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日本では古くから「火祭り」が各地で行われていますが、世界に目を向けると個性豊かな火祭りが沢山あります。中でも情熱の国スペイン、バレンシア地方の火祭りは期間も長く、最終盤に祭りのために用意したものをほとんどすべて焼き払うという勢いとユニークさが他の火祭りとは一味違います。さて、どんなお祭りなのかのぞいてみましょう。
バレンシア地方の火祭りは、2016年にユネスコの無形文化遺産に登録されるほどユニークで、長い歴史があるお祭りです。どんなお祭りなのでしょうか?
バレンシアの火祭りは、中世の大工たちが古道具や、冬の間に溜まったかんな屑などを3月に燃やす習慣から始まったと言われています。日本で言う大掃除のような感覚で、火によって穢れを払い、新しい気持ちで春を迎える目的で行われていました。18世紀に入り、キリストの父で大工だった聖ヨセフ(サン・ホセ)を祝う日(3月19日)までに軒先に吊るした人形も燃やすようになり、いつしか人形が巨大化。サン・ホセの日に木材だけでなく人形もすべて焼き払うという形に変化していきました。この人形の出来栄えを評価することが定着したのは1895年のこと。賞をもらえるとあって、芸術性を追求するようになっていきます。
日本でお祭りというと「〇月の第二土日」のように日付は流動的ですが、バレンシアの火祭りは毎年何曜日であろうが同じ日程で行われます。期間も2週間以上続き、火祭りの各種イベントは2月末から始まります。メインとなるのは3月15日からの5日間ですが、最終日は毎年3月19日。ここも日本のお祭りとは少し違いますね。
日本の火祭りでは松明や神輿の行列や出店、花火などが定番の見どころですね。バレンシアの火祭りも見どころが沢山ありますが、日本のものとはだいぶ趣が異なります。
街全体が人形で飾られ、メインとなる3月15日から19日は見る方も大忙しです。どんなものがあるのかを見ていきましょう。
バレンシアの火祭りのメインは、ファジャ(人形)と呼ばれるオブジェです。高さ20メートル以上に及ぶものがあり、人形と呼ぶには大きすぎる印象があります。また、日本語にすると「張り子人形」と言われることがありますが、日本の張り子人形とはまったく異なります。
日本の張り子人形は、和紙などを型にはめて固め、デザインはさほどはっきりしていませんよね。「何がモチーフか」はわかるけれど、リアリティは追求されていないのがほとんどです。しかし、バレンシアの火祭りの人形は今にも動き出しそうな勢いがあります。木や紙、ワックスなどの様々な可燃性素材で精巧に作られた様々なサイズの人形が集合し、群像になっていることが特徴です。このうち、等身大の人形を「ニノット」と呼び、大きな群像になると全体を指して「ファジャ」という名称になります。日本語では表現しづらい言葉ですから、人間サイズをニノット、オブジェとなったものをファジャと思っておけばよいでしょう。
ニノットやファジャを作るには専門の火祭りグループや職人集団があり、多くの月日と経費をかけます。このグループはそれぞれの地区の住民で組織されているため子どもの作品もあり、小さなサイズのものも少なくありません。ニノットは毎年、直近で話題になった人や出来事、政治的な事柄などを象徴・風刺するものが多く作られます。テレビで観たことがある人とそっくりなニノットに出会うことも多く、作り手のセンスを感じるでしょう。
毎年、火祭りのメインイベントに先駆けて行われるのがニノット展です。各職人集団から1体ずつ出品されるニノット。大人の部と子どもの部があり、来場者が気に入ったニノットを1体ずつ選んで投票します。祭り最終日までに集計され、1位に輝いたニノット2体だけが燃やされる前に確保されて火祭り博物館に飾られます。多くのファジャが火祭り会場で完成するのは3月15日ですから、一足早くスペイン入りした人はニノット展に足を運び、間近でよく見ておくと楽しいですよ。ニノットは毎年700体以上、ファジャはバレンシア市内だけでも400体ほどになるそう。すべてを回って観るだけでも数日かかりそうです。
3月1日から毎日、決まった時間に連発式爆竹がすべての地区で鳴らされます。朝8時と14時の2回、爆竹とともに楽団によるパレードが行われます。朝の部を「デスペルタ(目覚まし)」、昼の部を「マクレスタ(爆竹)」と呼びます。
