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花を誰かに贈るのはとても素敵なことです。それは同時に、花言葉というメッセージを贈ることでもあります。
「この花にこんな意味が?」思わずゾッとする怖い花言葉は、身近な花にもあります。何気なく花を贈る前に、つい見落としがちな花の意味をチェックしましょう。
なお記事の最後に一覧表をつけています。すぐに一覧を見たい方は記事の最後をご覧ください。
不吉な言葉の第一は「死」にまつわることですね。まずは「死」に関する花言葉を持つ花を紹介します。
スノードロップの和名は待雪草です。冬の終わりから春先にかけて花が咲くため、春を告げる花として知られています。うつむき加減に真っ白な可憐な花を咲かせます。花言葉や「慰め、希望」などの可憐なイメージです。
しかしそれらとは別に「あなたの死を望みます」という、とても恐ろしい花言葉もあります。イギリスの伝承としてこの花は「死の象徴」で不吉であることが由来です。
モネの絵でも有名な花がスイレン(睡蓮)ですね。水面にピンクの花を咲かせる多年生の水草で、白や黄、赤、紫などもあります。
花言葉としては「信頼、優しさ、清純な心」などが有名ですが、「滅亡」とも言われます。古代エジプトではスイレンを太陽のシンボルにしていました。しかしその文明が滅びたのが由来とされています。
「嘘つき」や「偽り」もまた怖い言葉です。プレゼントされた花の花言葉が嘘つきだったら、贈られた人はとても悲しむでしょう。
ホオズキは漢字で酸漿(または鬼灯)と書きます。ですからイヌホオズキは「犬酸漿」夏に小さな花を咲かせる毒のある植物です。ホオズキやナスに似ていますが役に立たないのでイヌホオズキになりました。
花言葉は「真実」もありますが「嘘つき」が一般的です。見た目はホオズキに似てるのに、有毒であることが由来です。嘘つきは真実を言うのかもしれません。
テンジクアオイの異名を持つのがゼラニウムです。フウロソウ科の花で香りが特徴的です。花言葉はたくさんあるのですが「尊敬、信頼」などが多くの人に知られています。
花の色は、赤・ピンク・白・紫などたくさんありますが、この中で白いゼラニウムの花言葉は「偽り」「私はあなたの愛を信じない」ですね。嫌いな人に贈る花として認識されています。
ここでは「裏切り」にまつわる花々を紹介しましょう。対人関係として、裏切りはとても怖いものですが、頻繁に行なわれる行為でもあります。
カサブランカといえばお祝いなど贈り物にも喜ばれる華やかな花です。通常の花言葉は「純粋、祝福、威厳、高貴」などで、とても似つかわしいですね。
しかし黄色いカサブランカは「裏切り」が花言葉です。つい贈ってしまって、相手から勘ぐられる花の代表かもしれません。
怖い花言葉に関して最も注意が必要な花は、黄色いカサブランカです。
香辛料にもなるローリエは月桂樹のことで、一般的に知られている花言葉は「栄誉と勝利、幸運と誇り」です。
ギリシア神話のアポロンと関係が深い月桂樹であるため、今でもマラソンの優勝者には勝利のお祝いとして月桂冠が与えられます。
ただし月桂樹は「裏切り」「不信」の花言葉も持ち合わせています。月桂樹の場合は、花を贈ることは稀ですが注意が必要ですね。
オキナグサ(翁草)は日本にも分布していましたが、現在はとても少なくなりました。有毒植物なので、贈り物としてはふさわしくないようです。花言葉も「裏切りの恋」ですから、贈られてきたら慎重に対処したほうが良さそうです。
花言葉が「復讐」ですから、贈られた人は用心をします。ついうっかりでは済まされない状況になります。
クロユリは贈られたら本当に怖い花として有名ですが、花言葉は「復讐」「呪い」「憎悪」です。一応「愛」「恋」もありますが、こちらの解釈は一般的ではないようです。ですから、悪意がない限り不吉なクロユリは贈らないほうが良いでしょう。
夏に花を咲かせる多年草で花には悪臭があります。これも「復讐」「呪い」「憎悪」につながっているようです。一般的に知られているユリはユリ科ユリ属ですが、クロユリはユリ科バイモ属です。
