掲載日:2025.12.31

各国の「あけましておめでとう」特集!世界の言葉で新年を祝おう!

新年を迎え「あけましておめでとう」と挨拶を交わすように、世界でも新しい年を祝う言葉が交わされます。

このコラムでは、色々な言語における「あけましておめでとう」の表現を紹介します。
挨拶だけでなく、その国ならではの新年の過ごし方や文化的な背景にも触れていきます。

ぜひ、最後まで読んで世界の「あけましておめでとう」と新年の習慣について詳しくなりましょう。

目次

「あけましておめでとう」欧米・中南米エリア編

欧米や中南米の国々では、新年の挨拶として「Happy New Year」「Feliz Año Nuevo」などが使われます。

シンプル表現ではありますが、「新しい一年への希望」や「相手の幸せを願う気持ち」が込められています。それぞれの地域の言葉で新年のメッセージを見ていきましょう。

英語での「あけましておめでとう」

英語で「あけましておめでとう」は、「Happy New Year」(ハッピー ニュー イヤー)と言います。

カジュアルな場合

・Happy New Year
(ハッピー ニュー イヤー)

・Have a New Year
(ハヴ ア ニュー イヤー)

フォーマルな場合

・Best wishes for the New Year
(ベスト ウィッシーズ フォー ザ ニュー イヤー)

・I hope you will have a great year
(アイ ホープ ユー ウィル ハヴ ア グレート イヤー)

「Happy New Year」は、友人や家族、同僚など誰にでも使えます。カードやメール、パーティーなどでの挨拶に最適です。
英語圏では元旦だけでなく、新年になってからもしばらく「Happy New Year」と挨拶する習慣があります。1月中であれば、初めて会う人にも自然に使える言葉です。

フランス語の「あけましておめでとう」

フランス語の「あけましておめでとう」は「Bonne Année」(ボナネ)が新年によく使われる挨拶です。

カジュアルな場合

・Bonne année!
(ボナネ)

フォーマルな場合

・Je vous souhaite une bonne année!
(ジュ・ヴ・スェトゥ・ウヌ・ボンナネ)

・Meilleurs Vœux
(メイユール・ヴー)

「Bonne Année」は、新年の挨拶としてフランス語で最も基本的な表現です。カジュアルにもフォーマルにも使え、短く言うこともできます。
フランス語圏では、1月中は新年の挨拶を交わす期間とされており、友人や職場の人に会えたときにも自然に使われる言語です。

また、挨拶に加えてカードや手紙で「Meilleurs vœux(最良の願い)」と添える習慣もあります。

ドイツ語の「あけましておめでとう」

ドイツ語で「あけましておめでとう」は、「Frohes neues Jahr!」(フローエス ノイエス ヤー)と言います。

カジュアルな場合

・Frohes neues Jahr!
(フローエス ノイエス ヤー)

・Frohes neues!
 (フローエス ノイエス)

フォーマルな場合

・Ich wünsche Ihnen ein frohes neues Jahr.
(イッヒ ヴュンシェ イーネン アイン フローエス ノイエス ヤール)
→私はあなたに良い新年をお祈りします

「Frohes neues Jahr」は、ドイツ語で新年を祝う代表的な挨拶です。書き方・発音も簡単で親しい間柄では「Frohes Neues」と短く言うときもあります。

ドイツ語圏では、新年の挨拶に健康や幸せを願う言葉を添える習慣があります。
例:「Alles Gute fürs neue Jahr(新年のすべての幸せを祈ります)」など。

オランダ語の「あけましておめでとう」

オランダ語で「あけましておめでとう」は、「Gelukkig Nieuwjaar」(ヘルルッハフ・ニウヤール)と言います。

カジュアルな場合

・Gelukkig Nieuwjaar
(ヘルルッハフ・ニウヤール)

フォーマルな場合

・Ik wens u een gelukkig nieuwjaar
(イク ヴェンス ウ ウーン フェルフリック ニウヤール)
→あなたに幸せな新年をお祈りします

