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和の雰囲気を持ちながら、キュートでどこかシュールなデザイン。カヤブランドに遊び心あふれる新商品が登場しました。
実は、江戸時代に出版された見立て絵本「小紋雅話(こもんがわ)」がもとになっているのです。 江戸の人気戯作者・山東京伝が生み出した、新しい和のデザイン。 「小紋雅話」には、洒落っ気たっぷりな古典柄が多く描かれています。言葉遊び、ダジャレやパロディー、とても身近なものがデザインされ、江戸文化の面白さが詰まっています。この小紋雅話をモチーフに、いったいどのような商品が誕生したのでしょうか?
干物の開きがつながっているような柄なのに、ブルーと白の色合いが爽やかで夏っぽく感じる不思議な魅力のデザインです。
通気性と肌触りの良いレーヨン素材は、暑い季節にぴったり。小粋でユニークな柄シャツは、着るだけで楽しくなりそうです。デニムやチノパンのようなシンプルなアイテムとのコーデで、おしゃれなサマースタイルの完成です。
カラス?に見えなくもないのですが、ちょっと奇妙なデザイン。よく見るとカラスの顔が可愛くて、クスッと笑ってしまいます。濃いめのブルーとグレーで落ち着いたイメージにも。
ユニークなバッグは、夏祭りやイベント、アウトドアにもおすすめです。男性なら手軽なたすきバッグ。シンプルなシャツと合わせるとアクセントになります。 洋服はもちろん、浴衣や着物にもおすすめなのが、きんちゃく型のバッグです。古典的で、ユーモアのあるデザインが気分を上げてくれます。
間近で見たクジラの目だけを描いたデザイン。一目見ただけではわからないけれど、これ、クジラの目なのですよ。この発想、面白すぎます。
シンプルなパンツの足元から遊び心たっぷりのデザインがちら見。江戸の粋と可愛さがコラボした素敵な足袋靴下です。
「光琳梅(尾形光琳が描いた梅)の花びらを4枚にして、目鼻を付ければお多福になる」と「小紋雅話」には書かれています。難しいことは抜きにして、どこかとぼけた可愛い顔がたくさん描かれたデザインは、じっと見ていると自然に笑顔になってきます。
カヤの商品とコーデするなら、もんぺのような形のパンツ、岡山県井原デニムを使用したワイドシルエットのパンツなどと組み合わせるのもすてきです。レディースのもんぺ型パンツ、スカートのようなシルエットを持った袴風ワイドパンツなどと合わせても可愛く仕上がります。
可愛いネズミが走り回っているような本家の柄は、それだけでも愛らしいのですが、ピンク地でデザインされて、よりキュートさがアップしています。
きんちゃく型バッグやサコッシュで、みんなの注目を集めちゃおう。デザインをシャツと合わせたり、差し色として使ったり!
今回の「小紋雅話」シリーズのもとになった「小紋雅話」とは、どんな本だったのでしょうか。せっかくなので、少しお話ししましょう。古典や歴史は苦手と言う方も少しだけ、ご覧ください。
「小紋雅話」を書いた山東京伝は、江戸時代後期の人で、浮世絵や黄表紙(風刺や洒落の聞いた大人向けの漫画)などを描き、江戸の人々を楽しませていました。
山東京伝は、絵や本を書くだけでなく、小物のデザインも手掛け、「京屋」という小物屋まで経営しています。自分でデザインした紙製の煙草入れを大流行させてもいるのです。まさにマルチアーティスト! そんな彼が、洒落心と豊かな発想力で生み出した小紋柄の見立て絵本「小紋雅話」。この本の中には、さまざまなものを着物の小紋柄に見立てて描かれたものがずらり。パッと見るだけではわからない味わい深くて面白い、でも可愛い図案がいっぱいです。
もっと知りたい方へ
過去のデザインが現代の感性に沿ったものになった「小紋雅話」シリーズ。 着ている人も見ている人も、思わずにんまりしそうな楽しいデザインアイテムは、父の日のプレゼントとしてもおすすめです。
柄シャツと足袋のコーディネートで、ちょっとした遊び心を楽しんでもらったり、お母さんとのワンポイントペアルックをプロデュースしたり。 はにかみながら喜ぶお父さん、見たくないですか?