怖い花言葉の由来は戦国時代の織田信長の家来だった佐々成政(さっさなりまさ)とされています。成政に濡れ衣で殺された愛妾の呪いです。
和名は白詰草(シロツメグサ)ですが、クローバーとして広く知られています。特に四つ葉のクローバーは幸運の証です。しかし「復讐」という怖い花言葉があることはあまり知られていません。願いが叶わなかったときの感情のようです。四つ葉をプレゼントするのは問題ありませんが、クローバーの白い花のリースを贈る際は気をつけましょう。
トリカブトをそれと知って、あえて贈る人はいないでしょう。毒のある植物の代表ですし、しかも花言葉は「復讐」です。悪意があるとしか思えません。
しかし花だけを見ると青紫色の可憐な花です。間違ってつい贈ってしまうことのないようにしたいものです。
バラ(薔薇)の「愛」は最も有名な花言葉でしょう。しかしそれは赤いバラの花言葉です。バラは赤の他にも、白、黄、紫、ピンク、オレンジ、緑など色の種類も豊富です。近年は不可能とされていた青いバラも品種改良で作られました。
その中に黒いバラも存在します。
怖い花言葉という意味では黒いバラも有名です。花言葉は「憎しみ」です。花束の主役、バラを贈る際には、黒いバラは避けましょう。
「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)」と言われるように気品ある美しい女性を表す言葉として用いられる花が芍薬です。芍薬はボタン科の多年草で、夏の初めに華やかな花を咲かせます。一般的な花言葉は「恥じらい」「はにかみ」などですね。
ピンク系が多いようですが、花色も様々です。要注意は紫色の芍薬で「憤怒」「怒り」の花言葉があります。
「狂気」とは恐ろしい言葉ですが人の感情として時折露呈するものでもあります。そのような気持ちの変化を表す花言葉を持つ花もたくさんあります。
月下美人は「夜の女王」の別名を持つ、夜にしか咲かない花です。透けるように白く美しい花は、芳香を漂わせ、集まって来る小型コウモリ類を媒介して受粉するとされています。夜にしか咲かないことから「はかない美、はかない恋」などの花言葉がある一方で、その強い芳香から「危険な快楽」の花言葉もあります。
シクラメンは篝火花とも呼ばれる、冬に咲く代表的な多年草です。
赤いシクラメンは「嫉妬」の花言葉がありますので、贈られたら気まずくなります。「し」「く」の語呂合わせや、真っ赤な血の色の印象で、特に病気見舞いには避けるべきとされています。
マリーゴールドは人気の園芸品種です。鮮やかな黄・橙・暗赤色などの美しい花が咲きます。
ポジティブな花言葉「勇者、健康、友情」とネガティブな花言葉「嫉妬」「絶望」「悲しみ」を併せ持つので、贈る際には説明をするとよいでしょう。
月下香とも呼ばれるチューベローズはその名の通り夜に強い芳香を放ちます。そのために花言葉も「危険な快楽」「危険な楽しみ」と、まさに甘く危険な香りです。
スパイスとして有名なサフランは紫の花を咲かせます。
花言葉は「過度を慎め」ですので、狂気というよりは戒めの意味合いが強くなります。
テッセンの花言葉は「縛りつける」「甘い束縛」です。かなり怖いですよね。それは漢字にするとすぐに分かります。「鉄線」と書きます。
キンポウゲ科の白い花で、中国が原産の園芸品種です。
アネモネもキンポウゲ科で、こちらは赤い花です。ギリシア神話ではイケメンのアドニスが流した血から生まれた花とされています。赤だけでなく白、ピンク、青などの色もあります。
花言葉は「見捨てられた」「はかない恋」「恋の苦しみ」という、切ない言葉です。アドニスをなくした女神アフロディーテの思いが由来です。
カーネーションも色の種類が豊富で、色によって花言葉の意味合いが変わります。最も有名なのは赤いカーネーションで花言葉も「母への愛」です。
それでは黄色いカーネーションはどうかといえば「軽蔑」が花言葉ですので、贈られた人は怒るでしょうね。
不吉であるとして、贈るのに不向きとされている花もあります。ここでは代表的な花を紹介しましょう。