日本でも子どもたちが爆竹遊びをすることがありますが、火祭りとは比べ物になりません。轟音で地響きも感じるそう。刺激に弱い人は注意した方がよいレベルです。時間におおらかなスペインの人達が、火祭りの期間中は時間厳守で行います。爆竹だけでなく花火も打ち上げられ、花火師たちが腕を競います。
3月14日の夜から16日の朝にかけて、「プランタ(設計)」と呼ばれる大きなファジャの組み立てが始まります。子どもの部は15日朝まで、大人の部は16日朝8時までに組み立てないとコンテスト失格となるため、火祭りグループのメンバーは懸命に組み立てます。
3月17日、18日になると、伝統的な民族衣装に身を包んだ人々が、楽団とともに献花のための花を手に街中をパレードします。目的地は聖母広場に設置された守護聖母の巨大なレプリカです。この民族衣装がとっても美しい!色とりどりで模様も複雑。精巧な刺繍が施され、高価なものはアクセサリーまで含めると200万円以上かかることもあるそう。宮廷風と農村風にタイプが分かれ、バレンシアがかつて絹産業で栄えた名残を感じられるでしょう。火祭りの中では唯一神聖な儀式ととらえられ、女性たちは儀式に参加するためのベールをまとってパレードします。
捧げられた沢山の花で飾られた守護聖母像は3月15日までに完成しますが、19日に燃やされることはなく、火祭りが終わっても聖母広場で観ることができます。すべてが灰になる火祭りの中で唯一その名残を感じられ、また守護聖母を眺めることで厳かな気持ちになるでしょう。
環境への配慮から、近年は大きなファジャがあるエリアのみですが、美しいイルミネーションも見どころのひとつ。このイルミネーションも各火祭りグループが作り上げます。このイルミネーションの美しさもコンテストで競われます。火祭りの間は火祭りグループの人たちはすべてにおいて美しさを競うのですね。
3月15日から18日の夜、バレンシアでは花火大会が行われます。日に日に規模を拡大し、火祭りをどんどん盛り上げ、最終日は「火の夜」と呼ばれるほどの大規模なものになり、観客動員数も最大に。19日には大きな花火のようなものを掲げながらパフォーマーや山車がメイン会場に向かってパレードし、「炎の行進」と呼ばれます。
花火だけでなく、音楽やユニークな衣装をまとった人々によるストリートパフォーマンスも披露され、街は炎の色に彩られます。火の粉が観客にかかるのも楽しみのひとつのようです。火祭りのテンションってすごい!
「炎の行進」の後には、いよいよメインイベントである「クレマ(人形焼き)」です。今年の最優秀ニノット2体を除いたすべてが焼かれる対象。火の事故に備えて消防車が待機するため、開始時間は消防車待ちとなります。
まずは子どもの部から、かがり火の中に巨大なファジャを投入してどんどん燃やしていき、大人の部は真夜中までかかります。観客たちは炎と爆竹、花火や音楽の音を聴きながら燃えてゆくファジャを見つめます。ファジャが燃え尽きて灰になりゆく中を観客が帰宅し、夜中に一斉清掃の業者が入るのが毎年恒例の流れ。大きなファジャが灰になったのを確かに見たのに、翌朝起きて外に出たら何もない。想像するだけで「夢を見たかな?」と思いそうです。しかし、聖母広場に行けばまだ花で飾られた守護聖母がいてくれます。観客や地元の人は、聖母広場に足を向けることで自分なりのフィナーレを迎えるようです。
火祭りの各種イベントが始まる3月14日からは、連日闘牛も行われます。スペインといえば闘牛、というイメージがある方もおられるでしょう。ただ、頻度も会場も限られていますので、興味がある方は事前に調べておくことをおすすめします。
バレンシアの火祭りは、長い期間をかけて準備され、メインイベントが始まるとあっという間。具体的な日程や、アクセスを見ていきましょう。
火祭りは3月1日から始まり、3月19日にクライマックスを迎えます。ただ、2月現在ですでにニノット展は始まっていますので、メインとなる15日よりも前に現地入りすると様々なイベントを体験できるでしょう。また、この時期は中心部だけでなく郊外のホテルも飛行機も大変混雑するため、「行ってみたい」と思われた方は1年前には手配をしておいた方がよさそうです。当然ながら公共交通機関やタクシーも使いづらくなるため、歩きやすい靴は必須アイテムです!