・De beste wensen voor het nieuwe jaar
(デ ベステ ヴェンセン フォール ヘット ニウウェ ヤール)
→新年の最良の願いを

「Gelukkig Nieuwjaar」は、オランダ語でもっとも一般的な新年の挨拶です。短く言うだけで伝わるため、日常生活やカードなどでも使いやすい表現です。

フォーマルな場合では「Ik wens u…」のように丁寧に言うこともできます。

海に飛び込む!ニューイヤーダイブ

海に飛び込む!ニューイヤーダイブ

オランダ語圏では、元旦だけではなく1月初旬も新年の挨拶を交わします。親しい人には、「De beste wensen(最良の願い)」を添える習慣があります。
フォーマルな場合では、手紙やメールで丁寧に願いを添えます。
また、「Nieuwjaarsduik(ニューイヤーダイブ)」として海や湖に飛び込んで祝う人もいます。

スペイン語の「あけましておめでとう」

スペイン語で「あけましておめでとう」は、「¡Feliz Año Nuevo」(フェリス アニョ ヌエボ)が基本です。

フォーマルな場合

・Próspero Año Nuevo!
(プロスペロ アニョ ヌエボ)

「Feliz Año Nuevo!」は、スペイン語で最も一般的な新年の挨拶です。
短く言うだけ伝わるため、日常生活やカード、メールなどでも使いやすい表現です。フォーマルな場合では、「Próspero Año Nuevo!」のように丁寧に言うこともできます。

12粒のマスカットでお祝い

12粒のマスカットでお祝い

スペインでは、大晦日に12粒のマスカットを食べながら、年越しを祝う習慣があります。元旦だけでなく1月初旬も挨拶が交わされ、カードやメッセージで願いを添えることもあります。

イタリア語の「あけましておめでとう」

イタリア語で「あけましておめでとう」は、「Buon Anno」(ブオン アンノ)です。「良い年を」と言う意味があり、家族や友人にカジュアルに使える挨拶です。

フォーマルな場合

・Con l’augurio che l’Anno Nuovo ti porti tanta fortuna
(コン ローグリオ ケ ロンノ ヌオーヴォ ティ ポルティ タンタ フォルトゥーナ)
→新年があなたにたくさんの幸せを運んできますように

「Buon Anno」は、イタリア語で最も一般的な新年の挨拶です。短く言うだけで伝わるため、日常会話やカード、メールなどでも使いやすい表現です。
フォーマルな場面では、「Con l’augurio che…」のように丁寧に願いを添えることができます。

イタリアでは元旦に花火や豪華な食事でお祝いする習慣があります。新年の挨拶は、親しい人と喜びやおめでとう気持ちを共有するために交わされます。

ポルトガル語の「あけましておめでとう」

ポルトガル語では「Feliz Ano Novo」(フェリス アーノ ノヴォ)が「あけましておめでとう」にあたります。

フォーマルな場合

・Desejo a você um feliz ano novo
(デゼージョ ア ヴォセ ウン フェリス アーノ ノヴォ)
→いい一年になりますように

「Feliz Ano Novo」は、ポルトガル語で最も一般的な新年の挨拶になります。短く言うだけで伝わるため、日常会話やカード、メールなどでも使いやすい表現です。

