掲載日:2024.04.21

「母の日」~お母さんにありがとうを伝える日~

皆さんはお母さんにありがとうって伝えられていますか?
毎年5月にやってくる母の日。お母さんに感謝を伝える日ですね。普段から感謝の気持ちを伝えるのは、簡単なことではありますが、案外難しいかったりしますよね。そんな多くの人たちにとって、母の日はお母さんに感謝を伝えやすい特別な日になるはず!

私たちにとって母の日は毎年恒例の日ではありますが、その由来を知っていますか?今回はそんな「母の日」について詳しくご紹介します!

母の日とは?

毎年、5月の第二日曜日は「母の日」。
プレゼントとして渡すお花は、お決まりのカーネーションです。赤いカーネーションを母へ贈ることが世の定番ですよね。

母の日は「日頃お世話になっているお母さんへ感謝を伝える日」であって、お花だけではなく、便利なアイテムや母が好きなモノなど、自身の母の事を想って、皆さんいろいろと試行錯誤されていると思います。
学校や幼稚園では、行事を行ったり、日本全国で母の日を祝っています。

「母の日」はアメリカから伝わった

母の日は日本特有の文化ではありません!世界にも母の日はそれぞれにあって、日本と同じように5月の第二日曜日が「母の日」である国は多くあって、母の日は国によっても異なっていて同じように由来もさまざま。

日本の母の日は、アメリカから伝わりました。
時を遡ること1905年5月9日、アメリカのウェストヴァージニア州でアン・ジャービスが亡くなったことに始まります。彼女は女性の活躍を望む社会活動家で、乳児の死亡率を低減するための活動や、平和活動など、当時の世を思った様々な活動をしていたことで知られていました。
彼女の死後、1908年5月10日、アメリカの数都市で家族が催す集まり事があり、そこでは彼女の娘であるアンナ・ジャービスが母を追悼するためにカーネーションを持ち寄って母の日を祝ったことで、徐々にアメリカ全土に伝わっていき、1914年に当時のアメリカ大統領ウッドロウ・ウィルソンによって、5月の第二日曜日を「母の日」にすると制定されました。当時の母の日は「母親へ敬意」を示すことが本当の意味だったようです。

そして、日本に伝わったのは明治時代から大正時代にかけてといわれています。
日本のお菓子メーカーが訴求をはじめて、国内に広まり、今のように文化に根付いたのです。

「母の日」はアメリカから伝わった

母の日のプレゼントは悩む。

母の日のプレゼントに何を贈ろうか?日頃から近くにいても、生活の中で母のことを意識していないと気づけないし、家を出ていればなおさらお母さん最新情報は分からないので困っているという人の為に、「母の日のプレゼントにおすすめしないもの」をご紹介します。

NG①:白いカーネーション(場合によって)

カーネーションは母の日の定番プレゼントなんですが、白色はNG!
カーネーションでも色によって意味があります。白色は、亡き母へ贈るお花。赤色は、健在の母へ贈るお花となっています。
また、黄色のカーネーションの花言葉は、「軽蔑」、「嫉妬」の意味をもつのでご注意を!

NG②: ハンカチ

ハンカチは、「手巾(しゅきん)」と漢字で書くことができ、読み方をかえると絶縁を意味する「てぎれ」ともいえることから縁起が悪いとされているのだとか。
プレゼントにぴったりのものとして世の認知もあって、悪い印象ばかりではありませんので、相手にあわせて検討することが無難です。

NG③:何もしない

何かを贈りたい、けど微妙なプレゼントになりそうだから無難に何もしない。
そんなあなたは、あとで後悔するだけでなく、喜んでほしかったお母さんにも悲しい思いをさせてしまう残念な結末になってしまうかも…。
少しでも日頃の感謝を伝えたいと思う心があるのであれば、形はどうであれ気持ちを伝えるべき!
気持ちを表すのは、なにもモノだけではありません。感謝の言葉を伝えるという行動でも気持ちは伝わると思いますよ!

何もしない

母の日に「ありがとう」を

母の日というと、毎年必ず来るもので誰でも知っていることですが、歴史をたどってみると今とも意味が違ったり、世界を見渡してみると、国によってさまざまな文化があるのも面白いです。
ここまでたどりついたあなたは、きっとお母さんに感謝を伝えたい人のはず!

年に一度の母の日、全国のお母さんが「ありがとう」を受け取れるような良い日になると嬉しいなぁ。

気持ちを形で伝えたいあなたに▼
心を包む ―大切な人へ、ありがとう―
母の日もあれば、父の日もある!▼
父の日に贈りたい。感謝の気持ちが伝わる贈り物

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