冬支度とは?準備するものや始める時期などをご紹介!

暑い夏が過ぎ、朝晩の気温が下がってくると、そろそろ衣替えや暖房の準備を始めなければと思いますよね。
このように、寒さに備えて準備することを「冬支度」といい、日本では昔から入念な冬支度が行われてきました。
生活様式が変わった現在の日本の生活では、どのような冬支度をすればよいのでしょうか?

そこで今回は、冬支度の時期や準備することなどについて詳しく紹介します。

冬支度とは?

冬支度とは?

秋が深まってくると、テレビや雑誌などさまざまな場面で「冬支度」という言葉が出てきます。
衣替えや暖房器具などを出すことというざっくりとしたイメージはありますが、本来はどのような意味を持つ言葉なのでしょうか?
そこで今回は、冬支度の意味や日本の冬支度などについて詳しく解説していきましょう。

冬支度の意味

「冬支度(ふゆじたく)」とは、寒い冬を快適に過ごすために、衣類や住まいなどを本格的に寒くなる前に整えることです。

具体的には、冬物の洋服を出したり、毛布や羽根布団など暖かい寝具を出したり、ストーブやエアコンなどの暖房器具の準備をしたりします。
また、積雪に備えて自動車のタイヤを冬用のものに交換したり、雪かきスコップや保存食を準備したりするのも冬支度の1つです。

昔から続く日本の冬支度

昔から続く日本の冬支度

日本には四季があり冬になると寒さが厳しくなるため、昔から冬支度は家族総出で行う大切な習慣であり、暮らしの一部でした。
毎年冬を迎える前には、衣替えや寝具の入れ替えをしたり、暖を取るための道具を用意したりと生活全般の準備を行ってきました。

昔の冬支度では次のようなことを行っていました。

衣替えや寝具の交換

木綿や毛糸などを用いた冬用の衣類や寝具を出したり、点検をして傷んだ部分を直したりしていました。
また、綿入れや半纏(はんてん)などの防寒具も用意されていました。

暖房器具を用意する

火鉢やこたつ、懐炉(かいろ)、湯たんぽなどの暖房器具を用意していました。
また、薪や炭などの燃料も寒くなる前に冬が越せる分だけ用意しておきます。

家の手入れ

寒さに耐えられるように、障子やふすまの張り替えや、家の隙間の修繕、屋根の点検と修繕などを行っていました。
また、雪が多く降る地域では、家や庭の木を雪や風から守るために板やワラ、菰(こも)などで家の周りや木を囲う「雪囲い」も行われています。

保存食を作る

冬の間は新鮮な食材が収穫できないため、干し柿や干し大根、漬け物、梅干し、味噌、醤油、干し魚などの保存食を前もって作り、備えておきます。
また、米や麦などの穀物は、害虫や湿気から守るためワラや木箱などに入れて通気性の良い蔵などに保存します。

このような昔の冬支度の方法や考え方は、現代の冬支度にも受け継がれ活用されているのです。

冬支度はいつから始める?

冬支度はいつごろから始めると良いのでしょうか?
ここでは、冬支度を始める時期ややるべき事などについて紹介していきます。

冬支度は11月上旬から始めるのがおすすめ

冬支度は11月上旬から少しずつ始めることをおすすめします。
10月はまだ暑い日もあり、12月は寒さが厳しくなり雪や凍結などで作業がしにくくなってしまいます。
そのため、本格的な寒さが訪れる直前で作業がやりやすい11月が冬支度に最適とされています。
また、かつての日本では「立冬(現在の11月7日ごろ)」の前後から冬支度が行われていたため、現在でも11月ごろが冬支度を始める目安となっています。
ただし、寒さが深まる時期は地域やその年の気候によって違うので、冬支度を始める時期は10月上旬から12月上旬と地域や気候によって異なります。

10月・11月に準備しておきたいこと

冬支度は11月上旬からがおすすめですが、10月頃から急に冷え込む日があったり朝晩の気温が低くなったりするので、早めに始めると良いでしょう。

10月にしておきたいことは、衣類や寝具の確認、暖房器具や加湿器などの点検や準備、窓やドアなどから冷気が入ってこないようにするための断熱対策などです。
11月にしておきたいことは、冬物の衣類や寝具、暖房器具や加湿器などを本格的に使える状態に整えておくことです。

冬支度で準備しておきたいもの

冬支度をする際には、どのような準備をしておけばよいのでしょうか。
ここでは、衣類や寝具、冬用家電などの冬支度について紹介していきます。

衣類の冬支度

衣類の冬支度

冬の衣類は、ニットやフリース、ダウンなど暖かい素材のものや、保温効果のあるインナー、手袋やマフラーなどの小物を用意します。
衣替えの際には、冬物の衣類の状態をチェックし、汚れがあるようなら洗濯やクリーニング、ほつれや虫食いなどがあるようなら修繕をしておきましょう。
また、サイズが合わなくなっていたりデザインが古くなっていたりしていないかなども確認すると、新しく購入する目安になります。

寝具の冬支度

寝具の冬支度

朝晩の気温が下がり、寝る時に肌寒さを感じるようになったら、冬用の寝具を出しておくと良いでしょう。
冬用の寝具には、厚手の毛布や綿布団、羽根布団などの冬用掛け布団や、起毛素材やマイクロファイバー素材などの暖かいシーツや敷きパットを準備します。
長期間しまい込んでいた布団は、ホコリや匂いが付いていたり、ダニが繁殖していたりする場合もあるので、本格的に使う前に必ず天日干しや洗濯をしておきましょう。
また、破れやほつれがないかどうか、綿布団や羽根布団がボリュームダウンしていないかのチェックもしておきます。
ボリュームダウンをしていたり、汚れや破れがひどい場合には、打ち直しや買い替えが必要です。