開催場所はスペインのバレンシア州バレンシア。バレンシア空港は、中心部から16キロほど離れた場所にあり、移動手段は以下の4つです。
一番安価なのはバスですが、到着するまでに沢山の停留所があるためガイド付きか、言語が堪能な方におすすめ。朝6時台から23時台まで平日は走っています。
3日間公共交通機関乗り放題になる「バレンシアツーリストカード」というものもあり、こちらは地下鉄・バス・トラム(路面電車)が乗り放題。様々な観光スポットで使える優待もあります。地下鉄・タクシーともに中心部までは大体20分程度で到着できます。タクシーとバスはその日の交通事情にもよるので、早く安価に着きたい場合は地下鉄がおすすめです。予算と言語事情など、ご自分に合ったアクセス方法を調べておきましょう。
日本でも火を崇めるお祭りは古くから行われ、そこにあるのは火をもたらしてくれた八百万の神々への感謝や、これからの安寧を願う気持ちです。お祭りの雰囲気としてはどこか雄々しいものがありますよね。
一方、スペインバレンシアの火祭りは、サン・ホセの日を祝う日ではありつつもファジャで自分たちの思いを表現し、その美しさを競い、ともに食べ、歌い、炎を眺めるというバレンシア地方の文化そのものを愛おしみ、どこかやわらかい雰囲気。国が違えば火祭りも違う。そんなおもしろさをぜひ体験してみてください。
衣装が素敵なお祭り▼
お国柄が面白い!▼
日本では古くから「火祭り」が各地で行われていますが、世界に目を向けると個性豊かな火祭りが沢山あります。
中でも情熱の国スペイン、バレンシア地方の火祭りは期間も長く、最終盤に祭りのために用意したものをほとんどすべて焼き払うという勢いとユニークさが他の火祭りとは一味違います。
さて、どんなお祭りなのかのぞいてみましょう。
目次
バレンシアの火祭りとは?
バレンシア地方の火祭りは、2016年にユネスコの無形文化遺産に登録されるほどユニークで、長い歴史があるお祭りです。
どんなお祭りなのでしょうか?
バレンシアの火祭りの起源と歴史
バレンシアの火祭りは、中世の大工たちが古道具や、冬の間に溜まったかんな屑などを3月に燃やす習慣から始まったと言われています。
日本で言う大掃除のような感覚で、火によって穢れを払い、新しい気持ちで春を迎える目的で行われていました。
18世紀に入り、キリストの父で大工だった聖ヨセフ(サン・ホセ)を祝う日(3月19日)までに軒先に吊るした人形も燃やすようになり、いつしか人形が巨大化。
サン・ホセの日に木材だけでなく人形もすべて焼き払うという形に変化していきました。
この人形の出来栄えを評価することが定着したのは1895年のこと。
賞をもらえるとあって、芸術性を追求するようになっていきます。
いつどこで開催される?