フォーマルな場面では「Desejo a você…」のように丁寧にいうこともできます。

新年の挨拶は元旦だけでなく1月初旬も交わされることが多く、親しい人にはカードやメッセージで願いを添えます。

ブラジルとポルトガルの習慣

ブラジルでは、白い服を着て新年の幸せを祈る習慣があります。

一方、ポルトガルでは、クリスマスから1月6日まで「Bolo Rei」(ボーロ・レイ)と言う伝統菓子を食べる習慣があるそうです。

ブラジルとポルトガルの習慣

ギリシャ語の「あけましておめでとう」

ギリシャで「あけましておめでとう」は「Καλή Χρονιά!」(カリ・フロニャ)です。新年だけでなく誕生日などのお祝いにも使われている言語です。

「Καλή」(カリー)は「良い」、「Χρονιά」(フロニャ)は「年」という意味で、直訳すると「良い新年を」というニュアンスになります。

新年の挨拶は元旦だけでなく1月初旬も交わされ、親しい人にはカードやメッセージでお願いを添えることもあります。

ザクロをたたいて繁栄を願う

ギリシャでは、お正月にコイン入りのケーキ「ヴァシロピタ」を食べて幸運を願います。家の入り口でザクロを叩き、種が多く散らばるほど繁栄するそうです。

ザクロをたたいて繁栄を願う

チェコ語の「あけましておめでとう」

チェコ語で「あけましておめでとう」は「Šťastný nový rok!」(シュチャストゥニー ノヴィー ロック)です。

フォーマルな場合

・Přeji vám šťastný nový rok!
(プシェイィ ヴァーム シャストニー ノヴィー ロク)
→あなたに幸せな新年を祈ります

レンズ豆でお金持ち

チェコでは元旦にレンズ豆を食べる伝統があります。食べるレンズ豆の数ほど多くのお金が入りますようにという願いを込めたものだそうです。

レンズ豆でお金持ち

フィンランド語の「あけましておめでとう」

フィンランド語で「あけましておめでとう」は「Hyvää uutta vuotta!」(フヴァー ウッタ ヴオッタ)や「Onnellista uutta vuotta!」(オンネリスタ ウッタ ヴオッタ)と言います。

フォーマルな場合

・Toivotan sinulle hyvää uutta vuotta!
(トイヴォタン シヌッレ ヒュヴァー ウッタ ヴオッタ)
→あなたに、よい新年をお祈りします

サウナに入って温まろう

サウナに入って温まろう

フィンランドでは、クリスマスや新年に家族でサウナに入る習慣があり、サウナは生活に欠かせない存在です。元旦には花火が上がり、溶かしたはんだの形で運勢を占う伝統もあります。

ウクライナ語の「あけましておめでとう」

ウクライナ語で、「あけましておめでとう」は「з Новим роком!」(ズ ノヴィム ロコム)といい、ロシア語と似ていますがウクライナ語独自の言語です。

フォーマルな場合

・Вітаю з Новим роком!
(ヴィターユ ズ ノーヴィム ロコーム)
→新年をお祝いします

ウクライナでは、12月25日と1月7日の2つのクリスマスを祝うため、年末年始は賑やかな時期になります。

1月13日~1月14日には「マランカ」という、旧正月の伝統行事があり、仮装して歌い踊る風習です。

ロシア語の「あけましておめでとう」

ロシア語で「あけましておめでとう」は「С Новым годом!」(ス ノーヴィム ゴーダム)と言います。

カジュアルな場合

・Поздравляю
(パズドラヴリャーユ)
→おめでとう

フォーマルな場合

Поздравляю с Новым годом
(パズドラヴリャーユ ス ノーヴィム ゴーダム)
→新年の到来をお祝いします

「С Новым годом!」は、ロシア語で最も一般的な新年の挨拶です。短く言うだけで伝わるため、日常会話やカード、メッセージでも使いやすい表現です。

ポテトサラダでお祝い!

ポテトサラダでお祝い!

ロシアでは、「オリヴィエサラダ」というポテトサラダが、ご馳走として用意されます。
元旦は家族や友人と共に食事を楽しみながら、新年を祝います。

「あけましておめでとう」アフリカ・中東エリア編

アフリカや中東の国々では、新年のタイミングや祝い方が国や地域によってさまざまです。それでも、「新しい一年の幸せを願う気持ち」は世界共通と言えるでしょう。
それぞれの地域で使われる新年の挨拶を紹介します。

スワヒリ語の「あけましておめでとう」

スワヒリ語では「Heri ya Mwaka Mpya」(ヘリ ヤ ムワカ ムピャ)が「あけましておめでとう」にあたります。
「Heri ya Mwaka Mpya!」は、スワヒリ語で最も一般的な新年の挨拶です。短く言うだけで十分に伝わるため、日常会話やカード、メッセージで気軽に使えます。

ケニアでは、1月1日に花火が上がるなど華やかな雰囲気がある一方で、2日以降は通常どおりの生活に戻る様子が見られます。

タンザニアでは、お正月の時期がインゲン豆の収穫と重なる地域もあり、この時期は農作業に力を入れて過ごす人もいます。

アラビア語の「あけましておめでとう」

アラビア語で「あけましておめでとう」は、「سنة جديدة سعيدة」(クッル・サナ・ワ・アントゥム・ビハイル)です。

フォーマルな場合

「 كل عام وأنيم بخير 」
(クッル・アーム、ワ、イントゥム ビ・ヘイル)

