばれ、「ルビー」と名乗ることができる石は、ほんの一握り。 それもまた、ルビーが女王たる所以かもしれません。
~天然石としての魅力~
そういえば、皆さんは「生のルビー」を見たことがありますか。 私はもちろん岩座の店舗で見たことがあるのですが、それまでは「ルビー=ツヤツヤした赤い石」だと思っていました。 紅玉という名前でもありますからね。
アクセサリーショップでキラキラ光る赤い石を見かけたら「これがルビーなんだろうなあ」と、「女性向けだなあ」という気持ちで見ていました。 ですから、岩座でルビーのブレスレットを見た時は驚きました。
透き通る赤じゃないんです。 キラキラしていないんです。
これが天然の色なんですね。 宝石加工をされる前のルビーは、まさしく天然石です。 すごく落ち着いた色をしていて、深く引き込まれるような、吸い込まれるような…… 石感がしっかりあって、品のある優しい紅色をしています。
私はこの「生まれたてのルビー」が好きです。 石そのものの表情がよく見えますし、だからこそこの世に一つしかない取り合わせになります。
優しげな色味をじっくりみて見てください。 あるところでは深い紅色が差し、思わず「おっ」と、見つけるのが楽しくなります。
~固い絆と、深い愛の象徴~
皆さんは、金婚式やダイヤモンド婚式というものをご存知でしょうか。
夫婦の結びつきを大切にする日本人は、結婚した翌年から◯◯婚式という名前で結婚記念日をお祝いしますね。 有名なのは50周年の「金婚式」や、60周年の「ダイヤモンド婚式」ですが、実は、ルビー婚式なんていうものあるのです。
ルビー婚式は、結婚40周年を表します。 金婚式の手前ですね。
ルビーで輝き始め、金となり、ダイヤモンドに到達する…… 名称の由来は様々ですが、ルビーのその真っ赤な色味が深い愛情を示しており、「ルビーのように固く愛情深い夫婦の絆」を意味しているのです。
ルビーそのものが私たちにもたらしてくれる効果としても、「情熱」「愛情」「勝利」と、とても熱い言葉が並んでいます。 古くは騎士の甲冑にルビーの装飾を施し、無事に勝利を収めて帰還できるようにとまじないを込めたとか。
愛を込めて、無事を祈る。
そういった想いがあるからこそ、ルビーは愛するひとへの贈り物に多く選ばれるんですね。
~自分のために、誰かのために~
老若男女を惹きつける魅力的な石、ルビー。 身につけた人に、愛の溢れる余裕を与えてくれます。
・最近なんだか余裕がないな。 ・何か物足りないな。 ・自分に自信が持てない。
そんな方はぜひルビーに触れてみてください。 生のルビーであれば、素朴な中に潜む気高さが、さりげない刺激を与えてくれます。
贈り物をするならば、まずは石の名前を言わずにプレゼントしてみてください。
きっと「それ、ルビーなんだよ」と教えてあげれば、笑顔になります。 だって、ほとんどの方がルビーの名前は知っているんですから。 けれど、きっとほとんどの方のルビーのイメージは「きらりと光る赤い石」ですから。
「これがルビー?」 「すごい!」 「ありがとう!」
そんな声を想像すると、こちらも笑顔になってしまいますね。
大切なあの人と、自分を繋ぐために。 もしくは自分自身を支えるために。
慈悲深い女王の石を、ぜひ「生で」みて見てください。 きっと誰かに、自慢したくなりますよ。
★ルビーのお取り扱いは、岩座各店舗へ★ 岩座の全国ショップリスト⇒ https://www.amina-co.jp/shop-list/iwakura
雨過ぎて、高い日差しが照りつける今日この頃。
昼が長い分、夜空に覗く星の煌めきについと眺めてしまいます。
七月は文月。
七夕に詩をしたためたりすることから、文を披(ひら)く月、文披く月、文月……となったそうです。
なんだかロマンチックな命名ですね。
幼い頃、初恋の子にもらった手紙を、まだ大事に持っています。
皆さんは今、誰に文を送りますか?