今年の夏は、チャーミングな新しい和のデザインで、ぜひ小粋な江戸気分をお楽しみください。
和の雰囲気を持ちながら、キュートでどこかシュールなデザイン。カヤブランドに遊び心あふれる新商品が登場しました。
実は、江戸時代に出版された見立て絵本「小紋雅話(こもんがわ)」がもとになっているのです。
江戸の人気戯作者・山東京伝が生み出した、新しい和のデザイン。
「小紋雅話」には、洒落っ気たっぷりな古典柄が多く描かれています。言葉遊び、ダジャレやパロディー、とても身近なものがデザインされ、江戸文化の面白さが詰まっています。この小紋雅話をモチーフに、いったいどのような商品が誕生したのでしょうか?
目次
KOMONGAWAシリーズ新登場
KAMASU:かますつなぎ
干物の開きがつながっているような柄なのに、ブルーと白の色合いが爽やかで夏っぽく感じる不思議な魅力のデザインです。
通気性と肌触りの良いレーヨン素材は、暑い季節にぴったり。小粋でユニークな柄シャツは、着るだけで楽しくなりそうです。デニムやチノパンのようなシンプルなアイテムとのコーデで、おしゃれなサマースタイルの完成です。
DOUMYOUZI:道明寺烏(どうみょうじからす)
カラス?に見えなくもないのですが、ちょっと奇妙なデザイン。よく見るとカラスの顔が可愛くて、クスッと笑ってしまいます。濃いめのブルーとグレーで落ち着いたイメージにも。
ユニークなバッグは、夏祭りやイベント、アウトドアにもおすすめです。男性なら手軽なたすきバッグ。シンプルなシャツと合わせるとアクセントになります。
洋服はもちろん、浴衣や着物にもおすすめなのが、きんちゃく型のバッグです。古典的で、ユーモアのあるデザインが気分を上げてくれます。
KUMANO:熊野染(くまのぞめ)
間近で見たクジラの目だけを描いたデザイン。一目見ただけではわからないけれど、これ、クジラの目なのですよ。この発想、面白すぎます。
シンプルなパンツの足元から遊び心たっぷりのデザインがちら見。江戸の粋と可愛さがコラボした素敵な足袋靴下です。
UME:面の皮梅(つらのかわうめ)
「光琳梅(尾形光琳が描いた梅)の花びらを4枚にして、目鼻を付ければお多福になる」と「小紋雅話」には書かれています。難しいことは抜きにして、どこかとぼけた可愛い顔がたくさん描かれたデザインは、じっと見ていると自然に笑顔になってきます。
カヤの商品とコーデするなら、もんぺのような形のパンツ、岡山県井原デニムを使用したワイドシルエットのパンツなどと組み合わせるのもすてきです。レディースのもんぺ型パンツ、スカートのようなシルエットを持った袴風ワイドパンツなどと合わせても可愛く仕上がります。
NEZUMI:鼠小紋(ねずみこもん)
可愛いネズミが走り回っているような本家の柄は、それだけでも愛らしいのですが、ピンク地でデザインされて、よりキュートさがアップしています。
きんちゃく型バッグやサコッシュで、みんなの注目を集めちゃおう。デザインをシャツと合わせたり、差し色として使ったり!
風変わりな江戸小紋「小紋雅話」
今回の「小紋雅話」シリーズのもとになった「小紋雅話」とは、どんな本だったのでしょうか。せっかくなので、少しお話ししましょう。古典や歴史は苦手と言う方も少しだけ、ご覧ください。
山東京伝ってどんな人?
「小紋雅話」を書いた山東京伝は、江戸時代後期の人で、浮世絵や黄表紙(風刺や洒落の聞いた大人向けの漫画)などを描き、江戸の人々を楽しませていました。
山東京伝は、絵や本を書くだけでなく、小物のデザインも手掛け、「京屋」という小物屋まで経営しています。自分でデザインした紙製の煙草入れを大流行させてもいるのです。まさにマルチアーティスト!
そんな彼が、洒落心と豊かな発想力で生み出した小紋柄の見立て絵本「小紋雅話」。この本の中には、さまざまなものを着物の小紋柄に見立てて描かれたものがずらり。パッと見るだけではわからない味わい深くて面白い、でも可愛い図案がいっぱいです。
もっと知りたい方へ
まとめ
過去のデザインが現代の感性に沿ったものになった「小紋雅話」シリーズ。
着ている人も見ている人も、思わずにんまりしそうな楽しいデザインアイテムは、父の日のプレゼントとしてもおすすめです。
柄シャツと足袋のコーディネートで、ちょっとした遊び心を楽しんでもらったり、お母さんとのワンポイントペアルックをプロデュースしたり。
はにかみながら喜ぶお父さん、見たくないですか?
今年の夏は、チャーミングな新しい和のデザインで、ぜひ小粋な江戸気分をお楽しみください。