相手を気づかう気持ちを込めたい場合は、「كل عام وأنتم بخير」(毎年、あなたに幸せがありますように )を添えることもあります。

アラブ首長国連邦では大晦日は賑やかですが、元日は特別な祝日行事が少ない傾向があります。エジプトでは、日本のような正月休みの習慣は一般的ではないそうです。

トルコ語の「あけましておめでとう」

トルコ語では、「Yeni yılınız kutlu olsun」(イェニ・ユルヌズ・クトゥル・オルスン)が「あけましておめでとう」にあたります。

「Mutlu Yıllar」は、新年だけでなく誕生日などの祝い事にも使われる、便利で親しみやすい表現です。

より新年らしく伝えたい場合は、Yeni Yılınız Kutlu Olsun(新しい年がお祝いに満ちますように)という言い方もあります。

トルコでは、日本のような年末年始の長期休暇はありませんが、言葉の響きや文化への関心など、日本人の親しみを感じやすい一面もあります。

アゼルバイジャン語の「あけましておめでとう」

アゼルバイジャン語では、「Yeni İliniz Mübarək」(イェニ イルニズ ムバレク)が「あけましておめでとう」になります。

アゼルバイジャンでは、新年が特別な祝日とされており、家族や友人が集まってお祝いを楽しむそうです。

ペルシア語の「あけましておめでとう」

ペルシア語では、「ال نو مبار 」(サール ノ モバラク)は「あけましておめでとう」にあたります。
意味は「新年あけましておめでとう」で、家族や友人、職場の人など幅広い相手に使える表現です。

丁寧に伝えたい場合は、ال نو شما مبارک(Sāl-e Now-e shomā Mobārak)として「あなたの新年おめでとう」と言い表すこともあります。
イランやアフガニスタンでは、春分の日が新年と言われています。家族や友人と集まり、食事や儀式を楽しむ習慣があるそうです。

ウルドゥー語の「あけましておめでとう」

ウルドゥー語で「あけましておめでとう」は「نیا سال مبارک」(ニヤ サール ムバラク)になります。

丁寧に伝えたい場合は、آپ کو نیا سال مبارک ہو(アープ コー ニヤー サール ムバラク ホー)と言うこともあり、「あなたにとって新年になりますように」という気持ちをやさしく表す言い方になります。

パキスタンでは、日本のように年末や正月まで長く休む習慣はほとんどなく、新年は家族や友人と集まってお祝いする程度です。
一方、インドでは正月休みは一般的ではなく、10月末から11月初めに行われる祝祭の方が大きな休暇として重視されます。

「あけましておめでとう」アジア・オセアニアエリア編

アジアやオセアニアの国々では、「お正月」のタイミングや過ごし方が、実にさまざまです。それでも、新しい一年の幸せを願う気持ちは、どの国も共通しています。
各国の言葉での新年の挨拶を紹介します。

中国語の「あけましておめでとう」

中国語では「新年快乐」(シンニェン クァイラー)が「あけましておめでとう」にあたります。目上の人へは「祝您新年快乐」と、より丁寧に表現するそうです。

カジュアルな場合

・「恭喜发财」
(ゴンシー ファーツァイ)

・「过年好」
(グォニェン ハオ)

フォーマルな場合

・「新年快乐」
(シンニェン クァイラー)

・「新年好」
(シンニェン ハオ)

中国語の新年のあいさつには、いくつか代表的な表現があります。「新年快乐」は、誰にでも使える基本の「あけましておめでとう」で元日から旧正月まで幅広く使われます。

「恭喜发财」は、繁栄や金運を願う縁起のよい言葉で、とくに旧正月のあいさつとしてよく使われます。

家族や親しい人には「过年好」という「よいお正月を」という親しみやすい表現が使われます。少しかしこまった場面では「新年好」が適しており、年賀メッセージや目上の人へのあいさつに向いています。
中国では、1月1日の元旦と、旧暦の春節という2つの新年がありますが、特に盛大に祝われるのは春節です。

中国語の「あけましておめでとう」

韓国語の「あけましておめでとう」

韓国語では、「あけましておめでとう」を「새해 복 많이 받으세요」(セヘ ボンマニ パドゥセヨ)と言います。

カジュアルな場合

・「새해 복 많이 받아.」
(セヘ ボク マニ パダ)