キクは仏事やお葬式に使われる花です。「死」や「別れ」を連想させるため、贈られる側はあまりいい気分にはなりません。
カメリアとしても知られている椿も贈り物には不向きとされています。理由は花ごとぽとりと落ちるからです。首が落ちるようにみなされ、縁起が悪いとされています。
ハイビスカスは南国の明るい花です。しかし花がすぐしおれる性質から「長続きしない印象」を与えます。ですから、贈り物としては不向きとされています。
アジサイの花言葉「移り気」「浮気」で象徴されるように、贈るには不適切な花です。これは実際にアジサイの色が移り変わることに由来しています。特に恋愛相手に対しては、心変わりを表すため、危険です。
彼岸花(ヒガンバナ)はお彼岸の頃に真っ赤な花を咲かせ、曼珠沙華とも呼ばれる、ある意味ありがたい花です。しかし墓地に多く咲き「墓花」「葬式花」の別名もあります。その不吉なイメージが贈り物には極めて不向きとされる由来です。
怖い花言葉を持つ花はたくさんあります。いい意味と悪い意味の花言葉を持つ花もたくさんあります。
贈った相手が不審に思わないような花を贈りたいものです。
ここでは今回取り上げた花を一覧表にまとめました。不吉な花だとすぐに分かりますので、花束の中には入れてもらわないようにしましょう。もし入っていると、意味深だと捉えられますね。
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花を誰かに贈るのはとても素敵なことです。
それは同時に、花言葉というメッセージを贈ることでもあります。
「この花にこんな意味が?」
思わずゾッとする怖い花言葉は、身近な花にもあります。何気なく花を贈る前に、つい見落としがちな花の意味をチェックしましょう。
なお記事の最後に一覧表をつけています。
すぐに一覧を見たい方は記事の最後をご覧ください。
目次
「死」にまつわる怖い花言葉を持つ花
不吉な言葉の第一は「死」にまつわることですね。
まずは「死」に関する花言葉を持つ花を紹介します。
スノードロップ「あなたの死を望みます」
スノードロップの和名は待雪草です。冬の終わりから春先にかけて花が咲くため、春を告げる花として知られています。うつむき加減に真っ白な可憐な花を咲かせます。花言葉や「慰め、希望」などの可憐なイメージです。
しかしそれらとは別に「あなたの死を望みます」という、とても恐ろしい花言葉もあります。
イギリスの伝承としてこの花は「死の象徴」で不吉であることが由来です。
スイレン「滅亡」
モネの絵でも有名な花がスイレン(睡蓮)ですね。水面にピンクの花を咲かせる多年生の水草で、白や黄、赤、紫などもあります。
花言葉としては「信頼、優しさ、清純な心」などが有名ですが、「滅亡」とも言われます。古代エジプトではスイレンを太陽のシンボルにしていました。しかしその文明が滅びたのが由来とされています。
「嘘つき」にまつわる怖い花言葉を持つ花
「嘘つき」や「偽り」もまた怖い言葉です。プレゼントされた花の花言葉が嘘つきだったら、贈られた人はとても悲しむでしょう。
イヌホオズキ「嘘つき」
ホオズキは漢字で酸漿(または鬼灯)と書きます。ですからイヌホオズキは「犬酸漿」夏に小さな花を咲かせる毒のある植物です。ホオズキやナスに似ていますが役に立たないのでイヌホオズキになりました。
花言葉は「真実」もありますが「嘘つき」が一般的です。
見た目はホオズキに似てるのに、有毒であることが由来です。嘘つきは真実を言うのかもしれません。
白いゼラニウム「偽り」「私はあなたの愛を信じない」
テンジクアオイの異名を持つのがゼラニウムです。フウロソウ科の花で香りが特徴的です。花言葉はたくさんあるのですが「尊敬、信頼」などが多くの人に知られています。
花の色は、赤・ピンク・白・紫などたくさんありますが、この中で白いゼラニウムの花言葉は「偽り」「私はあなたの愛を信じない」ですね。嫌いな人に贈る花として認識されています。
「裏切り」にまつわる怖い花言葉を持つ花