本日は、そんなロマンに溢れた石をご紹介します。
~女王の石、ルビー~
誰もが一度は聞いたことのある宝石、ルビー。
7月の誕生石としても有名です。
ジュエリーとして長く愛されている石ですね。
深い紅色のルビーは、和名で「紅玉」と呼ばれています。
◯◯玉、と名のつく石は、古代から価値の高い宝玉として扱われていた、格式高い石をいいます。
サファイアやエメラルド、日本で言えばヒスイもそれに当たります。
その中でもルビーは「女王」と呼ばれる石です。
中世ヨーロッパ時代、女王の肖像画には共に描かれることが多かった石で、富と栄誉の象徴なんですね。
というのも、ルビーはヨーロッパで産出することがないのです。
アジア……特にミャンマーのルビーは品質が高いと有名です。
希少価値の高いルビーは、王室に献上される特別な石だったのです。
また、ルビーといえば、同じコランダム鋼石であるサファイアと兄弟でもあります。
ルビーらしい紅蓮ではなく、優しいピンク色のものはピンクサファイアと呼ばれ、「ルビー」と名乗ることができる石は、ほんの一握り。
それもまた、ルビーが女王たる所以かもしれません。
~天然石としての魅力~
そういえば、皆さんは「生のルビー」を見たことがありますか。
私はもちろん岩座の店舗で見たことがあるのですが、それまでは「ルビー=ツヤツヤした赤い石」だと思っていました。
紅玉という名前でもありますからね。
アクセサリーショップでキラキラ光る赤い石を見かけたら「これがルビーなんだろうなあ」と、「女性向けだなあ」という気持ちで見ていました。
ですから、岩座でルビーのブレスレットを見た時は驚きました。
透き通る赤じゃないんです。
キラキラしていないんです。
これが天然の色なんですね。
宝石加工をされる前のルビーは、まさしく天然石です。
すごく落ち着いた色をしていて、深く引き込まれるような、吸い込まれるような……
石感がしっかりあって、品のある優しい紅色をしています。
私はこの「生まれたてのルビー」が好きです。
石そのものの表情がよく見えますし、だからこそこの世に一つしかない取り合わせになります。
優しげな色味をじっくりみて見てください。
あるところでは深い紅色が差し、思わず「おっ」と、見つけるのが楽しくなります。
~固い絆と、深い愛の象徴~
皆さんは、金婚式やダイヤモンド婚式というものをご存知でしょうか。
夫婦の結びつきを大切にする日本人は、結婚した翌年から◯◯婚式という名前で結婚記念日をお祝いしますね。
有名なのは50周年の「金婚式」や、60周年の「ダイヤモンド婚式」ですが、実は、ルビー婚式なんていうものあるのです。
ルビー婚式は、結婚40周年を表します。
金婚式の手前ですね。
ルビーで輝き始め、金となり、ダイヤモンドに到達する……
名称の由来は様々ですが、ルビーのその真っ赤な色味が深い愛情を示しており、「ルビーのように固く愛情深い夫婦の絆」を意味しているのです。
ルビーそのものが私たちにもたらしてくれる効果としても、「情熱」「愛情」「勝利」と、とても熱い言葉が並んでいます。
古くは騎士の甲冑にルビーの装飾を施し、無事に勝利を収めて帰還できるようにとまじないを込めたとか。
愛を込めて、無事を祈る。
そういった想いがあるからこそ、ルビーは愛するひとへの贈り物に多く選ばれるんですね。
~自分のために、誰かのために~
老若男女を惹きつける魅力的な石、ルビー。
身につけた人に、愛の溢れる余裕を与えてくれます。
・最近なんだか余裕がないな。
・何か物足りないな。
・自分に自信が持てない。
そんな方はぜひルビーに触れてみてください。
生のルビーであれば、素朴な中に潜む気高さが、さりげない刺激を与えてくれます。
贈り物をするならば、まずは石の名前を言わずにプレゼントしてみてください。
きっと「それ、ルビーなんだよ」と教えてあげれば、笑顔になります。
だって、ほとんどの方がルビーの名前は知っているんですから。
けれど、きっとほとんどの方のルビーのイメージは「きらりと光る赤い石」ですから。
「これがルビー?」
「すごい!」
「ありがとう!」
そんな声を想像すると、こちらも笑顔になってしまいますね。
大切なあの人と、自分を繋ぐために。
もしくは自分自身を支えるために。
慈悲深い女王の石を、ぜひ「生で」みて見てください。
きっと誰かに、自慢したくなりますよ。
★ルビーのお取り扱いは、岩座各店舗へ★
岩座の全国ショップリスト⇒ https://www.amina-co.jp/shop-list/iwakura