フォーマルな場合

・「새해 복 많이 받아요.」
(セヘ ボク マニ パダヨ)

意味は、「新年に多くの福がありますように」で、家族や友人、知人など幅広い相手に使える基本の新年のあいさつです。
仲の良い友達には、「새해 복 많이 받아.」(セヘ ボク マニ パダ)という言い方があります。もう少し丁寧な言い方をすると「새해 복 많이 받아요.」(セヘ ボク マニ パダヨ)です。

お餅を食べてお祝い

お餅を食べてお祝い

韓国のお正月は、日本と同じように家族と過ごす習慣があるといわれています。新年(ソルラル)に家族で集まり、伝統的な料理やお餅「떡국(トック)」を食べることが習慣です。

モンゴル語の「あけましておめでとう」

モンゴル語では「Шинэ оны мэнд хүргэе」(シネ・ジリーン・メンド・フレギー)が「あけましておめでとう」です。

カジュアルな場合

・Шинэ оны мэнд хүргэе
(シネ オヌ メンド フルゲー)

フォーマルな場合

・Шинэ оны сайн сайхныг хүсье
(シネ・ジリーン・サイン・サインフニグ・フスィエ)

「Шинэ оны мэнд хүргэе」は、友人や家族、同僚など誰にでも使える新年の挨拶です。

モンゴルでは、1月1日の新年も祝いますが、特に大切にされているのは1月末から2月の初めの「ツァガーンサル」です。家族が集まり、伝統料理を食べながら、健康と幸せを願って過ごします。

ベトナム語の「あけましておめでとう」

ベトナム語では 「あけましておめでとう」を「Chúc Mừng Năm Mới」(チュック ムン ナム モイ)と言います。

カジュアルな場合

・Chúc Mừng Năm Mới
(チュック ムン ナム モイ)

フォーマルな場合

・Chúc Quý vị một năm mới hạnh phúc
(チュック クイ ヴィ モット ナム モイ ハイン フック)

ベトナムでは旧正月(テト)と言われる1月下旬から2月中旬に家族で集まり、親しい人々にこの挨拶を伝え、幸福を願う習慣があります。

ビルマ語の「あけましておめでとう」

ビルマ語では「နှစ်သစ်ကို ဂုဏ်ယူပါ 」(ニッ・ティッ・コー・ゴン・ユ・パ)が「あけましておめでとう」にあたります。

カジュアルな場合

・နွစ်သစ်ကူးနှစ်သစ်ကြိုဆိုပါသည်
(ヌィッ・ティッ・クー・ヌィッ・ティッ・チョー・ソー・パ・デ)

フォーマルな場合

・နွစ်သစ်ကူးနှစ်သစ်အောင်မြင်ကြပါစေ
(ヌィッ・ティッ・クー・ヌィッ・ティッ・アウン・ミン・チャ・パ・セ)

ミャンマーでは、1月ではなく、4月が正月になります。水かけ祭りや家族との集まりで新年を祝い、挨拶を交わす文化が根付いています。1月1日の元旦は国民の祝日ですが、文化的にはティンジャン祭の方が重要です。

タイ語の「あけましておめでとう」

タイ語では 「あけましておめでとう」を「สวัสดีปีใหม่」 (サワディー ピー マイ)と言います。直訳すると、「新年こんにちわ」です。

カジュアルな場合

・สวัสดีปีใหม่
(サワッディー ピー マイ)

フォーマルな場合

・ขอให้คุณมีความสุขในปีใหม่นี้
(コー ハイ クン ミー クワームサック ナイ ピー マイ ニー)

水をかけて幸福を祈る!

水をかけて幸福を祈る!