ここでは「裏切り」にまつわる花々を紹介しましょう。対人関係として、裏切りはとても怖いものですが、頻繁に行なわれる行為でもあります。
黄色いカサブランカ「裏切り」
カサブランカといえばお祝いなど贈り物にも喜ばれる華やかな花です。
通常の花言葉は「純粋、祝福、威厳、高貴」などで、とても似つかわしいですね。
しかし黄色いカサブランカは「裏切り」が花言葉です。
つい贈ってしまって、相手から勘ぐられる花の代表かもしれません。
怖い花言葉に関して最も注意が必要な花は、黄色いカサブランカです。
月桂樹「裏切り」「不信」
香辛料にもなるローリエは月桂樹のことで、一般的に知られている花言葉は「栄誉と勝利、幸運と誇り」です。
ギリシア神話のアポロンと関係が深い月桂樹であるため、今でもマラソンの優勝者には勝利のお祝いとして月桂冠が与えられます。
ただし月桂樹は「裏切り」「不信」の花言葉も持ち合わせています。月桂樹の場合は、花を贈ることは稀ですが注意が必要ですね。
オキナグサ「裏切りの恋」
オキナグサ(翁草)は日本にも分布していましたが、現在はとても少なくなりました。有毒植物なので、贈り物としてはふさわしくないようです。
花言葉も「裏切りの恋」ですから、贈られてきたら慎重に対処したほうが良さそうです。
「復讐」にまつわる怖い花言葉を持つ花
花言葉が「復讐」ですから、贈られた人は用心をします。ついうっかりでは済まされない状況になります。
クロユリ「復讐」「呪い」「憎悪」
クロユリは贈られたら本当に怖い花として有名ですが、花言葉は「復讐」「呪い」「憎悪」です。一応「愛」「恋」もありますが、こちらの解釈は一般的ではないようです。ですから、悪意がない限り不吉なクロユリは贈らないほうが良いでしょう。
夏に花を咲かせる多年草で花には悪臭があります。これも「復讐」「呪い」「憎悪」につながっているようです。一般的に知られているユリはユリ科ユリ属ですが、クロユリはユリ科バイモ属です。
怖い花言葉の由来は戦国時代の織田信長の家来だった佐々成政(さっさなりまさ)とされています。成政に濡れ衣で殺された愛妾の呪いです。
四葉のクローバー「復讐」
和名は白詰草(シロツメグサ)ですが、クローバーとして広く知られています。特に四つ葉のクローバーは幸運の証です。
しかし「復讐」という怖い花言葉があることはあまり知られていません。願いが叶わなかったときの感情のようです。
四つ葉をプレゼントするのは問題ありませんが、クローバーの白い花のリースを贈る際は気をつけましょう。
トリカブト「復讐」
トリカブトをそれと知って、あえて贈る人はいないでしょう。毒のある植物の代表ですし、しかも花言葉は「復讐」です。
悪意があるとしか思えません。
しかし花だけを見ると青紫色の可憐な花です。間違ってつい贈ってしまうことのないようにしたいものです。
黒いバラ「憎しみ」
バラ(薔薇)の「愛」は最も有名な花言葉でしょう。しかしそれは赤いバラの花言葉です。バラは赤の他にも、白、黄、紫、ピンク、オレンジ、緑など色の種類も豊富です。近年は不可能とされていた青いバラも品種改良で作られました。
その中に黒いバラも存在します。
怖い花言葉という意味では黒いバラも有名です。花言葉は「憎しみ」です。
花束の主役、バラを贈る際には、黒いバラは避けましょう。
紫色の芍薬「憤怒」「怒り」
「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)」と言われるように気品ある美しい女性を表す言葉として用いられる花が芍薬です。
芍薬はボタン科の多年草で、夏の初めに華やかな花を咲かせます。一般的な花言葉は「恥じらい」「はにかみ」などですね。
ピンク系が多いようですが、花色も様々です。要注意は紫色の芍薬で「憤怒」「怒り」の花言葉があります。
「狂気」にまつわる怖い花言葉を持つ花
「狂気」とは恐ろしい言葉ですが人の感情として時折露呈するものでもあります。そのような気持ちの変化を表す花言葉を持つ花もたくさんあります。
月下美人「危険な快楽」