家電(暖房器具・加湿器)の冬支度

家電(暖房器具・加湿器)の冬支度

寒さが本格化して実際に暖房器具を使う前に、点検や準備をしておきましょう。
エアコンやストーブは試運転をして正常に動くかどうかを必ず確かめておいてください。
チェックポイントは、ちゃんと温風が出るかどうか、異臭や異音がしないかどうか、コードが断線していないかどうか、コンセントは正常かどうか、ストーブの場合は点火と消火の際に異常がないかどうかなどです。
また、使用する前には暖房器具の掃除をしたり、リモコンの電池や灯油の準備をしたりしておきましょう。
冬は空気が乾燥するため冬の間だけ加湿器を使用する人は、正常に動くかのチェックやフィルターやコードなどの点検、掃除などの準備が必要です。
石油ストーブを使う場合は、灯油の用意もしておきましょう。

このほか、雪が降る地域では、気温や道路状況を確認しながら早めに冬用タイヤへ交換しておきましょう。屋外で育てている植物も、必要に応じて室内に移動させたり、防寒対策を施したりしておくと安心です。

冬支度をするときのポイント

冬支度をする際には、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
冬支度のポイントについて解説していきましょう。

寒くなる前に早めに準備する

10月の上旬まではまだまだ暑い日もありますが、急に寒くなることもあります。
準備が不十分な状態で寒くなると、暖房効率が悪くて快適に過ごせなかったり、風邪をひいたりする恐れがあります。
そのため、急な寒さにも対応できるよう、早めに冬支度を始めると良いでしょう。
また、早めに準備を始めることで時間的にも余裕を持って準備ができるだけでなく、冬物の衣類や寝具、暖房器具などが品切れになってしまう心配も無くなるのでおすすめです。

必要なものを確認してから買い足す

冬に使うものを準備する際には、昨年使っていたものを確認してから必要なものを購入しましょう。
故障したり古くなったりした家電類は、本格的に寒くなってから使えなくなる恐れがあり、シーズン中に買い替えようとするともう無くなっている場合があるので、早めに購入しておくとよいでしょう。
冬物の衣類は前もって確認しておくと、コートなど着られなくなったものや、着られるものと合わせる服などを購入する目安になるのでおすすめです。

また、冬物を確認する際には不要なものを処分して収納の整理をしておきましょう。

掃除や衣替えと合わせて進める

冬支度をする際には、掃除や衣替えと一緒に進めていくと良いでしょう。
冬支度をする時期は、寒すぎず空気も湿気が無くて爽やかな季節なので、室内の空気を入れ替えながら掃除をするのに最適な時期でもあります。
寝具やカーテン、カーペットなどを冬用の厚手のもの変える際には家具を動かしますし、ホコリも出ます。
そのため、冬支度と合わせていつもよりも大掛かりな掃除をするとよいでしょう。
家電類は、掃除をすることで温まりやすくなるだけでなく、省エネや電気代の節約、故障の予防にもなります。
また、衣替えをする際には、不要なものを捨てたりきれいに整頓し直したりすることで、収納の整理もできるので、一石二鳥です。

冬支度で楽しむ、季節の暮らし

冬が近づくと、お店やメディア、SNSなどでも、おしゃれでかわいい冬アイテムが並ぶようになって、ワクワクしてきませんか?
冬支度は厳しい寒さに向けた対策をするだけでなく、冬という季節を感じながら楽しむための準備でもあります。
衣類やインテリアなどに、マフラーや半纏、ブランケットなどの冬ならではのアイテムを取り入れたり、冬ならではの食材を取り入れた体が温まる料理を用意したり、陶器や木製などの暖かみのある器に盛りつけたりして冬を感じてみてはいかがでしょうか。
また、オレンジやキャメル、レンガ色などの温かみを感じる濃い色を取り入れたり、ウールやニット、ボアなどの暖かい素材を取り入れて身の回りを冬仕様にしつらえて、冬を楽しんでみてください。

おすすめ倭物やカヤ商品紹介

倭物やカヤでは、寒い冬でも暖かく過ごすことができる商品が数多くご用意しています。
ここでは、日本で昔から使われてきたおすすめの暖かい和風アイテムを紹介していきましょう。

腹巻

腹巻

冬の寒さからお腹を優しく守ってくれる腹巻は、老若男女問わず冬支度で用意しておきたいアイテムです。
倭物やカヤでは、干支にちなんだ生き物や達磨など、日本で昔から縁起が良いとされるものや冬にちなんだユニークな表情の動物などがデザインされた腹巻をご用意しています。
どの腹巻もかわいいだけでなく、日本製の伸縮性のある柔らかな生地でできているので、付け心地も抜群です。

ストール

ストール

寒さが厳しい冬の季節には、厚みのある生地でできた大判のストールが1枚あると便利です。
倭物やカヤでは、立体感のある矢絣(やがすり)模様や、モダンな花の模様やシンプルなイチョウの葉の模様などが描かれた厚手の大判ストールなどをご用意しています。
和を感じさせるエレガントなデザインなので、普段使いからフォーマルなシーンまで使える冬におすすめアイテムです。

冬を快適に過ごすための準備とアイデア

冬支度は、家の中や冬の生活を快適に過ごすための準備です。
四季のある日本では、昔から生活の中の年間行事として立冬(11月7日ごろ)を目安に行われてきました。
衣替えや暖房器具の掃除など少し面倒くさい部分もありますが、温かみのある素材や色を取り入れたり、雪の結晶や雪だるま、椿やミカンなどの冬を代表するものをインテリアや小物などに取り入れて、楽しみながら冬支度をしてみてはいかがでしょうか。

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