タイでは、ソンクラーン(水かけ祭り)で祝うことが多く、挨拶とともに水をかけて幸福を祈る習慣があります。

マレー語の「あけましておめでとう」

マレー語では「Selamat Tahun Baru」(スラマッ タフン バル)が「あけましておめでとう」という意味だそうです。

カジュアルな場合

・Selamat Tahun Baru
(スラマッ タフン バル)

フォーマルな場合

・Semoga tahun baru anda penuh kebahagiaan
(スモガ タフン バル アンダ ペヌ フ クバハギアン)

マレーシアとシンガポールでは、家族や友人と集まって食事をしたり、都市部ではカウントダウンイベントや花火で盛り上がる光景も見られます。

伝統的な行事よりも、街中のカウントダウンやテーマパークやショッピングモールのイベントなどを楽しむ文化が特徴です。

インドネシア語の「あけましておめでとう」

インドネシア語では「あけましておめでとう」を「Selamat Tahun Baru」(スラマッ タフン バル)と言います。

カジュアルな場合

・Selamat Tahun Baru
(スラマッ タフン バル)

フォーマルな場合

・Semoga tahun baru Anda penuh kebahagiaan
(スモガ タフン バル アンダ ペヌ フ クバハギアン)

インドネシアでは、正月は、「西暦の正月」、「イスラム暦のお正月」、「中国歴のお正月」、「バリヒンドゥー教のお正月」の年に4回あります。「都市部ではカウントダウンイベントや花火が行われ、友人と正月を祝います。

ジャワ語の「あけましておめでとう」

ジャワ語では、「Selamat Tahun Baru」(スラマッ タフン バル)が「あけましておめでとう」にあたります。

フォーマルな場合

・Mugi tansah pinaringan kabagyan ing taun enggal
(ムギ タンサ ピナリンガン カバギャン イン タウン エンガル)
直訳すると「新しい年に、いつも幸せが与えられますように」です。

ャワ島では家族や地域の人々と集まり、伝統音楽や舞踊で新年を祝う文化があります。

ネパール語の「あけましておめでとう」

ネパール語では 「あけましておめでとう」は「नयाँ वर्षको शुभकामना 」(ナヤン バルサ コ スバカーマナ) になります。

カジュアルな場合

・नयाँ वर्ष मुबारक
(ナヤー バルシャ ムバーラク)

正月に家族や寺院で新年の幸福と健康を願う習慣があります。また、ネパールでは、4月が正月だそうです。

ヒンディー語の「あけましておめでとう」

ヒンディー語では「नव वर्ष की शुभकामनाएँ 」(ナヴ ヴァルシュ キー シュブカムナエーン)が「あけましておめでとう」にあたります。

ヒンディー語圏の新年の特徴

ヒンディー語圏の新年の特徴

インドでは西暦新年に、親しい人々に挨拶を交わして幸福を願う習慣があります。
ただし、インドには地域や宗教ごとに独自の新年もあります。
例えば、ヒンドゥー暦に基づくディワリや地方の正月では、ミタイ(甘いお菓子)を神様に捧げたり、家族や友人に贈る文化があります。
このように、新年や祝祭の祝い方は地域や宗教によって異なります。

ハワイ語の「あけましておめでとう」

ハワイ語では「Hauʻoli Makahiki Hou」(ハウオリ マカヒキ ホウ)が「あけましておめでとう」を意味します。

ハワイでは元旦やマカヒキ祭で、家族や友人と集まり、新しい年の幸せを願う習慣があります。

おまけ|日本列島での新年の挨拶

日本では「お正月」は一年の中でも特に大切な行事の一つです。同じ列島の中でも、地域や文化によって新年の迎え方や言葉に少しずつ違いが見られます。ここでは、そんな日本列島に残る多様な言葉や文化に目を向けてみましょう。

アイヌ語の「あけましておめでとう」

アイヌ語では、「アシㇼパ・アウㇰ・ワ・オンカミアン・ナ」が「あけましておめでとう」にあたります。簡単な表現として「アシㇼパノミ」も用いられることがあります。

アイヌ文化では、家族や地域の人々と共に挨拶を交わし、自然や神々への感謝と幸福を願う習慣があります。

琉球語の「あけましておめでとう」

琉球語で「あけましておめでとう」は「イーソーワグチ」で、意味は「良い正月で御座います」です。(一部地域での表現)

沖縄では元旦に家族で集まり、伝統的な料理や踊りを楽しみながら、新年の挨拶を交わす文化があります。

世界の新年の挨拶を楽しもう

新年の挨拶は、それぞれの文化や歴史があり、表現に多様性があります。様々な言語の「あけましておめでとう」を知ることで、世界の文化への興味が広がります。

新年の挨拶や習慣を学んで、多様な文化を感じてみましょう。


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