日本でお祭りというと「〇月の第二土日」のように日付は流動的ですが、バレンシアの火祭りは毎年何曜日であろうが同じ日程で行われます。
期間も2週間以上続き、火祭りの各種イベントは2月末から始まります。
メインとなるのは3月15日からの5日間ですが、最終日は毎年3月19日。
ここも日本のお祭りとは少し違いますね。
見どころ満載!バレンシアの火祭りの多彩なプログラム
日本の火祭りでは松明や神輿の行列や出店、花火などが定番の見どころですね。
バレンシアの火祭りも見どころが沢山ありますが、日本のものとはだいぶ趣が異なります。
街全体が人形で飾られ、メインとなる3月15日から19日は見る方も大忙しです。
どんなものがあるのかを見ていきましょう。
ファジャ
バレンシアの火祭りのメインは、ファジャ(人形)と呼ばれるオブジェです。
高さ20メートル以上に及ぶものがあり、人形と呼ぶには大きすぎる印象があります。
また、日本語にすると「張り子人形」と言われることがありますが、日本の張り子人形とはまったく異なります。
日本の張り子人形は、和紙などを型にはめて固め、デザインはさほどはっきりしていませんよね。
「何がモチーフか」はわかるけれど、リアリティは追求されていないのがほとんどです。
しかし、バレンシアの火祭りの人形は今にも動き出しそうな勢いがあります。
木や紙、ワックスなどの様々な可燃性素材で精巧に作られた様々なサイズの人形が集合し、群像になっていることが特徴です。
このうち、等身大の人形を「ニノット」と呼び、大きな群像になると全体を指して「ファジャ」という名称になります。
日本語では表現しづらい言葉ですから、人間サイズをニノット、オブジェとなったものをファジャと思っておけばよいでしょう。
ニノットやファジャを作るには専門の火祭りグループや職人集団があり、多くの月日と経費をかけます。
このグループはそれぞれの地区の住民で組織されているため子どもの作品もあり、小さなサイズのものも少なくありません。
ニノットは毎年、直近で話題になった人や出来事、政治的な事柄などを象徴・風刺するものが多く作られます。
テレビで観たことがある人とそっくりなニノットに出会うことも多く、作り手のセンスを感じるでしょう。
人形の人気投票ニノット展
毎年、火祭りのメインイベントに先駆けて行われるのがニノット展です。
各職人集団から1体ずつ出品されるニノット。
大人の部と子どもの部があり、来場者が気に入ったニノットを1体ずつ選んで投票します。
祭り最終日までに集計され、1位に輝いたニノット2体だけが燃やされる前に確保されて火祭り博物館に飾られます。
多くのファジャが火祭り会場で完成するのは3月15日ですから、一足早くスペイン入りした人はニノット展に足を運び、間近でよく見ておくと楽しいですよ。
ニノットは毎年700体以上、ファジャはバレンシア市内だけでも400体ほどになるそう。
すべてを回って観るだけでも数日かかりそうです。
デスペルタとマクレスタ
3月1日から毎日、決まった時間に連発式爆竹がすべての地区で鳴らされます。
朝8時と14時の2回、爆竹とともに楽団によるパレードが行われます。
朝の部を「デスペルタ(目覚まし)」、昼の部を「マクレスタ(爆竹)」と呼びます。
日本でも子どもたちが爆竹遊びをすることがありますが、火祭りとは比べ物になりません。
轟音で地響きも感じるそう。刺激に弱い人は注意した方がよいレベルです。
時間におおらかなスペインの人達が、火祭りの期間中は時間厳守で行います。爆竹だけでなく花火も打ち上げられ、花火師たちが腕を競います。
プランタ
3月14日の夜から16日の朝にかけて、「プランタ(設計)」と呼ばれる大きなファジャの組み立てが始まります。
子どもの部は15日朝まで、大人の部は16日朝8時までに組み立てないとコンテスト失格となるため、火祭りグループのメンバーは懸命に組み立てます。
伝統的な民族衣装と献花パレード
3月17日、18日になると、伝統的な民族衣装に身を包んだ人々が、楽団とともに献花のための花を手に街中をパレードします。
目的地は聖母広場に設置された守護聖母の巨大なレプリカです。
この民族衣装がとっても美しい!色とりどりで模様も複雑。
精巧な刺繍が施され、高価なものはアクセサリーまで含めると200万円以上かかることもあるそう。
宮廷風と農村風にタイプが分かれ、バレンシアがかつて絹産業で栄えた名残を感じられるでしょう。
火祭りの中では唯一神聖な儀式ととらえられ、女性たちは儀式に参加するためのベールをまとってパレードします。
捧げられた沢山の花で飾られた守護聖母像は3月15日までに完成しますが、19日に燃やされることはなく、火祭りが終わっても聖母広場で観ることができます。
すべてが灰になる火祭りの中で唯一その名残を感じられ、また守護聖母を眺めることで厳かな気持ちになるでしょう。
イルミネーション
環境への配慮から、近年は大きなファジャがあるエリアのみですが、美しいイルミネーションも見どころのひとつ。
このイルミネーションも各火祭りグループが作り上げます。
このイルミネーションの美しさもコンテストで競われます。
火祭りの間は火祭りグループの人たちはすべてにおいて美しさを競うのですね。
花火大会と炎の行進
3月15日から18日の夜、バレンシアでは花火大会が行われます。
日に日に規模を拡大し、火祭りをどんどん盛り上げ、最終日は「火の夜」と呼ばれるほどの大規模なものになり、観客動員数も最大に。
19日には大きな花火のようなものを掲げながらパフォーマーや山車がメイン会場に向かってパレードし、「炎の行進」と呼ばれます。
花火だけでなく、音楽やユニークな衣装をまとった人々によるストリートパフォーマンスも披露され、街は炎の色に彩られます。
火の粉が観客にかかるのも楽しみのひとつのようです。火祭りのテンションってすごい!
