お買い物読み物
2022.01.17

【岩座】節分 -畏れを知り、身を守る-


災いをもたらすとされる鬼。
それは、煩悩という人の悪しき心に住むと考えられてきました。
私達が脅威を抱く自然災害や疫病も、
先人はその鬼がもたらすものだと知っていたのかもしれません。

節分とは、具現化したその鬼の姿を借りて、自分自身の
弱い心や、自然に対する「畏れ」と向き合える大切な行事です。
豆をまき、人の心に住む鬼を払うことで、清々しい新たな年を願いましょう。

鬼は外 福は内。

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■節分とは

節分は、名前の通り「季節を分ける」ということを意味しています。
季節の始まりの日、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことを節分と言っていましたが
現在では、春が始まる前の日、つまり冬と春を分ける日だけを節分と呼ぶようになりました。


節分は季節が大きく変わるため、「厄」が入り込みやすいことからお祓いをする習わしがあります。
その際に「厄」の象徴と考えられていたのが「鬼」。古来、病や災害などは鬼の仕業と考えられてきました。
やがて立春の節分に宮中で行われていた「追儺」や五穀豊穣を願う「豆打ち」が合わさって、
現在の節分の豆まきが行われるようになったといわれています。
 

日本の伝統行事として大切にされている「節分」と「豆まき」について、

子どもたちとその成り立ちを知り、楽しんでみませんか。
 


■福豆とは
炒った大豆を桝に入れ、神棚にお供えしたものが福豆。
鬼を追い払う豆は、五穀の中でも穀霊が宿るといわれています。
豆が「魔滅」(まめ)、豆を煎ることで「魔の目を射る」に通じるためです。
神棚がない場合は目線の高いところに白い紙を敷いてお供えしてもよいでしょう。


■豆をまくのは誰?
豆まきを行うのは「年男」です。本来年男とは一家の主人をさしましたが、現在ではその年の干支に生まれた男性を年男といいます。

現在では年男、年女、あるいは家族がまきますが、地方によっては厄年の人がまく風習もあります。


■豆まきの手順

一、福豆(炒り豆)を準備します。

豆まきを行う前日までに準備し、神棚や棚の上など、高い場所に供えておきます。
 

二、豆を投げる人、鬼役の人など役割を決めます。
役割には諸説ありますが、特に難しく考えず、楽しく役を決めましょう。
鬼面や福面をつけると盛り上がるものです。
 

三、豆まきを始めます。かけ声は、「鬼は外!福は内!」
夜になったら窓や扉を開け、外に向かって豆まきをします。鬼が戻らないよう
窓と扉を閉め、家の中に「福は内!」と言いながら豆をまきます。
 

四、豆まきが終わったら、家族で豆を食べましょう。
自分の年齢よりも一つ多い数の豆を食べると一年の厄除けになると
云われています。
 

季節の変わり目に邪気払いをしたり、家族の健康や成長を願って、

そのとき旬の食材を食べたり。日本には様々な季節の文化行事があります。
岩座では、現代の生活にも取り入れやすく、子供達にも
楽しみながら文化を伝えられる商品をご用意しています。

~豆まき節分お面~ 
 

↑上記画像クリックで、詳細ページへとびます
豆まき節分お面 1,485円 税込

 

魔よけの意味があると云われる杉を使った節分お面。

節分の豆には魔滅に通じ無病息災を願う意味があるとされ、年齢の数だけ豆を食べることで健康を願う意味があると云われています。


~節分巾着~
 

↑上記画像クリックで、詳細ページへとびます

節分巾着 935円 税込
 

豆やお面を仕舞える節分巾着。
除災招福は「あらゆる災いを除き福を招き入れる」こと。
悪霊退散は「厄事を退散させ幸せに導く」意味があると云われています。
おかめの中身は大豆の黒蜜きなこの甘い豆菓子が入り、鬼の中身は大豆に竹炭の粉末をまぶした豆菓子です。

※竹炭の豆菓子には唐辛子が入っています。辛さが苦手な方はご注意ください。






https://www.cayhane.jp/shop/c/c10

 


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