月下美人は「夜の女王」の別名を持つ、夜にしか咲かない花です。透けるように白く美しい花は、芳香を漂わせ、集まって来る小型コウモリ類を媒介して受粉するとされています。
夜にしか咲かないことから「はかない美、はかない恋」などの花言葉がある一方で、その強い芳香から「危険な快楽」の花言葉もあります。
赤いシクラメン「嫉妬」
シクラメンは篝火花とも呼ばれる、冬に咲く代表的な多年草です。
赤いシクラメンは「嫉妬」の花言葉がありますので、贈られたら気まずくなります。
「し」「く」の語呂合わせや、真っ赤な血の色の印象で、特に病気見舞いには避けるべきとされています。
マリーゴールド「嫉妬」「絶望」「悲しみ」
マリーゴールドは人気の園芸品種です。鮮やかな黄・橙・暗赤色などの美しい花が咲きます。
ポジティブな花言葉「勇者、健康、友情」とネガティブな花言葉「嫉妬」「絶望」「悲しみ」を併せ持つので、贈る際には説明をするとよいでしょう。
チューベローズ「危険な快楽」「危険な楽しみ」
月下香とも呼ばれるチューベローズはその名の通り夜に強い芳香を放ちます。そのために花言葉も「危険な快楽」「危険な楽しみ」と、まさに甘く危険な香りです。
サフラン「過度を慎め」
スパイスとして有名なサフランは紫の花を咲かせます。
花言葉は「過度を慎め」ですので、狂気というよりは戒めの意味合いが強くなります。
テッセン「縛りつける」「甘い束縛」
テッセンの花言葉は「縛りつける」「甘い束縛」です。かなり怖いですよね。それは漢字にするとすぐに分かります。「鉄線」と書きます。
キンポウゲ科の白い花で、中国が原産の園芸品種です。
アネモネ「見捨てられた」「はかない恋」「恋の苦しみ」
アネモネもキンポウゲ科で、こちらは赤い花です。ギリシア神話ではイケメンのアドニスが流した血から生まれた花とされています。赤だけでなく白、ピンク、青などの色もあります。
花言葉は「見捨てられた」「はかない恋」「恋の苦しみ」という、切ない言葉です。アドニスをなくした女神アフロディーテの思いが由来です。
黄色いカーネーション「軽蔑」
カーネーションも色の種類が豊富で、色によって花言葉の意味合いが変わります。最も有名なのは赤いカーネーションで花言葉も「母への愛」です。
それでは黄色いカーネーションはどうかといえば「軽蔑」が花言葉ですので、贈られた人は怒るでしょうね。
贈り物に不向きな花
不吉であるとして、贈るのに不向きとされている花もあります。ここでは代表的な花を紹介しましょう。
キク
キクは仏事やお葬式に使われる花です。「死」や「別れ」を連想させるため、贈られる側はあまりいい気分にはなりません。
椿
カメリアとしても知られている椿も贈り物には不向きとされています。理由は花ごとぽとりと落ちるからです。首が落ちるようにみなされ、縁起が悪いとされています。
ハイビスカス
ハイビスカスは南国の明るい花です。しかし花がすぐしおれる性質から「長続きしない印象」を与えます。ですから、贈り物としては不向きとされています。
アジサイ
アジサイの花言葉「移り気」「浮気」で象徴されるように、贈るには不適切な花です。これは実際にアジサイの色が移り変わることに由来しています。特に恋愛相手に対しては、心変わりを表すため、危険です。
ヒガンバナ
彼岸花(ヒガンバナ)はお彼岸の頃に真っ赤な花を咲かせ、曼珠沙華とも呼ばれる、ある意味ありがたい花です。
しかし墓地に多く咲き「墓花」「葬式花」の別名もあります。その不吉なイメージが贈り物には極めて不向きとされる由来です。
怖い花言葉の花は要チェック!
怖い花言葉を持つ花はたくさんあります。いい意味と悪い意味の花言葉を持つ花もたくさんあります。
贈った相手が不審に思わないような花を贈りたいものです。
ここでは今回取り上げた花を一覧表にまとめました。
不吉な花だとすぐに分かりますので、花束の中には入れてもらわないようにしましょう。もし入っていると、意味深だと捉えられますね。
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