クレマ(人形焼き )
「炎の行進」の後には、いよいよメインイベントである「クレマ(人形焼き)」です。
今年の最優秀ニノット2体を除いたすべてが焼かれる対象。
火の事故に備えて消防車が待機するため、開始時間は消防車待ちとなります。
まずは子どもの部から、かがり火の中に巨大なファジャを投入してどんどん燃やしていき、大人の部は真夜中までかかります。
観客たちは炎と爆竹、花火や音楽の音を聴きながら燃えてゆくファジャを見つめます。
ファジャが燃え尽きて灰になりゆく中を観客が帰宅し、夜中に一斉清掃の業者が入るのが毎年恒例の流れ。
大きなファジャが灰になったのを確かに見たのに、翌朝起きて外に出たら何もない。
想像するだけで「夢を見たかな?」と思いそうです。
しかし、聖母広場に行けばまだ花で飾られた守護聖母がいてくれます。
観客や地元の人は、聖母広場に足を向けることで自分なりのフィナーレを迎えるようです。
闘牛
火祭りの各種イベントが始まる3月14日からは、連日闘牛も行われます。
スペインといえば闘牛、というイメージがある方もおられるでしょう。
ただ、頻度も会場も限られていますので、興味がある方は事前に調べておくことをおすすめします。
バレンシアの火祭りに参加しよう!
バレンシアの火祭りは、長い期間をかけて準備され、メインイベントが始まるとあっという間。
具体的な日程や、アクセスを見ていきましょう。
開催日
火祭りは3月1日から始まり、3月19日にクライマックスを迎えます。
ただ、2月現在ですでにニノット展は始まっていますので、メインとなる15日よりも前に現地入りすると様々なイベントを体験できるでしょう。
また、この時期は中心部だけでなく郊外のホテルも飛行機も大変混雑するため、「行ってみたい」と思われた方は1年前には手配をしておいた方がよさそうです。
当然ながら公共交通機関やタクシーも使いづらくなるため、歩きやすい靴は必須アイテムです!
開催場所・アクセス
開催場所はスペインのバレンシア州バレンシア。
バレンシア空港は、中心部から16キロほど離れた場所にあり、移動手段は以下の4つです。
一番安価なのはバスですが、到着するまでに沢山の停留所があるためガイド付きか、言語が堪能な方におすすめ。朝6時台から23時台まで平日は走っています。
3日間公共交通機関乗り放題になる「バレンシアツーリストカード」というものもあり、こちらは地下鉄・バス・トラム(路面電車)が乗り放題。
様々な観光スポットで使える優待もあります。
地下鉄・タクシーともに中心部までは大体20分程度で到着できます。
タクシーとバスはその日の交通事情にもよるので、早く安価に着きたい場合は地下鉄がおすすめです。
予算と言語事情など、ご自分に合ったアクセス方法を調べておきましょう。
バレンシアの火祭りと日本の火祭りの差を体感しよう
日本でも火を崇めるお祭りは古くから行われ、そこにあるのは火をもたらしてくれた八百万の神々への感謝や、これからの安寧を願う気持ちです。お祭りの雰囲気としてはどこか雄々しいものがありますよね。
一方、スペインバレンシアの火祭りは、サン・ホセの日を祝う日ではありつつもファジャで自分たちの思いを表現し、その美しさを競い、ともに食べ、歌い、炎を眺めるというバレンシア地方の文化そのものを愛おしみ、どこかやわらかい雰囲気。
国が違えば火祭りも違う。そんなおもしろさをぜひ体験してみてください。
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